2008年01月15日
金融・投資規制
一昨日友達のTontonから質問された銀行取引の禁止の件について、大事なことみたいなので、リンデンのアナウンスメントを取り上げておきますね。
1月22日付けで預けたお金に金利を支払ったり、投資のリターンを支払うことが禁止されます。特にSL内のATMみたいにRLの政府の許認可を受けていない金融機関かどうか分りにくいものは禁止です。
昨年の8月にGinko Financialという銀行?が倒産して以来、SL内の銀行が約束を果たさないケースが頻発したのでこういう措置に踏み切ったんだそうです。通常はリンデンラボは私的な取引には介入しない方針ですが、これらの自称「銀行」は年利20から60%を約束していながら、具体的な投資をせずに破綻し、RLの詐欺事件と全く同じ構図だと見極めたということです。そもそもSLのビジネスがそんなリターンがあるはずがないので、高金利に釣られて預金や投資した人は反省しなくちゃね。
リンデンラボは「銀行」を一行ずつ監視するのも無理だしする気もないので、このような一律の規制となったんです。どこから見ても怪しげなこういった金融ビジネスにひっかかる人に自己責任の原則を適用して放置すべきとの意見もあったようですが、リンデンとしては被害者の増加を看過できないし、公正にも反するということで判断したみたい。
いままでもリンデンラボはこれらの金融機関に預金者や投資家との約束を守り、預金の引き出しや支払いをちゃんとするように要求はしてきたそうなんだけど、今後はこれらの私的な利殖ビジネスを続ける企業にはアカウントの保留、抹消、土地の取り上げといった制裁措置が課されます。
RLの行政当局の許認可を得ている証明があれば引き続き営業は可能です。また教育やマーケティングの目的でお金の支払いを伴わないシミュレーションのようなサービスである場合も業務の継続は可能ですって。
違反行為を見つけたらビューワーからHelp/Report Abuseで通報することができます。
「株式」という言葉は出てこないので株取引が規制対象なのかどうかわかりませんが、利益を約束していないので大丈夫のような気もします。でも、SL内の株式という考え方自体、経済が未成熟な現状ではどうなんでしょうか?
この問題はかなり前からおかしいとは思っていたんだけど、結局こうなっちゃったんですね。リンデンも基本的には放置しておいて、暴走し始めると規制するという対処のし方はギャンブルなんかの時と変わっていませんね。まあ、株でも、投資でも、ギャンブルでもやりたければRLで本物の通貨でやる方が明快でいいと思います。
これとは関係ないけど、あまりたくさんのL$を抱えているというのも考え物です。何かのトラブルでリンデンのデータが消えてしまっても補償はないということは何回も宣言されてますからね。リンデンラボ自身がRLの許認可を受けていない大きな金融機関という側面もあるので、いつだって私たちは備えておかないといけないの。L$が本物の通貨に交換できなくなる日が来ることにね。
Posted by Sophiee Winkler at 14:03│Comments(0)
│ビジネス
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。