2008年10月10日
秋深く、奥深し

スキンとシェイプの関係というのは本当に奥が深いです。同じシェイプでもスキンが違えば全く違った見掛けになるし、スキンが同じでもシェイプによって別のアバターになってしまいます。そうして多分一組のシェイプとスキンの間には最適な均衡点があって、そこに到達したときに如何にも実在しそうな美しいアバターが誕生するんでしょう。でも美しさというものは尺度があるようで無いようで、数量化は難しく比較も困難ですね。
SLでスキンとシェイプを操作して美しいアバターを生み出そうという試みは、登山にも似ています。スキンやシェイプを弄っていろいろ試行錯誤していると擬似最適点に到達して、それなりにバランスのとれたアピアランスになるわけです。そこでそれを更によくしようとして奮闘するんですが、それは登山で一度上り詰めた峰を下って、別の峰に登るというのと同じになるんです。
雲海の中に連山の頂だけが幾つか覗いていて、どんなにそれが近かそうに見えていても、頂上からいきなり別の頂上にジャンプすることはません。次の頂を目指すために稜線を下っていけば雲に突入して視界は失われ、方向も分からなくなってしまいます。この状態が、私がブログで不平を言っている、シェイプやスキンを買って来て、身に着けてみるとがっかりするという状態に相当します。単純にスキンが悪い、シェイプが悪いとは言えないということでしょう。それは分かっているんです。だから自分で作ってもいるんです。
逆にシェイプやスキンを買ってきて却って悪くなってしまうというのは、自分の到達していたところが、それが最適解でないにしても、けっこういい線いってたということの確認になるわけです。
このような意味から、日刊セカンドライフのHaeven Sellaさんがフリーで配布されてきたシェイプは非常に高いレベルのものであり、多くのスキンを引き立たせる優れたものです。その美的センスの高さには敬意を表します。
私はこれを手持ちのいろんなスキンで試してみて、自分が作ったシェイプと融合させ、うまくマッチしたもののシェイプをさらに調整することで、より美しいアバターを手に入れることができました。具体的にはちょっと下膨れで、グラマラスで、タレ目気味なんですが…。またこのようにして手にしたシェイプが、RacやBlowpopその他の優れたスキンにより更に美しく変身できることを発見しました。
でも自分の手にしたものが最高とは言えないと思うので、更によいものを求めて彷徨い続けなければいけません。多分光源氏もこんな心境だったのでしょう。SLの魅力というのはスキンやシェイプに限らず、テクスチャー、スクリプト、ドレスや建造物等々、どのような分野のどのような要素でも追求し続けていくことが可能だということです。これはゲームにはないことで、これこそがクリエーションの本質だと思います。だから広い意味での審美的なセンスや向上心がなければ続けていけないし、お子様達には無用の世界なのですね。

画像は本文と関係のないDaily Useの「普通のお姐さん」アバターです。
2008年10月06日
別アカの楽しみ
最近はフリーのスキンも品質が上がってきて、別アカに着せてみては喜んでいます。またフリーのものでも普通に販売されているものでも、シェイプが付けられている場合が増えてきましたね。
スキンを買って、お店の看板どおりになれば素晴らしいんだけど、大抵は自分のシェイプとはマッチせずにがっかりします。だからこのシェイプ同梱っていうのは有難いです。
ところが、それでもやっぱり売場の看板のようにはいかないのですね。一つにはシェイプはあくまでDemoであって、手や足が極端に大きくしてあって、結局有料でシェイプを買い足さなければいけないようにしてある場合もあります。また、スキンとシェイプをセットで売ってしまうと、それが素晴らしいものであればあるほど、「決定版」が流布して陳腐化してしまいます。だから同梱シェイプってちょっと質を落としてあります。
一方、もう一年半もSLをやっているSophieeはずっとシェイプをいじり続けてきたので、それぞれのスキンにフィットしたシェイプを完成させているので、市販のシェイプを適用すると、それがワンランク落としてあるものだというのがすぐ分かってしまいます。
例えば画像の別アカは最近フリーでもらってきたヘアと昔Blowpopで買ったいろんなバリエーションのなかで唯一秀逸な出来映えのスキンと、私が外国風グラマラス美女を真似て作ったシェイプを組み合わせて、非常に高いレベルで統一感のあるものになっています。凄く妖艶ですね。
こういうものは市場に出てくることはありません。製作者の手元に置いてあって、製作の原型というか参考にされるからでしょう。つまり、このシェイプをもっと美しく見せるスキン、そしてそのスキンの魅力をもっと引き出すシェイプというように試行錯誤していくわけです。私が別アカを沢山もっている理由はそこにあります。もちろんファイルに入れたスキンとシェイプを頭から被せれば瞬時に次々と変身するのですが、そうはしないで、完成形として取っておいて、また別のアカウントで別のものを追求するんですね。ちょっと淫していますが、そういう楽しみ方もあるんです。
2008年08月13日
スキンをどうしましょ?

