Sophiee Winkler
2008年05月21日
13:32
ちょっと古い話ですが3月初旬のServerのコードの更新時に今まであったメガプリムの制限が取り除かれたようだという噂があります。通常プリムの大きさは10M×10M×10Mに抑えられています。そのために大きな建物を作るときにはこの大きさで継ぎ足していかねばならず、SIMの大きさに比較して如何にも小さいんですね。結局たくさんのプリムを建物に使ってしまって、建物はゴージャスだけど家具や商品はスカスカという状況になるんです。
私の借りている幾つかの場所でもプリムはすぐ限界に来てしまい、実は密かにメガプリムを使えないかなって思って、手に入れたとこなんです。実際Rezはできましたが、これは前からできたと思います。でも自由自在にストレッチ・縮小することはできませんでした。ただの大っきな塊とか板ですね。これはフリーで配布されているものを貰ってきたんです。結局今んとこ使ってません。
リンデンラボ内部ではHavok-4 のプロジェクトのときにメガプリムを再び使えるようにするかどうかの議論が突っ込んでなされたそうで、その結果として試験的にServer側で制限を外したのかもしれません。プリムあんまり使えないOpenspaceというミニSIMを売り出したことにも対応しているのかしら?
でもViewer側にはまだ制限が残されているので、さっき言ったように取り回しには問題があるし、何よりローカルルールで土地のオーナーが駄目って言ってるところではトラブルになってしまいます。
お話は変わりますが、プリムを節約するにはこの他に色んな方法がありますね。誰も気にしないような細部にプリムを使わないとか、テクスチャーで誤魔化すとか、スカルプテッドプリム使って複雑な形を少ないプリムで表現するとか。でもやっぱりプリムを使ってしっかりとした形に仕上げたものは重厚でリアルです。だから壁とか、床とかただ大きなだけでプリム使ってしまうものにメガプリムが使えると助かりますね。スカルプも多用すると重くなってしまうようだし。
経済的に見ると、不動産業の人にとってはメガプリムが使えないほうが土地をたくさん借りてもらえていいのかも。プリムが足りないので隣接する土地を借りたという人は多いですね。でもそうするとプリム一杯使って立派な家が建っているところと、ただの空き地で放置されているところができてしまいます。それも不動産賃貸業から見れば悩ましいところですね。考え方としてはメガプリムが使えるようになって、今まで作らなかったようなものにユーザーがチャレンジして、やっぱりプリムは足りなくなるので、土地はもっと借りてもらえるというのが本筋でしょう。でも技術的に落ちやすくなるのかどうかということが、次の問題として立ちはだかってくるんですね。