ソラマメブログ
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 10人
プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
オーナーへメッセージ

2009年10月30日

リンデンへの挑戦(2)

リンデンへの挑戦(2)

昨日の記事はMassivelyですが、Cache云々のところがよく分からなかったので、Alphabvill Heraldを見てみたら、やはり同じテーマの記事が載っていました。大量の盗品のCasheがBurning Lifeに置いてあって、誰でも貰い放題になっていたということですね。
で、ここでもリンデンラボは無力なのかその気がないのかって疑問を呈されてますが、問題はCasheのところ。

「どうしてこういうことが可能なのか?Shopping Cart Discoのお話では、盗品はオリジナルのクリエーターの名前や情報が残っていて、かつ譲渡可になっている。そして多くのアイテムが空箱を含んでいて、いかにも悪用して頂戴という恰好になっている。ということで犯人探しが始まるわけだ。

盗品のCasheが入っていた箱はDamen Haxによって作られたもので、彼は長年のSL住民であり、Open Sourceの提唱者でもある。

Heraldがコンタクトした際には彼は嫌疑を否定して、彼には敵が何人かいて彼らがHaxを陥れようとしたのだと語った。」

CasheというのはPCやネットワークの情報伝達の経路において、良く使われる情報や引っ張り出すのに時間の掛かる情報を一時メモリーに貯めておいて、頻繁な要求に迅速に応えるためのものです。いわば作り置きの仮想ハンバーガーみたいなものですね。だからここの情報を取られてしまうと、結局情報を盗まれたことになるのでしょうか?

Shopping Cart Discoのお話というのはこっちで見れます。

http://shoppingcartdisco.com/?p=5484

以下はHeraldのPixeleen MistralのDamen Haxに対するインタビューの記録です。

Pixceleen Mistral:「さて、貴方の名前が取り沙汰されていますが?」
Damen Hax:   「イカれた奴らの仕業だろう、最近は何が起きても不思議はないさ。」

PM:「いったいどういうことが起きたんだと思いますか?」
DH:「どう転んでも俺のファンのやったことだ。俺はOpen Source Resourceのクリエーターで、もう何年にも渡って無料でOpen Source のコンテントをリリースしてきたんだが、真実に対するアプローチは厳格だ。だからそれによって両極端なファンが生まれる。」
(ソフィー注:自作のコンテントのみをリリースすることに対し賛成する者と何でもありの行為をする者からの反感)

DM:「俺は窃盗に対しては強く反対してきたし、去年はフリーの品々を配るのを止めて、人々が俺のアイテムを勝手に売るのを防ぐための方法を考えてたんだ。」

PM:「では、誰かが貴方の名前の入った容れものを使って、パーミッションを変えて、金が入ってくるようにしたんですね?」
DM:「俺はSLでは一杯土地を持っていて、俺の作ったものを人にやるために何かをしなきゃいけない理由なんてないよ。(人のものを盗んで配るなんて)そんなことをやるのは馬鹿だけだ。」

PM:「昨今では、修正可で何かをリリースするということは、貴方が望みもしない容れものにそれを入れられて、貴方の名前を付けられてしまうということになるという認識が一般的です。」
DM:「俺はいつでもリンデンラボは俺が主張していることをよく検討することができると言っているんだ。俺は俺の名前を聞いて寄ってくるハッカーみたいなことをやりたい奴らを教育して楽しんでいるんだ。一度なんか、奴らはおれを泥棒呼ばわりするTシャツを配ったりしてたな。こういうのをなんとか出来ると思うか?」

最後にPixeleenは全く私が感じたのと同じことを書いていました。

Whomever responsible for the big box of pirated content has been busy.

これは表の意味は「他の名前を取り沙汰されている人達はみんな忙しくてインタビューできなかった。」という意味ですが、次の様に裏読みすることも可能なのです。

「今まで盗品に絡んで名前の出てくる人はみんなややこしい性格だ。」

本当にそう思いますね。何が言いたいのか分かったような分からないような受け答えで、ヨーダより理解不能です。

でもCasheってどんな風な恰好をしてて、どうやって認識されるんでしょうね?やっぱりもらってこないとだめかしら?


