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Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2016/08/04

スポーツテロリスト



 いよいよオリンピックですね。とても楽しみです。でも私達は毎回選手達の活躍に過剰な期待を掛けてしまい、それが満たされないと犯人捜しを始めてしまいます。これは分かっていても止められないことなので、そんな皆さんのためにお尻の持って行き先のヒントを掲げておくことにします。

 表題のスポーツテロリストとは、別にスポーツイベントをテロリストが襲って大規模な被害が出るという意味ではありません。このテロリストは見掛けでは普通の人と全く見分けられず、スイスイとセキュリティーガードをすり抜けて、選手に直接呪いの呪文を浴びせ、決まりかけていた金メダルを幻に変えてしまうのです。
 
 代表的な人物の技をご紹介しましょう。彼は元プロテニスプレーヤーで、TVではスポーツキャスターを務め、日捲りカレンダーでも稼ぎまくっています。彼はソチ五輪の女子ジャンプでは決勝前夜に高梨沙羅にインタビューしてある呪文を連発しました。

 「金メダルへの日本中の期待が高まってもの凄いプレッシャーですね。」、「このプレッシャーをどうやって乗り越えますか?」、「いまプレッシャーを感じてますか?」という調子でした。その結果彼女は見事に失速、3位にも入れませんでした。

 また、ゴルフの松山英樹選手にもあるメジャーイベントの最終日前日にインタビューしてやはり「プレッシャー」を連発し翌日の彼の優勝圏外への急降下に貢献しました。 テニスの解説者としては超一流なのですが、他の種目では素人なので、どうしてもこんな武骨で下品なアプローチになってしまうのですね。他にもいろいろあります。

 プレッシャーを自覚し、それを乗り越えることは美しいことですが、それは一つのアプローチであり、誰にでもそれを強要することは誤りです。どうしてもそれに言及したければ次のような表現を使えばいいんです。

 「あなたはどうやって集中力を高めていますか?」、「あなたのラッキーアイテムは何でしょう?」、「気分転換はどんなことをしていますか?」

 でも、彼がその手法を変えるとは思えないので、今回も犠牲者が何人も出るでしょう。彼がリオに派遣されないのが一番なのですが、そうもいかないでしょう。どうしても行くのであれば、彼が自らの身を投げ打って、一人でジカ熱を引き受けてほしいですね。

 日本人選手がプレッシャーに弱いというのは定評があり、ライバルの他国の選手も勝負どころで色んな妨害を仕掛けてきます。いかに日本人のこの「甘ちゃん」ぶりを叩き直せばいいのか?技術とか練習とかではなさそうですね。東京五輪に向けてスポーツ科学に「メンタルタフネス」というのも入れで本格的に取り組む必要がありそうです。


 
 
  
Posted by Sophiee Winkler at 21:15Comments(0)TrackBack(0)イベント

2015/08/31

セカンドライフの検案書



 2014年にはセカンドライフの現状を伝える日本語の記事が一つ二つどこかに出ていたのですが、今年はもう見当たりません。人も死んだ当座は話題になりますが、やがては誰も名前を口にすることもなくなってしまいます。とんでもないすごいことをやれば、歴史に名が残るのですが、SLはどうなんでしょう?

 私が不思議に思うのは、SLの現状や終末について、ユーザーが述べたものがほとんどないことです。商売で記事を書いているSNS評論家みたいな人や、ちょっと齧って止めてしまった似非ユーザーが述べたことというのは現実的とは言い難い。

 前者はSLの失敗の原因を仮想通貨の不完全なシステムや恣意的なコントロールに求めたり、進化を続けるゲームソフトの映像技術の足元にも及ばないSLの稚拙さに責めを帰そうとしています。後者はどうでもいいですね。

 これらの死体検案書にないのは「クリエーター」の視点です。SLと他のゲームの最大の違いは、プレイヤーがコンテンツを自ら作れるという点です。だから技術的には限りがあるし、お定まりのストーリーなんていうものもありません。

 そもそも仮想通貨なんていっても、現実の「通貨」も仮想に過ぎないものであって、それが社会で用をなしているのは、発行者に対する信瀬に裏打ちされているからです。だからビットコインも現実の世界においては「仮想」ですらありません。リンデンドルにだけそれ以上のものを求めても仕方ないと思います。

 お金を出せば美しい映像に支えられたコンテンツは消費の対象として入手できます。でもそれは有償です。自然の生み出したものでない限り、どんなものにでも作り手がいます。消費するほどの価値がないのなら廃れていくのは当然ですが、価値があるのであれば対価を払わねばなりません。それをしないで無償のものを求め続けるのは東北アジアの一部の国の人民やネット民と異なることはありません。

 と、ここまで書いて気がついたのですが、SLは始めから「作る者」のためのゲームであって、それを消費する者というのは結局は脇役だったのだということです。もし消費者が主役になるのであれば、SLではなくて普通のゲームでいいのです。つまり与え続けるだけの有償のコンテンツですね。それはSLではないし、そんなものは目指してはいなかった。

 では何を目指していたのか? う~ん、何も目指していなかったのかもしれないし、はっきりとしたビジョンはなかったのかもしれません。死体を切り刻めば死因らしきものは見えてきますが、生きていたときに何を考えていたかまでは分かりません。答えはSLに代わる何かが立ち上がり、指し示してくれる形になるのかなと思います。



 
  
Posted by Sophiee Winkler at 11:14Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/12/20

この国の知性のかたち



 何ヶ月も投稿してなかったですね。なんか他人のブログみたいです。まあ、書くことがなかったわけですが、SLに関するブログを書いている人はまだまだ沢山いて、それなりに花盛りなんだと思います。

