2011年05月13日
妄想の未来

世の中はSLと関係のないところでどんどん動いています。当たり前のことだけどこれはちょっと悲しい。つまり、SLがRLとは関係のない遊びの世界だということが如実に感じられるからです。
フェイスブックは開発者の意図から離れて増殖し、ついには中東やアフリカの独裁政権を倒す役割を果たしました。今後は同じようにはいかないと思いますが、フェイスブックはRLそのものになりました。
さて、ビンラディンが米国によって殺されて、テロとの戦いは次の段階に入っていくことになります。それはどんなものかは私には分かりませんが、報復とか、テロリストの党派間での主導権争いとか、それに伴った示威行動としてのテロとか、各国政府の対抗措置とかが予想されます。つまり短期的にはさらに緊張感が高まることに。
一方でこの物理的テロとテロとの戦いはテロリスト側にも防戦する側にもコストが掛り過ぎて割に合わないので、アメリカをはじめとする西側諸国がそれなりにうまく対処すれば長期的には下火になっていくでしょう。つまり「自由と民主主義」を看板にして発展途上国であからさまに権益を求めるのはほどほどにしたらどうでしょう?ということです。
世界に蔓延するテロの動きは表面ではイデオロギーとか宗教とか文化とかの対立や押しつけが原因のように見えますが、結局はお金の損得につながっていると思うのです。そしてその動きはもう何十年も前から始まっています。
鉱物資源やエネルギーや土地への支配権を目的とした争いから、現代では情報を目的とした争いに戦いの場は移ってきています。直近では今回のSONY PSN のハッキング問題ですが、もう何十年も前からコピーによってクリエーターや製作者の知的財産が奪いとられてきました。
同じことはブランド品や学術の分野ではもっと昔から行われてきたことです。他者が努力の末に生み出したものの結果だけを頂戴することで、時間や手間や投資を節約しようというわけです。時々偽ブランド品の時計やバッグをロードローラーで弾きつぶしているデモンストレーションがニュースになっていますね。
知的コンテンツのクリエーターや事業者達も長年に亘ってこの違法コピーと戦ってきましたが勝利をおさめることはできていません。結局はブランド品等と同じく、一部の発展途上国はそれぞれの政府の黙認のもとに違法行為を益々エスカレートさせています。
また倫理性や社会性が未発達だという意味において未熟な若者の一部は面白半分に他者の知的財産をコピーすることで自らの能力を誇示することが世界的な風潮になっています。
それが個人や零細企業の単位で為されているうちは摘発も大変なのでお目こぼしになっています。つまり各国の政府としては取り締まりのコストの方が高いので防御はそれぞれの企業や個人でやってもらいたい、一応法律は作ってあるのでそっちで宜しくというわけです。ところが「未熟」な人たちはそこのところが分からなくて、いつまでも捕まらないのは自分たちが優れていて、権力側が無能だからだと勘違いしてしまうのです。SONYがハッカー達を舐め、ハッカー達は国家権力を舐めているという構造ですね。
しかし、クレジットカードの情報を盗んで財貨を奪い、国家の防衛機密にアクセスして安全を脅かすということになると事情は違ってきます。ハッカー達は自分たちの行為を権力や大企業の情報の独占を突き崩すものとして、まるでロビンフッドのような解放者、正義の味方に自分たちをなぞらえています。しかし、その陰で必ず犯罪行為に伴う経済的な利得も得ています。そうでないと規模を拡大したり、グループを維持していけないからです。
しかし、今回のように世界規模で大きな脅威を及ぼすようになると、いよいよ先進各国の政府の次なる標的として「サイバーテロリズム」がまな板の上に上がってくることになります。また、この一部の若者達にお金を出して他国の企業機密や国家機密を盗み出そうと企んでいる国家があることが明らかになれば、いよいよ国家間の情報戦争ということになります。