同じカテゴリー(ビジネス)の記事画像
セカンドライフの検案書
この国の知性のかたち
MagSLのサービス終了
RLの裁き(2)
SLのSimの現状
最近の神様
同じカテゴリー(ビジネス)の記事
 セカンドライフの検案書 (2015-08-31 11:14)
 この国の知性のかたち (2014-12-20 01:33)
 MagSLのサービス終了 (2014-01-28 22:36)
 RLの裁き(2) (2014-01-15 00:43)
 SLのSimの現状 (2014-01-12 23:09)
 最近の神様 (2014-01-10 23:55)
Posted by Sophiee Winkler at 13:05│Comments(2)ビジネス
この記事へのコメント
洞察鋭く、ちゃんと問題意識を持ってSLに接せられているお姿、いつも頭が下がります。

さて、私も同様こうしたcopybotに代表される悪質行為に昔から頭が来ている一人なのですが、お一つ、ソフィーさんのブログで宜しければ扱って欲しい話題がありました。(ソフィーさんのブログは大変影響力のあるブログなので)


一つはcryolifeやエメラルドビューワの潜在危険性などで日本コミュニティは話題持ちきりのようですが、ご存じのようにcopybotは数限りなくありますよね。

Neillifeの作者は自分のブログにて毎日頻繁にブログ更新してSLへの攻撃姿勢を続けており、それに扇動される悪質ユーザーが激増していますね。毎日チェックしていますが都度読んでいてムカっと来ます。
http://neillife-lol.blogspot.com/2009/11/httptheartistsvoiceorg.html

彼は今日の記事にて、こちらのブログに対抗姿勢を見せています。
http://theartistsvoice.org/remember-the-5th-of-november/

誰が見ても悪者がこうして市民権を得たかのように毎日ブログ更新をし、悪い行動(MACアドレス変更方法やIPアドレス詐称にてBAN後もSLに戻れる方法など)、を指南しながらNeillifeをリリースし続けている現状は、SLその物が衰退加速している感が日に日に増します。

と思っていますとまた新たなcopybotがあったのですね、こちらです。
http://slcopybot.weebly.com/
http://www.youtube.com/watch?v=F7vFYtc4yWM

in-worldやXstreetで販売出来なくとも、他経由(skypeやyahoo or MSN messengerなど)で販売を進めています。

問題はこうしたcopyツールの乱立ではなく、野放しにしてきたLLの無頓着さなのでしょう。存在が明るみに出た2005~6年時から今の今まで怠慢運営なのですからね。
顧客を留めさせておかないと自社運営や自分の給料に後々跳ね返ってくるのに、LLは本当プライオリティ順序がさっぱり理解出来ません。

私、個人的にArtist Voiceのような抗議活動は支持したいと思っております。良かったらソフィーさんのブログでもこうした活動が対copybot活動の一つのムーブメントとして海外から起こっていることを触れて頂けたらいいなと思いまして書き込みさせて頂きました。

ご多忙の中読んで頂いてどうもありがとうございます。こちらのコメントは公表されなくて結構でございます。

英語のえの字も知らない人たちが噂だけを信じ、おろおろしている風潮が強いSL日本コミュですが、そうした中ソフィーさんのブログは希有で異彩を放ってます。英語の分かる者でも中々ブログで周知することは時間的に大変です。それなのにソフィーさんはずっと昔から頑張ってらっしゃる。頭が下がります。これからも応援してます!
Posted by 石塚 at 2009年11月03日 17:47
コメントありがと~。お褒めのお言葉もありがとうございます。何か気恥ずかしいです。海外の前向きの動きについては私は疎かったのですが、これを機会にちょっと覗いて見たいと思います。
Posted by Sophiee WinklerSophiee Winkler at 2009年11月04日 11:31
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。