 ただ、私がそのお花畑に足を運ぶ気がなくなってしまったということでしょう。私も含めて過去にSLブログに熱中していた人が止めてしまった理由というのは、分析すれば随分深い視点も可能かと思うのですが、それはもっと大きな、SNSの将来みたいなテーマのなかで述べるべきですね。

 特に書くこともないのですが、今日は例のスタップ細胞の小保方さんがギブアップさせられたというニュースがもたらされました。

 彼女にたいしては毀誉褒貶が激しいのですが、どうやらみんなが気がついていない大きなポイントがあるみたいです。マスコミや、評論家や、理研の内外の科学者は様々な主張をのべています。様々に小保方さんや理研を批判したり、擁護したりしていますが、彼らの立場の隔たりにもかかわらず、共通しているポイントが一つあるのです。

 それはみんな技術論に終始しているのです。羅列してみましょうか。

1.小保方さんは元を正せばAO入試で高度な科学研究などさせるのは無理だった。
2・小保方さんはちゃんとした科学論文の書き方を教えられていなかった。
3.論文製作の大家とマウス作りの第一人者が脇を固めていたのでみんな安心してしまっていた。
4・実際にスタッフ細胞を作ったのは小保方さんだけであった。
5.山中教授の向こうを張って研究成果を出して予算を獲得しようと焦った理研の勇み足だ。

他にもいろいろありますが、全部「こうすべきであったのに、そうしなかったからこんな結果になった」というものです。

 今回の情けない事件の本質はそんなところにはありません。なぜ、こんなことになったのか、それは」ほとんど全ての関係者、部外者、マスコミが「科学とは何か」が分かっていないからです。

 小保方さんの論文と理研の主張はこういうものでした。

 「なにか分からないけど、細胞に刺激を与えたり、こすったりすると、万能細胞化する。」

これが正しいかどうか、どうすればそれを頻繁に再現できるかについて日本中が喧しく言い募っていたのです。 しかし、これは「科学」ではありませんね。

 科学であれば必ず次のような問いかけがなされ、それに対する答えが、たとえ仮説だとしても用意されていなければなりません。

 「どうして刺激すると細胞が万能化するのか? それはどのような細胞生物学の理論に拠っているのか、もし今回新たな理論を構築するのであれば、それは何か?」

 日本中が本質論ではなく、技術論に終始していたのです。そしてこれは今も変わっていません。

 「なんか分からないけど、コエンザイムQ10を飲むと若返った気がする。」 というオバサンと同じです。日本中が健康食品の製造者や消費者並みの知性しかないのです。まあ、ノーベル賞取るような人はこんなことはないのでしょうが。

 このように考えるとこの手の情けなさはいっぱいあるような気がします。

   
Posted by Sophiee Winkler at 01:33Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/28

MagSLのサービス終了



 遂に来るべきものが来てしまいました。MagSLが2月20日を以って全面的にサービスを終了するのです。私は2007年の7月からずっとお世話になって来ましたが、とうとう他のところに出て行かなくてはなりません。荷物もまとめないと。

 昔は本当に多くの人がSIMに溢れていて、その中でもMagSLは規模、サービス内容からも中心的な存在でした。なぜSLが凋落してしまったかについては既に色々な分析がなされているので、今更私が云々する意味もないかと思います。

 一言で言うと、リンデンラボは頑張っていたが、「手なり」でやっていた。つまり戦略やビジョンは最後までなかったということです。MagSLもそのリンデンラボの手の中でビジネスを作らざるを得なかったので、始めから限界のある中で挑戦を強いられていたということでしょう。でも新谷さんはよく頑張ったと思います。まあ、昼間は殆んど誰もいないようなものだし、何か画期的な創造が住民によって為されているわけでもないので、新谷さんもこれ以上SIMを維持していても初期のSLの理想の追求とは無関係の停滞が続くだけだと判断されたのでしょう。

 そもそもSNS自体がどのように使えるのかがまだ分かっていないように思います。現在の使われ方というのはカスみたいなものだと思います。人が人とコミュニケーションをとるということの本質を私達はさらに深く考えて見る必要があるのではないでしょうか?難しくまた大きな問題なので私はまだ確信に至るほどの考えはありません。

 21世紀になって益々エスカレーションを見せる情報化社会の一部として、ウェブやSNSをどのように使っていくべきなのか、それらの意味は何なのか?「行けば分かるさ」というアントニオ的立場もありますし、本質的にコントロールできないし、しようと思うのがおかしいのかもしれない。単なる暇つぶしでいいじゃないという人もいるでしょう。

 電話というものが初めて出てきたときにも、それなりに悩んだ人もあったのですが、そんなものはもう跡形もないですね。便利だから使う。悪用する人もいる。もっといいものが出てきたら棄てる。確かに私達はもう狼煙は使っていないですね。
  
Posted by Sophiee Winkler at 22:36Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/15

RLの裁き(2)



合衆国地方裁判所カリフォルニア北部地域オークランド支部は次のような和解契約書をとりまとめました。

原告:カール・エバンス、ドナルド・スペンサー、バレリー・スペンサー、ナオミ・ヘミングウェイ、個人としてまたその他同様の状況におかれ、傷つけられた彼等と利害を分かち合うあらゆる人々の代表として

被告:リンデン・リサーチ・インクおよびフィリップ・ローズデール個人

和解契約書および責務の解除:
(内容を掻い摘んで書くと)
 この訴訟は2010年4月にフィラデルフィア東部地域裁判所に最初の提起がなされ、2011年4月には被告側により最初の反訴がなされ、2012年の2月と3月には原告と被告がそれぞれに訴えの変更を行いました。

