2008年12月30日
一年を振り返る(3)

一年を振り返る間もないまま、どんどん大晦日が近づいてきます。RLでは大掃除もあるけど、SLはお掃除がないのがいいとこですね。
さて、今年のまとめとして記憶に留めておかないといけないことを書いておきましょう。このブログは基本的には「SLにおけるビジネス」がテーマなんですが、どうもそういう考え方自身が個人としての行動という面ではあまり参考にならないということが分って来ました。
どういうことかというと、SL内でビジネスで成功している人は淡々とRLのビジネスと類似のものをやっているということです。私はアバターとして毎日面白おかしく遊んだりものづくりをしていますが、それは駄目なんですね。まあ、技術も身についてはいくんだけど、楽しむことが主体になっているので、ビジネスの基本条件を満たしていないんです。
興味があるからスキンを作ってみる、自分の気に入ったヘアが売っていないから自分でつくってみる、家具や台所用品も作ってみる。ちょっと変わったその辺で売っていないものをつくってみる、こういうのはとっても楽しいのですが、ビジネスではないんですね。
もちろんこのようにして趣味でつくったものが、SL内の他の人のニーズに合致してヒットするということはあります。鯉のぼりとかかき氷マシンとか、ケトルとか、洗濯物とかです。でもこれだとなんとかお家賃程度の収入にはなりますが、それ以上の飛躍はないんです。
ビジネスというのは「お仕事」ですから、面白くなくてもやらないといけないんです。ある時点までは面白くてもビジネスとして拡充させていく過程で、必ず面白くなくてもやらなければいけない段階に来ます。個人ではやれないことはグループでやることになります。こうなるとものづくりだけではなく「マネジメント」が必要になってきます。それまでは何となく自分のなかでやっていたことを意図してやらないといけなくなるわけです。
具体的には私は興味のある色んな分野のものを手がけて来ましたが、技術と言う面ではその都度必要なものを身につけていくという方法でやってきました。だから難しいところはどんどん逃げてしまう。スクリプトで「衝突判定」というのがありますが、これは使えるようになりたいと思っていても、それを絶対必要とする局面でないとマスターしないで、他のもので代用するんですね。
SLの中で最も需要の高い衣料品、これは決して高難度ということはないですが、これもビジネスにするんだったら系統的に勉強しないといけません。どんなビジネスにも面白くなくて、ひたすら努力して潰していかないといけないところがあり、それを私は今まで避けていたのだということに気が付きました。衣料品なら自分が好きでないカテゴリーのものも品揃えとしては作らないといけないんですね。こういう当たり前のことに気が付くのに時間が掛かったということです。
結局今のところSLのビジネスで繁盛しているのはSLならではのものではなくて、RLで既にある商品やサービスをグループの力を借りて、大規模に淡々と作って、面で押さえていくというやり方、RLのビジネスそのものなんです。これは多分ビジネスとしての面白さはあるのかもしれないけど、それがSLの面白さかと言うと相当に疑問があります。
RLではなくて、SLで初めて登場するような商品やサービス、そんなものはまだ現れていないようです。あるいは少なくとも私はぼんやりしていて気が付いていないのかもしれない。で、来年はこれを「う~ん」って唸りながら考えるのか、そんなことしていて楽しいのかというのが目下の悩みなんです。つまり何がしたいのかというスタンスが定まっていないということですね。
Posted by Sophiee Winkler at 13:47│Comments(0)
│ビジネス
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