ソラマメブログ
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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
オーナーへメッセージ

  
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2007年11月30日

捨てられますか?



お久しぶりですー。祖父の葬儀と後片付けで1週間以上休んでました。今日から復帰したので、またよろしくね。長いことSLやってなかったので、特にイベントや話題がないんですね。文化祭については多少あるけれど、それは終わったあとで総括ということでいいかしら。

今回しみじみ思ったのは、RLでもSLでもモノは捨てないと駄目っていうことね。どうせ持っていけないんだから。SLでも半年もやっていると、結構モノが溜まりますね。最初は素敵って思って買ったものでも、飽きてしまうこともあるし、SLでは買い物は原則No Transfer なので、捨てないとどんどん溜まっちゃいます。

まず、Freebieを捨てましょう。確かに初期の段階ではお世話になったけど、今見ると基本的にダサくて、チープ。作ってただでくれた人には謝りますが、本当にそうなの。自分を表現していく過程で、どうしてもいい造りの高級品を選んでしまいますね。これってRLと全く同じなのね。だいたいFreebieの衣類でいつまでも着られるものって、1%くらいかしら。だからどんどん捨てましょう。Freebieの建物や家具も基本的に大きさの割には不便なので、捨てちゃいましょう。

無料のアイテムでいつまでも使えるものの代表は、Amiちゃんのスキンですね。これは製作者がリンデンになっているので多分SLの初期の頃の、スキン製作者がまだ少なかった時にリンデンが配ったんだと思うけど、仕上がりはすごくいい優れものです。これが欲しい人は今墨田区で配布してますよ。これは捨てられないわ。

ランドマークもやたら増えて来ますね。いったい何がよくてLM取ったのか分らないところもあるし、行こうとしたらなくなったところもあるので、適当に減らしていかないと、訳が分らなくなりますね。ポーズボールとかアニメーションも後からだんだんいいのが出るので、最初のものはつまらなくなってきちゃいます。これも少し面白くないと思ったら捨てましょう。

フレンドも行きがかり上フレンドにしたけれど、そのあと長いこと会ってなくて、いったいどんな人で、どんな場面でお友達になったのかも忘れてしまった人は削除しましょう。また会ったとしてもお互いに見掛けが変っていて、またフレンド交換してしまうかも。それでいいんです。

私はあまり記憶力ないので、捨ててしまうと、多分何を持っていたかは忘れてしまうでしょうね。でもそれでいいのかも。このようにしてみんながどんどんスリムになると、SLのトラブルも少しは減るんじゃないかしら?

画像は今一番気に入っているスキンとシェイプの組合せ。この陰で使われなくなっていくセットもあるのね。RLでは自分に飽きることはあまりないだろうけど、SLだとそういうこともありえるのね。

で、捨てられないものって何なのかしら?うーん、これは難問だわ。アイデンティティーまで変化させられるSLだから、原則なんでも捨ててしまえるような気がする。この子はいつまで愛されるのかしら?  

Posted by Sophiee Winkler at 13:52Comments(2)生活

2007年11月20日

複数アカウント(その2)



複数のアカウントを特に一台のマシンで動かすようになると、アバターの位置づけに悩む場合がありますね。何人出そうが本体と影をはっきりと区別してそれを宣言している人は困らないでしょうけど。私みたいにソフィーとAmiとManaがいて、それぞれに違う性格を持たせようとすると、分裂気味になるの。そういうわけで男の子のアバターに挑戦するのはいまのとこ無理ね。分らないこと多いし。

ソフィーは金髪の外国人の設定で見かけは可愛いんだけど、かなり勝気でわがままです。皮肉屋で突っ込みも鋭いわ。だから見掛けと性格がかなりアンバランスな状態。好きな人の前では大人しくしていても、すぐ地がでてしまうの。

それで従順なAmiちゃんを出して、ソフィーとは違う対人関係をつくろうとしているんだけど、本当の多重人格じゃないので、なかなか難しいですね。それと日本人の男の人のうちでも特にSLやっている人は大部分紳士的な人が多くて、どう付き合っていいのか分らないみたい。

RLで同じような経験をしている人って考えると、多分女優とかでしょうね。複数の番組や映画をこなしていると切り替えが大変でしょうね。同じカラーの役柄だけなら簡単だけど、ヒロインになったり、悪女になったり、老け役やったりするとどれが本当なのか分らなくなってくるのではないかしら?どれも本当でないとして、普通の自分に帰ってもちっとも面白くないかもしれない。

最近記者会見してた三田佳子さんなんか、可愛そうな母を演じているつもりはなくても、自然にそのような言動になってしまって、どこまでが自分でどこからがマスコミ向けなのか本人も多分線引きが難しいのかもしれない。何か引き合いにだして申し訳ないですけど。そういう意味でアバターを複数持っていて色々使い分けているのは、女優さんみたいな経験ができるのかなって思ってます。まわりは御迷惑かも。

