2012年08月18日
別アカ監視装置
SL Marketplace にまたしてもユーザーのIPアドレスを取得できる装置が出品されました。 “ALT-Ditector” という名前です。製作者はこの製品はSLのサービス規約違反ではないと主張しています。何故ならこの装置はサイトを訪れた人のデータを購入者以外には伝えないし、購入者にだってIPアドレスを教えないからです。
それで意味があるのかと思いますが、こういう説明です。あるアカウントが装置の設置者の土地を訪れて、それが別の名前のアカウントを使って同じ土地を訪れると、そのことが設置者に分かるのだそうです。つまり同じPCから別アカで訪問しても分かるということ。
まあ、確かにサービス規約違反ではないのかもしれないけれど、なんかそれが分かったからといってあまり役には立たないような気もします。自分で複数のBotsを設置したりすると、いちいち同じところから送られた複数の人物がうろついていますよなんてレポートが来るわけですね。
一年ほど前にRedZone という名前の同じくIP アドレスの検知器がリンデンによって製作者もろともBanされてしまいました。だから引っ掛からないような触れ込みの商品を作っているのです。SL Marketplace ではこの他に何種類かの検知装置が売られています。アカウント名で検知するという原始的なものもあります。それくらいは私だってつくれますね。
このALT-Ditector のメリットはあなたが大きなモールを経営していて、それをテナントに貸したりしているときに、テナントがBots を使っていることが分かるというくらいですね。実質的なメリットはあまり感じられない。まあ、結局は何かの秘密のボタンを押すとIPアドレスが分かるという仕掛けなんじゃないでしょうか?
Nino はそれは面白いトリックだが、リンデンラボがそれを許すかどうかはまた別の話しだと述べています。何でも好きなようにブロックできる全能者ですからね。
Posted by Sophiee Winkler at 17:55│Comments(1)
│ビジネス
この記事へのコメント
これ、susukinoSIMにありますね。
Posted by 通りすがり at 2012年09月21日 19:28
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