この合意は昨年の5月末に為されたのですが、中身の確定に暇が掛ったので支払いはこれからということですね。

 その後両者は様々な攻撃と防御を繰り返し、またカリフォルニアで両者は丸一日の話し合いの機会を持つなどして、ついに2013年5月に和解の合意に達しました。

(1) リンデンラボは原告に約US$24,000を払う
(2) リンランラボは原告に約L$43,300,000を相当するUS$で支払う
(3) リンデンラボは原告の土地1平米当りUS$2を払う
(4) リンデンラボは原告のヴァーチャルアイテムの対価として原告一人あたりUS$15を支払うか、原告の選択によりその代わりとしてそのアイテムをセカンドライフ・マーケットプレイスで販売することを認める。

以上はそれぞれリンデンラボにより原告等が奪われたアカウントに付属していたUS$,L$,土地、創作物に対する賠償になります。

 これは集団訴訟ですから、原告以外にも同様の被害にあった人はそれを申し出ることにより、同じ賠償を受けることができます。まあ、日本にはない制度なので難しいですね。
 で、和解の場合にいつも困るのは、私達訴訟外の者にとって、いったいリンデンラボの行為の何が不法不当で、裁判所は何を認め、何を認めなかったかが分からないことなんです。

 例えば、リンデンラボが土地を勝手に没収した行為の何が、何に基づいて誤っていたのかは分からないのですね。恐らく法廷では「土地の売買という名目で対価を取っておきながら、その土地を勝手に没収するのは財産権の侵害だ。また管理料をもらっていながら没収した土地の管理をしていないからその部分は不当利得だ。」という原告の主張に対し、「バーチャルランドは財産権とは認められない。TOSでは規約に違反した行為があった場合には土地を没収されることに合意しているはずだ。」等というやり取りがあっても分からないし、裁判所がどのように判定したのかも分からないのです。

 リンデンラボは和解によって、それまでの請求からは解放されます。これが「責務の解除」の意味ですね。でも和解契約のなかで裁判所は、この和解を知らない人にはこの効力はおよばず、権利主張の機会を失うことはないと宣言しています。でも、この和解が一応のガイドラインになるので、これを何倍も上回る法外な賠償請求をするというのは難しくなるでしょう。

 余談ですが、本件の対象となった土地の広さは275,872Km2でした。またリンデンラボは各自のPaypalアカウントに賠償金を支払いますが、L$をUS$に直して払う場合には手数料を取るなんていうセコいことをしてはいけませんなんていうことも書かれています。

 この合意は去年の5月ごろ為されましたが、中身や原告の確定に暇がかかったので、実際の支払いは今頃になったのでしょうか?  
Posted by Sophiee Winkler at 00:43Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/13

RLの裁き



 しばらくリンデンを巡る動きから目を逸らしていたので気が付かなかったのですが、昨年からリンデンラボに対して訴訟が起こされていて、その結果リンデンが実質的には敗訴して、最近賠償金を支払い始めたようなのです。

 原告はSLのユーザーで、リンデンラボが色んな理屈をつけて、あるいは理屈もなしに没収したSimや返還しなかった管理料、ユーザーの持っていたリンデンドル、あるいは失われてしまったSL内での創造物に相当するお金を払えというもので、原告は複数いるので集団訴訟の形をとりました。

 どうも最終的には和解したらしいのですが、まだ和解判決文も手に入れていないので、はっきりしたことは分かりません。

 ポイントはリンデンラボの主張するTOS(サービス規約)が不当にユーザーの権利侵害をしていると認められたのか否かですね。リンデンラボはTOSですべてのSL内の創造物は、誰が創ろうとリンデンラボが所有権を有すると定めています。昔はそんなことは言っていなかったのに、何年か前にこのような業突く張りの項目をTOS改訂の際に忍び込ませたのでした。

 そして、全部リンデンのものなのだから、どんなものでも何時でも好きなだけリンデンが利用し(パクリ)、また消滅させることができるとしていたのでした。また、「販売」した土地はいつでも対価なしに没収できるとしていました。実際に多くの人が全く理由なしに、あるいはこじつけの理由で土地やその上にあった創造物や、あるいはアバターの持物やアバターの運用権を取り上げられました。

 しかし、これらのものはユーザーがRLのお金を払って手に入れたり、作ったりしたものです。これを一方的に取り上げるのはSLの中だけではなく、RLでの財産権の侵害になるというのが原告の主張です。その通りですね。

 詳しいことはこれから調べたいと思いますが、いよいよリンデンの封建領主的な好き勝手放題にRLの司法のメスが入った訳です。リンデンラボはRLでサービスを供給しお金を稼いでいます。従って仮にTOSにどのように定めてあっても、ユーザーに一方的に不利な事柄を押しつけるものであれば、そんな契約は無効なのです。これはRLのごく普通の法的常識です。その当りまえの理屈をリンデンラボは長年にわたり無視し続けてきたのでした。

 こんな大きなイシューなのに私は見逃していました。まあ、私には何の関係もないだろうし(多分)。もうみんな知っているのでしょうね。リンデンのブログなんかにも書いてあるのでしょうか?  
Posted by Sophiee Winkler at 22:49Comments(0)TrackBack(0)

2014/01/12

SLのSimの現状



 SLのPrivate Simの数については先日分かったわけですが、リンデンラボの所有するMain Land も含めた数はどうなっているのでしょうか? アメリカにはまだまだSLに関心のある人がいて、1月8日現在のSimの数と面積をレポートしてくれています。
         General   Moderate   Adult   Offline   TTL   Km2

