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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
オーナーへメッセージ

  
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2008年02月29日

スキン作りたーい



ウィンドライト用のフェイスライトやボディライトをつくるという私の目論見は現在停滞中というか、そんなに大袈裟なものじゃなくて、昨日ちょっとやってみてだめなのですぐ諦めたという程度。なにせWLの理屈がわかっていないので試行錯誤以前の段階。

要するに私はスキンが綺麗にみえればそれでいいのです。景色?それは綺麗に越したことはないけど、WLで景色が綺麗なのは自分の技術とは関係ないでしょ。誰のビューワーでも一応綺麗に見えるんだから、RLの人をびっくりさせることはいいとしても、SLの中でこんなに綺麗に見えますって自慢するのもおかしい。

現段階ではWLは決定版でもないし、スキン側、つまりアバターを構成してる7千余りのポリゴンの側ではやれることないみたいだし。アバターの「輝度最大」とかいうメニュー作って欲しいですね。

一番心配なのはウィンドライト用にとっても綺麗なスキンが開発されたとして、それが今までみたいに努力すれば誰にでも作れるものなのかということです。特殊ソフトないとつくれないということだと困ります。自分にだけ綺麗に見えるというのでも困りますね。どうなっていくのかしら?

それにしても次のスキンを早くつくりたいなー。構想はあるし、やる気もあるけど、時間がないの。技術もないけどそれは克服する過程が面白いので、別に構わない。かといってものづくりに没頭するといろんなところで遊べなくなるし。悩ましいです。当面はお店リニューアルを完了させてクラシファイド広告出さないとね。きょうはおカタクない、ぐにゃぐにゃの話でした。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:32Comments(0)写真とモデル

2008年02月28日

監視対象?



昨日はスカイボックスで別アカウントを使って写真を撮っている途中に、さらに上空に変なものがあるのを見つけました。1400M位の高度でしたね。近寄ってみると例の“Hackindex”のリングです。これは同じものをみつけて2ヶ月前に削除したんだけど、今度はさらに高空に設置されてたんですね。メニューから何か選択できるようになってるけど、怖くてとてもできないわ。

私が削除できるということは、私の借りている土地の上空に置いてあるということで、要するにお断りなしに仕掛けてあるということです。MAGSLは地主さんなので別にこんなに高空に仕掛けなくても、路上のベンチとか街灯に設置すれば済むことです。いったい誰が何の目的で設置しているのでしょうか?

一つにはマーケティング目的でトラフィックを調べるために設置してあるという可能性ですね。半年ほど前まで日本人の人で、いろんな場所にトラフィックをカウントする機械を仕掛けていて、それを統計的に処理してレポートとして売っている人がいました。レボートはとても高額で、確か10万円以上したと思います。単に人数だけを調べるのではなくて、性別とか、国籍とか、要するにプロファイルや時間を記録するんですね。SLのトラフィックとビジネスの関係を計測するというのは、なかなか面白い取り組みですが、残念ながらそこまでしてSLに進出する企業は少ないので、ビジネスとしては成り立たなかったみたいで、店じまいしてしまいました。確か、福岡に事務所がありましたね。

その他何かを監視しているとか、盗み見ているとか色んな要素が考えられますが、あまり気持ちのよいものではありません。でも、堂々とロゴ入りのオブジェクト置いているというのも間が抜けているので、何か別の目的なんでしょう。で、どうしていつも私のいるところにあるのかというのが不思議ですね。たしかに私は魅力的な存在だけど……エヘ。

そんなことを考えながら高空を飛んでみるとスカイボックスに紛れていろんなものが放置されてます。変な模様のグレーの箱、広告してても意味のない場所に広告。その土地の持ち主や借主とは違う所有者のオブジェクトがいっぱいあります。こういうのがSIM全体のオペレーションに悪い影響を与えているのかも。今度MAGSLに撤去を提案してみます。

上空から私の家をみると、あ、もう一つへんなオブジェクトがあったわ。透明の物体を強調表示させて接近してみると、うーー、私の落としたポーズ切り替え用のHUDでした。いつ落としたんだろう?かなり昔だということがわかったのは、中身が最近ではみられない詰まらないポーズばかりだから。でも、おかげて土地のプリムに余裕が生まれてよかったわ。プラス思考な私。

みんなも土地借りてる人は一度下から上までよく調査してみることをお勧めします。かならず何か出てくると思いますよ。そのうち家の床下掘ってみようかしら?
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:30Comments(0)生活

2008年02月27日

ライトの悩み



昨日は23:30からジャズのライブ演奏がありました。その前はサンドボックスでボディライトを作ってました。そうすると知り合いの人がやってきたんですが、その人が光源のボールを5つも点けてたんですね。それでライトについてちょっと考えてみました。

ビューワーでサポートされるのは一度に6つの光源までです。それ以上あると弱い設定のものは無効になります。だから人の多いところでは突然自分のフェイスライトが効かなくなったりします。これを直そうとして手持ちの他のフェイスライトを追加しても全く意味ありません。

ライトの問題は他にもあります。それは照射の範囲です。最大半径10Mくらいまで光を届かせることができるので、こんなライトを装着している人が接近してくると、周りの風景が変ってしまいます。例えば赤い建物の柱が真っ白に近く見えたりするんです。

要するにいわゆる「光害」なんですが、無料で配布されているものにも、有料のものにも多くの光源が使われています。ライトいらないという人、球一つで十分という人、いろいろいます。私は顔が綺麗に見えるという意味では3つは必要だと思うし、ボディライトの場合は6つ全部必要だと思います。つまりワガママ仕様なんですね。ただ、いつでもそれを点けていいのかというのは別問題ですね。結婚式で新婦さんのお顔が暗くなってしまっては困ります。そういうときは自粛ですね。

ダンサーのようなお仕事でどこから見ても綺麗に見せたい場合はやっぱりボディライトは必要です。会場やホールに複数の強力なライトが設置してあって、みんなが自分のライトを外せばみんなに効果が及んでいいでしょう。