考えてみれば、本当の自分をそのままSLの中で再現している人ってとっても少なくて、普通は分身であるアバターを使って別の自分を演出しているわけだから。複数アカウントを持つことそのものは大して変なことじゃないですね。アバターだけじゃなくてSL全体が仮想なんだから、その前提でどれくらい楽しめるかをそれぞれが追求してるんですね。でもやっぱりわたし分裂気味。文章が崩れちゃってます。最近ちっともおカタクないですね。

さて、ソフィーのRLのおじいちゃんの容態がいよいよ重くなってきました。突然更新がしばらく止まってしまうときが来ると思いますので、予めお知らせしておきます。本当にこんなことやってていいのかしら?ということで今日はおとなしい画像でした。  

Posted by Sophiee Winkler at 11:43Comments(2)生活

2007年11月19日

複数アカウント



昨日はインしたらリンデンから変なメッセージが来てました。簡単にいうと最近のSIMのトラブルは複数アカウントを同時に動かすからで、この事態を憂慮しているというものなの。ふーん。本当かしら。複数持ってない人にも来てたみたい。全体の実態を教えられていないので、何ともいえませんね。外国なんかで複数アカウントを利用してキャンプで稼いでいる人が多いのかな?

場所によっては沢山のアカウントが一つのSIMに集中して重たくなるってことはあるけど、それが他のSIMに波及することはないでしょう。少なくとも日本のSIMは人が少ないくらいなので、大イベントでもやらない限りそういうことはないですよね。アバターが想定外に持ち物を持ちすぎているっていうことはあるかも。

でも、それもこれもリンデンの設計上の問題でしょ。アカウントが多くてトラブルのは個人のマシンの側のはずで、もし今リンデンに登録している一千万近くのアカウントが一斉にログインしたらどうなるかしら?複数アカウント云々の問題どころではなくなるでしょ。RLで津波や地震が起きたときにみんなが一遍に車で逃げようとしたのと同じことがおきるはず。そういうことは起きないってたかをくくって、低スペックのサーバーの数だけ増やしたんじゃないかしら。なんか人のせいみたいに言うのやめて欲しいわね。自分達がのべつまくなしにOSをいじってるほうが問題だと思うけど。

お話変わってブログのセクシー画像とアクセスの関係です。この「おカタイ」方は予想通り、セクシー画像があるとアクセス25%アップで、ないと元に戻ります。つまりコンスタントな数の読者がいて、それにセクシー画像分が上乗せされたり、減ったりしているだけという単純なものですね。

ところが、「ソフィーのアバター日記」の方はセクシー画像で22%アップして、次にもとに戻るんだけど日によって10%前後のバラつきがあります。多分これは読者層が固定されていないっていうことかなって思います。画像以外にも掲載された時間帯とか、曜日とかの要因もあるので一概には決められないんですね。

http://sexybrondegirls20070910.slmame.com/

きょうは、サービスでAmiちゃんのセクシー画像ですが、特に他意はありません。手持ちの画像がなかっただけなの。まあ、彼女は次回の写真集のモデルになるために現在修行中なので気安くポーズとってくれますから。それはいいんだけど、設定が従順なお馬鹿なので、目の前ですごいブログネタが展開されてても、写真も撮らないでボーっとしてますね。まあ、そこが可愛いという意見もあるので仕方ないけど。きっと、自分のことばかり見てるんだ。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:12Comments(0)生活

2007年11月16日

画像のインパクト



Amiちゃんの水着画像のあとに、おとなしい画像を掲げてみたらやっぱりアクセスは減っちゃいました。まず「ソフィーのアバター日記」では22%減、それから「おカタイのが御好き?」では25%減です。前者では今日もおとなしい画像を出しておきましたので更に減ると思います。こちらの方では再びセクシー画像を出して効果を確認したいの。Amiちゃんのマッサージポーズは如何ですか?毎日少しづつシェイプを改良して、どんどんセクシーになってきました。歩いている姿は多くの男性を悩殺すること間違いなしよ。でも、もっといい衣裳も見つけてあげないとね。

いずれにしても125とか160、多くても200くらいのアクセスって低いですよね。「おカタイ」のは元々面白いものでないし、ロジカルで見識のあるニッチ層を対象にしているので、これくらいかなって思ってます。「日記」の方が低いのは単に面白くないからだけかも。でも、私の日記ってSLの外の人が中の感覚を味わうにはいいのではって思っているんだけど、そうするとやっぱり一般向けじゃないのかしら。くどくど書き過ぎ?

