ソラマメブログ
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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2010年11月25日

分かりませ~ん



最近RLが忙しいのと、外国ブログの投稿も低調なので、なかなか更新ができません。今はRLで何故か中世の英国の聖職者の書いたものを読んだりしています。で、原書を思い切って取り寄せると、これがラテン語だったりして、グゲッ!そうかー、中世の英国で文書を書くというのはラテン語で書くということだったのか?シェークスピア以前だとそうなんだ。

さてTateru Ninoはもっと退屈なデータ漁りを淡々と続けています。今日は彼女がリンデンラボに所属するアカウントの数の変動についてレポートしているのを見つけました。Dwell on Itというブログがあるんです。

リンデンのアカウントというのはあの何とかリンデンという名前が付けられてアカウントということで、リンデンラボの社員がSL内にアバターを出現させるときに使うアカウント名のことですね。

具体的には先週は1つ増えたけど減ったのも4つあったので、トータルで3つ減って263個になったのだそうです。減った中には5年4ヶ月も維持されてきたJonathan Lindenとか、5年11ヶ月続いたVektor Lindenもいるのだそうです。

でもこのアバターの背後にいるリンデンラボのスタッフが辞めたのかどうかは不明ですね。VectorはSenior QA Engineerという職にありました。何やってたのかな?

私にはTateru Ninoが何のためにこれをやっているのかは理解できません。アカウントが増減することや、特定名のアカウントがなくなることと、RLのスタッフの去就との間には論理的な繋がりはないのです。知人ならば直接RLで尋ねればいいし、「ひょっとして首になったのかも、でも真相は不明。」等と気の抜けたコメントをしているTateruなんて見るに絶えないですね。

Tateruはこれとは別にリンデンラボの発表する経済統計もコンスタントにフォローしています。私も一時期はよろこんで分析してみたりしていました。でも、それは結局リンデンラボがそういっているというに過ぎなくて、肝心のところは隠されていて、何かの明快なメッセージを引き出すというところには行き着けないのです。

ちょっと前にHeraldの主筆のPixceleen Mistralが書いていましたが、この仮想の「鏡の世界」の中ではどんなに追求したとしても真相は分からない。リンデンラボの意図も、個々のアバターの背後にいるユーザーの真意も本当のところは分からないのだと述べていました。

昨日北朝鮮が韓国の島に砲弾を撃ち込んで被害が出ましたが、識者や専門家やコメンテーターと言われる人々は、様々に自分の憶測を語るだけで、結局実際のところは分からないし、北朝鮮は次にどんな手を打ってくるのかは想像できないと語っていました。随分いい商売です。来年のプロ野球の順位予想の方がはるかにコミットの度合いが高いですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 12:51Comments(0)ビジネス

2010年11月17日

コンテンツの無料化



ヘラルドの記事ですが、RLの雑誌TIMEで未来の仮想コンテンツについて語る円卓会議というものが催されたのだそうです。その中でRosedaleは「将来はウェブ内のコンテンツはすべて無料になるというのが趨勢だ。」と語っているのだそうです。これを聞いて頭にくるSL内の商売人は少なくないだろうというのがヘラルドのコメントです。

リンデンラボはSLの利用者からコンテンツや著作権の保護に熱心でないということで幾つか裁判を起こされています。それもあって何ヶ月か前に、全てのSL内の創作物はリンデンラボに所有権があるというサービス規約に改訂してしまいましたね。多分出るところに出ればこれは通用しないと思いますが。

何故ならばもし私がRLの著作物をパクッと戴いて、コピー品をSL内に作ってしまったら、そのインチキ品の所有者はリンデンラボということになってしまいます。つまり、私をしてRLのコンテンツをパクらせたのはリンデンというわけ。それはおかしいだろうし、困るのではないかと思いますが。

また、もし本当に将来コンテンツが無料になってしまうのであれば、誰もそのような空間ではもの作りをしたり、創作物を発表したりしなくなるでしょう。ものを売ってリンデンドルを稼げないなら、かなりの数のユーザーは立ち去っていくでしょう。その代わりとしてRosedaleはライブのパフォーマンスにお金を払うということが主流になると述べていますが、これもあまり深く考えたとも思えないコメントですね。YouTube見ればいいのだから、わざわざSL内でやる必要もないし、お金とるならSLの外でないと数が稼げないですね。

  