最近別アカの洋服をショッピングしてると、安いスキンが目に付きます。試しに買ってみると結構いい品質なんですね。無料のものでもいいものはありますが、更にもう少し上のものがL$200とか100とかで売っています。そうすると特にスキンに凝るという人でない限り、これでいいかなって思うでしょうね。
別アカの持ち主としては安く気分転換ができていいんですが、スキンつくるというお話になると、こんなに安く売っているのに自分で作って意味あるのかって思っちゃいますね。だから自分が使うために趣味としていいものを作るというスタンスでやるしかないです。
最近思うのは日本人のつけている女性スキンがだんだん洋風化してきて、和洋の差が埋まってきたことですね。数字で裏づけられないけど。以前のやたら白っぽいのっぺりした陰影のない日本人特有のスキンは店舗での売りも含めて数が減ってきたように思います。まあ夏ですから、色の濃いほうが似合うからかもしれません。
個性的なスキンというのはICスキンとか色々ありますが、味はあるけど自分でつけるのはどうかなって感じ。どう見ても美しくない容貌のものも多いですね。スキン全体としては段々似てくる方向にあるように思えるので、時として思いっきり変ったものも必要ですね。マーケットの豊かさというか、厚みとしては必要です。
その意味では先月でしたかデフォルトのスキンが新しくなったけど、内容的には個性的でおもしろいものが多いですね。問題は水着までデフォルトとして貼り付いているので、首から下は自作のスキンに代えて色を合わせて使ってます。
ビューワーが新しくなったので、それに合わせた高級スキンってどうなったのか興味はありますが、お値段4千L$とかするので、これはお店の売上の半月分ちかいものになってしまうので、何か気分的に買えません。消費者100%のときは随分気楽にお金を使っていたけど、商売でお金を稼ぐようになるとお金の大切さが分かってしまうということです。4千って、10L$のホーロー看板400枚も売らないといけないし、カキ氷マシンだって10台売っても追いつかない額ですね。というように何かしみったれた金銭感覚が身についてしまったわ。でも、「Demo」という強い味方もありましたね。
ということでやっぱり安物は買い、上等のものは自分でつくるということになります。でもこれやり出すと他のことが出来なくなるのが困ったところ。流しそうめんとかツアーライドとか、作りかけのものも一杯あるし……
さて、作るとなると一通り市場の商品をお勉強しないといけないし。楽しいことのはずなのに、どうして大変だな~って思ってしまうのかしら?
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2008年07月01日
スキンのいざない

最近別アカのスキンを調整していて気がつきました。早春とくらべて最近のビューワーはスキンの見え方が向上しています。画像は私の自作スキンをつけた別アカの下半身ですが、明らかに昔より肌の肌理(キメ)が分るようになって、綺麗になりました。

元来私はスキンをベタ塗り方式ではなくて描画に近い作り方をしていたのですが、以前のビューワーでは差が出ませんでした。でも、今は作り方の差が出ています。3番目の画像はベースの肌色で、良く見ると人間の皮膚に近いまだら模様がでています。これは人間の実物の肌の写真から取ったものではなく、ゼロから作ったものです。これに血管やホクロとつけて実物に近づけていくわけです。
ひょっとするとブログにしちゃうと解像度落ちるので、残念なことに肌理が見えないかも。ということで、しばらく休んでいたスキン作りですが、新しいビューワーが私のスキンの作り方に合っていることが分ったので、また再開しようと思ってます。
タグ :スキン
2008年02月27日
ライトの悩み
昨日は23:30からジャズのライブ演奏がありました。その前はサンドボックスでボディライトを作ってました。そうすると知り合いの人がやってきたんですが、その人が光源のボールを5つも点けてたんですね。それでライトについてちょっと考えてみました。
ビューワーでサポートされるのは一度に6つの光源までです。それ以上あると弱い設定のものは無効になります。だから人の多いところでは突然自分のフェイスライトが効かなくなったりします。これを直そうとして手持ちの他のフェイスライトを追加しても全く意味ありません。
ライトの問題は他にもあります。それは照射の範囲です。最大半径10Mくらいまで光を届かせることができるので、こんなライトを装着している人が接近してくると、周りの風景が変ってしまいます。例えば赤い建物の柱が真っ白に近く見えたりするんです。
要するにいわゆる「光害」なんですが、無料で配布されているものにも、有料のものにも多くの光源が使われています。ライトいらないという人、球一つで十分という人、いろいろいます。私は顔が綺麗に見えるという意味では3つは必要だと思うし、ボディライトの場合は6つ全部必要だと思います。つまりワガママ仕様なんですね。ただ、いつでもそれを点けていいのかというのは別問題ですね。結婚式で新婦さんのお顔が暗くなってしまっては困ります。そういうときは自粛ですね。
ダンサーのようなお仕事でどこから見ても綺麗に見せたい場合はやっぱりボディライトは必要です。会場やホールに複数の強力なライトが設置してあって、みんなが自分のライトを外せばみんなに効果が及んでいいでしょう。
