2009年03月05日
Hypeのはざま

久しぶりにMassivelyのTateru Ninoの記事を見てみましょう。2月27日かしら?
「今までのところリンデンラボの仮想環境であるSLは多くの非常にひどい誇大表現を引き寄せてきた。それは周期的に押し寄せそして去っていく。Hype-それは余計な雑音、Buzzとは区別すべきだが、ポジティブであれネガティブであれ「誇張」されたものだ。根拠のない誇張された賞賛だろうと、根拠のない誇張された批判であろうと変りはない。もしそれが本当のことなら、その定義によってそれはHypeではない。
今はHypeがオフになっているサイクルに入ったようで、それはSLにとって唯一いいことだ。Hypeは詩的にあるいは芸術的に真実を表現し得るが、今の段階ではあまり役には立たないだろう。
Hypeは取り分け新しく馴染みのない科学や技術の分野で、メディアが多くの虚偽の印象を振り撒く原因となる。その場合誇張されたことが事実と受け取られ、そうでなければ無関係な枝葉末節であったものを材料にして、先を争って色々な話が作り上げられる。
更に悪いことにHypeは顧客がモノを買うのを思いとどまらせる。ある人々はその匂いを嗅ぎ付けて誇張表現のあるものは何でも拒否してしまうし、別の人々は現実が(Hypeによって作られた)期待にそぐわないものであることが分かれば背を向けてしまう。
それは予告編で今年最高のホットなアクションに映画に見えていたものが、37秒のアクションシーンの全部が予告編に入れられていて、実際には2時間の政治ドラマだったというのに似ている。それは素晴らしい映画には違いないだろうが、あなたが切符を買って見ようと思っていたものとは異なる。
概してSLはHypeの潮位が最も低いときには調子が最もいい。他の条件が変らないとして、ユーザーのリテンション・レートは増加傾向になるし、初期にSLを始めて続けている人々(Early adoptors)やトレンディファッションの関係者が何か作業をやるという理由以外に、人々がSLに立ち寄ることが多くなり始めるものだ。それはセックスや離婚や不倫にまつわる話題が新しいユーザーを惹きつけるほどではないにしても、ユーザーが比較的長くいることになる。
簡単に言うと我々はHypeが低い期間がずっと続くことを望んでいるが、再びSLが賞賛されたり悪魔呼ばわりされたりし始めるまでに6ヶ月以上かかるということはない。
Hypeのサイクルに入っていようがいまいが、SLの最も重要な部分というのは活動をやめたりはしない。大多数の人々にとって、ヘッドラインを飾るようなことがあってもなくてもSLでの生活というものは続いていくし、メディアが載せるものとは無関係に人々が過ごしているというそのこと以上に、その中身がメディアのコラムに信憑性を与える大事なものというのは他にないのだ。」
うーん何かとっても抽象的ですね、言いたいことはわかるけど。英文としては大学入試の長文読解問題にぴったりかも。全体の趣旨とは全然関係ないけど、「リテンション・レート」というのは一度商品やサービスを買ったお客が戻ってきてまた買ってくれる割合のことです。SLの場合には過去60日のログイン人数がこれに当たるでしょう。個別のアカウントのリテンションはSLではフォローしていないでしょうね。
昔はCS(Customer Satisfaction)ということがよく言われましたが、そんなもの数値化しても抽象的で意味無いので、今は経営的にはCR(Customer Retention)が大事な数字とされていますね。同じお客から生涯にわたりお買い上げ戴く額が多いほどビジネスは安定するし、それこそがお客の満足度を証明する指標なんです。日本語では「リピート率」なんていうこともありますね。
特に面白いという記事ではなかったけど、長さが手ごろだったので訳してしまいました。
Posted by Sophiee Winkler at 13:17│Comments(0)
│ビジネス
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