 Linden 所有   1,622     5,018    346    0    6,986   458

 Private      1,956    13,251    4,032    6   19,245   1,261

  TTL       3,578    18,269    4,078    6    26,231  1,719

 Gneral と Moderate の差は何だったか忘れてしまいました。まあ、私達の通常の日常生活に近いのがModerateで、保護者同伴の遊園地みたいなのがGeneralですね。

 さて、スナップショットはリンデンラボの土地とは何の関係もなり私の作ったアバターの顔のドアップです。私も作ろうと思えばこんなにツヤツヤの顔のアバターがつくれるということですが、まあ、これをやると個性というか味がない、どこにでもある印象になってしまいます。

 鼻のところがデコボコしているのはポリゴンの処理がうまくいっていないのでしょうか?私のせいではありません。SLのアバターはみんなこんな具合ですね。

   
Posted by Sophiee Winkler at 23:09Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/10

最近の神様



昔-Game God と呼ばれていた人物、つまりゲームの創造主ということですが、もう忘れられてしまったでしょうか?
そう、Rosedale ですね。First NameがPhilipであることを思い出すのにちょっと暇がかかりました。さて、彼はどうなっているのでしょうか? 

 昨年の11月の時点では彼はPhilip Linden という名前を取り上げられました。もうリンデンラボの一員ではないということです。代わりにSLのなかで苗字をRosedale と名乗ることのできる唯一の人になりました。名前がRosedale というアバターは10人ほどいるんですけどね。まあ、SLの中で遊ぶのは一般人として別に構わないわけです。

 Rosedaleは仲間とともにHighFidelity (高い忠誠)という名のプラットフォームを立ち上げました。まあ殆んどSLと同じコードでできているのでしょう。今はそこを魅力あるものに作り上げていることに意義を見出しているようです。

 RosedaleはBurn2と呼ばれるSIMでインタビューを受けて、そこで今までのこと、今後のことを語っています。YouTubeでUPされているので、捜してみて下さい。その中でかれはかつて必死でユーザーの減少を食い止めるためにおこなった活動を「気が狂っていたみたいだった。」と語り、また10年後もSLをはじめとするVirtual Worldは続いているが、それは随分変わっているはずだとも語っています。

 ウェアラブル、ポータブルな端末の発達については、ジャイロが仕込まれているから、SL内のアバターの動きもマウスとは違って更に3次元的に動くようになるのではと予想しています。

 長いインタビューなので改めて訳して見ることにします。もう変な気負いもなく、商業上のあるいは政治的な配慮もない自由な語り口の中に、彼の本当の姿が滲み出ている感じがします。年をとってちょっと声に張りがなくなったのが残念ですね。
  
Posted by Sophiee Winkler at 23:55Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/09

SIM の減少の実態



 久しぶりにHerald の記事を覗いてみたら、それなりに重要なことが載っていました。まあ、みなさんもうご存知なのかもしれませんが、知らない人もいるかもしれないので書いておきます。

 SLのPrivate Sim,つまりリンデンが所有しているMain Landでななくて、個人がリンデンに管理料払って使用しているSIMのことですが、これは2009年には22,699個ありました。そして2010年には24,033に増え、2011年には遂に24,843と25,000個にあと一歩と迫ったのでした。

 しかし、これがSLのピークであり、それ以降はもの凄い勢いで契約者は減少して行きました。2014年11月には19,756にまで減ってしまったのです。今までは住人が減ったとか言って騒いでいたのですが、これはリンデンラボの収入が減ることであり、本当の意味で退潮が顕在化したのです。

 こうなることは誰にもわかっていたし、当然の結果です。何故ならリンデンラボはユーザーを個別に捉えることをせず、古いユーザーに不利なことを平気で繰り返し、新しいユーザーが入ってくればいいという考え方に立っていたからです。SL内の個人経営の店舗と競合するようなSecondlife Marketplaceからの利益を追求しました。結果としてわざわざ高いSL内の土地を借りて店舗経営をする人は減り、ウェブ上に店を構える人が増えたからです。店舗の減ったSIMには魅力なんかありません。

 今の利用者の関心は、一体どこまで減ったらリンデンラボはSLを閉鎖するかということです。ある日突然、あなたのL$が使えなくなり、US$とも交換できなくなる。SLのオーナーがいつの間にか中国の成金資本家になっていたなんて、もう笑い話ではなくなりつつあるのです。

  
Posted by Sophiee Winkler at 22:05Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2014/01/09

最近のSL



 明けましておめでとうございます。

 年末は30日まで働いていて、今月も4日には仕事していたので、あまりお正月気分は味わえませんでした。SLの方はスキンとシェイプづくりをチョコチョコと。

 SLは今どんな状態なんでしょうか?SLに興味を持っている人は明らかに減っているのでしょうが、それを数字で裏付ける情報はありません。SLに関するブログを書いている人はやはり少なくて、最近始めた人が頑張っているのでしょうね。

 でも、リンデンラボはそれなりに頑張っていて、何とかSLを盛り上げようとしていることは感じられます。ただ古い住民はもうそういうものに感動しなくなっているので、その努力は幾分空回りしているのかもしれませんが、それはリンデンラボのせいではないでしょう。

 Facebook やTwitter といったSNS自体が伸びが止まりつつあるので、それらよりはるかにユーザー側の負担が多いSLが伸びるというのは無理なんでしょうね。タブレットでできるようになれば多少盛り返す可能性はあると思います。