で、ワガママ仕様のボディライト作ってしまいました。まあ、一人で楽しむときに使います。フリーで配布してるのは光源3個のものと、1個のものと2種類にして本人に判断してもらうことになってます。ボディライト買う人は自己責任で使って戴くと言うことで、この点でアメリカ人になることにしました。「銃が悪いのではなく、それを誤って使う人が悪いのだ。」と全米ライフル協会のチャールトン・ヘストンさんは言っています。この理屈は間違っていますが、将来SLが世間から叩かれるときには同じような論理を持ち出して防衛するでしょうね、私たちは。

もう一つの大きな問題はウィンドライトになって景色はよくなっても、アバターの肌が綺麗でなくなって、どんなライトがいいのか良く分らないことですね。これは改めて研究したいです。スキンクリエーターとしては切実なテーマです。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:49Comments(0)スキン&シェイプ

2008年02月21日

夢見る人民



私は常々SLって観光客やゲームプレーヤーの感覚でやってても長続きしない、モノづくりしないと面白くないなんて言ってます。でもこれって完璧にSLの中の人間の言い分ですね。まあ、私はアバター・ソフィーとしてSLの中で生きてるんだから別に問題はないんです。

でも、先日取り上げたIBMのCMみたいに、SLの外の人には「ネットゲームやSLって負け犬の慰めあう場所じゃないの?」っていう見方もあるわけ。確かにもし競馬やパチンコばっかりやって生活が破綻している人を私たちが見れば、それは面白くない現実から逃避しているだけでしょって思いますね。で、SL狂とパチンコ狂はどうちがうのか、私たちが力説しても客観性は乏しいでしょう。

確かにSLの中で私たちは可愛いスキンを装着して、趣味のいいドレスを着て、空を飛んで、無責任なお喋りをしています。それと同じ事をRLで自由自在に行うのは難しいですね。だから何らかの不満を解消したり、慰められたりしていることは間違いありません。

でもそれをあからさまに認めるのは嫌なので、SLは新しい時代のコミュニケーション手段だ、創造力を育てる場だ、ビジネスや教育の新形態だなんてお題目を唱えています。それは全くの嘘ではないけれど、ハダカの私たちを覆い隠している体裁の良いドレスですね。

米国のスタンフォード大学がアバターを操作することが人間に与える影響を研究しています。複数の被験者にランダムに色んなアバターを割り当てて、その中にセレブリティーのような美男美女で服装もゴージャスなアバターを入れておきます。

そうすると、そのピカピカアバターはSLの中でそれに相応しい言葉遣いをして、自信たっぷりに振舞います。それを周囲も認めるんです。そして、その後に映像を使わない実験に移行しても、その影響はしばらくは残るという結果が出ています。ヤクザ映画を見た後に男の人たちが肩を怒らして映画館を出てくるのに似ていますね。

これはヴァーチャルな世界を精神的な癒やしに利用できないかという意図でなされている研究なんですが、別にそんなこと研究して戴かなくても、私たちはアバターになってSLのなかで自然にそれを実行していますね。SLの中でみんなが大富豪や王様になっていれば、RLで反乱を企てる人はいないということかしら?中国やロシアやキューバの政府は真剣にSLの国家的規模の導入を検討すべきでしょうね。但し、自分達の閉じられたネットワークでお願いします。でも、夢見るご機嫌な人民大衆、私もその一人なんだったら垣根をつくる意味はないですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(2)生活

2008年02月20日

スキン製作の総括(その3)



スキン作ったことのない人向けに書いてますので、スキン・クリエーターの人には詰まらない記事かもしれません。スキンというのはテンプレート使って平面に彩色したものを、アバターの立体的な体に被せていくという作業ですので、どうしても合わせ目ができてしまいます。洋裁だと型紙に合わせて切った布地がすぐどのように合わさって服になるのかが自分の手で分りますが、アバターのスキンはそうはいきません。

いくらテンプレートがあっても、ガイドのグリッドラインがあっても、実際に彩色してある面が合わせ目がわからないようにうまく張り合わせられるかどうかは、アバターに装着してみないと分らないのですね。

普通は合わせ目の付近の色を統一してその辺りをベタ塗りにしてしまいます。そうすると合わせ目が分らなくなるのですが、反面のっぺりした魅力のないスキンになってしまいます。

大体人間の肌は場所により色も違えば厚みも違います。血管が浮き出ているところや、細かいキメや皺もあります。そういう変化がありながら全体として統一されているところが美しいので、スキンクリエーターとしてどこまでそれを再現するかが腕の見せ所であり、スキンのクオリティーの高さでもあるんですね。

SLのビューワー自体そんなに高解像度でないので意味がないという意見もありますが、出来る範囲で最高のレベルを目指すのがクリエーターというものでしょう。スキンの製作者がどんどん増えている現状では、そのような部分にまで気を配って、差別化を図るのがビジネスとしての成否を決める大きなポイントとなると私は信じているの。

実際に私は図々しくも初心者なのにそれを目指して試行錯誤し、かなりの部分で満足のいく結果が得られました。アバターを着せ替え人形と捉えている人には無用のことですが、私のスキンは表現が悪いですが「ハダカで勝負できる」仕上がりになっています。

さて、微妙な彩色を施しているほど合わせ目は強調されてしまいます。そこを「ぼかし」で逃げるか、頭の中に3D画像を置きながら手書きで描いていくかですね。胸をリアルに描くと、バランスとしてお腹から太腿に掛けてもリアルに作ることになります。そうするとお臍の下を水平に走っている合わせ目付近もリアルに描かねばならず、普通につくると必ず、はっきりとした合わせ目が出てきてしまいます。

この部分の難しさはテンプレートの形が下半身の上部と上半身の下部で水平に並んでいないということです。上半身の方がエプロンのように両側にめくれ上がっていますので、そこを彩色上でうまく繋げる必要があるのです。本数をつくれば勘で分るようになるのでしょうが、最初はなかなか合わせることができません。一度出来てしまえば後は問題なく出来るようになりますね。こういうときにはやっぱりPhotoshopのレイヤーを駆使するということになります。

