2008年10月01日
良くなってる?
新しいリンデンラボのCEOであるMark Kingdon(M.Linden)が就任してから5ヶ月が経って、彼が近況をブログに投稿しています。ニュースとしては9月28日くらいにコンカレントなログイン数が71,232人を記録して、遂に7万人を突破したということですね。この数字は毎年平均38%で増加して言っているそうです。まあ、私も引越しに関連して8人の別アカをどんどんログインさせたので、かなり貢献したかも。
彼はこの数値の改善の原因として、新規に始める人の登録手続きを簡素化したり、オリエンテーションアイランドを廃止してもっと楽に始められるようプログラムにしたいうことを掲げています。確かに私の別アカもオリエンテーションは最後までやる気にはならなかったですね。
それからメインランドの改善を新しい取り組みの一つとして掲げています。確かに先日取り上げたように、広告の規制でどうしようもない醜さは取り除かれました。でも、相変わらず土地が細切れなので、地上で家を作ると周りを壁のような別の建物に取り囲まれて、息苦しい感じがしてしまいます。だから上空にスカイボックスを作るしかないですね。ともかく土地の細分化を止めなければメインランドの景観はまともなものにはならないでしょう。お店を作っても売れないと思うし。でも今度試しに簡単なブースを置いてみようかしら?
それからサービスや技術開発のためにもう60~70人の人間を雇うというお話ですね。相当なコストになると思うけど、利用しやすいものが出てくるなら歓迎です。多分土地の値下げによる売上数量像で懐は暖かくなっているのでしょう。RLでは金融危機でみんな大変なことになっていますけどね。どっちかというと西海岸より東海岸が被害が多いんでしょう。IPOはやり辛い環境になったのでしょうか?まあ、個別に売ればいいんですけどね。
2008年09月22日
また楽しみましょう
今回MagSLのTokyo2閉鎖に関連して、久しぶりにSLのビジネスについて考えてみました。基本的にMagSLはリンデンラボの掲げる理念に忠実に、住民が自分の創造性を発揮して様々なコミュニティーやイベント、アート、グループ、建造物やオブジェクトを作っていくことを想定して、ベーシックで標準化された土地利用のサービスを提供してきました。住民のサポートやSimのメンテナンスに対するコミットメントは一流で、住民は大きな安心感を得ることができました。そのことはSLの初期の段階において大いに評価されるべきでしょう。
しかし、どのようなビジネスでもそうですが、市場の需要が伸びていかないと商品やサービスの質がよくても利益を出すのは難しくなります。需要さえあれば、ビジネスの経営者の能力が少々低くても儲けることはできます。SLでは市場に入ってくる人は多いのですが、そこにとどまって継続的に経済活動を行う人は限られています。それはどうやらSLがその人たちの能動性を引き出すような魅力あるアプリケーションを提供できていないからだというのが、この一年以上SLの中に住んでみた私の結論です。
このアプリケーションの不足の中で自分を鼓舞して、目的意識を持ってSLに取り組んできた人だけが、今住人として残っているわけですね。でも、これは本当に大変なことで、多分その中の多くの人たちは、何らかの意味でRLの生活に支障を来たしていると思います。
従ってリンデンラボにしても、MagSLにしても、もう少し住民に迎合的な、「やさしい」アプリケーションを開発することを迫られているのです。住民には企業も含まれますから、彼等がどのようにSLをRLのビジネスに繋げるのかも含めて相談に乗ってあげなければいけないわけです。
私はお友達とSLの将来について意見を交換するなかで、去年の10月頃にはSL自体が曲がり角に差し掛かるということを予測していました。現在は大企業の代わりに中小の企業が値ごろ感の出たOpenspace等で盛んに進出しているようですが、本質は同じことで、益々お世話の必要性が増していることでしょう。もちろんその中で画期的なビジネスモデルが発明されれば、そこでブレークが起きるかもしれない。もっとも、それとは全く違った分野で、企業がSLに限らずSNSを通常のビジネスに取り込むことで、ブレークがSLの頭の上を通り過ぎていくということもあり得るわけですね。だからMagSLもリンデンラボの構想の中だけでビジネスをするということではなくて、SNSの使い方という大きな土俵でビジネスモデルの再構築を行うことを模索している過程なのではないでしょうか?
2008年09月18日
ウロウロしよう
最近思うのはなかなか人に出会わなくなったということです。私の住んでいる墨田区はではこれからスカイツリーなんか建設されて、どんどん再開発されていきそうですが、SLでは人がほとんどいません。住民は登録されているのは私を含めて6人ですが、ほとんど出会いませんね。以前はケンタゴさんやコブマキさんと道で出会っておしゃべりするということもしばしばあったけど、最近は本当に見かけなくなりました。
コブマキ邸は取り壊されて、とりあえず再建待ちの状態。他の人たちもログイン時間は極端に少なそうですね。ケンタゴさんはいろんなスキンやシェイプ、アバターを使い分けているので、会っているのかもしれないけど、最近は転勤なんかでログイン時間はめっきり減ってしまったようです。
他の区でも程度の差はあれ同じような状況です。10ばかりの区に行ってみましたが、ほぼ墨田区状態ですね。MagSLだけが人がいなくなっているわけではありません。私のお店のあるところだって、普段はとっても人が少ないですね。そうするとみんなどこに行ってしまったのか?一つには私みたいに他にも土地を借りて、そこでの活動が忙しいというのはあるでしょう。住民同士の話題は新鮮味がなくなってくるので、また別の人と出会うために場所を移すということはありますね。それからOpenspaceを安くで買えるようになったので、そうして手に入れた土地を今懸命に開発しているということが考えられます。
RLでも似たようなことは起きていますね。新しく開発された郊外のモールは2、3年は盛況ですが、結局そこでないと売っていないものというのがあるわけでもなく、モールの作りはどこでも同じようなものなので、新しいものができれば人の流れは移って行きます。アパレルのチェーンだって開店のときは何千人も行列しても、やがては飽きられてしまい、頻繁にリニューアルすることを迫られるようになります。
SLでは今どこに人が流れているのでしょうか?昔そういうレポートを作って売っていた人がいたけど、今はやってないですね。だから人から聞いて行って見るというのが基本になります。最近はものづくりばっかりやっていて、世間の動向にとっても疎くなってしまったので、もう少し色んなところに出かけてみようかなって思ってます。
2008年09月10日
脱ブログ脳
この一年間で「ソフィーのアバター日記」は330本、「おカタイのが御好き?」は280本の投稿でした。合わせて610の記事を書いたんですね。最初のうちは一日に5本も投稿していたこともありました。書くことが一杯あったんです。結果としてアクセスも増えてランキングで20位くらいになっていたこともありました。だからランキングを上げたければ下らないことでも細切れにして一日に数回投稿していれば30位には入れます。実際そうやってランキング上位の位置を維持している人も少なくないですね。
