2011年07月08日
レズの魔法使い

私たちは何故SLで土地を借りるのか?もちろん土地は一切持たないというポリシーの人もいるのですが、通常のSLユーザーは何らかの形で(場合によってはタダで)土地を借りたり、買ったりして活動します。
その目的は第一には自分で建物とか品物を作ったり、買って来たものを置いたりするためですね。ごく稀に何でもかんでも自分に装着して歩いている人を見かけますが、それはほとんど洒落みたいなものです。
で、この土地を買ったり借りたりするということの大前提は、そのような土地に対する権利がなければ、アバターはものを作ったり、土地に置いたりすることができないということがあります。つまりこのプリム等のレズ(出現させる)権限というのがSLの経済の基本原則になっていて、リンデンラボの収益の源泉の一つでもあるわけですね。
ところが今この基本原則に綻びが出かかっているということが、久しぶりに覗いたHerald の記事(7/5)に載っていました。
それは全く土地に対する権限やパーミッションを持っていないアバターでも、土地のオーナーが自分以外のアバターによるレズ禁止を設定していても、それを破ってプリムを置くことができるというものなんです。5月の初めころからこの現象は起きていて、今のところ解決策は見当たらないみたいです。
具体的にどういうことをするのかというと、Sim の角の外側でプリムの中心がSimに入らないようにプリムをレズして、それをすぐに引っ張りこんでしまうということらしいのです。何故そんなことが可能かというと、Sim は船や飛行機や自動車といった移動する物体は受け入れるので、Sim の外から移動してくるものは受け入れることになっています。
つまり権限がなくてもSim の外でプリムをレズすれば、オーナーの設定した制限の影響は受けずに、プリムをSim内に持ってこれることになります。しかし、実際にやってみるとSim 外でものを作って引っ張りこもうとしてもできませんね。でもそれが出来てしまうHUDがあるらしいのです。
以前からあったテクニックとしてスクリプトによって一時的にSim の制限を超えてプリムを置くことが可能で、それが消えると同時に次々にまたアイテムを出現させて、ずっとそこにモノが置いてあるように見せるというのがありました。それはいまでも可能ですが、これは正当な権限を持っていることが前提です。
これとは別にものを作っている間にちょっとした取り扱いのミスから突然プリムがどっかに飛んで行ってしまって見つからなくなり、何週間か後にロストオブジェクトとしてリターンされるということが時々あります。だからまあ物理的には昔から可能だったということなのかもしれません。
今回の魔法のポイントはどうやらViewer で普通にプリムをレズするのではなくて、スクリプトを使ってプリムを出現させるところにあるみたいです。唯一の救いはAuto-return は有効なので、よほど意図的にプリムをどんどんぶちこまれない限り、オーナーは被害に気付かないで済むかもしれないことです。
Posted by Sophiee Winkler at 12:59│Comments(0)
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