Posted by Sophiee Winkler at 13:28Comments(0)ビジネス

2010年11月11日

仮想現実について



最近の主要外国ブログはさっぱり面白くないので、久々に自分が思っていることを書くことにしました。

今、世の中ではTV映像の3D化で喧しいですね。映画で見たことはあるけど、TVではまだなんです。なにせ漸く地デジ化したばかりの後進世帯なのです。家電量販店とかに行けば見せてもらえるのでしょう。でもインフルエンザが染りそうなのでイヤ。

 SLは3D仮想世界と言っていますが、実際には私たちが見ているのは各自の2Dのスクリーンです。確かに視点を移動させることによって、仮想のオブジェクトはあたかも立体であり、RLと同様の相互の位置関係を確認できたりするので、3Dと言われても違和感はなかったわけです。でもこれは「3D仮想空間」というよりも、「仮想3D」空間と呼ぶべきでしょう。

 他にも3Dの表現法は色々あって、まず、生身の人間の周りを球形のスクリーンで蔽ってしまうというのがあります。これは私もこのブログで何度か取り上げました。Immersive、つまり「嵌入(かんにゅう)型」とか「没入型」とか呼ばれるものですね。球体の内側がほとんどスクリーンになっていて、その中に乗り込んで座って周りを見回すと、幾つかに分割されたスクリーンの映像が連動して、まるでRLの情景をみているかのような気分になるのです。

 これはもの凄い費用が掛かるので、おそらく軍事用のパイロット養成施設とか、F1レーサーとか、宇宙飛行士の訓練とか、ちゃんとスポンサーの付いているプロジェクトで使われるのでしょう。なぜこんなものが必要なのかというと、実際の私たちの眼は中心で見ようと思って見ている部分と、視野の周辺でぼんやりと認識している部分とがあります。この見ていないようで見ている部分が戦闘や競技では非常に重要なので、一番現実に近い実戦的な3D再現するにはこれがいいのでしょう。でも、戦闘機のパイロットって将来的には不要になるのでしょうね。ロボット化というか。

将来はゲームセンターでも登場するのかもしれませんが、その前にゲーセン自体が死滅してしまうかもしれない。

 それから現在マスコミで宣伝され、一部実用化されている左右の目に違う画像を認識させることで、立体感を生む方法です。これはとても安上がりですが、ある意味無理やり画像を押し付けて、脳に3Dと思えと錯覚を強要しているわけですから、ちょっと見ているだけでとても疲れるでしょう。体を斜めにして横目で見るとどうなるのかな?

 それから昔取り上げられていて、最近さっぱり出てこなくなったのはホログラフィーですね。光を操作して実際に360度どの方向から見ても画像が見えるようにして、あたかも立体が目の前に像を結んでいるように思わせるわけです。問題はどうやって空間に立体的なスクリーンを作るのかとか(霧のスクリーン?)、複数の光源をどう配置するのかとか、やっかいなことがあるのでしょう。まあ向こう側に回りこむと、そっちも見えるというのは現実には近いけど、ちょっとやっかいですね。RLではお姐さんをこっちから見ているだけでは満足しないで、向こう側に回りこんで見ていたりすると捕まってしまいます。スターウォーズの第一作でレイア姫が救援を呼ぶホログラフィが登場しましたね。

 思いつくのはこれらのうちの2,3種類をうまく組み合わせて、別に石川遼の打球が私の顔めがけて跳んでこなくてもいいから、人が立っていると鼻や胸はやはりこっちに突き出ているように見え、ちょっとこちらの視点をずらすと、見え方も変わるというような、実世界と極めて近い表現も可能になるのではないかということです。これならそんなに疲れるということはないでしょう。

 最後に伝統的な3Dがありましたね。子どもの絵本を開くと人やおうちがポップアップする仕掛けですね。これをSLの中でつくって、実際にポップアップしたものは最後はSLのなかの3Dの建物や立体に変化したりすると面白いでしょう。ランプの魔法使いみたいです。そういうのを思いつかないリンデンラボはやはりセンスは良くないのかも。

 SLの3Dはなんか安直みたいなことを最初に書いてますが、でも実際にプリムで仮想の立体をつくってそれを見ているのだから、ある意味誠実というか真面目さが感じられますね。だからこそ同時に多くの人が同じオブジェクトを違う角度から見ることができるし、自分がそこを立ち去ってもやっぱりオブジェクトはその仮想空間に存在しているという、これも錯覚なんですが、現実感が伴っています。わたしはやっぱりこんな3Dが好きですね。