私は一貫して内容で勝負したかったので、一本ごとの内容はかなり長くなっています。画像いっぱいというのが好きな人は嫌でしょうが、まとまった意味のあることを書くとやはり長めになってしまいますね。
でもこんな風にランキングなんかを気にしていると、ブログを書くためにSLをやっているというような本末転倒の状態になってしまいます。セクシーな画像を掲げればアクセスは必ず増えるので、面白くて実験していましたが、それが癖になって「おカタイ」方では常時セクシー画像を出していました。実際には話題と関係した画像がいいんでしょうけど、リンデンラボがIPOするか、買われるかなんて話題でぴったりの画像なんてないですね。コピーボットの話題だって、コピーボットを見た人はいないんだから、載せるわけにはいきません。ということで、画像を用意するというのも結構大変でした。
ブログがSLでの行動に影響を与える一方、SLでの行動でブログが変質してくることもあります。4月以降はものづくりにどっぷり漬かってしまったので、ブログの中身もものづくりが多くなり、色んな場所の紹介とか、お友達との交流とかを載せることは少なくなってしまいました。これは当初の目的を外れてしまっていますね。やっていることがものづくりだけなので、ネタもそれしかなくなってしまったのです。
そうして製作したものを販売するための宣伝用みたいなブログになってしまったり、ブログに載せるためにものを作ったりして、どちらが主体なのか分からなくなってしまっているのが現状です。
さすがに私も最近ではブログ疲れというか、ネタに困るようになりました。何も毎日書かなくてもいいはずなのに、病気のように毎日、毎日記事を書いてしまいます。だから客観的には以前ほど面白くないと思います。
もちろん題材をSLに限らなければいくらでも書けます。例えば私の持論として「日本を悪くしたのはマスコミ関係者とタケシやさんまだ。」というのがあります。彼等が現在の苛め社会を助長していった責任は重いと思います。でも、こんなこと書いてもSLとは何の関係もないので、取り上げませんでした。
さて、そういうことでブログに支配されている現状を改めるために、これからは自分で本当に面白いと思ったこと、主張したいと思ったことだけを書くことにして、そうでないのに無理に義務的に書くのは止めようと思います。だから投稿のピッチは落ちると思います。その分もっと余裕のあるSLでの生きかたを探っていくことにします。ものもじっくり作れるでしょう。
ただ、何事もそうですが、目標を決めて少々無理をしてでもそれを遣り抜くということは大事なことです。突き抜けることで見えてくるものもあるからです。私はFENの会話部分を録音したものを四六時中聞き続けて、ついに日本人の日本語の会話がすべて意味の通った英語に翻訳されて聞こえるという体験をしたことがあります。つまり、英語脳になったということですね。だからブログ脳になったこの1年はとっても貴重で有意義な経験だったと思っています。
まあ、ブログがなくなるわけではないので、読者のみなさんは時々覗いて見てくださいね。
タグ :ブログ
2008年09月09日
特別な日

今日は私にとって特別な日です。1年前の9月10日にトントンに勧められて、ブログを始めたからです。だからこの記事で満1年が経ちました。最初は続けられるかどうか心配でしたが、やり始めた以上1年は続けるという目標を立てて、なんとか今日まで来ることができました。
もちろん反省点は色々あります。記事を書くことが目的になってしまって、そのためにSLをうろついたり、記事を書くために人付き合いが悪くなってしまったり、目の前に展開することを何でもブログネタになるかどうかという目で見てしまったりということがありました。また間違ったこと、不正確なことを書いてしまったこともあります。知らないうちに他の人を傷つけてしまったこともあったでしょう。
特に、ランキングや閲覧のカウントが気になってしまって、その数字を上げるために書いているというような心境になってしまったこともありました。
それでも多くの人がブログの更新ができずに結果的にブログを止めてしまうのを見ていると、一度に2つのブログに投稿し続けるというのは随分無謀なことだったのだと思います。でもなんとかここまで続けることができました。ちょっと古くなりましたが、「自分で自分を褒めてあげたい。」という気分です。もちろん沢山の読者の書き込みも、ブログを続けていく上で大いに励ましとなりました。この場で改めて御礼を申し上げます。
気付いる方もいらっしゃると思いますが、私の二つのブログにはそれぞれ狙いがあります。「アバター日記」の方は自分の日常の記録であると同時に、SLを知らない人が読んだときに実際のSLでのアバターの暮らしや行動が分かるようにするというものです。「おカタイのが御好き?」は、外国と異なり日本のSLのブログには辛口の批評や問題提起をするものがほとんどないため、あえて娯楽性のない話題を取り上げてSLの実態について関心を持ってもらうことを考えました。結果的には日記よりも「おカタイ」方が読者数が多かったようです。
さて今後どのようにしていけばいいのか?それについてはまた明日。
2008年07月27日
ものを持つということ
昨日はとってもお金持ちの人と会ってお話をしました。日本だけで何十も別荘持っているんですって。もちろんRLのお話ですよ。で、当然外車も美術品も一杯あるけど、別にお話したくないんだそうです。ものを持っているということを自慢にしていなくて、むしろそのことで悩まされていることが多いと感じているみたいでした。そこで私が「ものを持っているのも大変なことが色々あるんでしょ?」って水を向けると、喜んでお話してくれました。
その人によれば「土地は目に見えない」ものだそうです。えーっつ、そんなことはないでしょう。目に見えるし手に触れるし、車止めたり家建てたりできますよ。でも、その人のいうには、自分の土地の上に立っていても、見えているのはその瞬間だけで、背を向けて別のところに行けばもう分らなくなる。自分の知らない間にゴミ捨てられたり、勝手にキノコの栽培されたり、偽の登記をされたり、売りに出されたりしている。別荘も人が勝手に上がりこんで、火事になるし、自殺したりしてくれるので本当に大変なんだって。これでは目に見えないのと同じだろうという意味なんだって。
それを自分が全部見ていると大変なので管理人を雇うわけ。そうするとお金が掛かるし、固定資産税も払わないといけないので、結局会社形式にして、使わない別荘は貸し出すんだそうです。でも今度は報告書や決算書を見なきゃいけなくなって、数字だけでは分らないこともあるので、結局は時々行かなきゃいけないので、大して楽にはならないそうです。
SLではお家賃払うだけだからもっと楽ですよ~ってもう少しで言いそうになったわ。でもSLでもものをたくさんもってると、何がどこにあるのか、どんな名前だったか分らなくなるし、勝手に家に入り込んでくる人は後を絶たないし、放置オブジェクトもあるし。広すぎるとお家賃の心配もしないといけないし、お店やってると儲からないところは撤退しようかなって悩んだりします。
家や車に限らず、ペットでも恋人でも自分のものだと思っていられるのはわずかの間だけです。どんなものでも古くなり、変質していきます。自分自身がそうなっていきますからね。命を持っているということもなかなか大変なことですね。寝たり食べたり見栄はったり。それでもものが欲しい私たちですね。
