2008年11月16日
予言当たった?
Prokofy Nevaと言う人がSecond Thoughtsというブログを持っていますが、文章が非常に長くて難解です。性格もちょっと捻くれ気味で、恰好付けたり拗ねたりするので面白い反面、食傷することもあります。
彼は毎年末に「来年の予言」というものを出します。私はこれを今年の3月に発見して紹介したんですが、さて一年近く経って予言の結果はどうなったのでしょうか?振り返って検証してみましょう。もっとも、私が持っている情報は限られているし主観的なので、予言が当たっているのかどうか正しく判断できないかもしれませんね。
さて、第1の予言は、
「リンデンラボは今年中にはサーバーのソースコードをオープン化しない。」
です。一部分外部に明らかにしているかもしれないけれど、オープンというにはほど遠い状況ですね。IBM等のビジネスの相手方と共同作業をしているということです。ということで予言は当たりました。
第2の予言は、
「08年にはリンデンラボは他の3DのSNSとアバターを相互乗り入れさせる。」
でした。これはある意味当たっている部分もあり、外れている部分もあります。リンデンラボはIBMと共同で作ったGridにSLから「TP」できると主張していますが、アバターは違う名称や見かけになり、持ち物やお金は持っていけないので、これをTPというのは詭弁だと思います。新たにそのGridの住人として登録したのと何ら変わりはないからです。
結論として実質的に予言は外れたと解釈しましょう。
第3の予言は、
「新しく作られたSNSにSLから相当数の人が流れていくということはない。」
です。Kaneva, Twinity,V-sideなんかのことですが、事実を数字で確認できないし、どれ位が相当数なのか分りません。試した見た人の話ではあまり面白くなかったとか。要するにSLを上回るような魅力のあるものがまだ出ていないと思います。もちろん児童用のSNSとか新しいマーケットを開拓したものはありますね。私の判断は予言は当たったというものです。こういう判断のつきにくいのが世の中の予言では一般的ですね。
第4の予言は、
「リンデンラボにより大人の手になる安定した高性能のGridが内部に作られる。」
です。大人の手になるというのがProkofy Neva 独特の表現で、彼は現在のSL Gridはオタクが面白半分に作ったものという解釈をしています。確かにどうでもいいような機能をつけて頻繁にViewerを改訂したり、当時はしょっちゅうGridやサーバーがダウンしていたりしましたね。
多分これは彼がMonoの話を耳に入れた直後に予言したものだと思います。結論としては外れなんでしょうかね?高性能を目指したGridが作られるという表現にしておけばよかったのかも。まあ、当たっているという評価もありますね。私はあまり使っていないので、評価するのには相応しくないですね。
5番目の予言は、
「USAとヨーロッパの両方で、あるいはどちらかで大規模な停電が発生し、人々は電話の、それが地上であれ無線であれ、有用性を大いに評価する。」
です。う~んこれはハッタリというか、一発狙いの内容ですね。これなら私にもできるかも。「地球のどこかで大規模な地震がおき、人々が悲嘆にくれる」なんて。でも、大停電は起きなかったですね。別に停電が起きなくても人々は電話の有用性を評価して、沢山のお金を使っています。ということで、予言は外れです。
予言は14あるので、今日はこの辺で。
Posted by Sophiee Winkler at 10:39│Comments(2)
│ビジネス
この記事へのコメント
お久しぶりです(^^♪
面白い記事を見つけたのでお知らせします。
アクセスしてみて下さい。
http://japan.cnet.com/blog/slzin/2008/11/15/entry_27017940/
面白い記事を見つけたのでお知らせします。
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Posted by Qたま at 2008年11月17日 03:12
こんにちは~。有難うございます。実はさっきこの記事見たところなんです。とっても変った主張ですね。それで書いた人は、いろいろコメントされたくないんだそうです。何かいいたい人は受けて立つそうですから、直接Qtamaさんの教えてくれたブログにどうぞ。でもこれ読んである意味安心できたかも。
Posted by Sophiee Winkler at 2008年11月17日 16:38
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