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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2009年03月31日

アバターって何?



「メタバース概論」の最後のテーマに「自分にとってアバターとはどんなものか?」というアバターと自分との関係を問うものがありました。これについては前々からこのブログに私見を載せて来ましたが、改めて考えようと思っていたところに、Massivelyの記事を見つけました。ちょっと古いけど08年の1月15日付けです。

最新の記事を見ようとして間違ってこっちに来てしまったのですが、あることに関心を強く持っていると、それに関係した人やモノが向こうの方からやってくるということはよくあることです。これは普段も関係のあるものがやって来ているんだけれども、関心のない場合はそれに気がつかないということだろうと思っています。

「昨今少なくない数の小型アバターの権利伸張運動が仮想世界やゲームベースのMMOsの各所で起きている。貴方のアバターは権利を有しているだろうか?それは本人とは別の明確に区別できる実体で、別の世界で市民の身分や、様々な権利や、特権や義務を持っているのだ。簡単に言うとこの問いに対する答えはノーだ。比較的長く考えた後の答えもノーだ。

貴方のアバターがどんなに特別なものだと貴方が主張しても、そして人々がどんなにそれがあたかも貴方の身代わりであるかのように振舞ってくれようと、客観的にはそれは本人の身代わりであり、乗り物であり、道具であるという事実に代わりはない。間違いなくそれは役に立つ道具であり、時として素晴らしい道具であり、しかしそれは究極のところ意思を持たない道具なのだ。

法律は道具には適用されない。(銃器にさえも適用されない。)法律は人に対してそして人が行ったことに対して適用されるものだ。時として人々が個別の特別な道具を使って行ったあるいは行わなかったことに向けられた法律というものはある。しかしそれはやはり人が行ったことに適用されるのだ。

貴方のアバターは違う世界の法体系の下でも市民ではない。それは事実たり得ない、なぜならばそれは単なる道具だからだ。法がその手を伸ばして触れようとするのは椅子に腰掛けている人間である貴方に対してなのだ。アバターはネジ回しやタバコや梯子や機銃が意思を持たないのと同じように意思を有していない。しかし貴方は持っている。だから法律は貴方を押さえ込んで、貴方が法を犯すことを選択したときには、どんな道具を選んで使ったかには関係なく、貴方の行動に責任をとらせようとする。

かようにして道具は権利を持たず、責任も義務も負うことはない。道具はそれが原則として選択を行なうことができないために、市民の身分というものを持ち得ない。
(中略)
結局、仮想世界における権利、義務、市民の自治に関する議論はアバターとそのユーザーとの関係の基本的な性質に対する誤解によって捻じ曲げられている。アバターは私たちがその中に自分のアイデンティティーを注入できる道具だが、行動や決断や選択や法的権利義務は私たち自身のものとして残り続けるのだ。」

う~ん、まとめれば数行で済む内容を随分引き伸ばして書いてありますね。一文字幾らで原稿料もらっているみたいな感じすらします。まあ、これは世間一般の基本的な立場で、アバターの代わりにペットでも幼児にでも当てはまることです。

問題はそういうところにあるのではなくて、将来技術の進歩によってアバターが背後のユーザーとは独立した存在として行動できるようになる場合のことですね。今のところそれは夢物語だけど、人間だってどれくらい本当に自分の意思で動いているのかどうか、突き詰めて考えればかなり怪しいところがあります。

「自分は命令に従っただけだ。それがたまたま殺人や脱税やハラスメントになったのだ。」と言って罪を逃れようとする人は昔からたくさん居ます。本当に恐いのは仮想世界の無法者ではなくて、自分の意思で行動しながら、あたかも自分の意思ではないように言うRLにおける自称アバターさん達ですね。アバターなら人間止めてもらわないといけないし、「道具」だからお金払えば捨てたり壊したりしてもいいことになりますね。こういう人はポカッって殴られると自分は意思も決断も責任もあるRLの人間だったことを思い出してそのように主張し始めるでしょう。

どうやら私独自のアバター論を「メタバース概論」では展開しないといけないようです。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:15Comments(0)生活

2009年03月30日

リンデンの重い腰



以前少し取り上げましたが、リンデンラボが契約を結んでいるサード・パーティの一つがいわゆるOpen Grid の運営に当たって、 許諾内容を逸脱してViewerのソースコードを外部に開示し、さらに複製を許してしまっているという問題が起きていました。それに関するMassivelyの記事です。

「この2、3ヶ月の間Open Life Gridで使われてきたSL Viewerの修正版についての議論はどんどんその量を増してきた。(これはリバースエンジニアリングやオープンソースシステムとプロトコルに基づいたサード・パーティの仮想環境に関することだ。)議論のほとんどはコピーライトの侵害あるいはライセンス契約違反を中心とするものだ。

その内容はOpen Life Gridの運用者達が、それによってSLのソースコードを入手することができることを定める、ソースコードのライセンスを遵守することが出来なかったことである。この問題は『リンデンラボのライセンス侵害ホットライン』に対しての報告に端を発するが、実際には当初の見かけよりもさらにトリッキーなものであることが分かってきた。

ご存知のようにViewerのコードは数多くのサード・パーティの貢献の結果を含んでおり、各グループが『貢献契約条項』に従ってその貢献についてコピーライトや知的財産権を有している。これら全ての関係者は各々の判断で必要な措置を発動する権限を有している。

概してリンデンラボは他のグループと如何なる法的、あるいは権利行使の事項について議論することはしてこなかった。しかしながら、個々の貢献者は連帯的なコピーライト権者なので、個別に権利行使できるのだ。つまり、リンデンラボは仲間のコピーライト権者とこの事柄に対する対処の計画や行動について議論しないままに済ませられるのかということが問題の焦点である。」(以下同じことの繰り返しなので省略)

要するにリンデンラボがソースコードに関する他の共同権利所有者の利益を守ろうとしないので、彼等がもう我慢できないということで不満をTateru Nino に漏らしたということですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)ビジネス

2009年03月27日

ビューワのリストラ



現在ビューワーに入っているグループ内の投票システムが取りやめになるそうです。実は私は使ったことないので実感ないんですが、トラブルが多くて、それが一向に改善されないということと、あまり使われていないということが廃止の理由だそうです。トラブルから使われないという面もありますね。

まあ、使われなくてもシステムとして組み込んである以上ビューワーの負担にはなっていますから、使わないものであれば取り外してしまう方が軽くなっていいのかも。これに代わるシステムの予定はないけど、ブラウザー経由でもできるんだろうし、ビジネスに使っていないなら構わないのかしら。SL内でスクリプトベースで投票するというのはもうあるので、それで代用できますね。

以上はMassivelyのTateru Ninoの投稿によりますが、これに対して2007年の7月には既にGroup Votingのシステムは実質的に機能していなかったとOtenth Paderbornという人が反論しています。Prokofy Nevaも3ページくらいの論評を加えていますが、私の興味は尽きました。この話題だけでそんなに書けるなんて、仕事していないことは間違いありませんね。読んでみたい人はこちらから。

http://www.massively.com/2009/03/25/second-life-to-lose-group-voting-feature/#continued  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)生活