2008年07月23日
で、私はどうなのよ
昨日の続きです。クラゲがどうのと偉そうなことを言っている私ですが、自分はなぜSLを続けているのでしょうか?住民に成り立ての頃は色々なクリエーター達の優れた作品に圧倒されていただけの観光客のような存在でした。今年に入ってスキンや様々なアイテムを製作しお店で売るようになって、ようやく自分の居場所を見つけたような気がします。自分の作ったものがそこそこ売れるということは、わずかですがSLの世界で必要とされているということの証しですから、ただ遊んでいるだけよりは充実感がありますね。
もちろん稼いでいるお金は月に1500円ほどとわずかなもので、RLの時間を使っていることを考えれば全く採算はとれていません。だからRLは忘れて、SLであんまり損をしないでお家賃を稼ぐぐらいのものですね。それで徐々に技術が向上していけばいいのかなって思ってます。
でも、何をやるかが見つからなかったり、同じようにものづくりしても、技術やセンスや場所に恵まれなかったりすると商品はほとんど売れません。それを何ヶ月も続けていると、だんだん嫌になってくるでしょう。自分ではそれなりに自信のあったものが全く売れないと、全体的に否定されたような気分になるかもしれません。一つ売れるとコロッと気分が変わりますけどね。
先日の集会で何かに夢中になっても6ヶ月くらいで飽きるという仮説が出されていましたが、これは当たっていると思います。夢中になってうまくいくと、今の私のように次々と商品になりそうなものを物色していかないといけません。でもそれは遊びではなく「労働」ですね。だからやがては飽きてしまう。かといって商品はコンスタントに改廃していかないとお客の方が飽きてしまって売れなくなります。あそこに行けば何か新しいものがあるというのがRLでもSLでもお店の魅力のかなりの部分を占めています。だからRLのメジャーなブランドでも時々デザイナーを代えたり、どうかと思うような奇抜な商品ラインを出してきたりします。また、何かに夢中になってうまくいかないとやっぱり6ヶ月くらいで飽きてしまうでしょうね。
それから攻略すべき目標があるというのも、物事を続けていく理由になります。私の場合はスクリプトとかスカルプとか、音楽や映像、アニメといったように、技術的にまだ未熟な分野がいっぱいあるので、今後も時間を使う種には事欠きません。それを思うと現状で我ながらよくやっていると思いますね。こういう技術が一流のレベルにまで向上して、それらが融合すると、SLの中でもけっこう有名になってくるんじゃないかしら。いまは全くマイナーな存在ですからね。
RLが充実しているというのもSLを続けるには大切な要素です。RLも遣り甲斐あって、でも全く違う世界をSLで体験するというのがいいですね。SLではストレス解消のためだけに、ちょっとおしゃべりしに来るというのも長続きする秘訣かもしれません。この辺は性格によるので、私なんかは全てを軽いバランスで纏めるというのは下手で、何かを集中的にやって取り敢えずものにするというのが好きなので、何となくまったりというのは苦手です。
この間の集会で気がついたのはこの、何となくまったりというか、物事に入れ込まずに余裕だぜというスタンスの事業者が多いということですね。これはポーズとしては恰好がいいのですが、いざというとき大きな規模でリーダーシップが執れるかというと疑問です。自分自身の言動にコミットしてない人について行く人はいませんからね。
ものつくっていると、どうしても自分の世界に閉じこもりがちになります。一番難しいところで頭を悩ましている、この瞬間が面白いので邪魔が入ると嫌になったりします。だからそういうときはスカイボックスで、応答不可という設定にしておくのかしら?いずれにしてもだんだんお付き合いが悪くなってしまいます。遊んでしまってけっきょく何もできなかった日があると後悔したりして。まあ、ここまで余裕がないのはいけませんね。ストレス解消のために新たなストレスを求めてしまうタイプですね。時々はぼーっとしているのがいいのかも。
昨日の続きにも何にもなっていませんが、要するにSLのなかで自分のやり方で自分の居場所や目的を見つけるのが一つ。そんなものはいらないのであれば遊びに徹する、でもあるとき心変わりして何かやりたくなったらやってみる。こういう変わり身ができれば長続きすると思います。でも何もSLでやらなくても、RLではいっぱい面白いことや意味のあることがあるもんね。ゲームもあるし。
この問題は奥が深くて、ちょっと考えただけでは出口が見つかりそうもないですね。人もそれぞれだし。まあ、取り敢えず自分を見つめるということで今日のところはお仕舞いです。
2008年06月24日
この1年のこと

米国のブログでは5周年祭に当たってこの1年、あるいはこの5年を振り返ることが盛んに行われているみたいね。私も先ごろSL始めて満1年を迎え、今は一年と10日というところです。これを期にこの1年を振り返って見たいと思います。昔話をタラタラやっても仕方ないので、二つあるブログの両方を見てもらえば大体分かるということで、止めておきます。
まず、何が出来るようになったかです。
(1)スキンが作れるようになった。ちょっと無謀だったけど、なんとか出来ることがわかりました。また再開したいわ。
(2)ブログやったことなかったのに、今では2本も書いてます。われながらよく続いていますが、負担であることは事実。RLで手相見てもらったら、「あなたはあなたの知らない人から感謝されたり、尊敬されたりしいます。」だって。これしかないですね。別に早朝に公園のお掃除なんかしてないし、貧乏な人の家にお金投げ込んだりしてないので。でも、自分の知らない人に感謝されてるって、本当か嘘か分からないです。私にとっては自覚は少ないので。まあ、観音様にでもなった気分であまり気にしないことにしましょう。
(3)簡単なものが造れるようになった。特にこの春からいろんなものにチャレンジしてそれなりに出来るようになりました。商品として売り出して、結構売れてます。お蔭で手持ちのLD$があまり減らなくなりました。でもちょっと種切れ感というか疲弊感が。一番難しいのは構想段階ですね。技術的な壁に当たるのはむしろそのためにやっている側面が強いので平気なんです。そのうちどんなものが出来たか特集してみましょう。スクリプトやスカルプももっと勉強しないといけません。
(4)お友達が沢山できた。特に私に色んなことを教えたり、助けてくれたりした人が多かったですね。筆頭はTonton Meiliさんですが、その他にもTaiji Juranさんを始めとする108Dragonの人たち。KentagoさんやEnolagayさん、Kobumakiさん。みんな優しいですね。私はお転婆で我侭なので皆さんにご迷惑かけてると思います。まあ、時々英語訳したりしてお返しをしてます。
(5)海の色が変えられるようになった。昨日できるようになりました、ってこんなこと1年以上も知らなかったとは。まだまだ奥が深いです。
(6)なによりもこの世界で一年間生き延びたことですね。沢山の人がいなくなっていくなかで、友人やブログのお蔭で飽きたり、悲観したりしないでやってこれたのかも。
次に、何がまだできないのか。