一部の国では国民を扇動してあるいは国の機関を使って他国にサイバーテロを仕掛けていると言われています。しかしその行為はすでに何年にも亘って補足されているでしょう。だから、標的がサイバーテロの方に向いてくれば、ラディカルな反撃が開始されるでしょう。今、ハッカーを気取っている人たちは、気をつけないと使い捨てのテロリストと同じ運命になるのです。WikiLeaksのアサンジ氏に起きていることを考えれば分かりますね。国家は本気になると何でもやるのです。気が付いたら自分たちはSea Shepherdと同じだったと気付く羽目になることは避けるべきです。
前官房長官が自衛隊のことを「暴力装置」だと言って叱られていましたが、彼は本当は別の意味で叱られるべきなのです。つまり、国家こそが極めつけの「暴力装置」であって何千年も前から人々の命や財貨や自由を奪うことによって存立している面があるのです。それは善悪を超越した事実なのです。国家のトップにある者がそれが分かっていないという方がよほど恐ろしいことですね。
強いものは何故強いのか?それは強いものがいつでも弱いものを痛めつけることに専念しているからです。それだけだとあからさまなので、彼等は常に美しい建前をまとって人々を騙しています。ソマリア沖の海賊、地球の生態系を守るSea Shepherd、権力の情報独占と情報操作に対抗するハッカー達、彼等も目をつけられれば「弱者」に転落して狩られる側になってしまうでしょう。
以上はあまり根拠のない現時点での私の思い込みです。こんな方向に世の中は動いていくのではないかと思っています。でもこんなふうに考えているとあまり幸せにはなれないような気もします。
2011年05月05日
電動自転車でGO

Copper Robot の記事からです。Mitch は電動自転車が欲しいのですが、例によって色々悩んでいます。SLの中で乗ればいいのに。
「僕の近所のことで気に入らないことの一つはあまり歩くのには向いていないということだ。そうは言ったものの1週間に5回は散歩している。でもいろんな店や、生鮮食料品を買ったり、コーヒーを飲みに行くというのは実際には難しい。だからと言って車を使うのは無駄が多いし、僕にはもっと大事なことなんだが、散歩ほどは楽しくないんだ。
もう何年にもなるが、歩く代わりに電動自転車かスクーターを手に入れようと時折り考え続けている。
10マイル以内であればそういうものに乗って移動するのも面白いに違いない。僕の散歩というのはその程度のものだ。実際には僕の散歩の大半は3マイルに満たない距離だ。
電動自転車があれば、La Mesa Village の市街に行けるだろう。そこは素敵な小さな村でコーヒーショップも何軒かあるし、レストランやその他のいろんな店がある。そこから半マイルのところにライト・レール(こちらではトロリーと呼んでいるが)の駅もあるんだ。だからその駅まで電動自転車で行って、そこからライト・レールでいろんな場所に行くこともできるだろう。
どうして普通の自転車じゃダメなのかだって?う~ん、僕等の家はなだらかな丘の上にあって、他のところに行こうと思ったら丘を下りて、また幾つか丘を越えて行かないといけない。自転車で行こうと思ったことはあったんだ。でも、自動の乗り物の方がもっと楽しいだろうし、汗をかくことも少ないだろうからね。
電動自転車やスクーターに詳しい人は誰かいないかな?どれくらい費用が掛って、どんな銘柄やモデルがいいのかな?すぐにそういうものに飛びついてしまうことの落とし穴ってなんだろう?そういうのに乗って郊外の街路を巡っていくのって安全にできるんだろうか?誰かSan Diego でそういう乗物を買ったり、チェックしたりするのにいい場所って知っている?
僕はガレージに自転車を持っている。20年前に買ってほとんど使っていない。今や僕はそれに似合う体型になったので、それを引っ張り出して自転車屋に修理してもらうのもいいかもしれない。そして乗って試してみるのだ。ひょっとするとこの辺の丘は実際には(越えていくのに)大したものではないかもしれない。それが僕が最初にやってみるべきことなのだろうと思うのだ。」