2009年03月26日

登録されました



Echelon(エシュロン)という名のアメリカの国家安全保障局が運営している通信傍受システムがあります。これはもう50年以上も前から稼動しており、常に最新のテクノロジーを取り入れて高度化し、監視の対象を拡大させています。簡単にいうと対象範囲のとっても広い検索システムみたいなものが最初にあって、キーワードで捉まえたメールアカウントやIPアドレスなんかを登録して、そこから更にネットワークや携帯電話の通話電波等を通じて関係する通信先を突き止め、通信内容を分析します。

日本は9・11の後にこれに参加を打診したという噂があり、現状でどうなっているのかは不明です。でも傍受のための施設がいくらか存在していることは間違いないでしょう。沖縄米軍の「象のオリ」みたいに目立つものでなくてね。最近の映画でもEchelonはよく出てきますね。これをさらに高度化したシステムを使って本部から現場の工作員に指示出しているところとか。最初から最後までこればっかりという脚本は疲れます。なんかお仕事やらされているようで。

さて、SLを始めとする3D-SNSの世界では07年の後半からマスコミや世間の関心が高まってくるとともに、RLの犯罪等に仮想世界が利用されるという懸念も高まってきました。資金洗浄、幼児虐待、麻薬の密売、テロやその他の犯罪の計画・シミュレーションなんかです。

で、素人の感覚としては素性を隠した(誰でも隠れているけど)CIAやFBIのエージェントがSLの住民として貴方に接近してきて、それらの犯罪の証拠集めをするというイメージです。そこでブログなんかでもそういう事態になったらどう対処するかなんて色々議論していた時期がありました。いやいや大丈夫、疑いを掛けられても「俺、洒落でテロリストやヤクの売人の振りをしているだけなんです~。」って言い逃れちゃうからなんて、そういうことを半分真面目にブログで書いたりしてましたね。

実際には最初に掲げたEchelonによってまずRLの情報を収集して、それからRLの行動が監視されるという順番でしょう。SLで情報収集なんて、世界の公安当局もそこまで暇ではないでしょうけど、逆にそうだから利用者も出てくる可能性は無くはないなんて、疑心暗鬼になってしまいます。もっとも昨今のようにネットで犯罪グループの募集していても止めさせられないんだから、あまり効果ないのかな~って思うけど。「老子」に「天網恢恢(てんもうかいかい)疎にして漏らさず」ってあるけど、天網ってインターネットのことだったんだって感心したりして。老子は偉い!って、アハハハハハハ・・・・・・。でも多分漏れっぱなし。

内容の傍受がしづらい光ケーブルの発達でEchelonにとっては状況は厳しくなってきていますが、でも通信を記録に残すのも普通に行われているので、携帯電話でも、SL内でも悪巧みをしたらみんな残ってしまいます。だから、FBIのエージェントがSLに派遣される代わりに、SNSの事業者に当局が情報提供を依頼するというか、強要するという形で情報収集を効率的に行うということはできるんですね。そのとき事業者はどうするのか?答えは簡単、中国政府に喜んでネットワークの情報提供をしてビジネスの拡大を図ったGoogleの例もありますからね。

こっちの防衛策としては、SLで毎日そこらじゅうに自動増殖、自動消滅プリムをバラ撒いて、みんなで「テロだ~!」って大騒ぎするというのがあります。「テロだ~!」って大騒ぎするだけのBotsを開発したりして。あ、これで私も「登録」されちゃったのかも。
^^;)
  
タグ :テロ

Posted by Sophiee Winkler at 13:20Comments(0)ビジネス

2009年03月24日

メタバース概論(4)



なんとなく思わせぶりな記述の「メタバース概論」記事でしたが、現時点で私なりの問題認識とその構造をまとめてみました。実際のこの問題の広がりはこの3倍くらいあると思うけど、取り敢えず私が考えている範囲はこんなものだということですね。そういう意味で今後どんどん変化していくものだと思います。

このイシューツリーの出来はいいものではありませんが、わたしは難しい問題が出てくるとこんな風に図式化して構造を考えることにしています。もちろん一人よがりのものですが、空中で考えるよりは役に立つ代物です。こんなのを普通15分くらいで書いてときどき頭の体操をします。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:22Comments(0)ビジネス

2009年03月23日

リンデンの調査(3)



さて、今回のリンデンラボによるSL住民事業者のビジネスに関する調査の意味を考えてみたいと思います。といっても、私にアンケート来たわけじゃないし、ひょっとすると来ていたんだけど、自分の役に立たないって即断して捨ててしまったのかもしれないけど、とにかく内容は知らないんです。改めて調べてみてもあまり詳しくは取り上げられていないですね。

米国人でも自分のところには調査は来なかったと言っている人もいます。また、Nevaの主張のようにSLの外部決済にリンデンラボが絡めないことに関する懸念がこのアンケートの発端になっているのではないかという人はいなくて、通常の実態把握のための調査に過ぎないという意見が多いようです。

それからリンデンラボは1月20日頃にウェブベースの取引マーケットで、Second Lifeに関する商品やサービスを販売しているXStreetと OnRezを買収して、OnRezをXStreetSLに統合してしまいました。XStreetha
昔使ったことはあるかもしれないけど、忘れてしまいました。この買収の意味を知りたい人はここで見れます。これとの関係もあるのかもしれません。
http://i18n.s3.amazonaws.com/acquisitions_release.pdf

SL内では比較的頻繁にアンケートが為されていて、リンデンがアバターのデザインについてアンケートを実施したり、MagSLが三菱東京UFJ銀行と共同で電子マネーの利用状況調査をしたこともありました。だからそんなに珍しいことでもないけれど、私たちはその都度あまり深く考えてはいませんね。

私は直感的には今回のアンケートはリンデンラボの利益というよりも、リンデンラボが今後RLで価値のある企業として認知を高めていくために必要なプロセスや条件を整備するということに深く関係していると思っています。なぜならばリンデンラボは私たちの膨大な取引記録をデータとして保有してはいますが、膨大すぎて私たちのSLでの属性に紐つけてプロセスできないので、今までは合計としての数字のみで全体を把握してきただけだからですね。それをサンプルベースでもう少し細かく見てみようということでしょうか?

