ソラマメブログ
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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2011年12月31日

来年こそは良い年にしたい。



紅白歌合戦が始まりました。今年もあとわずかです。

私はこの年末年始の時期が実は苦手です。来し方行く末をじっくり考えようと思っていても、年末の慌ただしさに取り紛れて、何時の間にか大晦日が忍び寄ってきて、あっと言う間に除夜の鐘を聞くことになるからです。

来年は益々忙しくなり、また文章を書いてお金をRLで稼ぐということもやらねばならなくなり、その分ブログなんか書いていられないということになります。

思えば2011年は酷い年でした。いいことは「なでしこジャパン」のW杯優勝くらいでしょう。日本はいいところは一杯あるのに、無能な政治家のお蔭で八方塞がりです。日本の技術者も反省が必要です。頭だけよくても哲学のない人は人の上には立ってはいけないということを思い知った一年でした。

どこへ行っても元気を出そうとか、元気をもらったとか、一つになろうとか言ってます。それは大事なことだけど、それだけでは足りないということも認めなければなりません。卑屈になる必要はありませんが、大きく欠けているものがあることは確かです。

それから目を背けずに、はっきりとそれを捉えれば、未来への道は見えてくると思います。これが私のこの一年の総括です。来年こそは良い年にしましょう。  

Posted by Sophiee Winkler at 20:01Comments(0)生活

2011年12月12日

Concurrency のPeak



Tateru Nino がconcurrency のピークについて投稿していました。

「さあ、みんな一緒に言ってみましょう。『Concurrency と実際の使用状況のピークとは違う。』はい、よくできました。」

実際にはどういう時にピークが出るかというと、例えば長い休暇の後。休暇中はみんなRL で遊んでいるので、その間はConcurrency は下がり、家に帰ってくると突然みんなログインするので、Concurrency のピークが立つのです。これと同じ理由で通勤時間や、大人気のドラマや、大きなスポーツイベントが終わるとピークが出やすいということですね。

ちょっと意味は違うけど、長い間SL がダウンしていて漸く回復した後はピークが出やすくなります。これは回復したらすぐにログインが始まって、みんななかなかログアウトしないということも原因ですが、それに加えて別の原因もあるのです。

例えばSLの一部がダウンして、新たにログインできなくなったとき、中にいる人がニュースや噂でそのことを知ると、ログアウトしないまま放っておきます。ログアウトするとログインできなくなるので、用はなくてもログインを続けるのですね。それに回復後の新たなログインが加わりますのでピークができるのです。

SL人口は何と言っても米国が多いし、学生も多かったので、期末試験のときはConcurrency が落ちて、試験期間が終わると上がるということが昔はありました。もちろんSLの中で大きなイベントが何日か続くと、ヨーロッパのログインが続いたままで、それに米国が加わって上がるということもあります。

逆にキャンピングする場所が減ったり、頻繁にGrid がダウンするような状況が続くとConcurrency のベースが下がりますので、ピークも下がってしまいます。

一日のうちでもConcurrency は変化します。通勤時や仕事中は下がるし、お昼の食事時だって下がるでしょう。でも米国ではローカルタイムが6つくらいあるので、このことはピークを平準化する方向に働きます。最大のものはRLの睡眠ですね。

Bots を寝ている間も動かすか、あるいはBots が禁止されたりするとこれによってConcurrency は相当な影響を受けるでしょう。

SL の人気という意味ではConcurrency のピークよりも、ログイン時間の総和が大事でしょう。一人一人の使う時間が減れば、重なり合う時間も短くなるので、Concurrency は下がります。まあ、人気がなくなればピークも下がるので、大まかな傾向をみると言う意味ではピークの数字の変化のトレンドもやはり大事になってくることは確かです。  

Posted by Sophiee Winkler at 23:28Comments(0)ビジネス

2011年12月11日

天使の本音(3)



2回に亘って掲げたTenshi Vielle のSL の感想に対しては多くの書き込みがなされていいます。「よく言った。」というものもあれば、「そんな敗北主義的な見方を態々載せるなんて結局最後までカス・ジャーナリズムの道を全うするのか!」というような非難も少なくありません。

当然のことながら、Tenshiの元気のない追憶に対し賛意や非難が出てくるのは、それぞれの人がSLにどのように関わっているかに大きく影響されます。

SLがこの世に姿を現したばかりのときは、人々はその限りない地平線と同様に、仮想世界はどこまでも発展していき、そこでの経済は現実世界を上回ることだってあり得るといった壮大な夢を描きました。

