2011年06月20日
電子化書籍

どうも私は電子ブックというのに好感が持てないのですが、これは多分偏見でしょう。というのはPCでネットにアクセスしていろんなブログを読み、文章を取り込んでコピーしたり、また自分でブログで文章を書いているときには紙の媒体の必要性は感じていないからです。
この電子媒体に載った本に対する反感はどこから来るのでしょうか?一つには時間のあるときにゆったりとした気分でページの感触を楽しみながら本を読むという快楽が失われるのを残念に思うということはあるでしょう。
また、何といっても紙の本の持つ一覧性は捨てがたいですね。何か探すときにパラパラとすぐに見つけ出せるのは本ならではです。「検索」で言葉を探すのとはちょっと違いますね。すぐに読み始められるし、すぐに止めることもできます。紙の本の方が今のところ目にいいような気もします。
まあ、電子書籍が出てきてそれが主流になったからといって、今までの本がなくなるわけでもないでしょう。紙が出てくる前は竹簡や木簡、羊皮紙に字を書いたものを読んでいたのですが、新たに紙が登場したときには当時の人は前の媒体を懐かしがったのでしょうか?でも結局は便利な方が勝つのです。
Tateru Nino がDwell on it で両者の違いを次のようにまとめています。
1.E-books は紙はインクや本を綴じるといったコストが掛らない。印刷機械や製本機械が不要。
2.E-books は倉庫代が掛らない。
3.E-books は出荷にトラックや汽車や飛行機がいらないし、問屋や取次店も不要。
だからE-books はとても安くなるはずなんだけど、今のところ紙の本と値段は大差ない。
4.E-books は紙の本のようにちゃんとフォーマットされていない。
5.E-books は紙のほんよりも落丁、乱丁が多い。
これらの問題を解決するために、せっかく安くなったコストの分のお金を掛けるということはされていないみたいだ。
ということなんです。E-booksはProof-reding されていないということでしょうか?
先日曾祖父の遺産の一つである坪内逍遥のシェークスピア全集を売ろうと思って、調べてみましたが、この旧かな遣いの本は市場価値がほとんどなくて、一冊800円くらいにしかならないということでした。まあ、オリジナルは英語なんだもんね。
「いかさま、それは無分別というものぢゃ。」なんて文章はいかにも教養の香りがして好きなのですが、これが評価されない世の中になったのですね。坪内逍遥も草葉の陰でがっかりしていることでしょう。でも、なんで私が売る気になったのか?う~ん、それは確かに「場所ふさぎ」だからです。
昔の古典ほどオリジナルのままでE-book化するのがいいのかもしれません。
Posted by Sophiee Winkler at 10:03│Comments(0)
│生活
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