アンケートには別の意味もあると思います。以前からリンデンラボを悩まし続けているものとしてRLの税金と児童虐待の問題があります。SLが社会の中で認知度を高めていくほどに、こういったRLとの法的、倫理的な関わりに注目が集まり、非難や中傷、政治的圧力といったものに晒されることになります。これらは多くの場合マスコミやその他の無理解や無知が原因なのですが、それだけに正面から解決していくことは難しいのです。

このためリンデンとしては問題を隔離したり、逸らしたりすることで基本となるSLの性格に大きな変更を加えることなしに当面を凌いで行こうとしているように思えます。例えばTeenGridに未成年者を押し込めてしまうとか、お金は外部でやり取りすることにして、そこでRLで掛かる税金は処理してもらうとかです。これはまだ部分的にしか実現していませんけれど。XStreetSLはSL付帯ビジネスの可能性を取り込むこと以外にもこのような効果を狙っているのではないでしょうか?そのうち私も使って見たいと思っています。

ただリンデンが気付いてはいるが目を逸らしている問題もあります。SLはネットの中に存在しているのですから、RLの課税から逃れることは十分可能です。サーバーなんてカリフォルニアに置いておく必要はありません。どこかのタックスヘイブンでもいいし、政情的に安定している国の大きな倉庫のなかでもいいのです。サーバーの運用だけを別会社を立ち上げて委託してしまうという手だってあります。そうすれば捕捉は難しいし、将来的にはクラウド化によって本当にどこにSLという仮想世界があるのか分からないような状態になるのです。

ただそんなことやっても別にリンデンラボには得にならないし、SLを売るという最終目標がある間は、品行方正な社会の一員というスタンスでいかなければならないので、当面は決定的に非難されたり追い詰められたりするようなことはしないで、のらりくらりと身をかわしてくという戦術なんだと思います。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:58Comments(0)ビジネス

2009年03月22日

メタバース概論(3)



昨日はデジアカでメタバースの将来について話し合う「メタバース概論」の懇談会がありました。1人ずつ自分にとって理想のメタバースとはどんなものかについて主張を述べていきました。わたしも将来のマルチバース化に向けての期待やそのメリットについて意見を表明。





これは学院長お気に入りの瞬きするネコ鞄です。昨日は8割方、学院長の見識を開示もらって、メタバースを巡る様々な問題の位置づけもだんだんに解ってきた感じです。来週は引き続き各自の見解を披露していく予定です。

私の意見は既にこのブログでお示したり、外国のブログの紹介もしていますが、昨日は他の人からはハード的な敷居が下がることへの期待とか、メディアの融合に伴うメタバースのRLへの取り込み、普及が話題になりました。詳しいことはメタバース協会のブログにも載っているかも。

http://ma.3u.com/  

Posted by Sophiee Winkler at 10:44Comments(2)ビジネス

2009年03月19日

もっといろいろ



MassivelyのTateru Ninoがリンデンラボに対して「もっといっぱい世界をつくってくれ!」と要望しています。画一化されたサービスだけに固執すると取り残されてしまうという懸念ですね。3月15日の記事です。

「リンデンラボは『一つで何でもまかなう世界』を目指して進化を続けているので、そこから幅広い様々な問題や課題が生じてくる。例えば現在のユーザーにとって変化するということは、世界が自分がそれを求めて参加することを決めたサービスとは異なるものになる一方で、今後も潜在的な顧客を惹きつけることが必ずしも保証されていないということを意味する。今リンデンラボが持っているのは、多元的な世界をサポートするためのプラットフォームになることを目指して、一つの技術の上に乗っかった一つの『世界』という商品でしかない。(実際には技術的に言えば世界はMain Grid, Preview Grid, Teen Gridの3つあるが、ほとんど差はないし相互に往来することもできない。)

大衆市場では『一つのサイズですべてまかなう』作戦は通用しない。そうでないというならiPodは一種類しかないということになっているはずだ。リンデンラボが本当に必要としているのは沢山の異なる『世界』という商品群で、それぞれがちょっとずつ違う何かを提供してくれるものだ。もしグリッド間の瞬間移動が本来約束されていた通りに機能するなら、それは彼等の政策上の苦悩を完璧に解消するものになるだろう。

これらの商品の全てが異なっている必要は無い。貴方は同じ基本ルールを有する二つの「世界」を持つことができる。そうして貴方はもう一方の世界を比較対照先として貴方の考える幾らかの政策的、また技術的変更を実際に試してみることができるのだ。

このモデル構想の下では、SLのユーザーは最初は自分の選択した一つの世界に登録するが、必要に応じて可能な限りのどの世界にでも飛んでいって、そこで活動できる。

ある世界は単に企業の顧客や従業員や訪問者のためのものかもしれない。もう一つは年齢認証されたユーザーに限られた世界かもしれない。三番目のものは利益をもたらしてくれるお客のためだけかもしれないし、四番目では料金を支払わないお客にはコンテンツの作製を許さないものかもしれない。五番目は年齢制限はないが、創られたコンテンツの内容を検査・評価する何らかのメカニズムが組み込んであるものかもしれない。他にも束縛なくものづくりできるようなSandboxを単に集めただけのものとして運用されるというのもありだ。

無法者や壊し屋が問題を起こした一つの世界からBanされることはあっても、サービス全体から締め出されることはないだろう。現状でも厄介者のユーザーが将来大きな利益をもたらしてくれるかもしれないからだ。

恐らく数々の世界はその使用方法のタイプとテーマ(ロールプレイ用とか海賊用とか、何でもいいんだが)に沿って作り上げられるだろう。商品を目的とするデモグラフィーに応じて仕立て上げれば、有用な教訓や特徴といったものが発見でき、他の世界にも当て嵌めることができるだろう。

Gigs Taggartが2006年の12月にリンデンラボの立場というものについて語っていたことを思い出しておこう。

『我々は全ての人々に対し、いつでも適用できる一連のルールというものをつくることは決してできなかったし、この急速に増殖し続けている人口の全てにわたってそれを強制するということも出来なかっただろう。

その代わりに、我々はコミュニケーションや表現を支援する最善の方法は、現場でのコントロールのためのよりよいツールを通して、人々の手に力を与えることだと信じた。そんな風にこの数ヶ月の間、我々はSLを運営してきた。』

『我々は個人の間の揉め事の仲裁をしたり、行動規範を定める役割を果たすことはできない。これはリンデンラボが更にグローバルになっていく上で非常に重要なことだ。我々はカリフォルニア中心のルールの体系を仮想世界に強制したりしない。我々は住民が団結して彼等の独自の理想や野望を核にして、彼等自身の市民センターを創造するのを手助けしていきたいと思っている。』

要するにTateru NinoはSLに対し老舗百貨店路線でなくて、自分自身もマルチバース化していくことでユーザーのニーズを育て、取り込んでいくのが正しい道だと主張しているんですね。多様性の勧めとも言えるでしょう。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)ビジネス

2009年03月18日

リンデンの調査(2)



昨日の続きです。

「リンデンの連中はこの調査で商売をやっている人々の売上の何パーセントがXStreetSL経由のものかということに恐ろしく熱心に何度も切り込んでくる。話は変るが、他の奴等と同じように、Websiteにリンクを貼ってから俺の商売は飛躍的に伸びたね。L$50だったものが、あーんと・・・L$127に増えたんだ。笑っちまうよ。

売っているのはボロっちい小物でL$5から高くてもL$50までなんだが、もっと高いものもあって、それは商品に関するアイデアを売って手数料やライセンス料を取るという類のものだ。

この売上増というのは例えば集会か何かであんたが発言すると人々はあんたの方を見るという程度のことで、それでガラクタが売れるが、長続きするものではない。

『貴方の売上の何パーセントがコンテンツですか?』
『貴方の売上の何パーセントがXstreetSLからのものですか?』

俺は腰を落ち着けてこの手の問いにもっとうまく答えられないかと努力してみた。どれくらいのものがと述べられているが、幾つかの質問はSLのIn-worldに関してのことなのかどうか理解をするのは難しかった。