仮想映像というのは仮想現実なので現実ではない。でも現実感がないと仮想ですらないという関係なんですね。今盛んに売られようとしている3Dはいつ私たちに飽きられてしまうのか?それが現在の私の興味なのです。とても捻くれています。私はITや画像処理の専門家ではないタダの素人なので誤解しているところは多いと思います。詳しい方の御意見があればありがたいと思います。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:54Comments(0)生活

2010年11月05日

ウサギの繁殖



 10月の20日頃にリンデンラボからOzimal Islandという場所の紹介がメールでありました。お金とって誰かのビジネスを広告しているのでしょうか?

 一言でいうと以前取り上げたSion Chickenみたいなもので、スターターキットをL$495で買うと、つがいのウサギがついてきて、これに水や餌をやるためにお金を出さないといけなくなるというゲームです。

 TPしてみると、黄色い建物があります。これはOz Universityで、ここでこのゲームの基本ルールを勉強するわけですね。



なんかキノコが多くて、デジアカのIn Yan校長先生が見たら喜びそうです。



これがスカイボックスにある、説明用の施設です。



商品の解説もありますが、値段は書いていないのですね。











 繁殖させるためには、Love度が100%とにならないといけなくて、そのためには興奮する薬を餌に振り掛けたりするのだそうです。Sion Chickenよりも手が込んでいますね。

 Chickenのときはそれを持ち物に格納できないので、四六時中餌が必要になって、どんどん増えるので、費用が大変になって、止めてしまう人、Chickenを殺してしまう人も少なくなかったですね。

 ちょっと覗いてみたい人はこちらから。でもウサギは居ないんですよ。取りあえずスターターキットを買えということですね。

http://slurl.com/secondlife/Ozimals%20Orientation%202/134/120/1510?utm_source=responsys&utm_medium=email&utm_campaign=Ozimals_premiums  

Posted by Sophiee Winkler at 12:05Comments(0)

2010年11月02日

他の人のビジネス(2)



 昨日の続きです。
 「その後でリンデンラボは新しいAdult Policyを出してきた。僕の土地の家主は新しいAdultのメインランドの土地を借りてみる気はないかと尋ねてきた。彼女は僕の店の古い銃器の商品が新しいルールに抵触するかもしれないからだと言った。

 それから僕にリンデンラボから僕が検索キーワードとして登録したある種の言葉についてe-mail が届くようになった。僕はそれは薬とか草(マリファナ)という言葉のことだと思った。それで僕は名称をスペイン語やフランス語の表記に代えた。でも、それをやってもリンデンからはe-mailが届き続けた。それはやはり検索のワードに関することだった。それで自分でも幾つか検索をして問題になりそうな言葉を変えた。

 でも、問題だったのは薬とか草とかいう言葉ではなかった。それはBDSMの衣類という言葉だった。僕の設置している衣類の自動販売機はあらゆる種類の衣類を取り扱っていた。幾つかのものはGorean(奴隷虐待ゲーム)の類で、その他にも色々あった。でもそれに気がついた時には僕はもうYierburn Simで開店してしまっていたのだった。」

注:BDSM(Bondage, Discipline, Sadism & Masochism)

「僕は新しいキャンピングのマシンを思いついたときに話をしたあのスクリプターにまたコンタクトして、ランダムに賞品が出てくる機械をデザインできるかと尋ねた。彼女はできるわよと言った。それで彼女に『魔法のボトル』という賞品配布マシンを作ってもらった。

 これはお客がL$10をマシンに払うと、賞品が当たる。そしてマシンの持ち主にはL$5が入ってくるというものだ。そのマシンはこんなメッセージも伝えるのだ。『貴方のお望みどおりに働きましょう。どいつをやっつけましょうか?名前を教えて下さい。』僕はこの魔法のボトルの完成のためにL$3000を支払った。3ヶ月やってみたが、Yierburn Simの新店は閉鎖することになった。

 SLのビジネスの現況について、今を基準にざっと述べてみよう。商品を供給してくれていたLil Carducciはもう名前が検索には登場しなくなった。それで僕は乗物は売れなくなった。他の商売人だってSLの経済の状況に多かれ少なかれ影響を受けていた。Coconut Coalaは半年前にプレハブ建物の店を閉めた。なぜならリンデンラボが住宅供給に乗り出して、Coconut や他のクリエーターから建物を買う人が減ったからだ。今日僕の手持ちのL$は15,620で、これは去年の5月と比べて26,000も少ない。

