2008年03月27日
広告規制その後
今年のバレンタインデーから始まったリンデンラボによる広告規制、どれくらいの成果が上がったんでしょうか?久しぶりにメインランドをお散歩してみました。そうすると、確かにケバケバしい看板、回転看板は減って、全体的に雰囲気は落ち着いてきていることがわかりました。
もちろんまだ看板はあります。画像は一番沢山看板が立っているとこですね。比較的リーゾナブルな価格で売られいるところもあります。512平米でLD$4000から6000くらいかしら。相場の1.5から2倍くらいですね。これだと法外な値段とはいえません。でも、まだ問題は残っています。例えばこの広告塔、背が高く景観を損なっています。土地を売っているわけではないけど、別のサイトに誘導しようとしています。
まあ、リンデンラボの対策は一応は奏効したようですね。誉めてあげましょう!パチパチパチパチ。でも、こうなると次は異様に高い建物が気になりますね。中はがらんどうで出入り口もなく、何かに使われているわけでもない。これも形を変えた押し付け的土地販売の形態かしら?景観の妨げになっていることは間違いないけど、建物建ててるだけだと言われたら反論のしようがありません。こうなったら、自分の建物を上空に移設して、スカイボックスにするしかないのかなぁ?
一番の問題はリンデンラボがどんな小さな土地でも売れるということにしていることです。1平米の土地に住むことはできません。広告か誰かに買ってもらうことしか目的はないでしょう。RLだって土地を細分化することを許しているところは、どんどんスラム化していきます。東京の田園調布では相続税払えない人が、土地を細分化して売るので、駅前近くに小さなひょろっとした家が建ってしまって、自慢の街並みが崩れつつあります。
やっぱり街並みって道路や歩道や街路樹があって、公園があって落ち着いたものになるんですね。初期のリンデンラボはそんなことはお構いなしにのっぺりした更地を売ったので、ちゃんとした町並みが出来なかったんです。そこに目をつけたAnshe Chunさんの住民の立場に立った不動産ビジネスが成功したんですね。ちょっとした違和感に敏感だというのもビジネスのコツなのかしら?
Posted by Sophiee Winkler at 13:32│Comments(0)
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