一般的な取引の仕組みでは自分の商品の一つひとつにラベルを貼るか、コードをつけておかない限り、この商品の何パーセントがどうたらこうたらということは言えないんだ。それでもって手に入るのはやたら長いエクセルのファイルで、それを一渡り見てモノを探すというのは面倒だし、『ギフト』なんていう呼称の(実はそうではない)ものもあって、これはいつでも問題になるんだ。

これがちゃんとソートされて、タグが付いた首尾一貫したレポートの形でもらえると凄く有難いんだがな。昔は取引記録はビューワーからリアルタイムで参照できたんだ。これはもとに戻してもらいたいと思っている。

この調査は俺やあんたらの商売が主として儲けのためになされているのか、SLにおける活動のサポートとしてなのか、楽しみのためなのかについて尋ねているが、これってヘンテコな言い回しだろう?俺なんかSLでのビジネスが利益を得るための投資としてのみ行われているのかどうかなんてうまく考えられないぜ。どうしても儲ける必要があるんなら、(土地の)サーバーを買うのに払うのと同じ額の金をCD(譲渡性預金―自由金利の定期預金)口座に放り込んでおく方が、たとえ金利が1.5%だとしてもリターンは大きいだろう。それは前からある総合生命保険の売り口上みたいなものだ。『終身じゃなくて定期にして差額を投資しましょう!』ってな。

個人的には『私のビジネスは私のSLにおける活動をサポートしている。』という選択肢にチェックをつけた。というのも商売の上がりで請求書の支払いをしているし、土地の手入れや様々なミーティングのための場所というように自分の動を支えるのに利益を使っているからだ。

俺はこの調査について、勢いよく押し寄せてくる波頭と同時に水面下の引き波の動きを感じるんだが、他の奴等はどうなんだろう?この調査はまるでこう言っているようじゃないか。『私たちはIn-worldのビジネスがすごく儲かるのかどうか、そのビジネスが私たちが分け前をもらえない外の世界でPayPalを使ってガンガンなされているのかどうか、人々はそれを単なる趣味でやっているのかを調べようとしています。そしてそれに応じて私たちの動き方を調整しようとしているんです。』ってな。

なんか俺達、試験に落っこちそうになっているんじゃなければいいが、どうもそんな気がするんだ。」

アンケートの質問が分かり難いとか文句を言っていないで、最初からその意図を考えてみることをすべきでしたね。普段ならここから長々と書き進める筈ですが、ここで終わってしまっています。何時もより大人しくて、弱気ですね。どうしたんでしょう?・・・・・・仕方がない、私が考えようかしら?
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)ビジネス

2009年03月17日

リンデンの調査



もう1カ月ほど前のことなのですが、リンデンラボはIn-worldの事業者、コンテンツの製作者や土地の取引業者やサービス業者に対してビジネスの内容を尋ねるアンケートを送付した模様です。私のところには来なかったですね。アハハハハ……

アンケートは15分で記入可能という触れ込みでしたが、実際に真面目に答えようとすると取引記録と調査用紙を見比べて、あっちこっち見なければいけないので、もっと時間が掛かってしまうとか。

拗ねものブロガーのProkofy Nevaは(長いこと間違えてProkovy Nevaと綴っていました。)これについてこんな感想を述べています。

「この何年もIn-worldビジネスへの関心を高めるためのロビー活動に従事していた俺なんだが、率直に言って単なるデータの刈り取り以上の、もう少し何かこう温かいものを期待していたんだがな。宇宙人に誘拐されて、その地球外生命に膝の裏の肉を齧り取られて、地球に戻って目覚めてから初めてそのことに気付いた人達の感じもこんなのだろう。」

不思議な比喩ですが、まあ何にでも文句は言うんです、この人は。

「質問の中にはSLサーバーの外でPayPalでどれ位の金を受け取っているかに関するものがあった。もちろんこれは大きな問題だ。疑いもなくリンデンラボはこれは聞きたかったに違いない。かなりの数の賃貸や建設スクリプティングのサービスの供給者は、みんなが至るところで手数料の二重払いをするのを避けるために、システムの外でPayPalで支払いを受け取っている。

俺は相手が生後数日の別アカ・アバターでないんなら、別に大きな土地の家賃を受け取るということでも構わない。このSLの『ヤミ市場』がどれ位の大きさなのかは全く想像もできないが、巨大なものであっても不思議ではない。俺はいつだって建設業者やライセンス付きのコンテントをつくっている業者には、SLの外でPayPalで支払っている。だから他の多くの奴等もそうしてるだろう。

その他の大きな質問としては、どれ位の数の連中がSLで商売やってて食えているかを尋ねてることだ。こんなの真面目に答える奴いるのか?もう一つの問題はこの質問状が非常にややこしい言い回しを使っているということだ。読むなりすごくがっかりさせられたぜ。まあ、こう言うのも俺としてもこの調査が成功して正確なものであって欲しいからだが、どうもそうなりそうもない。

リンデンの連中はお気に入りの“Positive Linden Flow”から質問を始めているが、それって家賃とは何の関係もない要素だろ。この質問状では正確にはこういうふうに尋ねるべきだったんだ。

『貴方の収入はどれくらいですか?』
それから、
『家賃はどのような通貨で支払っていますか?』

確かに連中の質問にはこんなのが入っている。

『貴方の土地の料金はいくらですか?』

でもこれでは訳が分からなくなってしまう可能性がある。というのはある人はSimに居を構えていて家賃をPayPalで払っているし、そうなると彼らがSLの中で得た収入は全部が利益に見えてしまう。『借方』(簿記の)が見えてこないわけだ。俺は連中は混乱を避けるために次のように単純明快に質問すべきだったと思うね。

『収入は幾らですか?』
『家賃としてリンデンラボにあるいはSLウェブサイトの他のグループに幾ら支払っていますか?』
『In-worldで支払っている費用は幾らで、外部での支払いは幾らですか?』

まあ、こんなとこだが。つまり、俺は土地の賃借料を『費用』計上すべきか、あるいはその土地の為に買った植物と同じように単なるIn-worldのコストにすべきか4回も考えを巡らせたというわけだ。

それから自動で計算してくれる何らかのツールなしで、パーセンテージを問う質問に自分で計算して答えるというのも非常に難しかったな。」

こういう問題はRLでも普通にあることだと思いますが、分らないのはなんでもリンデンラボのせいにしたいみたいですね。ということで、文句の半分が終わりました。

画像は私の新作アバター(ヘアとヒール以外は自作)です。今のお気に入りですね。次はもっと妖艶なのを予定しています。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)ビジネス

2009年03月16日

爆発の予感



母とか祖母の税金の申告の手続きを手伝っていて、けっこう忙しい毎日でしたがそれも今日でおしまいです。税金戻ってくると嬉しいですね。新たにもらえるのじゃなくて自分たちがもう払ったお金なんだけど。

でも忙しいというのは、ものづくりにとっては致命的なことではありません。限られた時間に着想や直感に従ってどんどんつくることで、かえっていいものができるということもあります。最近はスキンを作っていて、この10日間ほどで、見かけの違うスキンを3体ほど作ることができました。もちろん細部の調整は残っていますが、見掛けが異なるものをつくれるかというのがポイントです。