 SLの経済に負の影響を及ぼした問題の一つは新しいViewerだ。これは使いにくいだけでなく、どんなものでも見つけるのが難しいのだ。複数の人のプロファイルを見ることはできない。これは個人やグループのプロファイルを含めてもそうなのだ。リンデンラボがやるべきことは、人々にViewerの選択肢を与えて、好きなものを使えるようにすることだ。

 SLは存続していくのだろうか?あるいはリンデンラボはSLを他の会社に売るのだろうか?今のところそれはリンデンで働いている人々以外には誰にも分からない。」

 う~ん、残念な結果に終わってしまいました。まあ、商品を自分で作るのでなくて仕入れてくるというのは、初期のころなら成り立ったけど、今では土地の賃貸料を賄うのも難しいのではないでしょうか?それから彼が設置した色んなマシンはスクリプトとしては基本は公開されているので、自分でつくれば少ないコストでできますね。でも全体的な趨勢というか、商売人として感じていることはあまり違わないのだなと思いました。それから店の商品看板を「自動販売機」と呼んでいますが、確かにそうですよね。なんかそういう意識はなかったので面食らいました。確かに私は店頭に立って商品を販売していはいませんからね。

 Carducciというのはクリエーターの名前だったのですね。もちろんオリジナルはRLのメーカーと商品の名前なのですが。こういう使い方をされると誤解してしまいます。
  

Posted by Sophiee Winkler at 12:48Comments(1)ビジネス

2010年11月01日

他の人のビジネス



最近外国のブログでは面白い記事がなくて、私自身スキン、シェイプ、その他の小物づくりに集中していたため、投稿が疎かになってしまいました。

 今日は久ぶりで面白そうな記事をHeraldで見つけましたよ。Frankie Antonioniという人はHeraldの記者でもあるみたいなんですが、その人が自分でやっているSL内でのビジネスについて書いています。

 「2008年初めより僕はSLで商売をやっていた。そして3月には2軒の店を経営していた。同じ年の8月には僕はL$19,000を保有していた。店は2軒とも薬とその他の商品を取り扱っていた。例えば衣類とか車とか銃やモーターサイクルだね。普通の日は2軒合計で平均してL$110の売上があった。といってもそのうちL$60はキャンピングで稼いだもので、残りが純粋な店からの売上だった。ほとんどの来店客は何が当たるか分からない機械にお金を払って、L$10から20の商品を手に入れていた。

 L$110以上の売上があった日も何日かはあった。もし雑草の生えたブロックを買うとL$220で、儲けはL$88になる。薬が一番の売れ筋だった。衣類はほとんど売れなかった。Curducciの手になる拳銃とか、車、モーターサイクルなんかが売れていたと思う。

 携帯電話の自動販売機を手に入れてからは金が儲かり始めた。一台あたりL$500の仕入れ値で、一台売るとL$200は儲かった。売上は上がり始め、2008年の12月には手持ちの金はL$35,000位になっていた。

僕は新しいキャンプ用の装置のアイデアを思いついた。それはスロットマシンに繋がっているキャンプチェアだ。キャンプをやっているときには金は貰えないのだが、その代わりスロットマシンを使うことのできるポイントが手に入るのだ。だからキャンプ装置を設置することは金を使うことにはならない。スロットマシンで儲けた金は現金化できるので、これは合法的なギャンブリングマシンだといえる。

僕はスクリプターにコンタクトして彼女に僕のアイデアを話した。僕は予算としてL$28,000を予定していたが、彼女と話したあとにもっと金が必要だと分かった。それが2009年の1月で、もう2,3ヶ月待って金を貯めてから、いよいよプロジェクトを始めようと思っていた。

2009年の5月までには僕はL$42,000を貯めこんでいた。スクリプターとも話を進めていたが、突然リンデンラボ発のニュースが飛び込んできた。彼等はトラフィックを増やすためのキャンピング行為を禁止したのだ。それで僕は何か別のことを考えねばならなくなった。」

最初はとてもささやかなビジネスだったのですね。でもその後彼はブレークしたのかな?次回に続きます。


  

Posted by Sophiee Winkler at 13:00Comments(1)ビジネス