2010年11月25日
分かりませ~ん
最近RLが忙しいのと、外国ブログの投稿も低調なので、なかなか更新ができません。今はRLで何故か中世の英国の聖職者の書いたものを読んだりしています。で、原書を思い切って取り寄せると、これがラテン語だったりして、グゲッ!そうかー、中世の英国で文書を書くというのはラテン語で書くということだったのか?シェークスピア以前だとそうなんだ。
さてTateru Ninoはもっと退屈なデータ漁りを淡々と続けています。今日は彼女がリンデンラボに所属するアカウントの数の変動についてレポートしているのを見つけました。Dwell on Itというブログがあるんです。
リンデンのアカウントというのはあの何とかリンデンという名前が付けられてアカウントということで、リンデンラボの社員がSL内にアバターを出現させるときに使うアカウント名のことですね。
具体的には先週は1つ増えたけど減ったのも4つあったので、トータルで3つ減って263個になったのだそうです。減った中には5年4ヶ月も維持されてきたJonathan Lindenとか、5年11ヶ月続いたVektor Lindenもいるのだそうです。
でもこのアバターの背後にいるリンデンラボのスタッフが辞めたのかどうかは不明ですね。VectorはSenior QA Engineerという職にありました。何やってたのかな?
私にはTateru Ninoが何のためにこれをやっているのかは理解できません。アカウントが増減することや、特定名のアカウントがなくなることと、RLのスタッフの去就との間には論理的な繋がりはないのです。知人ならば直接RLで尋ねればいいし、「ひょっとして首になったのかも、でも真相は不明。」等と気の抜けたコメントをしているTateruなんて見るに絶えないですね。
Tateruはこれとは別にリンデンラボの発表する経済統計もコンスタントにフォローしています。私も一時期はよろこんで分析してみたりしていました。でも、それは結局リンデンラボがそういっているというに過ぎなくて、肝心のところは隠されていて、何かの明快なメッセージを引き出すというところには行き着けないのです。
ちょっと前にHeraldの主筆のPixceleen Mistralが書いていましたが、この仮想の「鏡の世界」の中ではどんなに追求したとしても真相は分からない。リンデンラボの意図も、個々のアバターの背後にいるユーザーの真意も本当のところは分からないのだと述べていました。
昨日北朝鮮が韓国の島に砲弾を撃ち込んで被害が出ましたが、識者や専門家やコメンテーターと言われる人々は、様々に自分の憶測を語るだけで、結局実際のところは分からないし、北朝鮮は次にどんな手を打ってくるのかは想像できないと語っていました。随分いい商売です。来年のプロ野球の順位予想の方がはるかにコミットの度合いが高いですね。
Posted by Sophiee Winkler at 12:51│Comments(0)
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