2009年01月07日
またRLの脅威が

ご存知の方も多いと思いますが、3Dのオンラインチャットのサイトを運営するWorld’s Com. が自らの特許の効力をほとんど全ての3D仮想世界に及ぼそうとしています。この会社は既に2000年辺りから盛んにキャンペーンをして3Dのオンラインチャット技術を自らのプロパティとして認知させる努力をしてきたようです。
問題の特許は2本あって、 “Scalable Virtual World Chat Client-Server System”,と
“System and Method for Enabling Users to Interact in a Virtual Space”です。要するに今SLや3Dオンラインゲームで日常的に使われているオンラインチャットに関する基本的な技術なんです。
World’s Com.はGeneral Patent Corp.という特許管理の専門会社を雇い、去年の12月初旬に、上記の特許が3次元影像による多人数双方向の仮想世界システムのためのコンピューターアーキテクトに適用されるとの解釈を表明しました。今からどんどん権利を主張していきますよという予告ともいえます。それと同時に非排他的な条件で特許の使用を許可する用意があるとも付け加えていました。
はたして同社とその代理人はクリスマスの前日にテキサスにおいて、3Dオンラインゲームを主催、運営するNC Soft 社が上記の特許を侵害しているとして訴訟を提起しました。内容はNC Softによる侵害行為の永久的な差し止めと、損害の賠償です。NCのゲームでは「リネージュ」が有名です。
もちろん目的は半永久的な特許使用の許諾契約を結び、それを全ての3D仮想世界に広げてゆくことにより莫大な収益を上げることです。従って最初はどうしても勝ちたいので、オンラインゲームの大手やリンデンラボといった比較的訴訟ずれしている会社を避け、脇の甘そうなNC Softを狙ったということでしょう。時期的にも休暇シーズン中ということでちょっとズルイですね。
もし、これが認められると最終的には私たちにその負担が掛かってきて、リンデンラボが何かを値上げするということになりそうです。ボイスチャットは特許の対象なんでしょうか?多分対象外だと思うけど、一部引っ掛かるのかも。それに対抗するためには別ウィンドウでメールで会話するとか、SLのなかで「手話」や「のろし」や「手旗信号」でコミュニケーションするということが可能です。
私だったらしゃべると同時に頭上にプリム製の文字が現れて、一定時間後にllDie()関数で消滅するっていうソフトを開発しますね。3D仮想世界の会話は3D仮想文字でっていうわけ。でも、何かとっても重たい発言の重たい会話ですね。麻生首相の場合だと発した文字プリムは風船みたいに風で流れて空に上がっていって、消えてしまうのがいいかも。あるいは、文字入力するそばからSL内で音声化されて流れるというのでも特許はクリアできそうですね。文字でログ取れないけど。お正月から深刻で馬鹿バカしいお話でした。
Posted by Sophiee Winkler at 13:17│Comments(1)
│ビジネス
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オンラインゲームのチャットの基本技術にWorld’s Com.という会社が権利を主張しはじめたんだそうです。そしてリネージュというオンラインゲームを作ってる会社を権利の侵害で訴えたそう...
チャットが出来なくなったら【とかげのしたてや】at 2009年01月08日 15:05
この記事へのコメント
NC Soft 災難だな~ あはは でも 特許ごろ はしょうがないな~ 弁護士? 儲けさせるだけなのにな
Posted by walkinglint
at 2009年01月09日 18:52

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