スキンは市販のものでも、最初の作品に縛られることが多いみたいで、肌の色とかメイクでバリエーション作ってあっても、結局全部同じというのもありますね。私はこの飽和状態にある市場に今から出していくのだから、自分の思い込みに従った個性的なスキンを作ることを目指していましたが、長い間自分の思い通りのものを作ることができませんでした。



でもようやく最近になって、自分なりに納得のいくものができるようになってきました。きのうは今までにないちょっとお疲れめのお姉さんも作ってみました。ちょっとポッテリし過ぎているかも。でも調整は簡単。「売れるSHOP講座」で商品はバリエーションが大事だということなので、スキンのビジネスを再開するに当たっては4体ほどのラインアップで臨みたいなと思っています。あと一つですね。

爆発っていうのは、売れるって言う意味ではなくて、なんかどんどん創れてしまいそうっていう充実感ですね。ようやくこんな瞬間が来たのかってうれしいです。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:18Comments(0)スキン&シェイプ

2009年03月13日

バリエーション



ここんとこ全然おカタクない投稿になっていますが、元来このブログはスキンビジネスが一番需要も多いし利益も多いという仮説に基づいて、スキンとシェイプについて論じていたんです。でも作らない先から「論じている」なんて相当頭でっかちですよね。ということで、実際にスキンを作れるようになるのに3ヶ月、売り物になりそうなレベルに到達するのに更に15ヶ月ほど掛かってしまいました。だから昔の投稿はスキンとかについてが多かったんですね。

上に掲げた画像はスキンとしては一昨日のものより先に作っていたのを、ちょっといじって、シェイプもふっくらした感じにして、幼い感じの子にしてみたところです。

昨日「売れるショップ講座」の授業でもNeko Link先生は「一品モノは駄目で、バリエーションを作って一緒に売ること」って教えてくれてました。だから私もちょっと萌え系スキンも作ってみようかなんて考えてます。



「売れるショップ講座」にご興味のある方はこちらで纏めが公開されています。

http://secondlife.nekohacks.com/link/45.html
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:18Comments(0)スキン&シェイプ

2009年03月12日

もうちょっとかな?





製作中のスキンですが、ずっと同じヘアだったので、フリーデモもらったところで別のヘアを買って付けてみました。う~ん、いいんじゃないでしょうか?もう売れそうな感じですが。まあ、自重してもうちょっと寝かせて、細かい粗をとっていくことにしましょう。

でも、やっぱりこのシェイプは付けないといけません。スキンとシェイプがバランスしているところが価値なんだし、他のシェイプでスキンが生きてこない場合には買った人ががっかりしてしまいますからね。

これ今の段階ではスッピンなんですね。アイメイクでもっと美人にならないかしら?自分では長い間目指していた、日本人向けのノッペリしていないスキンで、実際にRLに居そうなアバターに仕立てた積もりですけれど、作者って自惚れが強いものなので、他の人から見ると大したことないのかも。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:18Comments(0)スキン&シェイプ

2009年03月11日

スクリーン中毒



以前Opensimの体験記でご紹介したDanton Sidewaysさんを覚えていますか?彼はVirtual Jungleというブログを書いていて、最近ちょっと低調でしたが、また復活した模様です。

簡単にいうと彼のインターネットに関する活動は世の中の経済状況にほぼ100%リンクしていて、アメリカの景気がよくなっていくのに並行して彼はSLを始め、ブログを何本も書き、CDS(民主SIM協議会)という団体のメンバーなんかになって、ほとんどネットの中で活動するようになりました。この一米国人のネット生活の変遷をちょっと覗いてみて、私たちや読者の人と対比させてみるのも面白いかなと思います。身につまされますよ。


好況と不況
過去1年半の間僕のインターネット内での活動はRLの株式市場の一般的なサイクルを追いかけているみたいだった。両方ともどんどん騰勢を強めていき、最後にはそれ以上は支えきれないほどのピークに達した後、急速にそれ以前の何分の一かのレベルに下降した。

インターネットに対する僕の個人的な時間の投資が崩壊することで数週間が無駄になったが、株式市場は08年の1月以来、コンスタントに下降を続けた。株価の損失は08年の10月にはさらに加速されたが、今では平穏なレベルに収まっている。

細かい差異は別にして、この二つの沸騰と破綻のサイクルには共通の原則がある。積み上がった価値は、新らたな成長のために崩壊しなければならないポイントに、必ず到達するということだ。

僕のネットブーム
インターネットに僕が深く関わるようになったのは07年の初め頃で、自分自身のウェブサイトを作ろうと決心した。春の終わりごろには3つか4つのサイトを作ったが、しかしそのどれもが誰にも見られていなかったということが判っただけだった。

サイトを訪れる人を誘引することに失敗したので、僕はSearch Engine Optimization(検索エンジンの最適化)を勉強し始めた。07年の秋になって僕はWikipediaの記事を編集することによって遥かに多くの観客に到達できることに気がついた。しかし僕はすぐにWikipediaの編集合戦の泥沼にはまり込んでしまった。

そらから僕は11月の終わりにSLに出会い、Danton Sidewaysが誕生した。12月にはCDS(Confederation of Democrativ Simulators)に参加した。これが僕にとって初めてのまともなインターネットコミュニティになった。僕はこのブログを始めて、SLの仮想世界で何か進歩的な発見があるとそれを書き留めた。そして毎週CDSの代表者会議に出席した。

08年の最初までに、インターネットは僕の時間のうちの巨大な部分を取るようになっていた。数人のSLブロがー達の書いたものを読んでいた。そのなかにはとっても長い記事を毎日投稿することで有名なProkovy Nevaも含まれていた。Prokovy Nevaを通じて僕はTwitterのことを知り、それにまた僕の時間の多くが費やされた。他のTwitterのユーザーを通じて僕はPlurkを知り、それにTwitterより多くの時間を使うようになった。そうこうするうちに僕はOpenSimの問題に関心を持ち、自身のOpenSimブログを立ち上げることさえした。

僕のネット破綻
08年の初夏までに僕の状況はコントロール不能になっていた。1分でも時間があると僕はPCの前に座って何かやっていたが、それでも十分ではなかった。7月の末にはバケーションで家族をイタリアに連れて行ったが、Asus 3e netbookのお蔭でそこでも僕はネットに繋がっていた。しかし、家に帰ってみて僕は完璧に手を広げすぎていたことに気がつき、整理のプロセスに入ることを決心した。

それで様々なインターネットの活動から最初は徐々に、そして段々速く、僕は足を洗っていった。ネットにのめり込んでいた頂点のときに、僕はたまたま『画面中毒患者』の解説ビデオに出くわした。漫画のキャラクターが主人公で、時々RLに息継ぎをしに出てくる、確かそんな感じだった。それは僕が生活のなかに戻ってきたのと同じようだった。

8月11日に僕は最後の記事をブログに投稿した。Plurkへの書き込みは8月24日を最後にした。9月8日にはCDSの友人にメールを送って、SLでの時間を減らしつつあると伝えた。9月18日にはTwitterに最後の書き込みを行った。