 私は今はアバターのシェイプとスキンをひたすら改善することだけをSLの活動内容にしてしまっています。細切れに自分の好きな時間でやれることといったら、そういうことになってしまいました。

 ただ、もう8年目になるので、さすがにアバターは自分の好きなように作れるようになってきました。勿論この道を極めたわけではありません。改善すべき点は幾らでもあります。しかし、自分の感性に従って好きなように作っていけるという点では、まだSLに魅力を感じています。

 今更なんですが、SLのアバターの造形は本当によくできていますね。様々な個性のアバターがつくれるし、肌だってこんなに綺麗にできます。もっと時間とお金を使って装備や技量を向上させれば、更に素敵なものがつくれることは間違いありません。他の人の評価は別にして、自分の好みの方向に突きぬけているという実感はあります。RLと同じで技芸の道は上には上があり、終わることがないのです。

 まあ、人は様々にSLと係わりあえるのであって、私のようにSNSの側面を削ぎ落してしまっているというのもありなのでしょう。

   
Posted by Sophiee Winkler at 00:10Comments(0)TrackBack(0)ものづくり

2013/07/21

お店の再建



 先日MagSL の新橋が閉鎖になり、私は長いことログインしてなくて、そのことを知らなかったので気が付いたら、お店も住居もすべてなくなっていました。紛失物のファイルに戻ってくることになっていますが、実際にはそうはいきません。ほとんどなくなってしまいました。

 ただお店は昔原宿から新橋に移動するときに建物だけはバックアップしてあったので、それをもとに再建が可能になりました。商品もバックアップはあるのですが、TP情報等を変更しながら一つずつ棚に置き直しています。

 今回MagSLの上野の安い区画に移りました。安い区画だからプリムが少なかったのかも? お店を再建しただけで、プリムの残数がなくなってしまいました。

  
Posted by Sophiee Winkler at 21:39Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2013/06/27

SLブログの終焉

 

 前にも同じようなことを書いたような気がしますが。

 Secondlife の専門ブログであるAlphaville Herald は昨年の10月3日以来投稿がありません。元々は2003年に始められたSecondlife Hrald という名前Web紙がAlphaville Heraldに買われたのです。

 Alphaville 自体は米NWUのピーター・ラドロー教授が始めたものですが、結局2012年にはSLはSNSのメインストリームにはならないと気が付いてやる気をなくしてしまったようです。

 教授はシカゴ在住のため、カリフォルニアに度々出かけることはできず、リンデンラボの人達にコンタクトして情報を取ることができないので、もっぱらSL内の技術者、つまり、ハッカーやグリーファーから情報を取ることにしました。つまりリンデンを権力者に見立てて、それに対する反逆者の立場のものの見方に立ったのですね。

 教授はSL以外にも4ChanやAnonymousやWikileaksとも親交があり、彼等のウェブ情報の自由主義運動に感銘を受けていたようです。つまり、情報は一部の国家や権力者や企業に独占されるべきでなく、真実は世界中に知らしめねばならないという考え方ですね。今、米政府から追われている元CIAの技術者もこの類いです。

 もう一つの有力ブログであるDwell on It のTateru Ninoも今年の1月から投稿を止めています。Tateru Ninoは元々はMassivelyで他のオンライン仮想ゲーム等と一緒にSLを扱っていましたが、2008年頃からMassivelyはSLに特化し、その他のジャンルはDwell on It に移しました。

 Massively は一昨年くらいに終わり、この時点でNinoはSLに見切りをつけたようです。その後SLはDwell on Itで扱われるようになりましたが、あまり力は入っていなくて、それと並行してリンデンラボの情報内部漏えい者の粛清や利益率向上のための大量解雇によりリンデン内部の情報がとれなくなって、結局は終わりを迎えたようです。

 これらのブログの消長はこれらを参考としている私のこのブログに大きな影響を与え、結局私もあまり記事を書くことができなくなりました。この人たちに代わって私自信がSLの中を動き回って取材するというのはできないですね。何せSLの記事は基本的にはみんな無料だし、スポンサーだってほぼいないようなものです。

 日本のSLブログのソラマメでも昔からの投稿者は随分姿を消したでしょう。もちろん新たにSLを始め、SLの魅力に感動を覚えて、ブログに充実した記事を載せている新規の参入者も多いでしょうし、ソラマメ以外でもSL関連ブログで活躍している人も次々に入っていきていると思います。でも、それらは時間の問題で、やがてはRLの事情も変化し、SLにそんなに時間を使えないようになり、去っていくことになるでしょう。

 これは他のSNSも同じことで、Twitter も Facebook も基本的には同じ変化を辿るのではないでしょうか?なくなるわけではないし、それなりの役割はあるけど、RLの具体的な接触や既存のメディアを押しのけてしまうだけの力はないですね。

 意味のあるコンテンツを継続的に掲載し続けること、それを支えるスポンサーがあって、投稿がビジネスとして成り立つことがブログ存続の基本条件なのですが、それはごく一部でしか実現していないと思います。

 確かにSNSのお蔭で北アフリカでは革命が起きたし、中国をはじめとする情報管理下にある国家では自由に向けた活動の強い味方として貢献し続けると思います。30年位経ってみれば、今起こっている変化の本当の意味が分かるかもしれません。

 今後SNSはどうなっていくのか?無数のブログに注ぎ込まれた投稿者の膨大な努力はどこへ繋がっていくのか?私にはまだ分からないのです。
  
Posted by Sophiee Winkler at 17:10Comments(0)TrackBack(0)生活

2013/04/10

SNS疲れ(2)



 SNSの目的は自分の考えや意見を自ら発信するということですね。以前からいる友達と簡単にネット上で会話できたり、自分の発信した内容に感動してくれた人が新たに友達になってくれたり、同じような意見の人がサークルになりコミュニティができたりするということも派性的に出てくるでしょう。

 でもそれを維持するのは大変です。自分のことだけではすぐに書くことが無くなってしまいます。何か書かなきゃいけないというプレッシャーが継続的に掛っているというのもつらいですね。

 アフィリエイトなどで稼ぐことを目的として割り切っている人もいるでしょう。でもそれだってかなり大変。芸能人でもない限り一日100万頁ビューなんて無理です。

 だから、あんまり肩肘張らないで、別にアクセス数を目標にしないで、自分のペースで本当に感じたことだけ書いていけばいいんじゃないでしょうか?そうすると週に2,3回位になるのかな?

