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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2016年08月04日

スポーツテロリスト



 いよいよオリンピックですね。とても楽しみです。でも私達は毎回選手達の活躍に過剰な期待を掛けてしまい、それが満たされないと犯人捜しを始めてしまいます。これは分かっていても止められないことなので、そんな皆さんのためにお尻の持って行き先のヒントを掲げておくことにします。

 表題のスポーツテロリストとは、別にスポーツイベントをテロリストが襲って大規模な被害が出るという意味ではありません。このテロリストは見掛けでは普通の人と全く見分けられず、スイスイとセキュリティーガードをすり抜けて、選手に直接呪いの呪文を浴びせ、決まりかけていた金メダルを幻に変えてしまうのです。
 
 代表的な人物の技をご紹介しましょう。彼は元プロテニスプレーヤーで、TVではスポーツキャスターを務め、日捲りカレンダーでも稼ぎまくっています。彼はソチ五輪の女子ジャンプでは決勝前夜に高梨沙羅にインタビューしてある呪文を連発しました。

 「金メダルへの日本中の期待が高まってもの凄いプレッシャーですね。」、「このプレッシャーをどうやって乗り越えますか?」、「いまプレッシャーを感じてますか?」という調子でした。その結果彼女は見事に失速、3位にも入れませんでした。

 また、ゴルフの松山英樹選手にもあるメジャーイベントの最終日前日にインタビューしてやはり「プレッシャー」を連発し翌日の彼の優勝圏外への急降下に貢献しました。 テニスの解説者としては超一流なのですが、他の種目では素人なので、どうしてもこんな武骨で下品なアプローチになってしまうのですね。他にもいろいろあります。

 プレッシャーを自覚し、それを乗り越えることは美しいことですが、それは一つのアプローチであり、誰にでもそれを強要することは誤りです。どうしてもそれに言及したければ次のような表現を使えばいいんです。

 「あなたはどうやって集中力を高めていますか?」、「あなたのラッキーアイテムは何でしょう?」、「気分転換はどんなことをしていますか?」

 でも、彼がその手法を変えるとは思えないので、今回も犠牲者が何人も出るでしょう。彼がリオに派遣されないのが一番なのですが、そうもいかないでしょう。どうしても行くのであれば、彼が自らの身を投げ打って、一人でジカ熱を引き受けてほしいですね。

 日本人選手がプレッシャーに弱いというのは定評があり、ライバルの他国の選手も勝負どころで色んな妨害を仕掛けてきます。いかに日本人のこの「甘ちゃん」ぶりを叩き直せばいいのか?技術とか練習とかではなさそうですね。東京五輪に向けてスポーツ科学に「メンタルタフネス」というのも入れで本格的に取り組む必要がありそうです。


 
   

Posted by Sophiee Winkler at 21:15Comments(0)イベント