で、ワガママ仕様のボディライト作ってしまいました。まあ、一人で楽しむときに使います。フリーで配布してるのは光源3個のものと、1個のものと2種類にして本人に判断してもらうことになってます。ボディライト買う人は自己責任で使って戴くと言うことで、この点でアメリカ人になることにしました。「銃が悪いのではなく、それを誤って使う人が悪いのだ。」と全米ライフル協会のチャールトン・ヘストンさんは言っています。この理屈は間違っていますが、将来SLが世間から叩かれるときには同じような論理を持ち出して防衛するでしょうね、私たちは。
もう一つの大きな問題はウィンドライトになって景色はよくなっても、アバターの肌が綺麗でなくなって、どんなライトがいいのか良く分らないことですね。これは改めて研究したいです。スキンクリエーターとしては切実なテーマです。
2008年02月20日
スキン製作の総括(その3)
スキン作ったことのない人向けに書いてますので、スキン・クリエーターの人には詰まらない記事かもしれません。スキンというのはテンプレート使って平面に彩色したものを、アバターの立体的な体に被せていくという作業ですので、どうしても合わせ目ができてしまいます。洋裁だと型紙に合わせて切った布地がすぐどのように合わさって服になるのかが自分の手で分りますが、アバターのスキンはそうはいきません。
いくらテンプレートがあっても、ガイドのグリッドラインがあっても、実際に彩色してある面が合わせ目がわからないようにうまく張り合わせられるかどうかは、アバターに装着してみないと分らないのですね。
普通は合わせ目の付近の色を統一してその辺りをベタ塗りにしてしまいます。そうすると合わせ目が分らなくなるのですが、反面のっぺりした魅力のないスキンになってしまいます。
大体人間の肌は場所により色も違えば厚みも違います。血管が浮き出ているところや、細かいキメや皺もあります。そういう変化がありながら全体として統一されているところが美しいので、スキンクリエーターとしてどこまでそれを再現するかが腕の見せ所であり、スキンのクオリティーの高さでもあるんですね。
SLのビューワー自体そんなに高解像度でないので意味がないという意見もありますが、出来る範囲で最高のレベルを目指すのがクリエーターというものでしょう。スキンの製作者がどんどん増えている現状では、そのような部分にまで気を配って、差別化を図るのがビジネスとしての成否を決める大きなポイントとなると私は信じているの。
実際に私は図々しくも初心者なのにそれを目指して試行錯誤し、かなりの部分で満足のいく結果が得られました。アバターを着せ替え人形と捉えている人には無用のことですが、私のスキンは表現が悪いですが「ハダカで勝負できる」仕上がりになっています。
さて、微妙な彩色を施しているほど合わせ目は強調されてしまいます。そこを「ぼかし」で逃げるか、頭の中に3D画像を置きながら手書きで描いていくかですね。胸をリアルに描くと、バランスとしてお腹から太腿に掛けてもリアルに作ることになります。そうするとお臍の下を水平に走っている合わせ目付近もリアルに描かねばならず、普通につくると必ず、はっきりとした合わせ目が出てきてしまいます。
この部分の難しさはテンプレートの形が下半身の上部と上半身の下部で水平に並んでいないということです。上半身の方がエプロンのように両側にめくれ上がっていますので、そこを彩色上でうまく繋げる必要があるのです。本数をつくれば勘で分るようになるのでしょうが、最初はなかなか合わせることができません。一度出来てしまえば後は問題なく出来るようになりますね。こういうときにはやっぱりPhotoshopのレイヤーを駆使するということになります。
合わせ目ではありませんが、後頭部から首の側面を通る筋を描くのもなかなかむずかしいですね。テンプレートにないラインなので、自分で探していかなければなりません。ここは私の次の課題です。女性の場合はこの部分も魅力が一杯なのですが、相当に高度な技術が必要でしょうね。通常は耳と同じく、ヘアに隠れてしまい勝ちな部分なので、大抵のスキンは手を抜いてあります。
この他にも脇の窪み、くるぶしやアキレス腱、肘といった部分がまだ未開拓な分野として残っているのかしら。こんなことを言いながら自分の作ったスキンをよく見てみると、まだ直したい部分が目に付いてしまいます。困りますね。
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2008年02月19日
スキン製作の総括(その2)
SLMameのブログでスキンづくりについて技術的に解説している記事が幾つかありますが、みんな同じところで躓いていますね。一つはPhotoshopに慣れてない人がなかなかうまく使うことが出来ないというところ、特にレイヤーを駆使してベースに対していろんなエフェクトを加えていくところですね。でも、これはやっているうちに普通に出来るようになっていきます。レイヤーというコンセプト自体は別に難しいものではありません。慣れればとっても便利です。
次の難関は何度か書きましたが、やはり「睫毛」なんです。これはアルファチャンネルというRGBの3色以外の色情報が理解できないといけないんですが、更にアルファチャンネルはPhotoshopの簡易バージョンでは加工、保存、できないので、PhotoshopCSとかの10万円とか15万円くらいする上位ソフトを持っていないとどうしようもありません。
みんなここのところで、何度頑張っても睫毛の端が横に黒く繋がってしまうとか、逆に白っぽくなってしまうということになり、挫折したり、何ヶ月も掛かってしまうらしいです。私もまったくみんなと同じ道を辿り、後は仕上げと睫毛だけというところでしばらく足踏みしていました。
ここを抜けるためには高いソフトを買うか、プリム製の付け睫毛にするかということなんですが、スキンを商品として売っていく場合にはやはりデフォルトでもいいからスキンとして睫毛ができていないといけません。プリム睫毛はシェイプによっては購入者に余分な作業を強いてしまうからなの。