合わせ目ではありませんが、後頭部から首の側面を通る筋を描くのもなかなかむずかしいですね。テンプレートにないラインなので、自分で探していかなければなりません。ここは私の次の課題です。女性の場合はこの部分も魅力が一杯なのですが、相当に高度な技術が必要でしょうね。通常は耳と同じく、ヘアに隠れてしまい勝ちな部分なので、大抵のスキンは手を抜いてあります。

この他にも脇の窪み、くるぶしやアキレス腱、肘といった部分がまだ未開拓な分野として残っているのかしら。こんなことを言いながら自分の作ったスキンをよく見てみると、まだ直したい部分が目に付いてしまいます。困りますね。
  
タグ :スキン

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(0)スキン&シェイプ

2008年02月19日

スキン製作の総括(その2)



SLMameのブログでスキンづくりについて技術的に解説している記事が幾つかありますが、みんな同じところで躓いていますね。一つはPhotoshopに慣れてない人がなかなかうまく使うことが出来ないというところ、特にレイヤーを駆使してベースに対していろんなエフェクトを加えていくところですね。でも、これはやっているうちに普通に出来るようになっていきます。レイヤーというコンセプト自体は別に難しいものではありません。慣れればとっても便利です。

次の難関は何度か書きましたが、やはり「睫毛」なんです。これはアルファチャンネルというRGBの3色以外の色情報が理解できないといけないんですが、更にアルファチャンネルはPhotoshopの簡易バージョンでは加工、保存、できないので、PhotoshopCSとかの10万円とか15万円くらいする上位ソフトを持っていないとどうしようもありません。

みんなここのところで、何度頑張っても睫毛の端が横に黒く繋がってしまうとか、逆に白っぽくなってしまうということになり、挫折したり、何ヶ月も掛かってしまうらしいです。私もまったくみんなと同じ道を辿り、後は仕上げと睫毛だけというところでしばらく足踏みしていました。

ここを抜けるためには高いソフトを買うか、プリム製の付け睫毛にするかということなんですが、スキンを商品として売っていく場合にはやはりデフォルトでもいいからスキンとして睫毛ができていないといけません。プリム睫毛はシェイプによっては購入者に余分な作業を強いてしまうからなの。

でもここに強い味方があったんです。それはフリー画像レタッチソフトのGIMPです。少し癖のあるインターフェイスですが、アルファチャンネルも取り扱える優れものです。で、私はこれをマスターするのではなくて、Photoshop Elements5.0で作れるところまで作っておいて、顔のテクスチャーの最後の部分でGIMPでデフォルト睫毛が出るように加工して保存するだけに使いました。つまり必要最小限の使い方をしたんですね。

だからGIMPを使った最後の部分はテンプレートの取り込みとか、画像の取り込み、消しゴム、保存といったことを覚えるだけだったので3時間位で抜けられました。でも、出来たときはうれしかった。睫毛に掛かった時間は20日間くらいなので、素人しては普通よりちょと短かったかも。本当は自分のデザインした睫毛にしたかったけど、それは将来の課題ですね。次はテンプレートの合わせ目の問題についてお話します。
  
タグ :スキン

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(0)スキン&シェイプ

2008年02月18日

スキン製作の総括



まだ通過点なんですが、一応私のスキン作りも第一号が完成したので、総括をしておきましょう。これからスキンを作る人には何かの参考になるといいですね。

まず期間ですが、中断していたスキン作りを始めたのがクリスマス明けです。それまでも弄くってはいたんですが、RLでクリエーターでもない私はPhotoshopの使い方が分からなくて、なかなか前に進んでいなかったんです。完成したのが昨日だから、大体2ヶ月くらいかかった勘定ね。

製作の方法は普通はPhotoshopのレイヤーを多用してベタ塗りにしたベース色の上にハイライトやぼかしのレイヤーを重ねていくものですが、私は敢えて手描きにしてみました。一つにはレイヤーを駆使することができなかったのと、みんなと同じ方式では同じようなものしかできないと思ったからなの。結果としてこの思い込みは遠回りの原因となりましたが、タブレットを使えば手書きでもある程度はできることもわかりました。

手描きでいいのは細かい色の変化をつけられるということね。私の作ったスキンは3色から4色の細い線の集合でできているので、近くによって見ると肌のキメのように見えて、なかなかいい質感です。通常の方式のツルん、のペーっとした感じとは一味違う仕上がりになっていて、自分では満足しています。

でも、この方式では顔は難しいですね。結局手の指や足の裏なんかは写真の取り込み、レイヤーもいつしか縦横に使えるようになって、最後は手描きと写真と、多層レイヤーの折衷のような方法に落ち着きました。一つの方法にこだわるのもいいのですが、自分の好みの仕上がりにするには、方式に固執せずに臨機応変にいろんなやり方を組み合わせていくのがいいと思います。本当は細密な輝くような肌にしたかったのですが、それは今後の楽しみにとっておきますね。

明日はスキンづくりに関する壁や落とし穴についてお話ししましょう。
  
タグ :スキン

Posted by Sophiee Winkler at 13:32Comments(0)スキン&シェイプ

2008年02月16日

IBMの失策



最近IBMがアメリカのTVで流したCMがちょっと物議をかもしているとか。内容はアニメタッチで描かれた二人の人物の会話なんですが、片方がSLに一生懸命になっているもう一人の人物に向かって、そんな負け犬の遊びやってたって何もならない、IBMでリアルなビジネスをやらなきゃっていうお話らしいんです。

これに対してSLのプレイヤーたちが反論しているんですね。IBMはSLの将来性を信じていたんではないのか、SLは失敗者の逃げ場所って言うのか、というわけね。まあ、IBMって大きな会社だから、SLで何やっているか知らない部署も一杯あるだろうし、実際のビジネスはRLでやってるんですからね。

昔私が墨田区に落ち着く前には、実はIBMの研究所をねぐらにしてたんです。ある日IBMのセールスマンが現れて、私にIBMの情報システムを売りつけようとしたんですね。アバターにRLの機械を売ってどうするんでしょうね。

というように、IBMはけっこうSLにお金を掛けたんだけど、会社全体からみればほとんど意味のない道楽の類だったのね。未だにSLをRLに繋げられないんだし。だから、TVでそんなCM流すのもSLのことなんか意識してない証拠ですね。

少なくとも、CMを作った広告代理店はSLは負け犬の逃げ場っていうサブのメッセージが、世間一般では十分受け入れられるという認識を持っていたということです。で、SLのことをあまり知らない多くの視聴者も、特に意識もせずにCMを眺めていたんでしょうね。

この間までYoutubeで見られたんだけど、今は削除されてしまったんです。残念!