いままで出来なかったクリエーションができ、少ない投資でお金持ちになれ、世界中の知らない人に出会える場、それぞれの人が思い思いの夢を膨らませることのできる空間だったのです。

私はTenshi Vielle の投稿を見て本音で語っているなと思いました。私も4年以上SLをやっていて共感するところが少なからずあったからです。

もし、私たちのReal Life が楽しく刺激的なものなら、あるいはカツカツの苦しいものなら、私たちはそれだけで手一杯で、とてもSL をやる気にはならないでしょう。もっと面白いことがあればそちらをやるし、もっとお金が稼げることがあればそれに夢中になるでしょう。

だから、SLをやっている人はその中間程度の人、お金を掛けて暇つぶしをする余裕のある人、他にやることのない人、RL で完全燃焼していない人なのです。そして人の境遇は長い間には必ず変化します。恋をしたり、仕事で大成功したり、逆にとんでもない不幸に遭ったりするのです。そうすればSL の代わりに他のことをすることになります。

そうではなくて、ずっとSL をやり続けている人はそんなに激変が起きていないということなのです。それはいいことかもしれないし、何かに縛り付けられて動けないのかもしれない。それほどいいことではないのかもしれません。

何を書いているのか分からなくなってきましたが、SLから去っていく人々の背中をみて、それが何かに敗れてSLに失望して去っていくのならとても悲しいことだし、RLにもっといいものがあって私たちが置き去りにされたのなら、それも寂しく遣る瀬無いことですね。

RLがいつでも誰にとっても楽しいものとは限らないように、RLのシミュレーションであるSLもまたいつまでも誰にでも楽しいところであり続けるということはないのです。そしてそれは他のゲームやSNSだって同じことです。  

Posted by Sophiee Winkler at 22:51Comments(0)

2011年12月05日

天使の本音(2)



今まで3人称で書いていたのに、何故か1人称の方がよいように思いました。ということでTenshi の言葉です。

「私の仮想生活は今惨憺たる有様です。私はめったにログインしなくなりました。最近ログインしたのは2週間前で、それは30分間くらいのことでした。でも私はやりたいことは何も見つけることができませんでした。また、私の友人のリストにある人とは完全に会えなくなりました。

SLで私が本当に好きだった友達を私はRLに持ってきてそこで付き合うようになりました。彼等は私個人の勲章のような飾りです。また彼等は私のフェースブックでの友達でもあります。

私はRLのお付き合いと家の仕事を放ったらかして、子供と一緒にある友人のところに行きました。一週間ほど彼女の家に泊めてもらったのです。親交をさらに深めるために私たちは車を100マイルほど運転して旅行したのです。すべてがうまくいっていることを確認するために。

私の仮想生活はもはや存在しません。私は実生活の方が好きになったのです。つまり、セカンドライフは私にとって第二義的なものになったのです。

こうなった理由は全く定かではないのです。私が仕事や子供の世話で忙しすぎたからなのか、あるいはまだSLをうろつき回っている私の友達たちを除いてはSLには何も残っていないからなのか?

私は今姿勢を低くしていて、仮想世界のストーカーたちはもっと他の生贄を見つけて移動していきました。私がかつて護り助けていたアーティスト達はどこへいってしまったのかしら?きっと彼等の多くはやはりSLから移動してしまったに違いないでしょう。

私がSLについて最高のものして、また最悪のものとして堅く信じていることは、SLがユーザー達によって強く牽引されていたということと、それがしばしばその開発者達によって前進を阻まれたということです。

実生活の中の第二のものとして、私はまだそれに深く関わっているのでSLについて多く語ってきました。それは今やまるで汚い秘密のようなものになってしまいました。

私の友達が昨夜私がSLの友人とどのようにして知り合いになったかを尋ねました。私は咳払いし、口ごもり、もはや避けられなくなるまで答えを控えました。最後には答えましたが、それは非常に曖昧でした。

隠しておきたかったのはSLの友人たちのことではありません。私は人間の社会的心理というものに深く触れていたのに、それを軽々しく扱っていました。そのことがとても恥ずかしいのです。

もしあなたがまだSLをやっていて毎日2時間以上使っているなら、私はログアウトして他のことに時間を使うように勧めます。外に出て見知らぬ人に会って、お天気のことでも話してみましょう。