でもここに強い味方があったんです。それはフリー画像レタッチソフトのGIMPです。少し癖のあるインターフェイスですが、アルファチャンネルも取り扱える優れものです。で、私はこれをマスターするのではなくて、Photoshop Elements5.0で作れるところまで作っておいて、顔のテクスチャーの最後の部分でGIMPでデフォルト睫毛が出るように加工して保存するだけに使いました。つまり必要最小限の使い方をしたんですね。
だからGIMPを使った最後の部分はテンプレートの取り込みとか、画像の取り込み、消しゴム、保存といったことを覚えるだけだったので3時間位で抜けられました。でも、出来たときはうれしかった。睫毛に掛かった時間は20日間くらいなので、素人しては普通よりちょと短かったかも。本当は自分のデザインした睫毛にしたかったけど、それは将来の課題ですね。次はテンプレートの合わせ目の問題についてお話します。
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2008年02月18日
スキン製作の総括
まだ通過点なんですが、一応私のスキン作りも第一号が完成したので、総括をしておきましょう。これからスキンを作る人には何かの参考になるといいですね。
まず期間ですが、中断していたスキン作りを始めたのがクリスマス明けです。それまでも弄くってはいたんですが、RLでクリエーターでもない私はPhotoshopの使い方が分からなくて、なかなか前に進んでいなかったんです。完成したのが昨日だから、大体2ヶ月くらいかかった勘定ね。
製作の方法は普通はPhotoshopのレイヤーを多用してベタ塗りにしたベース色の上にハイライトやぼかしのレイヤーを重ねていくものですが、私は敢えて手描きにしてみました。一つにはレイヤーを駆使することができなかったのと、みんなと同じ方式では同じようなものしかできないと思ったからなの。結果としてこの思い込みは遠回りの原因となりましたが、タブレットを使えば手書きでもある程度はできることもわかりました。
手描きでいいのは細かい色の変化をつけられるということね。私の作ったスキンは3色から4色の細い線の集合でできているので、近くによって見ると肌のキメのように見えて、なかなかいい質感です。通常の方式のツルん、のペーっとした感じとは一味違う仕上がりになっていて、自分では満足しています。
でも、この方式では顔は難しいですね。結局手の指や足の裏なんかは写真の取り込み、レイヤーもいつしか縦横に使えるようになって、最後は手描きと写真と、多層レイヤーの折衷のような方法に落ち着きました。一つの方法にこだわるのもいいのですが、自分の好みの仕上がりにするには、方式に固執せずに臨機応変にいろんなやり方を組み合わせていくのがいいと思います。本当は細密な輝くような肌にしたかったのですが、それは今後の楽しみにとっておきますね。
明日はスキンづくりに関する壁や落とし穴についてお話ししましょう。
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2008年02月06日
スキン製作(その4)
去年の7月に宣言し、途中で他のものに気をとられて挫折し、年末のお休みに再会した私のスキン製作もようやく完成に近づき、あとは「睫毛」の難関を残すのみとなりました。最初はフォトショップは使いにくいとブツブツ言い、皆がやっているオーソドックスな方式に背を向けて手書き中心という酔狂な方法にはまりましたが、ようやく最後の登りが見えるところまで来れました。
結果として遠回りしたけど、その分いろいろ得ることもありました。顔はやっぱりなかなかの難関でしたが、初めての割には可愛くつくることができました。全身の皮膚に微かな模様を入れることにしたので、これがテンプレートの合わせ目を強調してしまったり、顔は手書きのみでは上手くいかず、結局フォトショップのレイヤーを駆使してぼかすことになり妥協。次はオーソドックスなベタ塗り、レイヤー多用方式でやってみようと反省しています。多分その方が速くてスマート、でも個性は出ないかも。
スキンに限らず、SLでもRLでもものづくりは相当に集中しないとできませんね。今までのところでかなり消耗してしまったので、細部の仕上げが残っているのですが、もう一度気を取り直して立ち向かわないと、ちゃんと完成させられないでしょう。
人のつくったものを批評するばかりでは卑怯だと思って始めたのですが、同じような苦労を味わうことができてよかったと思っています。今は最後の段階に向けて、アバターにつけてあちこちを動き回り、生活のなかでの不具合や、独りよがりの部分を発見しようとしています。連休早く来ないかなー。
同じ画像ですみません。取り敢えずこれしかないの。
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2008年02月01日
スキン製作想定外だったこと
スキン作る前に考えてたことと、実際にやってみて分ったことには随分差があります。どういうことが想定外だったかをまとめてみました。
(1)フォトショップは使いにくい
みんなが言うように慣れの問題でした。使いやすいとは思わないけど、慣れてきたので、問題なく使ってます。今他のソフトに変えろと言われると困りますね。でも、市販のマニュアル本はほとんど役に立たなかったんです。自分の目的以外のことがいっぱい載っているから。世の中の他のたいていのことと同じで試行錯誤が一番の早道です。
(2)スキンの顔は思うようになる?