それ以来僕のネットにおける活動は、普通にググッたりメールしたりするのは別にして、ほとんどゼロにまで落ち込んだ。

08年の株式大暴落
偶然だとは思うが僕の個人的なネット活動の破綻は08年の株式市場の崩落とぴったりと同期していた。実際には08年の株式市場の落ち込みはダウ平均株価のチャートグラフの記録をチラッと眺める限り、02年から03年の落ち込みほど激しくはない。しかし08年の方が何かもっと悪いことが寄り添っているように思える。アメリカの住宅価格の崩壊に続いて世界的な金融危機が起きた。Alan Greenspanはそれを「百年に一度の信用崩壊の津波」と呼んだ。このクラッシュについてネット上で何週間か掛けて勉強をしたので、僕はこれは1929年と同等の危機で、僕等は大恐慌時のデフレのとば口に立っているのだと確信した。僕はこの見解をKondratieff Cycle の専門ブログに投稿した。(世の中の変化は周期的な波のように繰り返すという社会、経済学説だったかしら?)

新たな成長
僕等が新しい大恐慌の縁に立たされているというのは単なる仮説に過ぎない。変わらぬ真実はこの活動が低下した時期は非常に重要な機能を持っているということだ。それは新たな健全な成長を許す。かくして経済学者のSchumpeterが語った創造的破壊の意味が、新しい価値が生み出されるためには、既に積み上げられた価値は取り払われなければならないことを指していると分るのだ。

僕の場合ネット内の活動の多くのものが最初目的としていたところより遥かに遠くまで僕を運んでしまって、そしてそれは自壊した。それらを容赦なく切り捨てることは、僕は本当に何がやりたかったのか、それは楽しいツールの開発の促進に他ならないのだが、それを振り返って考える余裕を僕にもたらした。

さて、僕は個人的なプロジェクトを実行するために、おずおずとまた注意深くネットの世界に戻ってきた。1日に24時間使うのではなくて、多分週に2、3時間というペースで。」



上の動画は自作スキンをつけた別アカを撮影したものです。マシニマの練習をしています。まだヨチヨチ歩きなんです。
  

Posted by Sophiee Winkler at 14:30Comments(0)ビジネス

2009年03月10日

企業のSL利用



私たちはSLのRLへの関連づけの必要性について日頃から抽象的に語っていますが、2月24日のMetaverse JournalにはSNSのRLでの具体的な使用についての記事が載ってました。

Enterprise 2.0 Executive Forum2009という会議のなかで、David Backleyという人がオーストラリアのWestpac銀行がSLを使って遠隔地にいる新入社員の初期の研修を行ったことを報告しています。

この試験的な試みについて彼は「上手くいったし、いい考えだと思う。」と評価しましたが、このプロジェクトがスポンサーの降板、モメンタムを維持していくのに必要な鍵となる人物の不在によって継続されないことも明かしました。(スポンサーが降板したというのは、多分SLを稼動させることの出来る高仕様PCの提供をメーカーや卸業が打ち切ったということでしょう。ここが一番コストが大きいですからね。)

彼が学んだのは、今回の試みはコンセプト的にはちょっと早すぎて、実施やメンテナンスのコストがもっと下がってこないと、全体としての費用削減の効果を論じることは難しいだろうということです。

Westpacには何千人もの従業員がいることを考えると、コスト削減策としての仮想ミーティングの評価はかなり下向きのものといえます。Westpacがプラットフォームに選んだのはSLでした。代替的なプラットフォームの成長や運用コストの削減も期待できますが、依然として道はまだ遠いといったところです。

以上とは別にBackleyはWestpac銀行のネットバンキングサービスについて興味深い統計を披露してくれました。現在Westpacのオンラインバンキングサービスには常時6,000人がアクセスしていて、1日あたり70万セッション(アクセス単位)以上の活動があります。そしてこれはWestpacの支店やコールセンターで行われている取引の数を上回っています。10年前にこのサービスを始めたときは、全オーストラリアで2,3千人くらいがこのサービスを利用するくらいだと思われていました。

このことは仮想世界のビジネスでの利用についても援用できるのではないでしょうか?現在のところそれはニッチな動きでしかありませんが、インターネットバンキングのようにやがては企業を驚かせるような大きなうねりを大衆が起こすかもしれないのです。

もう一つの類似性はプラットフォームです。オリジナルのネットバンキングのオプションというのはStandaloneなサービスの要素が強いものでしたが、いまではウェブベースのものに進化しています。これは採用数の爆発的増加に応じて変化したものです。明確な教訓のように思えますね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:18Comments(0)ビジネス

2009年03月09日

スキン製作近況



作っていた「隣のお姉さんスキン」をもう少し真面目にきっちり仕上げてみました。シェイプもこれ専用に調整したのでとってもセクシーでいい感じです。ブログではお見せできないのが残念なくらい。



垂れ目のシェイプを通常の目に変更してみました。あと顔立ちの違うものを2,3体揃えて、売り出したいですね。その前にお店が必要だけど。やっぱりシェイプ付きで売りたいですね。そうすれば良さが分ってもらえるし、ストアプロモーションでは別アカも使おうかと思ってます。



技術的にはまだ未熟だけど、ちょっとずつ向上してくるのがSLのいいところです。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:21Comments(0)ものづくり

2009年03月08日

メタバース概論(2)



夕べはデジタル・アカデメィアの地下教室でメタバース概論のお話がありました。これは授業ではなくて学院長が主催する会議です。今後SLを始めとするメタバースはどのような方向に進んでいくのか、また進むべきなのか、そのために私たちはどうしていくのかというテーマです。とっても「おカタイ」、でも脳みそ柔らかにしないといけないセッションなんです。



予定ではあと2回でおしまいなので、そろそろ自分なりの主張をまとめていかないといけません。ということで宿題が出てしまいました。日頃このブログで好き勝手なことを書いている私も、反応がダイレクトに来る場所では問題の構造をよく考えて表現しないといけませんね。ちょっと緊張します。





  

Posted by Sophiee Winkler at 09:24Comments(2)ビジネス

2009年03月05日

Hypeのはざま



久しぶりにMassivelyのTateru Ninoの記事を見てみましょう。2月27日かしら?