(1)やっぱりスカルプやスクリプトの習得が不十分。自己流です。
(2)音関係、音楽関係が全く弱いです。ラジオも流せないし。未だに大岡山の路地裏の潰れそうな電気屋さんで買った、300円のイヤホン使ってます。だってヘッドセットとか付けてると家族から嫌味言われそうで。でも補聴器つけてるお婆さんみたい。
(3)スキンも今一歩。まとまった時間がとれなくて、いいものに着手できません。
(4)アニメできません。やり始めると時間とられそうで怖いです。でももう手掛けないと、商品に幅が出てこないのです。
(5)付き合い悪いです。もの作ってると、ダンスとかパーティーとかなかなか参加できません。
(6)新人に冷たいかも。教えてあげてもいなくなってしまうと、がっかりするので、だんだんそうなって来たみたい。偽装新人も増えてきたし。知ってるくせに質問するのね、話のネタに。そういうのは嫌いです。
(7)実は外人嫌い。話せるけど、中身ない会話は嫌いなので、だんだんつっけんどんになってしまいます。外人と話すことが日本人と話すことより楽しいということもなく、苦痛ということもないけど。変な議論吹っかけてくる人が多いような感じ。でも私もこの部類かも。基本的なSLやっている人は人種に関係なく「あるタイプ」なので、突っ込みいれると惨めなほどに意気消沈してしまいます。トゲのある女なんです。それで自己嫌悪感じたりするので。SNSのあるべき姿からは程遠い私。
まあ、でもちょっとずつ社会性は身についてきたような気がします。我慢したり、協調したりすることもあるし、進歩してると思いたいです。すっごく時間遣ってるもんね。
タグ :回顧
2008年06月18日
新しい世界(その5)

「それから僕はCentralGridに戻った。そこをHomeに設定していたが、トラブルでログインできなかった。何かがウェイティング中だというメッセージが表示され、その解決法というのが結構ややこしいものだった。それで目的地をCentralGridのSandboxに変更したら、今度はうまくいった。OpenLifeのときと同じように自分のアバターの見掛けを調整した。しかし、ベースとなるソフトウェアがOpenLifeと同じだから、結果は惨めなものだった。君がSLで出会ったとしても同じDanton Sidewaysだと認識できはしまい。
CentralGridにTPしてMoonbeam simに着いた。そこで僕は別のアバターが空中に引っ掛かっているのを見つけて驚いた。そのとき僕はクラッシュした。もう一度ログインしたらRuthの姿になっていたので持ち物を覗いてBody partsと衣服を一つずつ装着しなければならなかった。身繕いがすんでから僕はさっきのアバターを探し、Happi Homewoodを見つけた。彼は多層階のショッピングセンター作っているところだった。彼はCentralGrdが仮想通貨を採用した場合に備えて準備はできていると言った。僕は彼をすぐに見つけられるように彼に友人になるリクエストを送って、彼はそれを受け入れた。これが僕のCentralGridにおける最近の行動だ。
大事なことを忘れていたが、もう一つOpenSimのGridに旅をしていたんだ。ウェブでOSGrid とOSGrid Forumへのリンクを見つけた。これはかなり大きな活発なコミュニティーだ。例によってSLViewerのためのショートカットをつくり、Danton SidewaysとしてログインしWright Plazaに降り立った。お定まりの概観の調整と衣服の装着を済ませて、僕はSimの探検を始めた。
僕はかなり複雑でカラフルなつくりで、植物が一杯あるSLで典型的に見られる景色を見つけて嬉しかった。一つのSIMに数人のアバターがうろついていた。僕はPaulie Femtoに近づいていってしばらくチャットをした。彼は僕によければ彼のCameo BeachのSIMにあるSandboxを使っていいと言ってくれた。彼のSIMは彼の自宅のコンピュータによって動いており、それがOSGrid に接続しているのだ。彼はSIMを毎曜日24時間開きっぱなしにするようにしていると言った。彼はまたOSGridのための接続自由なIRCチャネルについて語った。これに僕は大きく惹き付けられた。この何年かそのことを耳にしていたが、IRCチャネルを実際に使う機会はなかった。これは僕にとって大きなチャンスかもしれない。」
IRCチャネルって良く知らないけど簡単に言うとインターネットを利用した簡単なチャットシステムだとか。と、いうことでDanton SidewaysのOpenGridの探検も唐突に終わってしまいました。まあ、生まれたばかりのOpenGridには相応しい終わり方かもしれないですね。
途中で挿入された何だか生々しいOpenGrid創世の経緯に比べて、Grid自身はまだまだ未熟児のような頼りない状態です。でもアメリカ人にとっては西部開拓時代を彷彿とさせて魅力があるんでしょう。私はこんな不毛の大地には住みたくないけど、ゼロから物事を組み立てて、作っていくということに喜びを感じる人にはうってつけかもしれません。
訳していて画像がないのが寂しかったけど、昔お友達のトントンが自分で島を買った直後に招待してもらったときのことを思い出してました。そこは海と山しかなくて土地はむき出しで、出来ることといったら歩いたり飛んだりすることくらいでしたね。
OpenGridがこんな具合だと今のところSLの脅威にはなりえないけど、1カ月$295の管理費を掛けずに自宅にサーバーを置いて楽しめるというのがポイントですね。SLと同じように自由にモノづくりができるようになれば、SL内で広大なSIMを持つことの意味は薄れてくるかもしれません。一家に一つ広大な仮想空間が低コストで設置されているというのが新しい時代のスタンダードになるかもしれない。これからどういう方向にいくのか分からないけれど、この開拓のうねりを止めることはできそうにありませんね。
私がSL内の自宅の庭で七輪に金網を載せて秋刀魚を焼いたり、レトロなベンチを作って喜んでいる間にも、世の中はどんどん発展していってるんだなって実感しました。
2008年06月17日
新しい世界へ(その4)
昨日までのお話を簡単にまとめると、すでにGwynethという女性ブロガーが05年にSLのオープンソース化を提案していた。リンデンラボは乗り気ではなかったが、リバースエンジニアリングによってコードの解明を進めるグループが出てきた。一方リンデンラボから派生したlibsecodlifeプロジェクトは愚かにも自分達の開発したCopyBotがSLのオブジェクトやアバターを複製する違法マシンに作り変えられるのを助けてしまった。SLの住民の1年に及ぶ抗議活動の結果、リンデンラボはそれが違法であると宣言したが、対策はとられなかった。Libsecodlife libraryによりオープンソース化に向けた技術は徐々に一般に広がりはじめた。
リンデンラボは加速化する類似の仮想世界の出現にタガを嵌めるため、Viewerのソースコードのオープン化を決めたが、これによりサーバーのコードの解読が進み、最初にGwynethが提唱したリンデンラボに料金を支払ってユーザーが自らのサーバーでSLを走らせ、メイングリッドに接続するという動きは現実的かつ不可避のものとなった、ということでした。