正直言って市販の女性の顔って気に入らなかったんです。自分ならこうするのにとか思ってました。でも、平面を立体に被せるので幾らテンプレートの補助線があっても思うとおりにはいきません。最初は醜くない普通の顔で我慢してだんだんに直していくんですね。シェイプとの関係もあるし。特に難しかったのは眉毛のカーブ。ちょっと上下させると鋭角的に変化しちゃう。
顔全体としてはのっぺりせず、かといって濃すぎないメリハリというポイントを見つけるのが難しいですね。
(3)睫毛は難関
簡単だと勝手に思ってたけど、一番の難関です。テンプレートもバージョンが3種類くらいあるけど、どれ使ってもこの部分は難しいです、というか変わってない。アルファチャンネル使いこなすのが現状の課題。一番目立つとこですもんね。取り敢えず今はスキップ。他に直すとこ一杯あるので。
(4)変なところに変な色が
手足は可動域が大きいので、伸ばしたときの彩色が折り曲げたときに変な場所に出てきちゃいます。色のコントラストを付けすぎないようにすることが大切です。足の指の表側と裏側で指同士の境目がずれていると恰好悪いです。手の指の関節の模様も、思ったよりも変な角度で再現されてしまいます。人間でも手のひらと裏は色が違うので、それを再現するのが細かい作業になりますね。
(5)足の付け根は伸ばされる
股間ってRLでも微妙な部分ですが、SLのスキンでも違った意味で難しいんです。ポイントにより異常に引き伸ばされたりするので、点描で色変えたりすると、縦ジマ模様が出てくるんです。これはテンプレート見てても分らないですね。一色で済ませれば問題ないけど、それでは能がないし。スキンに赤や青の線を入れてみて、それを被せた時の変化の具合から特異点を発見するという方法でやってます。単なる手間の掛かる作業。でも発見すれば解決。
人間の肌って場所によって色が違うので、それを再現しようと思ってたんですけど、そんなことがSLのスキンでは結構なチャレンジになってしまうんですね。市販のものはポイントに絞って念入りにつくり、あとは簡単に済ませるという方法でつくってあるものが多いですね。気持ちは分ります。
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2008年01月09日
なぜスキンをつくるのか(その4)
スキンをつくる理由はまだあります。スキンはSLのものづくりの中では比較的難しくて、良いものをつくるには色んな工夫が必要なの。つまり、奥行きが深いということ。その深さは作り方にも現れています。
私が今のところ認識している作り方は3通りあって、第1は塗り絵方式。これはベースの肌の色を全体に塗ってしまって、画像編集ソフトでハイライトのレイヤーを重ねたり、ぼかしを入れる方法ですね。
第2は描画方式で、要するに手書きです。微妙な陰影や肌の質感を出すことができます。第3は写真ペースト方式で、人体の写真からコピーして張り付ける方法ですね。もちろん第3が一番リアルなんでしょうけど、実際にはRLでモデルでも雇ってスタジオ使える人でないと無理ですね。ネットで手に入る画像なんて断片的でトーンも解像度もまちまちなのでうまく行かないでしょうね。
難しいものだからチャレンジのしがいがあるし、差もつきやすいでしょ。幾つもの壁にぶつかりながら、それを乗り越えていくのも楽しいんですね。私はいまのところ、描画を基本にその他の方式も部分的に取り入れてやってます。
画像は私が描画方式でつくっている途中のおなかと塗り絵方式のテクスチャーですね。前者は今のところツルツルです。後者はフリーのものに添付されていたものの一部です。スキンといってもこんなに違うんです。
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2008年01月08日
なぜスキンをつくるのか(その3)
というわけで、もっと美しい自分を求めてスキンをどんどん買ってしまうソフィーなんですけど、さすがにちょっと疲れてきました。だって、買ったり、もらったりしたスキンは80を超えていて、そのうち気に入ったのは4つくらいなんですね。つまり76の捨てる決断をするというのが、結構ストレス掛かるわけ。時間もお金も使ってるし。
一流のスキンとういのは数社に限られていて、そのままだとみんな同じ顔になってしまいます。例えばD-skinの人なんて結構多くて、「また、これなの」って感じですね。個性が感じられなくなってしまう。個性を出すためにはシェイプを自分なりに工夫して、他にはいない自分になるのがいいですね。でも、これはなかなか大変。
でも、化粧品と一緒でいくらいいスキンを買っても、もっといいものがあるんじゃないかって思うんです。それに100%満足するわけでもないし、結局は世界で一人の自分になりたければ、自分でつくるしかないってことになるんですね。ということでこれがスキンをつくる理由の第一。
次に自分の考えているものが、他の人にどう受け取られるのかっていうのもありますね。そのためにはスキンを売ればいいんです。売るためにはいいものにしなきゃいけない。クリエーションっていうのはオリジナリティを追求するんだけど、でもそれを誰かに分かってもらわないといけない。そのためには市場性が求められますね。その辺がものづくりと、ビジネスの面白い関係です。
最後に、スクリプトとなんかと一緒なんだけど、スキンやシェイプはコピーライトがプロテクトされます。もちろん目で見えるけど、見えたからといってそのまま同じものが作れるわけではないので、製作者は守られています。それもビジネスとしては大事な要素ですね。
画像は手を作ったとこですけど、指の関節の模様がずれてますね。やっぱりアバターに着せてみないと細部の欠点は気が付かないわ。肘や膝といった関節の模様も気に入ったものになるには時間が掛かります。
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2008年01月07日
なぜスキンをつくるのか(その2)
RLにはいまのところ商品としてのスキンがないんですが、それに代わるものとしては化粧品やエステといった美容関連商品がありますね。RLの化粧品メーカーはいまでもどんどん増殖していて、潰れるところはわずかです。それは何故でしょうか?