アメリカでもSLはまだまだマイナーな存在。でもそこが本当に落伍者が慰め合う場所なのか、それとも明日の新しい世界をつくるチャレンジの場なのか、それを決めるのは私達一人ひとりなんです。  
タグ :IBM

Posted by Sophiee Winkler at 17:48Comments(5)ビジネス

2008年02月15日

広告規制発動!



メインランドってどんな印象でしょうか?そう、この写真のように「掃き溜め」ですね。誰もこんなところに住みたくないし、遊ぶ気にもならない。それは見ればすぐ分かるように、沢山の変な看板が景観を損ねているからです。この看板はほとんどが広告ですが、何故か一緒にその看板が立っている土地も売られています。



そうなんです。これは看板の恰好をした一種の「恐喝」なんです。もしあなたがメインランドに土地をもっていて、家を建てたとして、毎日窓からこんなものが見えたらどう思いますか?その土地を買って看板を撤去して、眺めを良くしたいって思いますね。それが相手の付け目なんです。



私の立っている広告塔の足元の土地、5M四方しかないんですが、幾らだと思いますか?なんとL$18,000なんです。ここだけ買っても何にもなりませんから、同じような広告塔の足元を全部買うとL$100,000くらいになってしまいます。そうやって、お金儲けをしようというヤクザのような人たちが一杯いるんですね。



ひどいものは、画像のようにパーティクルまで出し続けています。

でも、ついにこの嘆かわしい事態も改善されることになりました。リンデンラボがやっと重い腰を上げて、このような恐喝まがいの広告の規制を始めたのです。昨日のバレンタインの日から、リンデンラボが土地の所有者に警告を出し、改善されない場合はサスペンションになります。つまり土地の所有者はINすることができなくなるんです。目安は狭い土地にけばけばしい広告があって、そこが市場価格の何倍もの値段で売りに出されていることです。

これによってメインランドが綺麗な景観を取り戻せるといいですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(2)ビジネス

2008年02月14日

ブログ直った?



昨日は何もしないでブログの補修をやってました。画像1カ月分くらい飛んじゃったのね。だいたい最近のRLの色んな事故をみても分るけど、トラブルってメンテナンスの後に起こるんですね。例えば東京メトロの自動改札機の故障とか、全日空の発券システムのダウンとか。SLのビューワーだってリンデンラボのアップデートの後が怖いでしょ。

鳥谷さんがお詫びのコメントしてたけど、まあ基本的に私たちタダなんだし。METABIRDSがこんなに巨大になったSLMameのブログの集積をRLのビジネスに繋げられてるかというと、そうでもなさそうだし。だからSLMameにそんなに要求してもねって感じ。

実は私は1月中頃、そろそろ画像飛ぶだろうなって思ってたので、過去の画像は95%くらいはバックアップしておいたの。根拠はないけど、毎日こんなに沢山のコンテンツが追加されていくんだから、勘で分りますよね。

でもバックアップあっても、直すのは手間が掛かります。リンデンラボの統計グラフは控えていなかったので、それは最近のもので代用するしかないですね。

今後もこういう事故は起きるでしょう。だから自衛するしかないですね。SLMameもブログバックアップ用アプリを作って、それを投稿者に配布した方が実際的だと思いますけど、どうかしら?

この種のトラブルはシステムやお金の問題もあるけど、日本の場合には日本人エンジニアの性向によるところが大きいんです。アメリカではどんな馬鹿にでも分るように、機械でもシステムでも、プログラムでもシンプルに組むんだけど、日本は少ない予算と材料で必要以上に高仕様にして、ギリギリでつくるんですね。だから随所にオリジナルを作った人にしか分らない様な職人芸的手抜きが存在しているの。それを別の人が触ると、かなりの確率でしくじってしまう。偏見でしょうか?
  

Posted by Sophiee Winkler at 14:03Comments(5)ビジネス

2008年02月13日

キャンプ消滅危機



現在SIMやParcelの人気を測る方法としてはトラフィックが採用されてるんですが、外国のブログを見ているとリンデンラボは現在この測定方法を変えることを検討しているみたいです。大げさにいうとキャンプサイト消滅の危機なのよ。

現在は物理的にどれだけのアバターがその場所で時間を潰したかを計測して、これをトラフィックとして評価しているんですね。でも、この方法を逆手にとって「キャンプ」という手法がSL中に蔓延しています。結果としてお金さえ使えば魅力のないRegionがあたかも観光客や買い物客で一杯であるかのように見せることができるんですね。この方式はあまりにも流行しているので、キャンプ専用の様々なアニメも開発されて売られています。ほら、よく見かけるお掃除してるところとかね。

アバターの後ろにいるのは人間ですから、やっぱり群れたいんですね。自分でゼロから発見するよりも、人が集まってるところに何か面白いものがあるんじゃないかなって思うのが普通です。人との触れ合いも欲しいんですね。

でも以前にも書いたように、キャンプをして僅かなお金を貰うことは、結局は損なんです。そのお金ではネットワークの利用料とか、マシンの電気代とかは賄えません。だから得しているのはキャンプの設置者なんです。トラフィックの数字に騙されて集まってくるアバター達も時間を取られるのでちょっと損してるかも。