アクセスが多いのは物語風のものとか、お店の紹介、スクリプトとかシェイプとか技術の紹介が多いですね。4コマ漫画みたいなのでいいのかな?私のは最近出歩かなくなったので、文化祭のことばかりになってしまって、自分でも不満が溜まってます。文化祭やっていると、みんな燃えているのはいいんだけど、お仕事モードになってしまって、面白い会話がなくなってきました。この辺が日本人の真面目な性格を反映しているなって思います。イタリア人とか、中南米人だときっと何時までもアトラクションとか完成しないんだろうなって、思います。

お友達の中にはブログのアクセスばかり気にしていると、ブログのためにSLやっているみたいになるので、あくまで記録を残すという意識でやったらと、忠告してくれる人もいます。そうですねRLのビジネスに繋げる気がないのにアクセス気にしていても仕方ないもんね。  

Posted by Sophiee Winkler at 11:32Comments(1)スキン&シェイプ

2007年11月15日

「デジ根」の意味



昨日寝ようとしていたら、TVで「デジタルの根性」が始まってしまって、その前にカフェで日テレのスタッフ?から「見てね」って言われていたこともあって、惰性で見てしまったの。

最初にアバターでつくった千原ジュニア、女子アナ、土屋ディレクターが出てきて普段どおりの会話をするんだけど、アバターでやってるといかにも緊張感がないというか、肩の力が抜けてるというか、是非は別にしてそんな感じのトークね。まあ、深夜だから抜けてないとね。

次にスタッフの作った衣裳を3人が着たり、観客の鶏が鳴いたりしてSL感を高めようという努力がなされてます。更には3人がジャンプ台からスノボーでジャンプするとこなんかが紹介されました。特に3Dゲームと変わりはありません。

で、どういうわけか映像はSLではなくなって、普通の芸人さんが出てきて何か悪ふざけをしているっていう場面に転換。毎回(といっても2回目)この辺りで眠たくなってやめてしまいます。

SLの中ではこの「デジ根」を見たことのある人は3割くらいかな?知っているという人は6割くらい。その差は「興味ない」ということらしい。見た人も一度見たという人が断然多くて、毎週見てるという人は会ったことないですね。
頑なに「おれは絶対そんなもん見ない」という人も何人かいるの。これがSLの面白いとこね。RLよりも変人の密度は絶対高いわ。

まあ、これを見てSL始めたっていう人もいるので、悪いというわけではないわね。でも、SL内のアバターから見ると今ひとつ共感できない部分もあるのね。違和感というか。その正体がよく分らないんだけど。SLMaMeのブログでもあまり取り上げられてないし。

考えてみると、この番組は一般向けなので、SLの住民が期待するような技術やニュースが出てくるはずはないし、題名だって「SL」とは言ってないのね。SLを舞台設定にしてあるっていうことかしら。

でも昨日見ていて気がついたんだけど、製作側もそれなりに苦労しているってこと。例えば私たちアバターは相手が文字入力している時間は平気で待ってるし、考え事したり、別のことをチョコッとやってる時もあるのね。でもTVの視聴者はやっぱり普通の速度で音声の会話が出てこないと我慢できないと思うの。それで芸人さんにアバターの着ぐるみ被せてじゃべらせてるっていう形式になってるのね。

毎回その都度SLの小さなテクとかダンスとか、披露してくれるんだけど、私たちには「なんだー」ということでも、知らない人には面白いのかも知れない。

アバター自体表情が乏しいし、動作も制限されてるので、それで番組の時間を持たせるのは難しいんでしょうね。電波少年みたいに、外国の映像なら抵抗し難い存在感があるので、視聴者も受け入れるしかないけど、SLの映像だと現実感ないだろうから、受け入れられるかどうか怖いところもあるのね、きっと。

考えてみれば、SLが見たければSLに入ればいいので、アバターが文句言っても仕方ないし、飽くまでRLの視聴者のための番組なんだって、当たり前過ぎることに気づいた私でした。

SLの中の人がアバターの視点で作った番組があれば面白いかも。でもそれをTVで流す必要はなくて、SLの中で見てるだけで私的には満足。一般の人が見ると、出来の悪いアニメにしか見えないかもしれない。やっぱりSLとRLには壁があるのね。その実態は何なのか?解明するのは結構大変みたいな気がする。でも多分SLの住民の大多数は解明を望んでいないと思うの。RLと同じになっちゃったら、面白くないもんね。  

Posted by Sophiee Winkler at 11:14Comments(2)生活

2007年11月14日

アクセスの稼ぎ方



ブログのアクセスを増やす方法は幾つかあって、私はそれをやってみてました。もちろん中身が面白いとか、役立つ情報が分るとかいうのが王道なんだけど、それは当りまえなので置いときましょう。

