2010年11月17日
コンテンツの無料化
ヘラルドの記事ですが、RLの雑誌TIMEで未来の仮想コンテンツについて語る円卓会議というものが催されたのだそうです。その中でRosedaleは「将来はウェブ内のコンテンツはすべて無料になるというのが趨勢だ。」と語っているのだそうです。これを聞いて頭にくるSL内の商売人は少なくないだろうというのがヘラルドのコメントです。
リンデンラボはSLの利用者からコンテンツや著作権の保護に熱心でないということで幾つか裁判を起こされています。それもあって何ヶ月か前に、全てのSL内の創作物はリンデンラボに所有権があるというサービス規約に改訂してしまいましたね。多分出るところに出ればこれは通用しないと思いますが。
何故ならばもし私がRLの著作物をパクッと戴いて、コピー品をSL内に作ってしまったら、そのインチキ品の所有者はリンデンラボということになってしまいます。つまり、私をしてRLのコンテンツをパクらせたのはリンデンというわけ。それはおかしいだろうし、困るのではないかと思いますが。
また、もし本当に将来コンテンツが無料になってしまうのであれば、誰もそのような空間ではもの作りをしたり、創作物を発表したりしなくなるでしょう。ものを売ってリンデンドルを稼げないなら、かなりの数のユーザーは立ち去っていくでしょう。その代わりとしてRosedaleはライブのパフォーマンスにお金を払うということが主流になると述べていますが、これもあまり深く考えたとも思えないコメントですね。YouTube見ればいいのだから、わざわざSL内でやる必要もないし、お金とるならSLの外でないと数が稼げないですね。
Posted by Sophiee Winkler at 13:28│Comments(0)
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