ということでリンデンラボは本当に魅力があるかないかを中身まで踏み込んで評価する方法を考えているんです。一つはアバターによる投票、もう一つはアバターのプロファイルで出てくる「お気に入りの場所」みたいな記載ですね。でもこの方法はアバターの積極的な動作、つまり投票や書き込みを必要とするので、結果として偏ってしまう恐れもあるし、数が少なすぎてほとんどの場所がゼロになってしまう恐れもあります。

また、仮にそういう方法を採用しても、必ず誰かがその裏をかく方法を編み出してくるでしょう。まるでRLみたい。例えば複数アカウントを使って自分の場所を自画自賛すればいいんだし、人にお金をあげて「お気に入り」の場所として登録してもらえばいいんですね。キャンパーとしては時間で拘束されるより、一回きりの動作でお金もらえるんなら、その方がいいですね。

AのRegionでお金もらってAに投票して、BのRegionでまたお金もらってBに書き換えたりしてね。なんか携帯や電話のマイラインの乗り換えみたい。ひょっとするとミシュランのガイドブックが進出してくるかも。ここはオーナーが美人なので3つ星とか、フリーアイテムがくだらないのでマイナス30ポイントとか。うーんそういう格付けビジネスって可能性ないかしら?早い者勝ちなんですよね、こういうの。どうしますか~?……ということでキャンパーのみなさん、今のうちに死に物狂いでキャンプしまくりましょー!マシン壊れるくらいにね!
  
タグ :キャンプ

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(0)ビジネス

2008年02月12日

ペットとアバター



TV見てるとクイズとグルメと温泉の次にペット関係の番組が多いですね。あと医療かしら?旦那さんよりペットが大事な主婦とか、ペットに贅沢させている設定の映像が一杯流されてますね。報道機関ではネタがなくなると動物園に行けというくらいだから、安易に撮れる割には人気のある対象なんですね。これが大阪府知事だったりすると、ちょっとしたことですぐむくれるので報道機関もやり難いんです。というわけで、ペットとアバターの関係について考えて見ましょう。

共通点としてはペットもアバターも自分の自由になるものですね。ペットは言うこと聞かないことも多いけど、アバターは100%ご主人様のいいなりです。でもペットは飽くまで愛情を注ぐ対象であって連帯感や愛情も返ってくるけど、アバターは自分の分身だから、別の自分として振舞っているので、愛情は飽くまでも「自己愛」なんでしょうね。どっちもご主人様の独りよがりという点では似ています。

ペットもアバターもご主人様の時間を沢山取ります。ただ、アバターはSLをやらなければいいし、中断できるので自由度が高いです。ペットは子供と一緒で24時間のお付き合いです。ペットやアバターを通じてコミュニケーションが広がったり、癒やされたりするのですから、受益というか効用は似ていますね。

でも、ペットは触れられるけど、アバターは触れられない。アバターは自分で動かしているので、意外性はありません。楽しみ方の質が違うので、この二つが競合することはないですね。

よくペットを何匹も飼っていて、自分のことは構わない女性がいますが、明らかにペットのせいで結婚のチャンスを失っているように見えることが多いですね。本人も異性よりペットがいいと公言したりしてるので、放っておくしかないわ。ペットもアバターも私たちの心の隙間を埋めてくれているので、手放す訳にはいかないんですね。

ペットがしでかしたことも、アバターを通じてやったことも責任は全て本人が引き受けなければいけません。裏を返すとペットやアバターには「人権」がないんですね。単独で社会的、法律的に意味のある意思決定や価値判断をすることはないということでしょう。外国ではSLのアバターに「人権」を認めるべきだという主張もあるけど、この点で無理がありますね。

アバターは大したことないけど、ペットについては現代人は多くの時間や資源を注ぎ込んでいます。本当は貧しい人や恵まれない人に差し伸べられなければいけない援助が、ペットにより消費されています。その一方でペットやアバターを使ってビジネスをしている人も沢山います。獣医師、動物関連サービスや商品の提供者なんかですね。それに伴って沢山の資源やエネルギーが消費され、二酸化炭素や廃棄物が生み出されているわ。

ペットはこのように環境や社会に対して相当な負荷を与えています。だから財政再建のために財源が不足だというなら、ペットに課税すればいいんですね。ストレートに課税すると選挙に負けるというなら、ペット用の「戸籍」を作って、そこへの登録料としてお金を集めればいいんです。これなら自発的ですから文句はないでしょう。家族の一員として公認してあげるということね。自治体単位ですぐにできることですね。気がつく政治家はいないのかしら?
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(2)生活

2008年02月09日

コピーライトとSL(その2)



Massivelyの記事の続きですね

「『はあ?DRMだって、そんな役にも立たないものにいくら払おうってんだい?』(James Dawson, Programmer)

違法コピーに対抗する技術的なバリアーは、ズバリ言って効果はない。2,3兆ドル使えば、誰か何か方法を見つける可能性はあるけどね。まあ今の段階で固唾を呑んで期待するという状況でもないんだな。結局、どんなデジタルコンテンツでも世界中のどこで、どんなプラットフォームでつくられてても、それが何らかの方法で手に入るものである限り、誰かがコピーするには十分なんだね。

コンテンツは解読し、物理的な鍵や不正防止装置は取り払い、バイパスすることが可能で、電子透かしやメタデータ(データのプロファイル)は取り除くことができるんだ。

だから残っているのは「行動」のみ。

『どんなフリービーやフル・パーミションのアイテムでもフルパーミッションとクリエーターの要望を付けて配布されるべきよ。そして違反が報告されたら、人間に可能な限りの速さでそれを停止させるべぎだわ。』(Ziggy Quirk)

「行動」は裁判所か、リンデンラボによって実施に移されるべきだ。リンデンラボはやると決めたら早い。でも他の人間と同じように間違いを犯す。外部からせっつかれている場合は尚更だ。

裁判所は確かだけれど、歩みはのろい。いずれの手段もコピーされてる側のRLのブランドや出版社からみれば、まったく十分な速さではない。誰も不正を働いた者やディストリビューターを閉鎖して、お金が取り戻せるとは思ってはいない。