よく行われているのは、女性のハダカです。一度必要があって、市販のスキンの看板を載せたところアクセスが700くらいになったことがあったの。でもSLの中の人がスキンの看板見て興奮するわけないので、どうやらSLMaMeのブログの読者ってSLやってない人も多いんじゃないかっていうのが私の推測です。今日もサービスでAmiちゃんの水着画像載せちゃいました。まあ、アクセス稼ぎというよりも、自慢の意味もあるのね。可愛いでしょ。

「肌の露出」が有効であることはブログ書いてる人ならみんな分っていると思います。女性の胸元のアップとかが特に有効。でもRLにも色んな画像が氾濫してるのに、どうしてなんでしょうね?また、SLにいる人なら女性のアバターの恋人作ったり、自分で女性のアバター作ればいいわけだから、他のアバターの画像で興奮する必要ないので不思議ですね。

私は露出が大目の画像と、そうでない画像を何回か交互に出してみて実験したんですが、露出が多いものはコンスタントに30%くらいはアップしますね。本当の効果はもっと高いと思うんですが、1回セクシー画像を出すとその効果は2日ほどは持続するので、厳密に効果を測定するのは難しいです。統計学の専門家だとどうするのかしら?

これくらい有効なセクシー画像ですが、最近は効果が下がり気味です。それはブログを書く人が増えてきて、1日の更新数が300以上になってきたので、1回の更新で画像がSLMaMe のサイトに掲載される時間が極端に短くなってきたのが大きいと思うの。以前は1時間は載っていたのに、今は30分くらいです。初めてあるブログを見るときはどうしても画像から入るので、この露出時間が減るとアクセス減に直結するのね。

それへの対処方として1日に何回も更新するという手もあります。私は以前は書きたいことが一杯あって、1日に3回くらい更新していたときがありました。その時はランキング20位代になったこともありました。その時はそのメカニズムには気づかなかったけど。実際今でもそれをやっているブロガーもいます。ランキング上位のブログで一つ一つの記事がほとんど文字がなくて、内容もつまらないものもありますが、多分こういう手を多用しているのだと思います。

読者の目が肥えてくればこういうものはだんだんアクセスが減っていくでしょう。で、問題は私のブログはいったい中身だけでどれだけのアクセスを得られるのか、常連の読者ってどれだけなのかってことですけど、これは改めて考えることにします。
  

Posted by Sophiee Winkler at 14:06Comments(0)ビジネス

2007年11月13日

SLのビジネス(その23)





SLのビジネス(その19)で持ち主が代わってしまった名古屋のSIMのことを取り上げましたが、その近況です。読者のメッセージへの返事で私は「新しいオーナーがSLのことを知らない人でないことを祈ります。」とコメントしておいたのですが、この新しいファンド系のオーナーさんも約1週間でギブアップしたそうなの。

1週間で決断したのは投資家としては立派ですが(つまり「損切り」は早めにということ)、1週間で判断可能なのであればそもそも譲り受けない判断も可能だったはずで、その辺に甘さというか、何かの義理が絡んでいたのかもしれませんね。

ユーザーとの賃貸契約がなければ、「土地を放棄する」というコマンドを選択してしまえばおしまいですが、賃料を1年前払いしている人もいるそうですから、何だかNOVAのケースみたいになってきました。もし、オーナーが土地を放棄して、賃借人との契約はそのままだと、リンデンと賃借人との関係はどうなるのでしょうか?多分細かな契約条項があるのでしょうが、とても読む気にはなれませんので、悪しからず。

この土地を転売するというのは難しいでしょう。そもそも利益を生むモデルになっていないので、更地ならともかくも賃借契約つきでは制約が多すぎて、オーナーになるのはリスクが高すぎるの。かといって、リンデンは管理料を引き下げてはくれないでしょうから、結局は賃借人の組合として引継ぎ、割高な賃料を払うくらいしかないですね。

でも、SLの土地は、RLの土地のように特定の具体的な土地が他の土地と比べて大きな価値をもっているということはないので、固執することに意味はありません。賃借人は先払いの賃料の返還を受けた後は別のSIMに移住し、残った土地は放棄され、リンデンが売りに出すというのが最も可能性の高い展開ではないかしら?