一つには化粧品が原価の割りに高い価格で売れる、つまり沢山の利益が取れるものだということがあります。化粧品の原価は売価の20%未満で、そのほとんどは容器や包装のコストですね。化粧品業界の人が「材料が間に合わない」というときの「材料」って、中身のことじゃなくて容器のことなんです。中身は2日もあればできてしまいます。だからほとんどのコストは容器や包装やCMやお店や販売員の費用ってことですね。
では何故私達は化粧品を買うのか?それは簡単で「綺麗になりたいから」なのね。では、化粧品を買ったとして、あなたは綺麗になりましたか?こう尋ねられると、ほとんどの女性は黙ってしまうでしょう。そう、思ったほどには綺麗にはなりませんね。
では、なぜどんどん買うのか?ここが肝心ね。ほんとうはここでじっくり考えてもらいたいんだけど、私なりの答えを言ってしまいましょう。それは、ほとんどの女性が綺麗になれない理由を自分ではなくて、化粧品のせいにするからなの。「私はやっぱりこの程度がせいぜいね。」って思わずに、「この化粧品は私には合わないわ。」って深層心理で思うわけ。そうして自分に合った化粧品を捜し求めてさまようんです。男の人ならゴルフクラブかしら。
SLの世界ではこの傾向がさらに増幅されます。だって、アバターの見かけはスキンとシェイプで100%決ってしまうんだもんね。あと、ヘアとドレスかしら。それ以外に健康な食生活とか、睡眠とか、運動とか、ストレスの減少とか全く関係ないんですね。だから私達はもっと素敵な自分を求めてどんどんスキンを買ってしまうんじゃないかしら。
以上は一般論で、次回はそれでは何故私はそうなのかっていうことと、ではどこを目指しているかってことをお話しましょう。画像は今つくっているスキンのお腹です。いわゆる描画方式で、線を一本づつ画いて、ぼかしをちょっといれてありますね。もちろん色彩の調整もしてあります。
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2008年01月06日
なぜスキンをつくるのか(その1)
最近はスキン作りに邁進している私です。でも、やればやるほど新しく気に入らない部分が出てきて、遅々として進まない感じ。客観的に見れば明らかに相当進歩してるんだけど、目標が勝手に上がっていくみたいで、停滞感があります。
私は確かSLを始めて間もない7月にはもう「スキン作って、売りたーい。」なんていろんなとこでしゃべってて、その一方で世の中のほとんどのスキンを買ったり、試したりして、偉そうにブログにスキン特集なんぞを書いてたの。
そのうちに写真集なんて比較的安易な方向に進んでしまい、文化祭やRLの出来事もあったりして、スキン作りに手をつけられない状況が何ヶ月も続いていました。この年末年始を利用して漸く再開したんです。
ところが休んでいる間にも、世の中のスキンのレベルはどんどん上がっていき、のっぺりしていた日本のスキンにも影がついてくるようになったのね。外国製のものでも、質感が私の理想とするレベルにまで上がってきて、何だかもう自分で作る必要もないくらいに思っていたんです。
でも、やっぱり作りたくなった。それは何故なんでしょう?それを考えてみたいと思います。スキン作りを再開するに当たって、私はもう一度新しいスキンのデモを試したり、手持ちのスキンを調べたり、フリーのスキンを手に入れたりしました。それによって、まだ改善の余地が残っていることが分かったの。
今の私の技術でそこまでいけるかどうか分からないけど、SLは取り合えず始めるというのが美徳とされる世界です。チャレンジして、壁に突き当たりながら進歩していくことを信じて一歩踏み出したわけね。だめなスキンを50ほど捨てて、だめなシェイプも40ほど捨てて、完璧を求めて再チャレンジしたんです。
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2007年11月16日
画像のインパクト
Amiちゃんの水着画像のあとに、おとなしい画像を掲げてみたらやっぱりアクセスは減っちゃいました。まず「ソフィーのアバター日記」では22%減、それから「おカタイのが御好き?」では25%減です。前者では今日もおとなしい画像を出しておきましたので更に減ると思います。こちらの方では再びセクシー画像を出して効果を確認したいの。Amiちゃんのマッサージポーズは如何ですか?毎日少しづつシェイプを改良して、どんどんセクシーになってきました。歩いている姿は多くの男性を悩殺すること間違いなしよ。でも、もっといい衣裳も見つけてあげないとね。
いずれにしても125とか160、多くても200くらいのアクセスって低いですよね。「おカタイ」のは元々面白いものでないし、ロジカルで見識のあるニッチ層を対象にしているので、これくらいかなって思ってます。「日記」の方が低いのは単に面白くないからだけかも。でも、私の日記ってSLの外の人が中の感覚を味わうにはいいのではって思っているんだけど、そうするとやっぱり一般向けじゃないのかしら。くどくど書き過ぎ?