 アフィリエイトで月に何百万も稼いでいるというのも嘘が多くて、昔は短期間にそういうことがあったかもしれないけど、今では無理です。それで、そういう人はYou Tubeでそのノウハウを公開すると言って、人を集めて講習会をしたり、本にして売ったりしています。ということはもう儲からないということですね。儲かるなら人に教える必要はないでしょう。だから世の中に「うまい話あります。何万円かで教えます。」というのは、もうそれでは儲からないという時期になったというシグナルと考えればいいでしょう。」  
Posted by Sophiee Winkler at 14:47Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2013/04/09

SNS疲れ



 「SNS疲れ」という言葉はすっかり定着したようです。みんながFacebook やTwitterをやりまくったということでしょう。

 Web を中心とするメディアの発達は、私達が最小のコストで発信者になることを可能にしました。今まではメディアの主催者に検閲を受けたり、おべっかこいたりして載せてもらっていたのですが、文章でも画像でも映像表現でも自分が気ままに発信できるようになったのです。

 これはとっても素晴らしいことです。でも、受け手側からいうとメリットだけでなく、デメリットもありますね。素人が思いつくままに発信すると、スポンサーや出版社などの意向を汲む必要のないストレートの本音が出てきます。実態がより分かりやすくなるという面があります。

 一方で、素人の作ったものですから大半はクズです。見るだけ時間の無駄みたいなものがあるでしょう。これは困ったことですね。

 玄人が玄人のメディアで発信する場合には、「ある程度受けて、お金を儲ける」ことが目的なので、それなりのクオリティを維持しますし、表現なんかも自主規制が掛ってきます。つまり、市場原理です。

 素人がタダで自分の思いつきをダラダラ流しているところには市場原理は働きません。Page Viewとかコメントがもらえるのですが、これは評価のようで、そんなには強くない。やはりお金払って見ている人の数とか、批評とかが市場の評価だと思います。

 だから、言いたいのは「SNS疲れ」は飽きてくるとか、書くことがなくかるとかの外に、タダという意味で市場の中で評価がないということですね。

 むかしNeko LinkさんがSLのなかで自分の文章を一回5L$で売るという試みをしていました。私も2回ほど買ったけど、まあ何もSLの中に入って買わなくてもいいだろうし、内容的に何かの主張といったようなものでもなかったので、あまりお客は付かなかった。NekoさんとしてはSLの可能性を探る意図があったのだと思います。SLの中の日本人っていうのも数が限られていますからね。

 そもそもSNSというのは何んの目的かというのもあると思います。これはちょっと考えて見ないとなかなか難しい。
  
Posted by Sophiee Winkler at 13:54Comments(0)TrackBack(0)

2013/03/15

斯くも長き不在



「斯くも長き不在」というのは前にも題に使ったかもしれません。RLの誰かの小説の題名だっけ?ともかく一カ月も放ったらかしにしてしまいました。それでもチェックしてくれている人がいるみたいで、申し訳ないです。

 さて、最近はオリジナルアカウントでログインすることが少ないので、ブログのネタも拾えません。海外SLブログも低調で、ここからネタをもらうことも難しい。ではSLはもうダメなのかというと、そうではない。今でも新たにユーザーに成る人はいるので、どっちかというと、私が飽きてしまった方が大きいですね。

 色んなモノづくりをして、スキンもかなり自由自在に作れるようになりました。でも、そうなってい見るとなんか意欲がなくなってしまうのです。できないうちは夢中になって頑張りますが、今のPCや描画ソフトではもうこれ以上無理というレベルにまで到達すると、満足感とともに飽きが忍び寄ってくるのです。

 ブログの方は2007年に始めて5年以上は続きました。それも一回当たりの文字数はかなり長いですね。千字から三千字の間くらいでしょうか?内容的にもなるべく読んで意味のあるものにしようと思いました。ただ、題材がSLに限られていると、やがて書くことがなくなってきます。どこに行ったとか誰とあったとか、あまり意味ないもんね。SNSの「新宿三丁目ナウ」なんていうのと余り変わらない。そういうのは書きたくなかったので、外国のSLブログの英訳に傾斜していきました。まあ、これは準パクリです。もちろん、そのままではなくて、自分なりの意見を添えたりはしましたが、パクリはパクリ。でも読者には価値はあったかも。

 そこそこ意味のあることを長く毎日のように書くという訓練にはなりました。でもSLの世界ではもう書くことはほとんどないような気がする。SLという制限を外せばいくらでも書く自信はあります。だから、そろそろ別の世界に行った方がいいのかもしれない。ということで別のブログを作ってそっちでゼロから始めています。他のSNSにも進出してみようかな?  
Posted by Sophiee Winkler at 19:08Comments(0)TrackBack(0)生活