誰かが言ってたが、SLは人間の歴史そのものが加速度的に再現される小宇宙なんだって。もう少し見ていると、SLのコンテントクリエーターが出版社対海賊の歴史を加速した状況で再現し始めるかどうかが分かると思うね。」

この記事は正直言って纏まりもないし切れ味も悪いです。補足しておきましょう。問題は二つあって、一つはSLの中で行われているSLのクリエーターのコピーライトの侵害、もう一つはSLのクリエーターによるRLのコピーライトの侵害です。前者はリンデンラボにとっては取りあえずどうでもいいわ。オーストラリア人のZiggyはYoutubeでSLのクリエーターの権利擁護を8分間も力説してるけど、リンデンはRLの企業からコピーライトの侵害で訴えられるの方がよっぽど困るのよ。多額のリアルマネーがからむ問題だし、RLへの色んな勢力の介入に繋がるからですね。だから、リンデンによる摘発が始まるとするならばそっちの方からね。

私はRLのコピーライトの侵害はSLの中の私達が団結することによって、RLで行われている侵害への対応よりも素早く、徹底的に違反行為を排除することができると思ってるの。そうすれば、海賊行為を排除したSLということで、RLに対しても一定の発言権を得ることができると期待してるわ。

DRM:Digital Rights Management  

Posted by Sophiee Winkler at 10:21Comments(0)ビジネス

2008年02月08日

コピーライトとSL



ここんとこCopyrightについて考えてきましたが、Massivelyに掲載されたTateru Ninoの記事を見つけました。

「コンテンツの窃盗はSLの問題では今までも相当大きなものだった。現実界(RL)の窃盗と比べると人口当たりにすると少なく見えるけど。SLのコンテント・クリエーター達が今やRLの音楽や映画の製作者と同じような地位に押しやられているのは興味深い現象だね。

Ziggy Quirkが尋ねているけど、『タダで、または転売者からとても安い値段で同じ品質のドレスを手に入れられるのに、誰が店まで行ってL$400も500も払うのか?』って。もちろんこの初歩的な質問は、ビデオやDVDやPCゲームや書籍の出版者が何度も自問してきたことだ。そして最後には自分達の立場を理解してくれるように一般購買大衆に哀願するくらいしかなかった。

この小宇宙では、SLのコンテント・クリエーター達には悪い癖がつき始めたみたいだ。特にテクスチャーに関してはRLに比べて人工的な世界では複製や剽窃を防ぐやり方は、今以上には存在しない。そもそも技術的に限って言えばRLそのものが(SLに対して)フル・パーミッションの状態だからね。

RLで鞄店に出かけても、これが本当のプラダか偽物なのか僕には分らないし、店のオーナーだって分らないだろう。商品は色んなルートで仕入れられる、様々な卸問屋や閉店する店のクリアランスとか、その過程のどこかに偽物が注入されても誰にも分らない。形のあるものでも、アナログやデジタルの情報でも儲けのためにコピーされてしまう。

プラダ、ロレックス、マイクロソフト、ワーナーブラザーズ、その他多くの会社が自分達の資産が何らかの方法でコピーされ、安い値段で売られ、あるいはタダで配られていると訴えている。この記事だって貴方が読み終わる前にコピーされて、儲けを上げるために多くのサイトでまるでそのコピーした者自身のコンテントであるかのように掲載されるだろう。

デジタルコンテントのコピーを防ぐ技術的方策のためだけに、1兆ドルを超えるお金が使われ、結果として無駄だった。デジタルコンテントの製作者はこの世界の誰であれ音楽CDやPCゲームやDVDの映画がコピーできないようにするために何年にも亙ってお金を注ぎ込んできたんだ。でも、それはご覧の通りの結果にしかならなかった。

少数の例外的なダイハードみたいにしつこい努力を除いては、多くのコンテントのオーナーは最終的に彼らの作品や技術を防御する努力を諦めたかにも見える。

SLではコンテント・クリエーター達はリンデンラボに、リンデンラボがそのような複製ができないような技術的な方法を講ずるか、実際に違反したものに対して何らかのアクションを取ることを求めている。」

Ziggy Quirkの意見はこちらでどうぞ:http://youtube.com/watch?v=-1tA2NumNfw

翻訳:ソフィー・ウィンクラー

長くなるので、続きはまた明日。画像は例によって本文とは無関係です。自作のスキンの出来映えを眺めてる私です。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(0)ビジネス

2008年02月07日

ログイン数の変化



リンデンラボのオフィシャルサイトで発表されているデモグラフィー(人口統計)について少々。

Population Feb.3  2008
Residents Logged-In During Last 7 Days 494,331
Residents Logged-In During Last 14 Days 653,592
Residents Logged-In During Last 30 Days 929,160
Residents Logged-In During Last 60 Days 1,365,053
Total Residents 12,312,718

Population Jan.28 2008
Residents Logged-In During Last 7 Days 304,371
Residents Logged-In During Last 14 Days 456,165
Residents Logged-In During Last 30 Days 723,578
Residents Logged-In During Last 60 Days 1,166,894
Total Residents 12,186,803

2月3日と1月28日のデータを比較すると、「過去7日間のログイン人口」は何と62%も伸びています。よかったねー、というとこですが、浮かれてないでよく見てみましょう。今週頭の時点の「過去14日間ののログイン人口」は先月末の「過去7日間のログイン人口」にかなりリンクが強いと思いますが、単純に言って34万9千人も増えてます。(653,592-304,371)これは今までお休みしていた人が突然またログインしてきたということしかないですね。今週新たに始めた人はここにはカウントされないもんね。

ただ、こんな急激な変化ってあるんでしょうか?始めた人が簡単に止めないで、以前やっていた人がもう一度再開したというのは、年の初めということがあるのかもしれないわ。確かになぞです。しばらく考えてみたいと思います。でも、もっと前と比較したらどうでしょう? 