なぜlibsecodlifeプロジェクトが野放しにされたのか、またなぜリンデンラボは自分達の新しい発明を特許化することで防衛しようとしなかったのか、私の疑問は十分に解明されたとはいえません。まだ隠された事情がそこにはありそうですが、いつかは明るみに出されることでしょう。
このような背景をが存在するなか新しい仮想世界のグリッドが07年中旬からオープンし始め、このブログのオリジナルの筆者であるDanton Sidewaysは自らのSL開始後わずか半年でこの新しい世界の探検を始めたのでした。きょうは彼の回想の続きです。
「既に述べたように僕のOpenLifeの経験は全くがっかりするものだった。Ruthというアバターになって地球に似た不毛の大地の上を飛び回るしかなく、持ち物はなく、検索機能も使えないというものだった。それでもう少しましなことはないかと、CentralGridを試してみることにした。
CentralGridのウェブサイトでは僕はCentralGrid Forum を見つけ、どうやってログインするかを知った。指図に従って僕はSLViewer へのショートカットを作ったが、このやり方はOpenLifeのときと全く同じだった。ログインすると全く前と同じRuthの姿になっていて、持ち物は何もなかった。違っていたのは何もない土地の上に数ブロックにわたり街路がつくってあり、近代的な見かけの同じビルが立ち並んでいた。OpenLifeの時は足が地面に2,3インチ沈みこんでいたが、ここではそういうことはなかった。ただ検索機能はやはり無効であった。後で分かったことだが、こういったオープンソースのグリッドはOpenSimのソフトウェアの最新版を取り上げて調整したものだった。だからそれらは既にOpenSimのために開発された機能しか提供できないのだった。
OpenLifeでもCentralGridでもメインの活動というのはSIMをまるごと売るということのように思えた。幾つかのオープンソースグリッドではユーザーが自分のサーバーを接続することができたが、この二つのグリッドではユーザーはサーバーを彼等から借りなければならなかった。正式に土地の一区画を借りるという方法は存在しなかった。(もちろん個人的にSIMのオーナーとそういう契約を結ぶことはどんな場合でも可能だが。)幾つかのグリッドでは中だけで通用する通貨をつくる予定があるということだったが、このCentralGridでは準備中ということだった。だからこのSIMを買う人々はいろんなソフトウェアがまだ開発中で、中の経済というものが存在せず、従って投資に対するリターンというものがないということを知っていた。だからもちろんSLのSIMに比べれば値段は安いものだった。
何日か経ってもう一度試してみようと思ってOpenLifeのWebsiteに戻ってチャットルームにログオンした。OpenLifeの素晴らしい特徴の一つはこのチャットルームで、IRCチャネルの使い方を知らなくても誰にでも簡単にジョインできる。ほとんど何時でも誰かがいて、その人に質問することができる。
僕はSakai OpenLifeその人がOnlineであるのを発見した。彼はOpenLifeの創設者だ。そこでなぜ外見を調整できないのか質問してみた。彼はそれはWikiで説明してあると答えた。そこで僕はWikiに戻って実際に外見の調節に関するページを見つけた。まずインベントリーに入って、Body Partsをクリックして、Create Newを右クリックする。そうして新しいオブジェクトを調整するために装着する。そこで僕は4つのBody Partsを作って調整してみた。Body PartsとはBody,Skin,Hair,Eyeのことだ。それから衣服(シャツ、ズボン、靴)も。
それからSLと同じようなDanton Sidewaysの外観を作ろうとしたが、目的には程遠い出来映えだった。例えば髭を生やせなかった。アゴは髭が生えていてフワッとした感じにしてあるのだが、適当な色のテクスチャーがなくて、結局髭を剃った形のアゴに戻した。
陰気なwelcome island に立ってログインしたまま、僕はチャットルームに行くためにウィンドウを切り替えた。そして、もっと生き生きしたSIMにいけないものかと質問を発した。誰かがElectronというSIMを試してみたらと応えてくれた。Electronはなかなか素敵に作ってあった。ステージやビデオクリップが流れるスクリーンがあった。
次の訪問ではQuarts Simに行って見た。そこにはFreebieの店があった。それは数階建ての建物だったが、今のところまったくのがらんどうだった。Renegade Simにも行ったが、そこで僕は素敵な寺院の中でJohn Noonanに出会った。彼は僕にペイパルを使って外のお金で一区画の土地を借りないかと提案した。僕は興味はあるが、相談するために一度帰らないといけないと答えた。」
誰に相談するんでしょうね?彼の探検旅行は次回で終ります。
2008年06月16日
新しい世界へ(その3)
昨日の続きです。
「しかし、07年の1月にリンデンラボがリリースしたのはSLViwerのソースコードだけで、それをクライアントと呼んだ。それはSLに接続するためにユーザーが自分のコンピュータにインストールするソフトウェアだった。リンデンラボのサーバーでSLを走らせるソフトウェアが残っていた。それはSIMとユーザーの資産のすべてを貯めたり、呼び出したりし、また仮想世界をリアルタイムで実行するものだ。
仮想世界のオープンソースサーバーを作るために様々な試みがなされてきたが、多くはサーバーとクライアントの両方のコードを書くという膨大な仕事を前にもがき苦しんでいた。しかし、いまやリンデンラボがViewerのコードをリリースしたので、それはやらなくてもよくなったし、libsecondlife library を使って他のカスタムメイドのクライアントをつくることもできるようになった。
それで同じ月のうちに、Durren GuardはOpenSIMプロジェクトを創設した。SLに接続できる仮想世界のオープンソースサーバーの開発に集中できたというわけだ。WikipediaのOpenSIMの記事でも説明したが、OpenSIMはlibsecondlifeを使ってクライアントとサーバーのコミュニケーションをハンドルするのだ。
2007年4月リンデンラボはSLのサーバーのソースコードを、少なくともその一部を、リリースする予定であることをアナウンスした。しかし、リンデンラボがソースコードのどの部分をリリースしようかなどと考えているうちに、オープンSIMをベースにしたオープンソースグリッドが運用を始めた。DeepGridが07年6月に、OSGridが7月に始まった。DeepGridの参加者の一人がそのオープンの日にこんなことを述べていた。
『Mortvillという名前のSIMがあって、数人の熱狂したプログラマー達が小さな島の上を飛び回っていた。地面に飛び込んだり、すべてのチャットは2回表示され、すべてのものはファントムで、木は一本も生えてなくて、IMでSIMがおかしくなったが、それでも素晴らしかった。1週間以内に12のSIMがDeepGridに生まれた。』