2013/02/05

想定内の出来事



 以前お伝えした新たなリンデンラボのプロモーションの一環として採用されたアマゾンでの乗り物販売についてです。US$9.95で販売するに先だって、サービスパックをフリーで配布していたのです。ところがこのキャンペーンはあっと言う間に終了になってしまいました。

 なぜかというと、サービスパックにはL$1000が含まれていて、これをUS$に変換することも可能だったため、本来1人当たり1個限りとされていたのに、様々な方法でこの制限を回避してタダで大量に貰う人が続出したからです。

 まあ、このあたりはSLに余り詳しくないRLのマーケッターが考えた初歩的企画ミスのような気がします。でもRLでもこういうことはよくあるはず。タダでものを配ると1人の人が何度も並んだり、デパ地下で試供品だけでお腹一杯にしてしまう人とかね。  
Posted by Sophiee Winkler at 17:03Comments(0)TrackBack(0)

2013/01/20

アマゾンでSL?



 大変、大変、大変ご無沙汰してます。最近SLやってないので、書くことがないですね。別にSLが悪いとか気に入らないとかでなくて、ただRLが忙しいからなのです。
今、自分のウェブサイトを作ろうとして悪戦苦闘してます。

 さて、SLの方はTateru Nino のDwell on it.もSecondlife Hrald もほとんど更新されていません。最近のものではリンデンラボがSL内で使えるビークルをSL Marketplace ではなくて、アマゾンで売り出したということですね。

 もちろんプロがつくるので面白いものだと思いますが、代金はRLのUS$で払わないといけません。まあ、カードで最終的に円払いというのもOKです。これは以前お伝えしたマーケティングの幹部を入れ替えた効果ですね。ゲームと同じように遊びのアイテムをRLのお金で課金しようという方向です。

 別に面白ければいいので、反対する気はありません。でも、これによってSLをやったことない人がSLに入ってくるというものではないです。SL Marketplace でなくても買えるようにしたというだけです。

 でも、SL Marketplaceもそうなんですが、クリエーターやSL内の店舗経営者はこういうやり方もありだと思うと、もうSL内で店を持つことに固執する必要はなくなります。つまり、SLが益々殺風景になることを助長する動きだと思いますね。それからリンデンラボがUS$稼ぎのために高品質のものの販売に手を染めると、インワールドのクリエーターと競合することになります。これも長い目でみればSLから離れて行く人を増加させることになるのでしょう。

 結局SLのなかで生き、ほんとうにSLのことを分かっている人がどんどん減っていくの止めることはできないでしょう。SLのユーザーが誰かの作ったものを消費し、誰かの作ったストーリーに沿って遊ぶだけのゲーマーだけになっていくのなら、もう他のゲームと区別する必要はなくなるし、それはSLとは違うものですね。
  
Posted by Sophiee Winkler at 15:07Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2012/12/10

Sarah Nerd について



彼女はかなり初期のころからのSLのユーザーです。私はProkofy Neva のブログの中で彼女の名前を知りました。彼女はまだSLのアカウントを持っていて活動中なので、SL内で情報を見ることができます。

彼女がSLに登場したのは2005年の8月21日ですから、かなり年季が入っていますね。
SLに対する長年の貢献で有名です。彼女の作った膨大なアイテムは初心者向けに無料で提供されていました。今でもそうでしょう。例えばSL Marketplace では未だに彼女は30アイテムほどをL$0 ~1 で提供しています。私も彼女の作品は幾つかもっています。

こんなにも昔からSLのために尽くしてきた彼女ですが、リンデンラボは彼女を遇することはしませんでした。やはりSLに貢献をして報いられなかったためにやめてしまった、Nobody Fugaji は「Sarah の過ちは愛を返してくれることなど決してないリンデンラボやSLを愛しすぎたことだ。」と述べていました。

Fugaji はSarah に土地を提供し、そこで彼女はせっせと様々な品物を作っていたのですが、なにせタダで提供してしまうので、Fugaji の方が堪えられなくなって、SLをやめてしまったのでした。でもSarahはそれでも無料のアイテムづくりをやめず、今でも自分で土地を購入したり、パトロンから土地を与えられたりして、SLに初心者が根付く手助けを黙々としているのでした。

私は彼女のことがずっと気になっていて、どうしてそんなに身を粉にしてリンデンに尽くしているのか知りたく思っていました。

Fugaji によれば自分やSarah がリンデンに認めてもらえないのは人種差別のせいだと言っています。確かにリンデンラボは白人が大好きで、他の企業より有色人種の割合は少ないでしょう。写真ではSarahはインドと東ヨーロッパ人の混血のような風貌です。SLの中ではそんなことどうでもいいのですが、リンデンラボはそうではないのかも。

Fugaji はリンデンに「認めてもらい」たくて活動していた、でもSarahはそんなことはどうでもよかったのでしょう。

彼女の作風はどちらかというと素人っぽいものです。それからなんでも作ってしまうので、どれもあまり洗練されたり精緻なものにはなっていません。ともかく数が多いのですね。

変わったものも色々つくっています。上に掲げたのは彼女がタダで提供している、頭が二つある人形です。ベイビーと書いてあるので人間のつもりでしょう。ときどきこういう畸形児が化学兵器や薬品が原因で生まれてきますが、別に彼女はそのことの非人道性をあげつらっているのではありません。プリムベイビーを売って商売にしている人達がいますが、そのやり口と比べれば畸形とは言えないだろうと言いたいようです。

彼女は女性のアバターはお化粧がきつめのグラマラスな南米美人が好きなようです。彼女はとにかくサッとつくっていまうのです。必要以上に作りこむことはありません。お金を儲ける気がないのでしょう。どう見てもRLのアーティストではない。

