海外ブログ事情

Sophiee Winkler

2010年01月20日 14:43




私の体調が芳しくなくてあまり読み込めないせいもあるのかもしれませんが、最近の海外のSL関連ブログはイマイチ低調です。話題そのものに新味がないし、大きな事件や動きもないので、ネタに困っているという状況です。

SL関連ブログは沢山ある(多分300くらい)のですが、その中で私が見てきたものについてちょっと解説してみましょう。

(1) SLの中の活動家が主催するもの
代表的なものはProkofy NevaのSecond Thoughts とGwyneth Llewelyn の
Gwyn’s Homeです。

二人とも大変な論客で、1回の投稿は異常な長さです。数頁というのは通常で、乗ってくると10から20頁を毎日のようにUPしてきます。有名人ですが、自分達はリンデンラボの身内扱いしてもらえないことに僻んでいる面も見られます。

共通の特徴としてはSLを愛するが故に「反リンデンラボ」のスタンスで、住民を組織してデモをやることもあります。

文章はそれなりに筋は通っているのですが、表現が難解なのと長すぎるのとで、最近は私の方が見なくなってしまいました。一度チャレンジしてみては如何でしょうか?


(2) 仮想世界関連のジャーナリストによるもの
代表的なものはMassively の Tateru NinoとAlphaville HeraldのPixleen Mistralです。Heraldの方は数人の投稿者がいます。

両方のブログともリンデンラボやその他のシリコンバレーのIT企業によく取材をしていて、信憑性の高い記事を1日おきくらいのペースでUPします。

論理的で読みやすい英語が特徴です。また、テーマの選び方が上手で、SLの裏側に迫る内容も多く、私は現在この二つを主に読んでいます。


(3) IT関係の小さな企業によるもの
HyperGrid Business, Indsutrial Standards, Virtual Judgementなどです。
Virtual Judgementは弁護士が仮想世界にも進出しようと試みて、リンデンラボやその他の仮想世界の主催者をめぐる法律紛争(結局はRLの)の発生や推移を報じるものです。必要最小限の記述は信頼を置けるものでしたが、結局儲からないと思って止めてしまったようです。

Industrial StandardsはIT関連機器やGoodsのマーケティング、販売等の会社の手になるものでしたが、本業が倒産してブログも閉鎖されました。次から次へと現れるヘンテコなIT補機や仮想関連ソフトの類の情報は早かったですね。技術的によく分からなかったのですが。

HyperGrid Businessは昨年9月から突然更新頻度が低下して、面白い記事も載らなくなりました。ロシア系の女性が主催するITサービスの会社がサポートしているのですが、リーマンショック以降本業が思わしくなくなったものと思われます。


(4) 純然たる個人のブログ
Danton SidewaysというSLのアバターが主催するもので、SL,Twitter,Facebook、New Gridなど次々に新しい世界に飛び込んでは紹介してくれる先駆的な役割がありました。文章は冷静で無駄の少ない好感の持てるものでした。ビジネスに繋げる気がないので、客観性は抜群でした。

個人なのでRLの生活を犠牲にする割合が多くなった時点で、すべての仮想世界、ブログから足を洗うことを決め、今は休眠状態です。やはりリーマンショックが契機となったようです。


(5) その他
この他にも多くの個人ブログがあるのですが、(4)と異なりその多くは、語数の割には内容に乏しく、また論理性に欠け、英語的にもレベルが低く、書きたいから書いているというものがほとんどです。もちろん私が気付いていないいいものも一杯あると思いますが、記事の粒が揃っている、適宜更新されている、読みやすい、論理性がある、主張がある、といった面で満足できるものは少ないでしょう。


(6) おカタイのが御好き
読者は常時200人から300人くらいで、純粋に内容を読むために閲覧する人は180人くらいだと思います。最近新しいネタがないのと、私が体調が悪く、あまり海外ブログを読んで紹介できないのと、海外ブログ自身低調なので、更新頻度が落ちています。

もちろん知らないことはいっぱいあるし、SLの世界もどんどん進歩していくのですが、どうも最近はものづくりにしても、SLの知識にしても、首を伸ばせば地平線が見えるという状態になってきて、ちょっと安心しているというか、一段落感があります。多分勘違いでしょうが。もう一度ネジを巻きなおすには健康と、時間が必要だと感じています。

正直言って、だれか私のブログみたいなブログを書いてくれないかなぁと思っています。もっと客観的で間違いの少ないのがいいですね。でもどうして日本人のブログって商用を除けば、「日々のSL」、「心象風景」みたいなのが多いのでしょうか?ブログで考えを闘わせるとか、何かを追求するとかいうのは面倒なのでしょうね。
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