アクセスが多いのは物語風のものとか、お店の紹介、スクリプトとかシェイプとか技術の紹介が多いですね。4コマ漫画みたいなのでいいのかな?私のは最近出歩かなくなったので、文化祭のことばかりになってしまって、自分でも不満が溜まってます。文化祭やっていると、みんな燃えているのはいいんだけど、お仕事モードになってしまって、面白い会話がなくなってきました。この辺が日本人の真面目な性格を反映しているなって思います。イタリア人とか、中南米人だときっと何時までもアトラクションとか完成しないんだろうなって、思います。
お友達の中にはブログのアクセスばかり気にしていると、ブログのためにSLやっているみたいになるので、あくまで記録を残すという意識でやったらと、忠告してくれる人もいます。そうですねRLのビジネスに繋げる気がないのにアクセス気にしていても仕方ないもんね。
2007年11月05日
スキン&シェイプ
最近文化祭の無料配布用にスキンとシェイプをいじくったので、やっぱり自分でスキンを作りたいな~って思いました。今回作ったのはスキンはリンデンの無料配布用のものをベースに修正できるところは、なるべく改善して、シェイプはやはりどこかで手にいれたものを大幅修正。シェイプは自分のを使ってもいいんだけど、やっぱりベースが自分だと自分に似たところが残ってしまうので、敢えて他のものから自分の気に入ったように直すという方法にしたのよ。だって自分に似てたら恥ずかしいでしょ。
スキンはやっぱり顔がネックで、これは自分で作らないとしょうがないです。手持ちのフリービーのスキンは彩色がのっぺりしていて、陰影がありません。これは有料のものと差をつけて、スキンのクリエーターの活躍の余地を残してあるのかなって思います。ま、みんなと同じ顔だとだんだん満足いかなくなるので、フリービーって当面の間に合わせ用なんでしょうね。
シェイプは自分の手持ち50体ほどを棚卸しましたが、こちらは無償、有償関係なくひどい。人体はいろんなバリエーションがあって、美しさの基準はまちまちですが、それにしても手持ちのシェイプのなかで満足のいくものがないということは何故なんでしょう?中には2,000~4,000LD$したスキンとセットになっていたのもあるけど、スキンにマッチしているとは思えない。やっぱり好みの問題なのかしら?洋モノは筋肉つきすぎて野暮ったいし、和モノは貧弱で中性的。ほどよい中間が無いのね。
というわけで、シェイプは私の趣味100%で大改造して、結果的に非常にいいものになりました。お顔はスキンの限界があってしょうがないけど、ボディは水着姿を男の人に見てもらったら、「グッとくる」仕上がりだそうです。私よりいいのね。何かただであげるのもったいなくなっちゃった。「グッと」来たい人はMagSL Tokyo2墨田区の文化祭で配布しますからじっくり見てね。24日からですよ。
早くスキンづくりに戻りたいな~。
2007年09月24日
スキン&シェイプ
スキンのエフェクトの特異な例として、傷や紅潮といったものがあります。具体的には叩かれたお尻が赤く腫れているといった場合です。こういうのはアダルト系のものなので、私は興味ないので取り上げません。また、シェイプの例でも画像のような妊婦のシェイプがよく売られています。赤ちゃんのアバターや人形がないのに、どうして妊婦のシェイプだけあるのかよく分かりませんし、実際にSLのなかで妊婦さんに出会ったことがないので、目的や需要についてはよく分からないの。
老人のシェイプやスキンもほとんどないですね。タンはあっても黒人のスキンは見当たりません。SLではこれらの人たちはマイノリティですらありません。どうしてなんでしょう?