「今までのところリンデンラボの仮想環境であるSLは多くの非常にひどい誇大表現を引き寄せてきた。それは周期的に押し寄せそして去っていく。Hype-それは余計な雑音、Buzzとは区別すべきだが、ポジティブであれネガティブであれ「誇張」されたものだ。根拠のない誇張された賞賛だろうと、根拠のない誇張された批判であろうと変りはない。もしそれが本当のことなら、その定義によってそれはHypeではない。

今はHypeがオフになっているサイクルに入ったようで、それはSLにとって唯一いいことだ。Hypeは詩的にあるいは芸術的に真実を表現し得るが、今の段階ではあまり役には立たないだろう。

Hypeは取り分け新しく馴染みのない科学や技術の分野で、メディアが多くの虚偽の印象を振り撒く原因となる。その場合誇張されたことが事実と受け取られ、そうでなければ無関係な枝葉末節であったものを材料にして、先を争って色々な話が作り上げられる。

更に悪いことにHypeは顧客がモノを買うのを思いとどまらせる。ある人々はその匂いを嗅ぎ付けて誇張表現のあるものは何でも拒否してしまうし、別の人々は現実が(Hypeによって作られた)期待にそぐわないものであることが分かれば背を向けてしまう。

それは予告編で今年最高のホットなアクションに映画に見えていたものが、37秒のアクションシーンの全部が予告編に入れられていて、実際には2時間の政治ドラマだったというのに似ている。それは素晴らしい映画には違いないだろうが、あなたが切符を買って見ようと思っていたものとは異なる。

概してSLはHypeの潮位が最も低いときには調子が最もいい。他の条件が変らないとして、ユーザーのリテンション・レートは増加傾向になるし、初期にSLを始めて続けている人々(Early adoptors)やトレンディファッションの関係者が何か作業をやるという理由以外に、人々がSLに立ち寄ることが多くなり始めるものだ。それはセックスや離婚や不倫にまつわる話題が新しいユーザーを惹きつけるほどではないにしても、ユーザーが比較的長くいることになる。

簡単に言うと我々はHypeが低い期間がずっと続くことを望んでいるが、再びSLが賞賛されたり悪魔呼ばわりされたりし始めるまでに6ヶ月以上かかるということはない。

Hypeのサイクルに入っていようがいまいが、SLの最も重要な部分というのは活動をやめたりはしない。大多数の人々にとって、ヘッドラインを飾るようなことがあってもなくてもSLでの生活というものは続いていくし、メディアが載せるものとは無関係に人々が過ごしているというそのこと以上に、その中身がメディアのコラムに信憑性を与える大事なものというのは他にないのだ。」

うーん何かとっても抽象的ですね、言いたいことはわかるけど。英文としては大学入試の長文読解問題にぴったりかも。全体の趣旨とは全然関係ないけど、「リテンション・レート」というのは一度商品やサービスを買ったお客が戻ってきてまた買ってくれる割合のことです。SLの場合には過去60日のログイン人数がこれに当たるでしょう。個別のアカウントのリテンションはSLではフォローしていないでしょうね。

昔はCS(Customer Satisfaction)ということがよく言われましたが、そんなもの数値化しても抽象的で意味無いので、今は経営的にはCR(Customer Retention)が大事な数字とされていますね。同じお客から生涯にわたりお買い上げ戴く額が多いほどビジネスは安定するし、それこそがお客の満足度を証明する指標なんです。日本語では「リピート率」なんていうこともありますね。

特に面白いという記事ではなかったけど、長さが手ごろだったので訳してしまいました。  

Posted by Sophiee Winkler at 13:17Comments(0)ビジネス

2009年03月04日

謎の解明(その7)



Botsに限らず、SLには色んな問題があります。Griefer(嫌がらせをする人)、Copy-Bot等のテクスチャーやオブジェクトの窃盗、L$の詐欺、ヘビーなプリムやスクリプトによる障害、土地の細分化、恐喝的広告等々。これらは一部を除いてはほとんど解決されていません。もちろんRLでも同様の問題はあって、それらも未解決で放置されているというのも事実です。

今回このようにリンデンスタッフと一部の住民との間で交わされたチャットのログを読んでみて、改めて思ったのは「存在している事柄にはそれなりの意味がある。」ということですね。誰もが要らないし、不快だと思うことはなくなるような対策が講じられますが、誰かの役に立っていること、特にその誰かがリンデンラボだったりすると、問題は無視されたり、見逃されたりしてしまうわけです。

例えば膨大なゴミを撒き散らしたり、汚い言葉を大声で話すGrieferがいたとします。こんな人は誰でも嫌いですし、Simが落ちてしまうかもしれません。実際に名古屋の某SimではヤクザまがいのGrieferが長期に居座ってSimが寂れてしまうということもあったようです。でも、その結果「やっぱり自分のSimを持たなくっちゃ。」と思う人が増え、実際に島が売れればリンデンラボはハッピーになります。メインランドの汚い景観だって、新たな島に対する需要を生み出しているとも言えます。

Botsだって、多すぎればSimが動かなくなって商売には差し支えますが、適度に使えば集客やトラフィック稼ぎには有効です。そしてもっとBotsを使って商売を広げようと思うオーナーは、新たなSimを隣接させてBots島とShop島に分けて運営するでしょう。トラフィックの多いBots島の端っこにTPしたお客はすぐにShop島の門から中に入っていくという仕組みですね。こうすればBotsはもっと沢山置けるし、リンデンラボだって管理費収入は増えていきます。

問題を放置することだけがいけないことではありません。「Botsが多すぎるのはトラフィックなんていう指標があるからいけないんだ。」っていかにも事態の改善を図るようなことをいいながらトラフィックを廃止してしまえば、いままで実力でお店のトラフィックを上げていた経営者も、集客を落とさないために法外なクラシファイド広告に投資をすることを迫られるかもしれない。そうするとIn-worldの広告ではなくて、SLのShopを検索できるサイトがネット上に作られて、ショップ経営者達が割安で広告を載せられるというビジネスができるかもしれない。(一部ありますけど不十分)

このようにしてRLに似た経済原則に支配されながら、様々に蠢いていく社会をSimulateするのも、SLの豊かな経験の一つだとも言えるでしょう。だから、Prokovy Nevaのように自分を相手にしてくれるSLスタッフに「世直し」を迫るよりも、この擬似世界のメカニズムをよく考察して、それを逆手にとってうまいやり方やビジネスを開発していくという方がよっぽど建設的で面白いと思います。

プラットフォームだってどんどん変っていくでしょう。リンデンラボは視覚的美しさやGridのパフォーマンスを上げることで、競合する他の3D-SNSとの競争に打ち勝とうとしています。そのためにもっと高性能のサーバーを装備し、重たいビューワーをつくり、結果としてユーザーのマシンはさらに高仕様のものになっていくでしょう。これは現在進行中のNetbook化やクラウド化とは反対の方向で、ユーザーにとっては益々敷居が高くなってしまいそうです。でもIBMのような大企業を惹きつけて置きたいのであればこれは必然でしょうし、ユーザーの一部が付いてこられないのは仕方が無いと割り切るということなのですね。
  

Posted by Sophiee Winkler at 12:59Comments(0)ビジネス

2009年03月03日

謎の解明(その6)



Andrew Linden、Simon Lindenと住民のチャットの残りです。

Bode: 「Trafficが土地の所有者が空気中からもぎ取ってきて、自分で入力する単なる数字だとしたら、もっと意味があるものだったのに。」(それくらい今の数字には意味がないという意味。)

Andrew:「(見かけがアバターのものが)いつBotsらしく動くのかということの予測を立てておくことは出来るかもしれない。」

Simon: 「僕はある種のBotsの使い方はいいと思うんだ。例えば上手い具合にスクリプトされた来客向けの挨拶用のものとかは役に立ちうる。」

Cronon: 「大抵のものは真似られるさ。」

Lycia: 「Botsの中にはIn-worldでスクリプトできないような機能を果たすために存在しているものがあるわ。買い物に行ってBotから商品を買ったのとほとんど同時にグループへの勧誘が送られてくることがあるでしょ。」