リンデンラボは追いつこうと必死だった。07年の9月13日に相互に運用可能な仮想世界のソフトウェアのプロトコルのデザインを公式に計画するプロセスをキックオフした。それはArchitecture Working Group の創設に繋がり、このグループはサードパーティーがSLに接続できるサーバーを運用できることを目的とした。別の表現をすれば、オープンソースグリッドの開発は不可避であり、リンデンラボはお金を取ってそれらのサードパーティーがSLグリッドに接続できるようにしたいと思ったのだ。これはGwynethが05年に提唱したこととほとんど同じことが起きたということだ。」
次回はいよいよ、Danton Sideways によるOpenSIM探検の続きです。
2008年06月15日
新しい世界へ(その2)
「話は2005年に遡る。Gwyneth LlewelynはSLの拡張というテーマのブログの中で、どのようにしてSLを分散化されたサーバーシステムに押し広げられるかという初期のビジョンを提示した。彼女は誰でも自分のSIMを自分の資産であるサーバーを使えって運営できるようなシステムをリンデンラボが構築しうるということを示唆した。
それはソフトウェアをオープンソースにするということを意味しているが。ただ、リンデンラボに対しては利用者はメイングリッドに接続するためにコード化された許可証の料金を払うという仕組みだった。Gwynethはそれぞれがユーザーを抱えている多くのSIMの運営者とともにシステムを検討して次のように述べた。
『あなたのユーザーがあなたのSIMにログインするとき、リンデンラボによって準備された鍵によってUUID(汎用一意識別子)が生成される。その鍵を使わないのであれば、SIMは孤立したものとして登録され、そこで楽しむことになる。メイングリッドのどんなものにもアクセスできないし、あなたのコンテンツをそこに移動させることもできない。』
そこでGwynethはリンデンラボがオープンソースに向かい、それでもなお鍵の利用によって利益が上がる方法を提案したのだ。しかしリンデンラボはこの申し出に対しゆっくりとしか対応しなかった。一方でその頃、リンデンラボのプログラマーでない素性の分らないグループがSLのプロトコルをリバースエンジニアリングすることに着手していた。
2006年5月12日John HurlimanがGNA(Global Network Access Inc.?)に無料の開発プラッフォームを登録した。それはlibsecondlife と呼ばれる新しいオープンソースのプロジェクトだ。登録記録によればlibsecondlifeとは『ソフトウェアにSLの世界にアクセスすることを許すオープンソースライブラリー』ということだった。Hurlimanはこのように説明している。『我々は完全なプロトコルの記述を持っている。』そして、こう付け加えた。
『我々のゴールはどんな複雑なSLクライアントを書く場合でも使える多重スレッド(仮想的に同時実行される実行系列を持つこと)の、目的志向のライブラリーをつくることである。現在のところソースコードは設計、計画段階である。』
libsecondlifeはSLに接続できるような設計の自由なクライアントを作るための一つのBSDオープンソースライブラリーと評価されてきた。(BSDとは無保証、著作権表示の保持などを決めるオープンソースのライセンスの類型)libsecondlife プロジェクトの技術的な記述はSL Wikiにある。Libsecondlifeの開発はまだ進行中で、libsecondlife Wikiにみられるように、ほとんどの記事はBaba Yamamotoによるものだ。
しかし、libsecondlifeはすぐに派生的にCopyBot プログラムを作ってしまうという重大なスキャンダルを生み出してしまった。CopyBot はそもそもはlibsecondlifeチームによってデバッギングツールとして作られたものだ。実際にはチームが考えていたのは自分が作ったコンテンツを自分のハードドライブにバックアップするのに使う、あるいは自分のつくった知的財産を他の環境に移設するのに使おうとしていたのだった。
しかし、それはオープンソースだったので、CopyBotはすぐさまゴロツキのハッカーによって書き換えられてしまった。それは許可なしにオブジェクトやアバターの外見を複製するツールとしてリコンパイルされたのだ。
怒り狂ったSLの住民たちは2006年の11月13日にCopyBot問題を話し合うためにリンデンラボと会談した。そしてReuters and Hamlet Auにより記事にされたように一連の組織された抗議活動がバーチャルに行われた。この抗議により、リンデンラボは2007年の11月14日にようやくCopyBotの使用はTOSの違反であると宣言した。
CopyBotスキャンダルから2ヶ月も経たない07年の1月8日には、Phoenix LindenはSLの公式ブログでSLViewerのソースコードがリリースされるだろうとアナウンスした。だから、libsecondlifeとCopybotはリンデンラボがオープンソースに進んでいくための触媒として作用したとも言える。リンデンラボはその方向が不可避であると見て、開発活動に対しコントロールを及ぼそうと考えたのだった。」
お話は続きますが、長すぎるので今日はここまで。次回はオープンソースのお話に続いてDantonさんの新しい世界の探検旅行の続きです。
タグ :コピーボット
2008年06月14日
新しい世界へ
今日は先日見つけた面白い記事をご紹介しましょう。前々から聞いていたOpen Source Gridにつてです。これはリンデンラボがServerのソースコードを明らかにして、将来は自分のサーバーの中に別のSLを作れるようになるって昔は言ってたのに、何時まで経ったも事態は進展しないままに、非公認でSLに類似した世界がどんどん増殖していっているという話題です。
ある人がSLを体験したあとに、この新しい世界に踏み込んで見たというお話です。それではDanton Sidewaysさんのお話を伺いましょう。
「SLで6ヶ月ほど過ごしたあと、勇気を出してOpen Source Gridのひとつを試してみた。様々なSLのブログでOpenSimという言葉を見て、僕はGoogleで検索してOpenSimのWebsiteを見つけた。最初のページがGrid Listに繋がっていて、びっくりするような数の公開されたGridがアルファベット順に載っていた。
最も古いものはDeepGridという名前で07年の6月に運用が開始されていた。その次がOpen Source Grid(OSG)という名前で7月、10月にはOpenLifeが始まっていた。
僕はOpenLifeからやってみることにした。OpenLifeのWebsiteに接続して、始め方が載っているOpenLife Wikiを見つけるのにちょっと手間取った。
WikiによればRealXtendというViewerかSL Viewerが使えるということだったが、RealXentdの方はうまくいかなかったので、SL ViewerからOpenLifeへのショートカットの作り方のインストラクションに従った。僕はDanton Sidewaysという名前のアバターのアカウントを作って、Viewerを始動させた。