仮想の生活は続けてください。しかし、それを程よい程度に抑えることを学んでください。ビデオゲームはある束の間だけ人を心地よくします。プラットフォームとしてのSLの副次的な効用は低下しつつあります。

もし開かれた開発が可能になって、人気が急回復するといったことがなければ、SLをやり続けることは穴の中にお金を捨てているのと同じことになるでしょう。」  

Posted by Sophiee Winkler at 10:01Comments(0)生活

2011年12月04日

天使の本音



天使といっても本物の天使ではありません。 Tenshi Villura というアバター名なのです。彼女はRLでは母親ですが、SLではときどきHerald に記事を書いています。その人が珍しくSLやそれに関連する情報を記事にしているのではなくて、自分のRLとSLの活動を振り返った本音を書いていたということです。

彼女は2006年にSLを始めて最初はSLの中のゴシップをブログに書いていたのですが、だいたい一日当たり2,000から3,000、最盛期には5,000ほどのアクセスがあったそうです。いろんなテーマにチャレンジする過程で当然ブログ上の戦いになって、それに勝ち抜くのはある種の充実感があるのだけれど、敵もいっぱい作ってしまうということです。振り返れば彼女がSLのなかで使った時間というのは結局は現実からの逃避だったのではないかと感じています。

彼女は2005年には妊娠していて、学校にも通い、2006年までには3つのパートタイムの仕事を掛け持ちしていました。子供が生まれたころ雑誌のSLのとてつもない成長性に関する馬鹿ばかしいほどに誇張された記事を見てSLに参加しました。

SLのなかで友達をつくって、RLの朝のコーヒータイムのあとでログインするのが日課になりました。家族と一緒に外出していないときは、わが子は彼女の膝の上で寝ているか、足元の椅子の上で寝ていました。RLの生活の負担が重くなっていきました。

小さいけれども強力なSLの評判、期待というものが彼女をログインさせていたのです。彼女はSLのなかでは長い時間を使って色々なアーティストを支援していましたが、やがて彼等は彼女の親しい友人になりました。

パートの仕事が一つあってあとは子供の世話というときに、彼女はRLの会社が運営するSLの中での短期の仕事を見つけました。これも彼女がログインすることの言い訳というか根拠になったのです。なぜならその会社はRLの本物の小切手を送ってきてくれるのですからね。

自身の父親が家族の一員として戻ってきて、子供も成長していき、負担は益々増えていきました。SLでは彼女の記事に端を発して彼女の悪口を言う人が出てきて、ある団体(多分リンデンラボ)が彼女のお蔭で記念祭が目茶目茶になったなどと言い、彼女も頭にくることがありました。SL内の仕事自体もはっきり言って下働きというかアパートの管理人みたいなもので、続けていきたいものではありませんでした。

SLにログインすることは益々「雑用」になっていって、デスクトップはやめてラップトップで間に合わせるようになりました。彼女はウェブサイトの管理権を巡ってSL内の友人と諍いになり、その人を失う羽目になりました。それはドミノ倒しのように彼女の友人を失わせることになりました。

彼女のことを実際には何も知らない人から、彼女は悪く言われたり褒められたりしました。仮想世界は彼女の自我を拡張させ彼女は満足を得ることができました。実際にはRLでは何もできない彼女の言葉が仮想世界の中のSLユーザー達には意味あるものだったのです。彼女は仮想世界のアーティスト達が有名になるのを支援し、また足を引っ張って落ち目になるのにも手を貸すことにになりました。(つづく)
  

Posted by Sophiee Winkler at 09:17Comments(0)ビジネス

2011年12月01日

Giftってこんなだった。



Premium Account 用のギフトってこういうものでした。テーブル2つと物置台1つ、それから重ねた鉢、花と花瓶、電気スタンド3サイズ、鉢植え。ソファーですね。

ソファーには幾つかのポーズが内臓されています。テーブルや台は色と材質を変えられるようになっています。

タダでもらったのだから喜ぶべきものですが、リンデンラボが作ったにしてはあまり大したことはありません。で、これをどうすればいいのでしょうか?もう少し役立つものが作れなかったのかしら?使えるのはソファくらいです。

やっぱりタダのものというのはこんなものかと思います。

  

Posted by Sophiee Winkler at 10:00Comments(0)生活