Radek: 「ZombieでBotの形をしていて、作った本人のところから逃げ出して、ヘルプアイランドなんかで嫌がらせをやってるのがいるぞ。」
Cronon: 「だからといってそれがBotsを使わないことの理由にはならないよ。」

話がどんどん拡散するのでAndrew Lindenは何とか纏めようとします。が、効果はないみたい。

Andrew:「僕らはみんなある種のBotsはなかなかイケてるということに賛成なんだね。」
Radek: 「まあ、そいつは取り除かれたけどね。」
Lycia: 「私の働いているところではグループへの勧誘は自動化できたらいいのにと思うわ。」
Neva: 「Simon、僅かばかり良い使い方があるからといって、Botsの引き起こす目の眩みそうな問題が相殺されてしまうなんておかしいぞ。奴等はTrafficの数字を誤魔化すために使われていて、さらにどこにでも現れるしアバターと区別できないからややこしいんだ。」

Andrew: 「それじゃあ、Botsが迷惑になっている効果というものを一つずつ数え上げてみよう。」

Neva: 「あーんと、合衆国の国家防衛部隊はハリケーンKatrinaの洪水で俺たちを助けてくれるなら善だし、それがイラクにいたとしたら悪だね。このアナロジーはみんな分かると思うけど、どっかで何かちょっと役に立っているというだけで、軍隊が丸々いいものだって宣言することはできないさ。区別しないと。」

(説得力ないですね、この言い回しは。)

Andrew: 「キャンプ用のBotsとBotsをどうやって見分けるかということが僕の悩んでいるメインの問題だね。」
Simon: 「ここでは『見分けられない』というのが鍵なんだ。そしてAndrewが悩んでいるのは僕らは軍備拡張競争を始めたくないからなんだ。」

Radek: 「サービス条項に良いBotと悪いBotとは何かについてルールを作っておくべきだ。」
Cronon: 「Botsはサーバーのスペースを取るんだ。Botが一つ増えるとユーザーが一人減るんだ。」
Bode: 「いいBotsはいるよ、でも24×7メートルの箱に詰め込まれた90体のBots商品というのは非生産的だ。クラブや店の床下に置かれた沢山の合板製のキューブでTrafficの数字を上げるのには十分だろう。」

(Botsの代わりにオブジェクトに仕込んだスクリプトであたかもそこにアバターがいるかのようにシステムを誤解させる仕組みですね。)

Neva: 「Botsの軍拡競争なんて存在しないんだSimon、調べれば分かるよな。奴等が日常的にどうやっているか、ログオンの仕組をどうしているか、どういう振る舞いをしているか知っているだろう。誓って言うが奴等の99%はALICEのようにスクリプトで動いているものではないんだ。」
Andrew: 「OK、Botsはリソースの無駄遣いに役に立っているということだね。」
Radek: 「無料のユーザーアカウントを使ってBotsを50使っているクラブを知ってるよ。」

Neva: 「『Simにおいてアバターがほとんどいないスポット』というのを定義しない限り『リソースの無駄使い』とは言えないんじゃないか?」
Andrew: 「Prokovy、Botsの製作者間ではもう小規模の軍拡競争は始まっているよ。」
Neva: 「ということで、Simonが発見した可愛いご挨拶Botsのうちの一つが1Simに40人しかいられないメインランドのスペースを一つ使うんだ。これは皆が持たなきゃいけないしそれにファッショナブルなBotsが加わる。それから土地のオーナーが役に立っていると思う10のフリービーアカウントがアバターのスペースを奪うので、Trafficの数字を上げようとすると、オーナーすら自分のSimを使えなくなるんだ。」

Radek: 「キャンピングチェアを運営するのにもBotsを使うよね。」
Bode: 「Botの軍拡競争があるというのに、どうして10の代わりに90のTraffic Botsを皆が使わないわけがあるだろうか?結果として数知れない匿名の別アカがこれを後押ししているんだ。」

Neva: 「それで?この状況をなんとかしようと思わないのか、Andrew? 100%の効果なんて狙う必要はないんだ。たとえ27%しか有効でなくても大したもんさ。All or Nothingという考え方は止めるべきだ。」
Cronon: 「技術的にいえば、Gridがアイドルかどうかなんてどうでもいいんだけどね。」
Neva: 「そういう考え(完璧でないと駄目)があんたの足をひっぱり、いつでも邪魔をして何かいいことをするのに5年掛かったりするんだ。」
Andrew: 「Botsがリソースを使うということは問題ではないんだ。あるケースでBotsが使われすぎているかどうかということも、また問題ではないんだ。」

Lycia: 「誰か嫌がらせの道具としてBotsを使ったことはないのかしら?他の誰も入ってこれないようにSimを一杯にしちゃうとか。」

Neva: 「(Andrewに向けて)土地の細分化問題のときも、過剰広告のときも、あんたらは(所有者が自分の)モノを極端な形にまで使っているだけだから規制できないって言ってたけど、最後にはそんな奴等の愚行に打ち勝ったよな。」

Radek: 「聞いているところでは、eBayで実際の金と引き換えに古いBotsのユーザーアカウントが売りに出されるという話だ。」
Andrew:「Prokovy、土地の細分化について僕は何が出来たか、何が出来なかったかなんて主張したことはないよ。幾つかの方針が決まったということだと思う。僕は知っての通りポリシーではなくて技術的側面に多くの興味を持っているんだ。」
    「この話はいったいどっちの方向に持っていけばいいのかな?」

Neva: 「『あんたら』というのは集合名詞的用法で、土地の細分化についてはリンデンラボ全体を指しているんだ。そのことではソースコードの洞窟暮らしの気分を捨てて、ポリシーを持って事に当たるのに3年もの時間が掛かったんだぜ。」
Andrew: 「ふーむ、eBayでBotsが売りに出ているのか?それは面白い。」
Radek: 「オーナーが持っている土地に限ってBotsを置いておくというのが一番いい方法だと思うよ。」
Neva: 「そうなんだAndrew、奴等は売りにだされている。Heraldに広告が載ってて、『Trafficの水増し』っていうプログラム付きで40体まとめて買えるんだ。」
Radek: 「Botsはフリーアカウントを使うから、彼らはアバターアカウントを売っていることになるんだ。」
Andrew: 「分かったぞ。売られているのはBotサービスであって、Botアカウントを売っているのではないはずだ。」
Radek: 「タダだとしても、Botアカウントが付いてくるんだ。」
Andrew:「お!何か来た。あ~このあとすぐに緊急ミーティングになっちゃった。」
    「急いでいかないと。みんな来てくれてありがとう。」
Neva: 「サンキューAndrew.」
他:  「Bye bye.」
    「ありがとう。」

このあとも住民のお話は続きますが、切りがいいのでこの辺で。結局謎の解明までは行かなかったけど、現状がそれなりに分った感じがしました。明日はそれについて。
  

Posted by Sophiee Winkler at 13:19Comments(0)ビジネス