Residents Logged-In During Last 7 Days   477,555
Residents Logged-In During Last 14 Days   637,376
Residents Logged-In During Last 30 Days   936,149
Residents Logged-In During Last 60 Days  1,508,227
Total Residents         11,352,010 (2007年11月末)

そうすると、現在の数字は去年の11月末時点とそんなに変わってはいないことが分ります。そうすると、年末年始の影響ってあるんでしょうか?欧米でも?・・・登録者数は約96万人も増えていますが、過去○日間のログイン人数でみるかぎり「微増」の状態ですね。さらに過去30日と60日に限って言えば人数は減っています。特に過去60日では11月末時点から10%減ってしまっています。

これらの数字のもっともらしい説明は、「最近は熱しやすく冷めやすい、飽きっぽい人が増えた」ということですが、我ながら根拠のない思いつきとしか言えませんね。こういう統計は1,2ヶ月の短期であれこれ言っても仕方ないので、引き続き注目していきたいですね。

いままでのSLのデモグラフィーの変化をうまく説明できるようなモデルを作って、「移り気度」とか「季節要因」とか「マシンの入手コスト」とかを変数にしてやって見ると面白いでしょうね。予測精度は多分天気予報より悪いでしょう。でも技術者の人ならそういうSLの遊び方というのもありかも。もちろん、最近ロシア、東欧、中国のユーザーが増えてきたとか、「SLで億万長者になれる!」という無責任な記事が出回ったとかいう実態に即した情報入手も欠かせませんけどね。誰がやってくれないかなー?
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:33Comments(0)ビジネス

2008年02月06日

スキン製作(その4)



去年の7月に宣言し、途中で他のものに気をとられて挫折し、年末のお休みに再会した私のスキン製作もようやく完成に近づき、あとは「睫毛」の難関を残すのみとなりました。最初はフォトショップは使いにくいとブツブツ言い、皆がやっているオーソドックスな方式に背を向けて手書き中心という酔狂な方法にはまりましたが、ようやく最後の登りが見えるところまで来れました。

結果として遠回りしたけど、その分いろいろ得ることもありました。顔はやっぱりなかなかの難関でしたが、初めての割には可愛くつくることができました。全身の皮膚に微かな模様を入れることにしたので、これがテンプレートの合わせ目を強調してしまったり、顔は手書きのみでは上手くいかず、結局フォトショップのレイヤーを駆使してぼかすことになり妥協。次はオーソドックスなベタ塗り、レイヤー多用方式でやってみようと反省しています。多分その方が速くてスマート、でも個性は出ないかも。

スキンに限らず、SLでもRLでもものづくりは相当に集中しないとできませんね。今までのところでかなり消耗してしまったので、細部の仕上げが残っているのですが、もう一度気を取り直して立ち向かわないと、ちゃんと完成させられないでしょう。

人のつくったものを批評するばかりでは卑怯だと思って始めたのですが、同じような苦労を味わうことができてよかったと思っています。今は最後の段階に向けて、アバターにつけてあちこちを動き回り、生活のなかでの不具合や、独りよがりの部分を発見しようとしています。連休早く来ないかなー。

同じ画像ですみません。取り敢えずこれしかないの。  
タグ :スキン

Posted by Sophiee Winkler at 13:33Comments(0)スキン&シェイプ

2008年02月05日

フリーアイテムの配布(その2)



昨日の続きです。商品が有償で売られているときは、その後の配布の問題は比較的簡単ですね。通常はNo Transferだから問題なし。フル・パーミッションの場合は更にその先にもフル・パーミッションで出していいか、一部制限をつけるのかに分かれます。

制限とは例のコピー可、修正可、移動可にするかどうかですね。コピー可だけでは自分で楽しめるだけですから意味ないようですが、集会所とか学校の椅子なんか同じものを同じ場所に大量に出せると嬉しいです。修正可は自分の好みや必要に合わせて色やサイズを変えられるので便利です。移動可であれば人にあげられます。

これが全部可能であればフル・パーミッションで、その分お値段が高かったりします。ポーズだとL$500から1,000、スキンだとL$40,000からL$80,000位ですね。もちろんこれにはフォトショップのレイヤーの付いた画像とか、テクスチャーとかついてます。フルの場合は購入者がそれでビジネスをすることを想定しています。通常は売主は買主だけにフル・パーミッションを与え、その先には限定をつけるように契約書等で要求します。そうでないと、たちまちそのアイテムは「無料」になってしまうからなのね。

私の場合、写真集の土台になる「ページをめくれる本」は有償でフル・パーミッションでもらいました。ただ、フルかどうかは説明がなかったので、製作者にIMしてお伺いをたてて、フルで戴いたんです。販売のときは限定つけました。

場合によって製作者が自分の作品を世界中に広めたいとか、みんなに使って欲しいという場合には、全く限定なしでフリー、フル・フルで出しちゃいます。コーヒーやカクテルといったベバレッジなんかそうですね。ちょっとしたアニメやポーズなんか、みんなで楽しむものはフリーでフルが多いです。フェイスライトもフリーが多いですね。

問題はスキンや、本来は高額商品のものをフリーで入手した場合、特に製作者に断っていないのにコピーして配布していいのか、お金とっていいのかということです。私は文化祭用にフリーでフルで入手したスキンを、シェイプつけてフリーで配布しました。この場合そのアイテムが世の中にフリーで溢れているので、付加価値はシェイプでつけているとの判断でフリーで配ったわけなの。

考え方としては、フルフル(つまり、譲渡先まで含めて無制限)に見えるアイテムはフリーで配るのは問題ないでしょう。製作者が制限をつけるか、契約書等の文書で限定をつけることを要求するのが正しいと思います。次に、値段をつけて売っていいのかということですが、それはその人の倫理観の問題になります。RLでは人からタダでもらったものを売る人は沢山います。でも、税金使って、大勢の人のために無償で提供されているものを、大量にもらってきて有償で売ったりするとモラルが低いと判断されるでしょうね。