SLはRLの経済とは相当違った面が多いのですけれど、この土地の売買や賃貸については、ほとんどRLと同じ市場メカニズムが働くようですね。もっとも土地の供給に歯止めはないので、特定の土地が無闇に高騰するとか、地上げ屋が暗躍するということはありません。もし地上げ屋が現れるとしたら、それはSLが大ブレークして、特定の土地が大きな付加価値を産み、様々な思い入れが積み上がって、RLと競合する存在になろうとしているというサインと見ていいでしょう。
  

Posted by Sophiee Winkler at 10:42Comments(0)ビジネス

2007年11月12日

SLのビジネス(その22)



先日SLでの親しいお友達とお話したんですが、今のSLの「停滞感」って何なの?ということで、色々考えてみました。その結果、データの裏づけはないものの、推論によってある程度の説得力ある答えに辿りつくことができました。ただ、これを100%ここでお話することはありません。ヒントを出しておきますのでみんなで考えてね。

まず、企業の参入が停滞してるってことですが、大企業は参入してますが、具体的な活動に今ひとつの弾みがつかない、主体的な提案やアイデアの開示がないということですね。これには理由が二つあって、一つはSL自体が大企業にとってまだ十分な魅力がないので、勝負を掛けられないということがあります。さすがに天下のサントリーが自社製品の自販機を設置してるからといって、それ自体が目的とは考えられませんね。私はアイデアがないのかと思っていましたが、実際は今、トランプ(切り札)を切ってどうするのということだと思います。切ったら最後真似されちゃうもんね。

SLが企業のRLにとって何らかのインパクトある存在であることがわかって、あるいはインパクトのあるモデルを使う環境が整って、初めてテーブルの上にトランプが出てくるわけですね。今SLのテーブルの上には掛け金が乗ってない状態なの。その環境とは一つにはSLの実質人口の増加です。SLで活動する人が増加して、そこから何かRLにも適用できる付加価値が生み出される、そういうタイミングを待っているのですね。

でも、プレイヤーの椅子はせいぜい数脚なので、いまからそれに座って準備はしておきたい。お座り賃は安いので気にならないってとこかしら。だからSLは10年前の中国の状態と言っていいかも。まあ、中国は今でもまともな付加価値をつけた商品・サービスを生み出してるとは言えませんけどね。お金を無闇に突っ込む人が多ければ成長はしますからね。

もう一つの停滞の原因は組織内部にあるものです。それはもうみんなが気がついているけど、敢えて言わないといった種類のもの。これはある意味今の日本のRLの停滞の原因ともいえます。それは何なのか、自力で考えてね。

そうすると今のSLは少なくとも日本においては臨界前の状態にあって、ここから連鎖反応が拡大して大ブレークとなるか、萎んでしまうかの瀬戸際にあるのね。

もちろんMagSLやMetabirdsやMeltingdotsといった事業者が、独自のクリエイティブなコンテンツを掲げてこの動きを加速することは可能だけど、それは出来ていない。当面のお仕事さばくので忙しいのね、きっと。でもこれができるところが主導権を握ることができる。今は持ってる土地の量(つまり、掛けてるリスク)とか、ブログの本数とか、参入支援件数とかで存在感を示しているけど、本当の意味でのクリエイティブな付加価値はひねり出せていない。「ブログとか文化祭で何か個人からいいもの出てこないかなー?」っていうところじゃないかしら?

そういう訳でいまのSLは巨大な建物建てて、何かやった気分になってる自治体の箱モノ行政に近いものがあります。建設会社は儲かるけどね。

ただ、以上の考えは日本を念頭に於いていて、欧米のSLの状況は一切分らないままなので、その辺が弱いのね。

RLの都合でしばらくINできないかもしれないので、思いっきり言わせてもらったわ。御意見あればどうぞ!  

Posted by Sophiee Winkler at 11:34Comments(0)ビジネス

2007年11月09日

SLのビジネス(その21)



よく言われる言葉に「SLへの関わり方は人それぞれ、色々あっていい。」というものがあります。それは個人がアバターを通じてSLを楽しむときの方法に制限をなるべく設けないっていう考え方とも響きあうものですね。私もこれに賛成です。

これとは別にアバターではない人たちのSLへの関わり方があります。まずリンデンラボですが、これはSLという壮大なプラットフォームを私たちに提供してくれている事業者ですね。それからMagSLやMetabirds、Meltingdotsといった事業者、これらはリンデンと私たちアバターの間に立って土地や建設、参入支援、マーケティング、広告、SL専用ブログといった分野で様々なサービスを供給してくれているの。RLでの出版や教育といった分野もありますね。

それから今後増えてくるのかもしれないけど、SLでの映像を使ってRLのビジネスに役立てたり、SLの話題で自分の通販サイトに人を引っ張ってきたりという利用の仕方もあるわね。要するに「SLをいかにRLの儲けにつなげるか」という内外の事業者の立場ですね。まあ、いまのところ軸足がRLにあって本当にSLを理解しているのかは怪しいところもありますが。

