ブランドにご注意(その2)

Sophiee Winkler

2008年04月06日 10:45




昨日から今日に掛けてSLはダウンしまくってます。一旦はOn lineになったりするんだけど、すぐまたOff lineになってしまいます。新しいViewerも気に食わないですね。不安定だし。ユーザーの使い勝手よりも、見かけを重視するからこういうことになるんですね。しばらくはViewerを弄くりまわすのは止めてもらいたいわ。今日のダウンそのものはViewerとは関係ないと思うけど。

さて、昨日紹介したリンデンラボによる新しいブランド/ロゴ/トレードマーク・ポリシーですが、全部読んでいるときりがありません。リンデンブログには150ほどの非難の声が集まっていますが、これまた訳しているときりがありません。そこで、あまりの批判の多さに対してリンデンが再度出した説明をみれば、両者の主張のポイントが分ると思いますので、それを訳しましょう。訴えられないようにロゴやブランドを使わないようにしながらね。

4月1日に出されたCathalinLindenの再説明です。
「先週来のみなさんのフィードバックありがとう。私はみなさんのコメントやブログへの投稿、E-mailに目を通しました。そしてみなさんの新しいトレードマーク・ポリシーに対するフラストレーションについて知りました。みなさんの多くはそれが紛らわしいものと思っているようなので、ここでポリシーについて説明し、それがリンデンラボとみなさんの双方にとって重要であることを伝えたいと思います。

「なぜ商標(トレードマーク)が重要なのか?:
リンデンラボが、商品にリンデンラボあるいはSLの名前をつけるとき、その背後にはリンデンラボの存在があります。私たちの評判がその商品に乗っかっているわけです。みなさんには従来のSLあるいはinSLのロゴを使ってもらいたいし、自信を持ってみなさんとの協力関係を後押ししたいのです。しかし明らかにしておかねばならない意味合いは、みなさんはリンデンラボではないということです。」

「リンデンラボはなぜ今トレードマーク・ポリシーを新しくするのか?:
住民のみなさんからトレードマークの使用に関する質問が相次ぎ、そろそろこれについてはっきりさせておく必要があると考えました。新しいポリシーではみなさんの関与度合いを示めす方法をもっと具体的にすることが質問に対する答えにもなると考えました。」

「新しいポリシーは住民が創造したコンテントのコピーライトについて影響を与えるものか?:
いいえ、みなさんは自分の創造したコンテントのコピーライトを保持しています。コピーライトとトレードマークの違いについては
http://en.wikipedia.org/wiki/Copyright  と、 http://en.wikipedia.org/wiki/Trademark をご覧下さい。もしあなたがコンテントクリエーターならば、今後のお知らせに注意をしておいて下さい。現在私たちがコピーライトを主張する方法の改善につて協議をしており、間もなく何か表明できると思います。」

うーん……何か思ったより役に立たない説明ですね。この他にユーザーの心配していることは次のようなものです。

1.Eye-in-Handのロゴを記事や評論で使えるか?

2.自分のブログでSLについて論じることはかまわないか?

3.自分の商品やドメインや組織名にSLを使えるか?

4.万一自分が「SL」を通常の名詞にとともに使っていたらどうなるのか?

5.他に質問があれば誰にすればいいのか?


Cathaline Linden の答えをまとめておくと以下のようになります。

「1・掌に目がついているオリジナルのロゴは本文の中に使うことはいいが、見出しや全体を現わすものとして使ってはいけない。そうでないと、SLの公式のものに見えてしまうから。
詳しくは、http://secondlife.com/corporate/brand/trademark/press.php

2.ブログでSLを論じることはOK。例えばSLのなかでビジネスをやっているとか、リンデックスでお金を交換したというように。

3.契約などによりリンデンラボから許可を得ていれば可能です。

4.90日以内に変更するか、さらに時間を要するときは書き換え時間の延長の許可を得ること

5.E-mailはこちらに。tm-questions@lindenlab.com


まあ、この説明でもみんなは納得しないでしょう。特に4はおかしいですね。早い者勝ちじゃないでしょうか?SLのことを全く知らずに現在SLというDomainを使っている人は世の中に何人かはいるでしょう。

で、結局この説明に対しても多くの反論が寄せられています。明日はそれをご紹介して、それから問題の本質について考えてみたいと思います。
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