リンデンへの挑戦(2)

Sophiee Winkler

2009年10月30日 13:05




昨日の記事はMassivelyですが、Cache云々のところがよく分からなかったので、Alphabvill Heraldを見てみたら、やはり同じテーマの記事が載っていました。大量の盗品のCasheがBurning Lifeに置いてあって、誰でも貰い放題になっていたということですね。
で、ここでもリンデンラボは無力なのかその気がないのかって疑問を呈されてますが、問題はCasheのところ。

「どうしてこういうことが可能なのか?Shopping Cart Discoのお話では、盗品はオリジナルのクリエーターの名前や情報が残っていて、かつ譲渡可になっている。そして多くのアイテムが空箱を含んでいて、いかにも悪用して頂戴という恰好になっている。ということで犯人探しが始まるわけだ。

盗品のCasheが入っていた箱はDamen Haxによって作られたもので、彼は長年のSL住民であり、Open Sourceの提唱者でもある。

Heraldがコンタクトした際には彼は嫌疑を否定して、彼には敵が何人かいて彼らがHaxを陥れようとしたのだと語った。」

CasheというのはPCやネットワークの情報伝達の経路において、良く使われる情報や引っ張り出すのに時間の掛かる情報を一時メモリーに貯めておいて、頻繁な要求に迅速に応えるためのものです。いわば作り置きの仮想ハンバーガーみたいなものですね。だからここの情報を取られてしまうと、結局情報を盗まれたことになるのでしょうか?

Shopping Cart Discoのお話というのはこっちで見れます。

http://shoppingcartdisco.com/?p=5484

以下はHeraldのPixeleen MistralのDamen Haxに対するインタビューの記録です。

Pixceleen Mistral:「さて、貴方の名前が取り沙汰されていますが?」
Damen Hax:   「イカれた奴らの仕業だろう、最近は何が起きても不思議はないさ。」

PM:「いったいどういうことが起きたんだと思いますか?」
DH:「どう転んでも俺のファンのやったことだ。俺はOpen Source Resourceのクリエーターで、もう何年にも渡って無料でOpen Source のコンテントをリリースしてきたんだが、真実に対するアプローチは厳格だ。だからそれによって両極端なファンが生まれる。」
(ソフィー注:自作のコンテントのみをリリースすることに対し賛成する者と何でもありの行為をする者からの反感)

DM:「俺は窃盗に対しては強く反対してきたし、去年はフリーの品々を配るのを止めて、人々が俺のアイテムを勝手に売るのを防ぐための方法を考えてたんだ。」

PM:「では、誰かが貴方の名前の入った容れものを使って、パーミッションを変えて、金が入ってくるようにしたんですね?」
DM:「俺はSLでは一杯土地を持っていて、俺の作ったものを人にやるために何かをしなきゃいけない理由なんてないよ。(人のものを盗んで配るなんて)そんなことをやるのは馬鹿だけだ。」

PM:「昨今では、修正可で何かをリリースするということは、貴方が望みもしない容れものにそれを入れられて、貴方の名前を付けられてしまうということになるという認識が一般的です。」
DM:「俺はいつでもリンデンラボは俺が主張していることをよく検討することができると言っているんだ。俺は俺の名前を聞いて寄ってくるハッカーみたいなことをやりたい奴らを教育して楽しんでいるんだ。一度なんか、奴らはおれを泥棒呼ばわりするTシャツを配ったりしてたな。こういうのをなんとか出来ると思うか?」

最後にPixeleenは全く私が感じたのと同じことを書いていました。

Whomever responsible for the big box of pirated content has been busy.

これは表の意味は「他の名前を取り沙汰されている人達はみんな忙しくてインタビューできなかった。」という意味ですが、次の様に裏読みすることも可能なのです。

「今まで盗品に絡んで名前の出てくる人はみんなややこしい性格だ。」

本当にそう思いますね。何が言いたいのか分かったような分からないような受け答えで、ヨーダより理解不能です。

でもCasheってどんな風な恰好をしてて、どうやって認識されるんでしょうね?やっぱりもらってこないとだめかしら?
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