これらの「事業者」の人たちからみればアバターとそれを操る個人、一応プレーヤーと呼んでおきますが、そういう存在って飽くまで「飯の種」なんです。建前としてはサービスの消費者として尊重していても、実際は操る対象なので客観的に眺めているといえるでしょう。幼稚園児を見守る園長先生よりも醒めてるでしょう。だから私がスキンがどうの、衣裳がどうのと言っているのも、幼稚園児のたわごとみたいなもんなんですね。

いろいろ恰好いいことを言っても、「事業者」の最終目的はお金を稼ぐことなので、その意味では本当の「お客様」はRLの大企業ということになります。その大企業は今はSLが何の役に立つかわからないので、アンテナ設置という感覚で参入してます。日本人のプレーヤーがいまのところ4万人とかいっているレベルでは大企業のRLビジネスへのインパクトはありません。

大企業の立場としては①プレーヤーが百万人位になってRLへの影響力を持ち始める、②技術・商品開発の拠点にできる、③擬似市場としてテスト・マーケティングに使える、④人材の採用、教育に使える、⑤バーチャル・オフィスとして利用できる、⑥その他 といった利用の可能性が高まってくれば本腰をいれてSLに参入して来るでしょう。

これが現在のアバター、ソフィーのSL世界観なの。ちっとも面白くもないお話でした。私はやっぱりアバターやってるのがいいな~。
  

Posted by Sophiee Winkler at 12:59Comments(0)ビジネス

2007年11月08日

毎日が文化祭



昨日は文化祭用のスキン&シェイプを知ってる人にあげたり、久しぶりで墨田区のメンバーとお話したりして、あっという間に時間が経ってしまいました。MagSL Tokyo2の区対抗の文化祭では墨田区はメンバーが少ないのと、INできる時間がまちまちなのとでなかなか揃ってお話をするという機会がありません。でも逆に人数が少ないと話がまとまり易いというメリットはあります。

何かをつくるということは基本的には個人の思いつきや思い入れから発しているので、本人が集中して創作活動をしているときに横から手伝うということは難しいんですね。既にスペックの決まったものを大量につくるとか、単純作業とかは手伝えても、初めて造るものは本人に任せておくしかありません。そこでメンバーはそれぞれが自分の得意なことを、場所を決めてやっていくということになります。新製品やサービスの開発の段階ってこんなのかしら。

でもこれはまさに文化祭の形式であって、RLでのビジネスとは事情が違います。RLでは開発が終われば組織をつくって指揮命令の系統をはっきりさせて、造るものも決めてしまいます。個人の創意は制限されて組織の標準化された作業に持ち込んでいって、効率やコストの圧縮をはかるのね。役割分担が決められて、個々人の作業は単純化されてしまいます。リーダーがいて全てを管理する形です。「マネジメント」っていうのね。

こんなのSL的じゃなくて、少しも面白くありませんね。多分どの区でもこういうビジネス形式にはしていなくて、あるいはできなくて、突出した個人ががむしゃらに頑張っているのが今の状況だと思うの。それで、他の人は遠巻きに眺めていたり、自分のできることをチョコチョコとやっていたりっていう感じかしら。確かに学校でも文化祭ってこんな感じだったし、SLっていつでも文化祭やっているようなところですね。  
タグ :文化祭

Posted by Sophiee Winkler at 10:23Comments(0)生活

2007年11月07日

SLのビジネス(その20)



SLでアバターの写真集を発売しようと思い立ってから1カ月が経ちました。いろんな人にアドバス受けたり、写真撮影をしたりして発売に漕ぎ着けてから2週間が経ちました。今、週3冊のペースで売れてるの。

http://slurl.com/secondlife/fukuoka/151/106/23

写真集のテーマは難しくいうとRLで溢れている女性の画像とは別に、アバターがアバターの画像に何かを感じるかということなの。だから、SLに入っていてもRLの比重が断然大きい人は馬鹿馬鹿しくて、そんなもの買いませんね。でも私のように独立した人格としてSLのなかで生きようとしている人たちのなかには、興味を持ってくれる人もいるんじゃないかってことでした。

もう一つの狙いは、このブログでビジネスについて色々分った風なことを言っている私自身が、SLの現場で製作者や販売者としてビジネスを体感することでもっとSLを知るということだったの。この後の方の目的はたった1カ月でも十分果たせたし、今も毎日新しい発見があります。副産物として技術的にいろんなことができるようになったのも嬉しいわ。

でも、SLの経営者も遭遇している大きな問題があります。それは色々工夫しても、何がよかったのか、悪かったのかは簡単には分らないってことです。例えば商品の売れ行きが悪いときに値段が高いからかもしれないと思って値段を下げます。実験室のシミュレーションならこれでいいけど、経営者はもっと売りたいのが普通だから、値段以外の要素も動かしてしまうのね。例えばいっしょに広告を出すとか、店舗を増やしたり、改装したりします。その結果商品が更に売れたとして、いったい変化させた要因の何がどれくらい効果があったかというのは簡単には分らなくなってしまうってことなの。で、何となく勘でやっぱり値段かなって思ったりするわけ。

