2007年11月12日
SLのビジネス(その22)
先日SLでの親しいお友達とお話したんですが、今のSLの「停滞感」って何なの?ということで、色々考えてみました。その結果、データの裏づけはないものの、推論によってある程度の説得力ある答えに辿りつくことができました。ただ、これを100%ここでお話することはありません。ヒントを出しておきますのでみんなで考えてね。
まず、企業の参入が停滞してるってことですが、大企業は参入してますが、具体的な活動に今ひとつの弾みがつかない、主体的な提案やアイデアの開示がないということですね。これには理由が二つあって、一つはSL自体が大企業にとってまだ十分な魅力がないので、勝負を掛けられないということがあります。さすがに天下のサントリーが自社製品の自販機を設置してるからといって、それ自体が目的とは考えられませんね。私はアイデアがないのかと思っていましたが、実際は今、トランプ(切り札)を切ってどうするのということだと思います。切ったら最後真似されちゃうもんね。
SLが企業のRLにとって何らかのインパクトある存在であることがわかって、あるいはインパクトのあるモデルを使う環境が整って、初めてテーブルの上にトランプが出てくるわけですね。今SLのテーブルの上には掛け金が乗ってない状態なの。その環境とは一つにはSLの実質人口の増加です。SLで活動する人が増加して、そこから何かRLにも適用できる付加価値が生み出される、そういうタイミングを待っているのですね。
でも、プレイヤーの椅子はせいぜい数脚なので、いまからそれに座って準備はしておきたい。お座り賃は安いので気にならないってとこかしら。だからSLは10年前の中国の状態と言っていいかも。まあ、中国は今でもまともな付加価値をつけた商品・サービスを生み出してるとは言えませんけどね。お金を無闇に突っ込む人が多ければ成長はしますからね。
もう一つの停滞の原因は組織内部にあるものです。それはもうみんなが気がついているけど、敢えて言わないといった種類のもの。これはある意味今の日本のRLの停滞の原因ともいえます。それは何なのか、自力で考えてね。
そうすると今のSLは少なくとも日本においては臨界前の状態にあって、ここから連鎖反応が拡大して大ブレークとなるか、萎んでしまうかの瀬戸際にあるのね。
もちろんMagSLやMetabirdsやMeltingdotsといった事業者が、独自のクリエイティブなコンテンツを掲げてこの動きを加速することは可能だけど、それは出来ていない。当面のお仕事さばくので忙しいのね、きっと。でもこれができるところが主導権を握ることができる。今は持ってる土地の量(つまり、掛けてるリスク)とか、ブログの本数とか、参入支援件数とかで存在感を示しているけど、本当の意味でのクリエイティブな付加価値はひねり出せていない。「ブログとか文化祭で何か個人からいいもの出てこないかなー?」っていうところじゃないかしら?
そういう訳でいまのSLは巨大な建物建てて、何かやった気分になってる自治体の箱モノ行政に近いものがあります。建設会社は儲かるけどね。
ただ、以上の考えは日本を念頭に於いていて、欧米のSLの状況は一切分らないままなので、その辺が弱いのね。
RLの都合でしばらくINできないかもしれないので、思いっきり言わせてもらったわ。御意見あればどうぞ!