SLでも同じようにタダで手に入れたものはタダで配るのが限度で、それでビジネスしないというのがマナーだと思いますね。もっとも私もこういうことはあまり考えてなくて、文化祭のときに実行委員と相談して初めて考えたというのが実情かしら。フリーで入手したものでも、箱代、土地代、宣伝費用が掛かっていると理屈をこねる人はいるでしょう。まあ、そんなこと言ったら、SLではいつでも電気代が掛かっているのでいいじゃないかということになってしまいます。これも倫理観と常識の問題ですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:31Comments(0)ビジネス

2008年02月04日

フリーアイテムの配布について



Poco Japan というSIMにいったときに画像のようなスキンが販売されてるのを見つけました。なんでも本来の値段はL$4000だけど、今だけL$200なんだとか。で、買おうかなって思ったけど、うん?これはいろんなとこでフリーで配布しているCherry Bom Skinじゃないですか。スキンを一杯いじくっている人なら顔みれば元はなんだか分かってしまいます。

私もこれは文化祭の時にシェイプつけてフリーで配布しましたね。もっとも、開始2週間前に会場においておいたら箱とられたりしたので、取られないように10000とか値段つけて置いておきました。このことを後でブログに書いたら、フリーのものを使って金取るのは人間のくずだとかなんとか別のブログで書いた人がいたとか。直接読んでないけど、あとから教えてもらいました。

あのときは祖父が亡くなりそうで、文化祭用に用意したものは実行委員に引き継いでおく必要があったのと、場所取りとでそういう風にしただけなんです。実際10000も出して買った人は一人もいなかったんです。当たり前ですよね。でも何でも文句言いたい人いるのね。友達の話では事情を知らないで匿名で無茶苦茶言いがかりをつける「どぶネズミ」みたいなのはネットでは沢山いるけど、SLではまだ少ない。下らないので放っておきなさいということでした。

まあ、このL$200でこのスキンを売りに出している人は、少なくともこのスキンの作者ではないですね。このスキンはリンデンラボのメンバーが初期に作ったもので、多分スキンの製作者がまだ少ないときに新入りの人たちのために配布したんだと思います。いまでも何箇所かで配布されています。私のもっている別アカウントのAmiちゃん、いつも赤いビキニで登場してますが、彼女はこのスキンです。だから、シェイプによっては結構いい線いきますね。あとPassport Skinというのもシェイプを工夫すればなかなかいいです。どちらもカラーとしてはTannedで、夏向きで、エキゾチックな感じがいいんでしょうね。

質的にはなかなかいいものですが、体に比べて顔が簡単に彩色してあって、その意味で価値としては1500位だと思います。まあ、この販売者は何らかの形でお金を払ってフルパーミションを手に入れたのか、L$4000で売っているのを見たのかもしれません。でも、実際に売られているのを見たのはここが初めてです。

最近はフリーのスキンにもいいもの出てきて、真面目にスキン作って売ろうとしている人は困っていると思います。私もスキンを製作中ですが、最低でもフリーのものに負けないものにしようと思って頑張ってます。

フリーで手に入れたものに値段をつけて売るというのが倫理的にどうかという問題は難しいでしょうね。マナーとしては良くないと思います。私は売ったことはありません。人の作ったものよりも、自分で同じもの、あるいはそれ以上のものを作るようにしてるとこです。でも、SLってRLと同じでいろんな人がいるんですね。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:32Comments(2)ビジネス

2008年02月01日

スキン製作想定外だったこと



スキン作る前に考えてたことと、実際にやってみて分ったことには随分差があります。どういうことが想定外だったかをまとめてみました。

(1)フォトショップは使いにくい
みんなが言うように慣れの問題でした。使いやすいとは思わないけど、慣れてきたので、問題なく使ってます。今他のソフトに変えろと言われると困りますね。でも、市販のマニュアル本はほとんど役に立たなかったんです。自分の目的以外のことがいっぱい載っているから。世の中の他のたいていのことと同じで試行錯誤が一番の早道です。

(2)スキンの顔は思うようになる?
正直言って市販の女性の顔って気に入らなかったんです。自分ならこうするのにとか思ってました。でも、平面を立体に被せるので幾らテンプレートの補助線があっても思うとおりにはいきません。最初は醜くない普通の顔で我慢してだんだんに直していくんですね。シェイプとの関係もあるし。特に難しかったのは眉毛のカーブ。ちょっと上下させると鋭角的に変化しちゃう。

顔全体としてはのっぺりせず、かといって濃すぎないメリハリというポイントを見つけるのが難しいですね。

(3)睫毛は難関
簡単だと勝手に思ってたけど、一番の難関です。テンプレートもバージョンが3種類くらいあるけど、どれ使ってもこの部分は難しいです、というか変わってない。アルファチャンネル使いこなすのが現状の課題。一番目立つとこですもんね。取り敢えず今はスキップ。他に直すとこ一杯あるので。

(4)変なところに変な色が
手足は可動域が大きいので、伸ばしたときの彩色が折り曲げたときに変な場所に出てきちゃいます。色のコントラストを付けすぎないようにすることが大切です。足の指の表側と裏側で指同士の境目がずれていると恰好悪いです。手の指の関節の模様も、思ったよりも変な角度で再現されてしまいます。人間でも手のひらと裏は色が違うので、それを再現するのが細かい作業になりますね。

(5)足の付け根は伸ばされる

股間ってRLでも微妙な部分ですが、SLのスキンでも違った意味で難しいんです。ポイントにより異常に引き伸ばされたりするので、点描で色変えたりすると、縦ジマ模様が出てくるんです。これはテンプレート見てても分らないですね。一色で済ませれば問題ないけど、それでは能がないし。スキンに赤や青の線を入れてみて、それを被せた時の変化の具合から特異点を発見するという方法でやってます。単なる手間の掛かる作業。でも発見すれば解決。

人間の肌って場所によって色が違うので、それを再現しようと思ってたんですけど、そんなことがSLのスキンでは結構なチャレンジになってしまうんですね。市販のものはポイントに絞って念入りにつくり、あとは簡単に済ませるという方法でつくってあるものが多いですね。気持ちは分ります。


  
タグ :スキン

Posted by Sophiee Winkler at 13:41Comments(0)スキン&シェイプ