これがRLのこじんまりしたビジネスですね。SLも同じなんです。なかなか論理的、総合的に分析するというのは最初のうちは販売結果のサンプルが少ないので難しいのね。だから一歩ずつ手探りで進んでいくというのが実際なの。理屈やコンセプトだけでは説明のできないビジネスの奥深さがそこにはあるんです。

さあ、次はどんな手を?これを考えるのも楽しいのね。RLでやると大変だけど、SLだとリスクも少ないし、すごく濃縮された経験ができる場所なんだって感じてます。
  
タグ :写真集

Posted by Sophiee Winkler at 12:00Comments(0)ビジネス

2007年11月06日

文化祭に思う



まだ始まってもいないのに、今回の文化祭ではいろいろ考えることがありました。文化祭をやることになって改めてSIMを見回してみると、実際に活動している住民の少なさに驚かされます。少なくとも1SIMで12人位はいてもよさそうなものですが、土地を借りっぱなし、家を建てっぱなしでどこかにいってしまった人が多いの。多分RLが忙しくてINしてこれないか、3Dゲームに嵌ってるとかあるんでしょうね。

その中でINはしてくるんだけど、自宅やスカイボックスに引き篭もっている人もいて、実行委員としては何とか引っ張りだしたいんだけど、自由参加の大原則があるし、そもそも命令したり、強制したりする権限もないので、諦めているっていうのが実情ね。

文化祭をやることでコミュニティの結束が強まるってことも期待できますね。確かにそういう面はあるの。技術レベルはまちまちでも、それぞれが出来ることをやって補い合っていけばいいんだし。参加することで技術も上がっていくことも期待できます。

一方で技術力がなくて消極的な人はその輪に入ってこれず、疎外感を持ってしまうんじゃないかって心配です。それを解消するのが私の役目なんでしょうけど、SLでは手取り足取り教えるっていうのがRLよりは難しいですね。それやってるとその人の教育にはなるけど、短期間にアウトプットが出てくるわけはないので、どうしても放っておくことになります。技術のある人はもちろん放っておいても大丈夫だし、ない人も放っておくと、一体私の仕事は何なのかってことになります。

あまりやりたくない人に無理にプレッシャーかけて、ますます引き篭もられても困るので、しょうがないのかな~。なんか学校の先生の心境ね。

リンデンラボもMagSLも考え方は一貫していて、3D-SNSをエンジョイできるプラットフォームは提供します、その中で創造的に活動するのはそれぞれの人の取り組み方次第です。ゲームのように何から何まで道筋を決めたり、便利なアイテムやアプリを用意しておいたりはしませんよっていうことね。それはそれで一つの見識です。でもそうすると普通の人にはとってもハードルが高くなってしまうのね。この文化祭でさらにそのハードルが高くなってしまうという、主催者の意図に反した側面もないわけではありません。

RLで元気で積極的な人ならチャレンジ精神を発揮して乗り越えられるけど、RLで生きてるのが精一杯っていう場合は、突如変心して自分の殻を破っていかないとSLでも生きていくのは難しいでしょう。こういう人のためのアドバイザーとかカウンセラーとかがあればいいのにね。「SLへの関わり方は人さまざまでいい」なんて恰好いいこと言ってると、SLで残ってるのは同じようなタイプの人ばかりになってしまうかも。
  
タグ :文化祭

Posted by Sophiee Winkler at 11:01Comments(0)生活

2007年11月05日

スキン&シェイプ



最近文化祭の無料配布用にスキンとシェイプをいじくったので、やっぱり自分でスキンを作りたいな~って思いました。今回作ったのはスキンはリンデンの無料配布用のものをベースに修正できるところは、なるべく改善して、シェイプはやはりどこかで手にいれたものを大幅修正。シェイプは自分のを使ってもいいんだけど、やっぱりベースが自分だと自分に似たところが残ってしまうので、敢えて他のものから自分の気に入ったように直すという方法にしたのよ。だって自分に似てたら恥ずかしいでしょ。

スキンはやっぱり顔がネックで、これは自分で作らないとしょうがないです。手持ちのフリービーのスキンは彩色がのっぺりしていて、陰影がありません。これは有料のものと差をつけて、スキンのクリエーターの活躍の余地を残してあるのかなって思います。ま、みんなと同じ顔だとだんだん満足いかなくなるので、フリービーって当面の間に合わせ用なんでしょうね。