自分がデフォルトのRuthという名前の女性アバターになって、不毛の島に立っているのに気が付いた。外見を調整しようとしたが何も起こらなかった。インベントリーを見ると全く空っぽだった。そこで僕は幾つかのSIMを飛んでみた。それは地球に似せた何もない土地がどこまでも広がっているような景色だった。誰かを探そうと検索してみたが、なんの反応も見出せなかった。僕の最初の反応は『これは冗談なのか?』というものだった。
最初のOpenSimの体験はここで終わりにした。できたことといったら、Ruthという名前のアバターになって、何もない不毛の土地の上を飛び回って、そこにいないアバターを探そうとしただけだった。二度目のときはもうちょっとましだった。しかし、僕の話を進める前に後ろを振り返ってオープンソースというSLの代替案の起源を探ることにしよう。」
ここまではそんなにびっくりするような話ではないけれど、明日はいままで私たちに隠されていた秘密が明らかにされます。Open Source Gridはどのようにして誕生したのか、そしてそれには思いもよらないきっかけがあり暗黒面の力が働いていたのでした。とっても面白いのでお楽しみに。私も気合いれて訳します。
タグ :オープンソース
2008年06月03日
嫌なうわさ
久しぶりにMMORPGの専門ブログのMassivelyを見てみたら、変なことが書いてありました。掻い摘んで言うと、毎年SLのAnniversaryは有志が勝手にお祝いしてきたけど、今年はどうやらリンデンラボが主導権を握ってやるみたいなんだって。このこと自体は別になんでもないけど、何故そうすることにしたのかっていうことで、憶測が憶測を呼ぶんですね。Tateru Ninoを始め、サンフランシスコに住んでるアメリカ人のブロガーは直接リンデンラボの職員やマネジャーにRLで会って話をすることができるので、いかにも本当らしい噂が漏れてくるんです。
今回の憶測は前に私も取り上げたシカゴの下院議員の「SLは子供を性的に危険にさらしている」という主張が背景にあるんだとか。つまり、このやらしい政治家が今SLの揚げ足を取ろうと必死になっているところに、有志がハチャメチャの騒ぎをやらかしたりして、そこにあのオヤジが性的な匂いを嗅ぎ取ったりすると、それでもって更に政治上の問題にしようとするに違いないという不安があるというわけ。
そこでそういうことをやらかす恐れのあるグループを排除するために、リンデンラボの自由になる土地で5周年記念の会をやることを考えているらしいのね。最近はSLを意図的に貶めるようなメディアも出てきて、これとシカゴの下院議員が結果としてはつるんでいる恰好で、リンデンラボは防衛姿勢を取らざるを得ないんだとか。スパイ探しももう始まっているんでしょうね。
で、この反SL勢力が勝利して、リンデンラボのサービスに様々な規制が加えられるかもしれない。例えば、アメリカの法律の効力の及ばない地域にはサービスさせない。つまりアメリカ以外のPCはアクセスできなくなり、アメリカでもユーザーが成人の認証をしなければならなくなる。
可能性は確かに少ないけど、そのような事態が出現したときにはSLにとっては致命的なことになってしまうので、リンデンラボは真剣に憂慮しているんですって。本当にそうなら私たちはある日突然に消滅してしまうわけね。まるで地球が何倍もの大きさの隕石に衝突されたみたいにね。
通常そのような恐れのあるときにはRLでは自分たちの利益を代弁する政治家を雇います。つまり、緊張が存在する場所では武装することが当然になり、否が応でも政治に巻き込まれていくことになるんです。次善の策としては、今のうちにデータセンターを海外に移して、最悪そこで再起することも考えるというのがあります。私はそれを勧めますけど、お金掛かるからやらないでしょう。
私って生まれてからまだ一年経ってないけど、はかない命だったわね。みなさんもお元気で。
2008年05月26日
セキュリティ
きのうは家にいると突然侵入者が入ってきました。恰好は水着姿の女性でしたが、何も言わずいろんなところを見て周り、あっという間に出て行ったんです。名前を控えることができませんでした。
MagSLでは土地にバリアを張って侵入者を防ぐことは禁じられています。でも私の借りている場所は比較的人通りが多く、外国人がよく侵入してきます。それで遂にドアに鍵を掛けることにしたんです。
Manaちゃんにも手伝ってもらって玄関とバルコニーのドアのスクリプトを改造して、グループ以外の人には操作できないようにしました。これでも完璧というわけではないけれど、取りあえず礼儀知らずの初心者は防げますね。常習者に対してはもっと他の対策が必要です。
もっと他のことしたかったし、書きたかったけど昨晩はこれで時間を使ってしまいました。また、明日。
2008年05月12日
もの作りこの頃

最近「蚊遣り豚」作りました。陶器の蚊取り線香立てといった方が分かり易いかも。かなりリアルに出来たので満足なんですが、私も昔と随分変ったなっていう思いがしました。去年の夏ごろSL始めたんですが、その頃は単なるRLの再現は下らないと思っていました。例えばピサの斜塔をRLそっくりに製作したとして、それが何の意味があるのっていうことね。本物にかなうわけないんだし。
戦艦大和、それがどうした、なんて言ってたんだけど。作る側に回ってみると、色々クリアすべき課題があってそれなりに面白いし、達成感があるわけ。だからRLの何かに思い入れが強い人がいて、それを自分の手で表現するとか、他の人と感動を共有できるとかいうのは意味があるわねって、思い直したんです。
SLっていう名前自体RLの存在が前提になっているし、RLにないものを作ったり、やったりするのは簡単ではありません。仮にそういうことをしても違和感があったり、周囲に受け入れられないことが断然多いでしょう。だからそういう全くの新しい存在や行動を生み出していくというのは純粋な芸術活動みたいなもので、誰にでもできるというものではないのね。かといって誰にできるのか、何ができるのかは最初から分かっているわけでもないので、才能のある人も無い人もチャレンジしてみるしかないんです。
この間RLのJR溝の口の駅前で演歌を唄っている少年がいたけど、どんなに上手でも真似なんですね。でも私の現在つくっているものも全部RLの真似です。だから、どこが違うのかって考えるとだんだん分からなくなっちゃう。
とことん真似をしたものはそのこと自体は凄いと思うけど、その作品やパフォーマンスはすぐに飽きられてしまいます。RLからコンセプトを借用してきて、自分なりに作ったものは結構工夫の余地もあって、面白いものになります。「蚊遣り豚」はどうもRLを意識しすぎて面白みが少ないものになったのかも。ま、夏の風物としてのスモールアイテムで、浴衣や団扇や縁台、花火なんかとセットで使ってもらえるといいんです。

http://slurl.com/secondlife/JOB/182/128/48
4月に借りたAzitoっていうSIMの中層階が昭和レトロで統一されているので、その街並みに合うものを作ろうとすると、みんなRLの真似になってしまいます。でもその偽物の持つ味が不思議な懐かしさや哀愁を感じさせるんですね。そういうものを作っているのは過去にどっぷり浸かってしまっているという一方で、自分が持っていなかった様々なSLの技術の獲得や応用にチャレンジしているという面もあります。不思議な感覚。私たちには挑戦と癒やし、高揚感と安心感の両方が必要なんですね。
タグ :ものづくり
2008年05月09日
子供達を守れ?