今度一度SL内でお話してみようかしら? ときどきSLしながら寝てしまっているそうです。日本でいえばTonton Meili さんですね。頑張ってお針子さんのように一途にものづくりに勤しんでいる彼女たち。とっても可愛いくて、せつない存在です。
  
Posted by Sophiee Winkler at 22:35Comments(0)TrackBack(0)ものづくり

2012/11/18

ジュースの収穫



さて、積み残しのリンデンラボの幹部ですね。人事とマーケティングの女性VP達が残っていました。

Lori Medeirosは人事部門のVPで、人材を募集し、彼等が気分良く働ける条件を整え、創造的な文化を維持していく責任があります。

リンデンラボに入る前にはLeapFrog Enterprise の人事のディレクターで採用を担当していました。キャリアの初期では彼女はアクセンチュアに勤めていてビジネスプロセスのデザインについてのコンサルティングを担当していましたが、そのご900人を超すコンサルティングのプロフェッショナル達の長期キャリアの設計ややスタッフィングを担当しました。Loriはノートルダム大学でMBAをとり、別の大学で会計学の学士号も持っています。

Lee Senderov は10年以上のオンライン・マーケティングと電子商取引の経験を有し、2012年7月にマーケティングのVPとしてリンデンラボに入社しました。

それ以前は彼女はBecome.comでUS Comparison Shopping and Online Marketing 担当のVPをやっており、また家財道具や装飾を専門に扱うe-コマースのコングロマリットであるBroadspan Commerceの経営にも携わっていた。

2006年にはNaked Juice Company の東海岸のオペレーションのマーケティング活動を統括していましたが、最終的にそのビジネスはペプシコに譲渡されました。

彼女はHarvard Business School のMBA ホールダーであり、大学では歴史、フランス語、スペイン語、イタリア語を専攻していました。

さて、リンデンの幹部の陣容は大分変わりましたね。創立当初はGrid を生み出した技術者を中心にして、ITやゲーム業界とは必ずしも関係のない業界の人事、財務、マーケティングの人材を幹部に迎えていました。そこにベンチャーキャピタルによる投資が行われ、会社の価値の増大を第一に考える人々が主導権を握ることになりました。この段階では会社の経営と技術の開発に必ずしも統一的な方針があって、それに従った運営がなされたということはなかったのです。

次にいよいよ本物の会社経営の時代が到来し、創業者のRosedale は棚上げにされ、ウェブやPCゲームの業界、ウェブ通販を経験しているマネジャーを幹部に据えたのでした。つまり「SLはゲームじゃない、プラットフォームなんだ。」という根源的な主張ともいよいよおさらばということですね。創造やイマジネーション、趣味と芸術といった世界から娯楽や射幸へと大きく舵を切ろうとしていると、私には思えます。ご心配なく。エロは生き残ったようですよ。

もっとおいしい100%の生ジュースが飲みたい! というのがリンデンラボの株主の願いなのです。
  
Posted by Sophiee Winkler at 21:08Comments(0)TrackBack(0)ビジネス

2012/11/13

重武装したぞ!



Dwell on it にリンデンラボの幹部の名前と簡単な履歴が載せてありました。今まではトップの3人くらいしか公表されていなかったので、Tateru Nino がリンデンラボに取材したのですね。

Rod Humble, CEO
Malcolm Dunne, CFO
Lisa Berry, General Counsel
Don Laabs, Senior Director of Product
John Laurence, Senior Director of Product
Lori Medeiros, VP of Human Resources
Jeff Peterson, VP of Engineering
Lee Senderov, VP of Marketing

Malcolm Dunne は財務の最高責任者で、先ごろ前任者が辞任したので就任してからあまり時間は経っていません。彼は双方向型のアミューズメント産業に15年勤めていました。公認会計士です。会社はトライオン・ワールドというところで幹部を務めていました。ビデオゲームの会社です。詳しいことはこちら。http://trionworlds.com/en/

トライオンにいた3年半の間に450人の会社の売り上げを1億ドル以上にするのに貢献しました。Capcom やElectronic Arts でも働いていました。ゲーム産業界の凄腕経営者ですね。

Don Laabsは、やはりゲームの業界で20年以上の経験を持つベテランの技術者です。Electronic Arts、MindscapeおよびSoftwareToolworksでビデオゲーム製造の上級製造担当重役を勤めていました。もうくたびれちゃっているかも。

彼の作ったもののうち有名なゲームとしては、「マリオのタイムマシン」、「生と死」、「Sims 2」、「Sims 3」、「Chessmaster(2100-7000)」、「Miracle Piano Teaching System」、「Wing Commander (SNES)」等があります。元々はHewlett-Packard で電磁波の研究をしていました。カリフォルニア大学バークレー校でエレクトロニック・エンジニアリングとコンピュータサイエンスを専攻していました。

John LaurenceはSONY に8年間勤めていました。台湾SONY でゲームスタジオの責任者に任じられていました。リンデンラボとその他の会社で10年に亘るマネジャーの経験があります。双方向のエンターテイメント業界に入る前にはPricewaterhouse Coopersで経営コンサルタントをしていました。標準北京漢話の遣い手です。コンピュータ・サイエンスの学位を持っています。

と、ここまで書いて、何かすごい重武装軍団じゃないかと思いますね。読者もなんだか興奮しています。いよいよリンデンラボが本気で経営し、本気でプロダクト開発に取り組むシフトを敷いたのだと期待し、喜んでいるのです。

続きはまた。  
Posted by Sophiee Winkler at 23:39Comments(0)TrackBack(0)ビジネス