シェイプは自分の手持ち50体ほどを棚卸しましたが、こちらは無償、有償関係なくひどい。人体はいろんなバリエーションがあって、美しさの基準はまちまちですが、それにしても手持ちのシェイプのなかで満足のいくものがないということは何故なんでしょう?中には2,000~4,000LD$したスキンとセットになっていたのもあるけど、スキンにマッチしているとは思えない。やっぱり好みの問題なのかしら?洋モノは筋肉つきすぎて野暮ったいし、和モノは貧弱で中性的。ほどよい中間が無いのね。

というわけで、シェイプは私の趣味100%で大改造して、結果的に非常にいいものになりました。お顔はスキンの限界があってしょうがないけど、ボディは水着姿を男の人に見てもらったら、「グッとくる」仕上がりだそうです。私よりいいのね。何かただであげるのもったいなくなっちゃった。「グッと」来たい人はMagSL Tokyo2墨田区の文化祭で配布しますからじっくり見てね。24日からですよ。

早くスキンづくりに戻りたいな~。
  

Posted by Sophiee Winkler at 10:49Comments(0)スキン&シェイプ

2007年11月02日

SLのビジネス(その19)



以前SLのビジネス(その4)から(その5)に掛けて、不動産ビジネスのことを取り上げましたね。そこで私は個人でSIMを買って不動産賃貸をするのは難しい、悲惨な未来しかないって言ってました。

予言した積もりはないですが、最近全くその通りのことが起きてしまったみたい。名古屋のSIMなんですが、オーナーが病気になってしまい、SIMはファンド系の別の人に譲渡されたようなの。住人情報なので確度は高いと思います。2ちゃんねるでも叩かれたとか。夢や熱意をもって取り組まれたオーナーさんはお気の毒です。

少ないSIMで採算取ろうとすると、賃貸区画が細切れに設定され、プリムが足りず、公共スペースもなくなり、景観が損なわれてしまいます。そうすると結果としてSIMは埋まらず採算は悪化、管理コスト節減のためオーナーがRLの時間を削ることになるという展開が待っているの。

RLであろうが、SLであろうがビジネスはビジネス。冷徹なメカニズムが支配しています。マスコミの無責任な記事なんか信用せずに、イマジネーションを働かせて、自分の実力をよく把握することが大事です。うまくいかないときの代替案とか、撤退の計画とかも考えておかないといけません。熱意や誠意や元気さだけではどうすることもできないの。自分自身が時間やお金の面でどれくらいコミットできるのかを見極めておくことがポイントです。

楽しいSL、でも怖いSL。そういう意味でRLと同じリスクのあるSL。よく、できていますね。
  
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Posted by Sophiee Winkler at 10:58Comments(2)ビジネス

2007年11月01日

SLのビジネス(その18)



「写真集ビジネス」の続きね。発売した後になって細かいことは幾らでも気がつきます。例えば販売のための看板は今は日本語ではなくて英語になってるの。これは外人の人にも買えるようにっていう積もりだったんだけど、日本人居住区に置いてあるんだから、やっぱり不親切ですよね。見かけ外人の私が黙って接近していくだけで逃げてしまうアバターもあるくらいだから、言葉の壁はまだ無視できないのね。日米併記でいこうかな~。

それから、外国人に売れるとはあんまり思わないけど、外国人に売るつもりなら検索でヒットするようにしないとね。多分お金かかるけど。あと、商品説明のノート・カードも事前に見られるようにした方がいいかも。この商品は地面に置いて見ないといけないの。立てかけたりするとページにゆがみが出てしまう。置くときにも南が上になるんだけど、これを回転させるとやっぱりページが大きくゆがむのね。これは買った人に注意してあげないと不親切なんだけど、今は何も伝えていない。売れ行きとは関係ないにしてもこれも問題。

一番大きなのはやっぱり自分のお店をつくることかな?自宅を改造して、商品以外の画像も見られるようにして、自分がこの商品で意図したことを伝えられるようにするとか、まだまだ売り手の発想で消費者本位じゃない考え方だけど、そういう商品以外の部分で工夫が足りないみたい。

後は分らないのが「口コミ」の効果ね。親しい間柄でないと「この写真集いいよ~」って言えないし、なかなか難しいのかも。それにSLのお付き合いって、ある程度まで広がると、それ以上どんどん広げていく人は少ないような気がする。グループのなかで自分の位置が決まるとそれで安心してしまうようなとこがないかしら。そうすると「口コミ」にそんなに絶大な効果を期待するのは無理がある気がするの。でも、想像していても仕方ないので、どうすれば沢山の人の目に触れ、販売につながるのかもう一度悩んでみたいです。それがビジネスなんですもんね。


  

Posted by Sophiee Winkler at 10:31Comments(0)ビジネス