スキンには今まで書いてきた他に、肘、膝、耳といったなんとなく適当に扱われている部分、指先のように細かくてあまり注目されていない部分がありますね。それから水着でも露出しない秘密の部分がありました。これらの場所はどこまでリアルにするかが、製作者の考え方により大きく分かれています。
また、目や唇といった最も大切な場所についても私はあまり詳しくは書いてきませんでしたね。それは私の知識がユーザーであるアバターとしてのものにとどまっているからで、これが今の私の限界なの。これからは製作者として、一つ一つの障害を乗り越える中で、また新しい見解を育てていきたいと思っています。そうでないと、言いたい放題言ってきたシェイプやスキンの製作者の人たちにも申し訳ないし、アンフェアですものね。
2007年09月24日
スキンについて(その7)
背面についてです。背中はとってもセクシーな部分なんだけど、いまのところSLのスキンでは十分には表現されていないの。サンプルをみてくださいね。①は和物の代表的なスキン、ちょっと色を白くして肩甲骨を表現しています。魅力が感じられないですね。まあ、作者はこんなところは見て欲しくないという積もりでしょう。②は洋物でシミやホクロ、産毛まで表現されていますね。ここまで来ると美しさが損なわれています。少しやり過ぎ。リアル感がオーバーシュートしてます。でもいい仕事ですね。③は洋物でTannedのライトトーンです。骨や筋が適度に表現されていて、いい出来ですね。④は恥ずかしいけど今の私なの、表側に比べてちょっと手抜きですね。高級スキンなんだけど。このように、和洋を問わず背中側の表現は適当なスキンが大部分なんです。
次に前回お話したホクロやシミですが、実際にはこんな感じになるということで、画像を載せたの。膝の裏はとくに簡単にしか表現されてなくて、画像はそのなかでも最もよくできていると感じたものです。まとめていうとスキンの製作者は女性の体の観察が足りないし、今後の製作を始める人にとっては、まだまだ活躍の余地が残っているといえるのよ。
2007年09月21日
スキンについて(その6)
スキンに関するフィニッシュ(仕上げ)あるいはエフェクトとしては、ハイライト、スエット、オイルなどがありますね。ハイライトは体の出っ張った部分を明るくするもので、特に胸やお腹、腿、お尻、肩、頬などに使用します。でも何といっても胸のVゾーンがスキン製作者の腕の見せ所ね。前にもお話したように、ペールやアイボリーの肌よりもライトタンやタンのスキンの方が効果は分り易いです。
人間のスキンは金属ではないので、輝きもメタリックな光沢ではなく鈍い明るさということになります。ハイライトのメッシュで肌の質感や肌理(キメ)を表現することが可能なの。これも製作者によってハイライトとはただ色が明るい部分と考えるか、肌の質感をアップする表現手段と考えているかに分かれるの。後者が上級であることはいうまでもないわね。
それからスエットは水着なんか着て汗をかいている感じ、オイルはやはりビーチで肌にサンオイルを塗っている感じを出したい時に使います。これらはハイライトと異なり、シャツやズボンのテクスチャーとして提供されています。TPOに合わせるものなので、脱ぎ着ができるようにしてあるのね。
ハイライトにしても、スエット、オイルにしても、実際に肌に光が当った反射光として見えているわけではなく、効果を上塗りしてあるだけなので、アバターが姿勢を変えたからといって光る部分が移動するわけではありません。
これとは別の話として、実際の人間の肌の表面は半透明ですから、それを横から見ると肌独自の色が強調されて薄い陰影がつきます。それが白人女性では赤みや黄色みがかって見えるんだけど、日本人女性が色白の場合は緑味を帯びて見えますね。これは日本人独特なんだとか。いまのところSLのスキンではそこまで表現してあるものはないみたい。厚みのあるレイヤーでもないかぎり難しいでしょう。
あとはシミやソバカス、ホクロがあります。欧米人はソバカスには抵抗感がなく、子供っぽい感じを出すために愛用してるみたい。ホクロはつける場所によって色っぽい効果が狙えるわ。
画像①は通常のスキン、②はオイル、③はスエット、④はハイライトです。②にはシミが、③にはシミと血管が描かれています。あるエフェクトを採用することで失われるものもあることが分かるのよ。
2007年09月20日
スキンについて(その5)
基本的な顔つきというのは頭部のシェイプで決まるんだけど、スキン側で表情に大きな影響を与えるものがあるの。それは眉です。これはRLのお化粧でもよく認識されていることなの。
和物のスキンでは眉が細くて直線的に跳ね上がったものが多く、男の子みたいな印象になってしまっています。シェイプもそうなんですが、日本のクリエーターは「少年」を基本形にして、そこから女性のシェイプやスキンを作っていっているように感じられます。なぜかしら?
眉はむしろ弓月形または下がり気味のほうがやさしく、おっとりした感じが出せます。確かにRLのモデルの眉も釣り上がり気味のものが多いですね。これは注目を集めるため、あるいは引き締まった印象を与えたいからでしょう。RLの女性もその真似をする人が多いんだけど、かえって気持ち悪い、不機嫌そうな顔になってしまっています。こういう人たちはお化粧をもう一度基本から見直した方がいいかも。
洋物でもどちらかというとその傾向があり、やさしい眉のスキンを探すのは苦労します。眉はもちろんアピアランス・メニューのシェイプとスキンの両方で操作できますが、スキンによる設定が主体です。でも売っているスキンの多くはModify禁止なので、自由度はほとんどないことになるのね。
写真の二人は上に述べたことをよく現わしています。アネットは妖艶なタイプですが、眉そのものはすっきりと美しいですね。私のは下がり気味で顔に柔らかな感じを与えてくれています。最終的には個人の好みですから、押し付けはしませんが、どちらが素敵かしら?