5月6日付けのChicagoTribune紙のニュースですが、イリノイ州の第10区代表の下院議員でMark Kirkという人がいます。この政治家がややこしいことを言い出しています。
「SLでは子供達が性的に付け込まれ、あるいは利用される恐れがあるので、そのことを消費者に対し警告すべきだ。」っていうレターを連邦取引委員会に提出したそうです。彼のウェブサイトはこちら。
http://www.house.gov/apps/list/hearing/il10_kirk/Second_Life_could_sexually_exploit_children.html

イリノイ州の第10区ってシカゴの北で、ミシガン湖沿いにある風光明媚な土地柄で、私も住んでたことあります。大企業の元会長なんて人がゴロゴロいて、ジョギングなんかしてるので、車運転したりするのは危険です。事故のときの賠償金がね。ゴルフ場とか一杯ある緑の多いところですね。多分アメリカでも住民所得が最も高い地域の一つでしょう。
この政治家が言ってるのは、何でも10歳の子供がセカンドライフに大人だと言って登録することができたので、危険だということなんです。はいはい、10歳の子供は嘘をつけば危険なことは何でも出来ちゃいますよ。別にSLでなくても、新聞や雑誌の読者としても、ネットで有害サイトにも幾らでもアクセスできちゃいます。要するに政治家特有の注目を浴びるためのプロパガンダの一つですね。彼の得意分野は教育とか青少年の健全育成のようです。ちょうど孫のいる引退した高所得者層にアッピールするのが目的ね。
こんな思惑は別にしても、現在SLでは子供への悪影響を防ぐために、どうやって年齢を認証させるのかが問題になっています。結論から言うとそんなシステム作っても幾らでも騙すことはできるし、入らないからといって社会の色んな害毒から守られることにはなりませんね。子供でなくても夜中にウロウロしていたり、紛争地域に観光に行ったりしたらトラブルに巻き込まれるのは当たり前だわ。
これとは別にリンデンラボのPhillip Rosedale会長は4月1日に下院の通信インターネット小委員会に呼ばれてオンライン仮想世界について頭の固いおじさんやおばさんにお話をしてあげたそうです。RLもますますSLに対する関心を高めてきているようですね。ポジティブにもネガティブにも。
2008年05月02日
何が面白い?

最近はスクリプトを弄って自分の思うような効果を出せるようになってきた私です。もちろん、ゼロから作れとなると出来ませんね。やっているのは既存のシャワーとか、色の変更とか、回転といった基本的なサンプルをブログや教科書から貰ってきては、パラメーターを変えたり、命令文を追加・削減して実地に動かしながら作っていくという方法です。
だから問題なく動いていても、プロのスクリプターからみればとっても変なスクリプトになっているはずです。なくてもいい命令が入っているけど、それは実行されない形になっているとか、すごく遠回りしてるとか。やっているうちにだんだんと意味は分かってきましたが、自己流であることには変りないです。
スクリプトを売っているところもあってそれも参考になりますね。オブジェクトみたいにフリーで配っているものもあります。そのなかには時々間違っていて動かないものもあります。まあ、間違いが分かるというのも技術のうちですから、手直しして動くようになるとちょっと自信ついたりして。
このあいだ外国人の人が突然店頭に現れて、「SLなんかやってて何が面白い?」って言ってましたが、その人の発言と彼の「新人」というスタンスの整合性は別にして、最近は面白さが分かってきたように思います。
SLには色んな楽しさがあって、それを個々の人が自分なりに追求できるのはいいですね。私の場合は最初にこんなものあったらいいなとか、こういう風にすれば新しいものができるんじゃないかっていう着想が出発点です。で、それが出来て動いているところをイメージするわけね。
例えばレトロの郵便ポストを作ろうと思ったとして、形だけまねるのは比較的簡単です。でも、それが他の人から見ても面白いものになるとか、RLでは出来ない動きや効果を見せてくれるというためには具体的なイメージが必要ですね。私の場合はどこかをクリックすると沢山の手紙のパーティクルが現れて青空に消えていくとか、ポストの下のフタを空けるとお札がどっさり出てくるとか。そんなことを考えます。
で、面白いのはここからです。イメージ通りのものを作るためにはオブジェクト、テクスチャー、スクリプトの面でいろんなハードルが待ち構えています。それはプロから見れば意味のないことであっても、私から見れば大きなチャレンジなんです。試行錯誤してそこをブレイクしていくところが面白いんですね。そしてそれを他の人も認めて、感動してくれれば喜びはさらに大きなものになります。
この二日ほどはお客さんのリクエストで「エアコンの室外機」に挑戦していて80%は出来ましたが、私としてはブレークスルーの連続でした。ただの四角い箱にエアコンの写真貼るだけだと馬鹿みたいです。だから自分でスペックを決めて無理やり挑戦する形に持っていったんです。詳しいお話はもう一つのブログを見てね。
http://sexybrondegirls20070910.slmame.com/
また、出来た作品を売るということは、客観的にどれ位の意味があったかを検証することにもなります。店頭やブログでどうやってプロモーションするのかを考えるのも楽しいです。
だからSLの面白さって色々あるけど、わたし的には今はRLと同じように、出来ないことにチャレンジしてそれを成功させること、昨日まではとても無理だったことが今日は平気でできてるようになることですね。
だから、みんなも人の作ったものに感心してるだけじゃなくて、自分でどんどん挑戦して欲しいです。「やれば出来る!」のがSLです。Your World,Your Imagination.なんです。
2008年03月19日
SLの予言(その14)
さて、最後の予言です。
「みんなが自分のMetaplaceを持つようになり、それに熱狂する。Raph Koster がバッチリのタイミングでバッチリの場所にぴったりのゲームを携えて現れるだろう。しかし、彼にとっても我々にとっても、それを金に換えるのは至難の業だ。考えていたよりも長い時間がかかるだろう。」
なんかノストラダムスの大予言みたいにわかりにくいですね。Raph Koster はGame Godと呼ばれるアメリカのゲーム・クリエーターです。Ultima OnlineのLead Designer であり、Star Wars Garaxies のCriateve Director です。Metaplaceとは彼が作ったゲーム製作者のためのテスト用仮想空間です。日本語でもどうやったら面白いゲームが作れるかという本を出していますね。Metaplaceが拡大していって、今の形のようなSLはなくなるという人もいます。
これでProkofy Neva の08年の予言はおしまいです。中には予言とは言えない様なもの、思い込みみたいなものもありましたが、シリコンバレーのクリエーター達の生態の一部を垣間見ることもできました。予言というものはもともと客観的な根拠は必要ありません。でも、いろんな人の意見や世の中の動きから想像を膨らませた結果ですから、何割かは実現するかもしれませんね。
タグ :予言
2008年03月18日
SLの予言(その13)
実は16番目の予言を抜かしていたのに気づきました。投稿したんだけど、勘違いで投稿時間が来るまでの間に削除してしまったんです。ちゃんと訳してたのに、またやり直しだわ。さて、Nevaの予言はこんなものでした。
「SLで企業が文芸や科学のスポンサーになってくれることは、コピーライトの剽窃に関して心配するストレスを取り除いてくれる。というのも結果として様々なイベントや経験というものが、オブジェクトやテクスチャーよりも重要になるからだ。」
Nevaの主張の前段と後段は論理的には繋がっていません。企業がスポンサーになることで、その活動に関するオブジェクトやテクスチャーを盗もうという試みは抑えられますね。個人からものを盗むのは反撃をこうむる恐れは低いけど、企業相手となると訴えられる可能性は高まります。そういう意味で企業にバックアップしてもらうと、クリエーターは安心だということは言えますね。
でも、イベントやその運営方法などを真似することを防ぐことは難しいでしょう。RLではビジネスモデルの登録やテクノロジーの特許化ということがなされていますが、これは行き過ぎると新しいクリエーションの芽を摘んでしまうこともあります。SLではそこまでいくことはないでしょう。世の中の発展の一部には「真似すること」が含まれていると思います。
タグ :予言

