2009年01月21日
イマーシブって何?

さて、Rivers Run Red が気になって仕方ないので、次のURLからRRRのサイトを覗いて下さいね。動画があるので分りやすい感じもありますが、誤解を生むようなプレゼン内容もあります。
http://riversrunred.com/
まず、RRRが提供しようとしているのは簡単にいうとSLの3D環境を使って実際にRLの仕事に使えるワークスペースなんです。つまり、RLで働くのではなくて、SLの中で働くということです。そのためにImmersiveなアプリケーションが必要になります。Immersiveというのは一種の造語で、1つのものに集中したり没入したりするという意味です。
で何に没入するのかというのが表現が難しいのですが、今私たちは普通にRLに座って目の前の精々20インチとか26インチとかの画面を見て3Dだとおもっているのですが、これが例えばゴーグルをつけて、あるいは内面に液晶画面が張りめぐらされた球面の中に入り込んで3DをあたかもRLのように認識するというような設定にするわけです。そのためのViewerとか機材が必要でしょうけど。
仮想世界の3D環境に没入するということで、没入型のプログラムソリューションとか没入型のワークスペースあるいは没入型のブランド空間と呼ばれる環境を提供することがこの会社の目的なんです。
映像は没入型ですが、コミュニケーションの主体はボイスチャットになるでしょうね。
で、実際何の役に立つのかと言うと、この会社が想定しているのはブランドショップなどの店舗デザイン、商品レイアウトなどをRLで考える前にSLを使って開発し、試してみる、それもかなり細部にわたって事前に検討するというように使えるわけです。SLの店舗デザインじゃなくて、RLの本物をデザインするわけですね。
同じように住宅やホテル、病院、駅、劇場といった私たちが日常的に使っているスペースを低いコストでシミュレートできるとところがメリットというわけです。これらはもちろん現在のSLでもできますが、Immersiveにすることでより臨場感のある、体感的な判断が下せるというわけです。
サブのアプリとして2Dの図面などから3Dのオブジェクトやスペースを出現させたり、2D,3Dをちょっといじることで、immersiveに見えている映像がリアルタイムで変化するというようなものがあります。でもこれは現在のCADなんかではあるので取り立てて新しいということではないですね。
さて最初に掲げたサイトでの映像プロモーションでは、残念なことにどうやってもimmersiveなイメージを私たちに与えることはできません。モノクロTVでカラーTVのCMを流しているようなものです。それから更に残念なのはクリエーティブで効率的なコミュニケーションの手段として、アバターではなくて、実際のRLの人間の映像が登場して音声で会話しているところですね。それってTV会議でしょ。SLじゃなくてもいいということですね。
人間がしゃべっている横でアバター達がぼんやりと立っている図は、SLを出汁にして芸人が手抜きしている日テレの深夜番組「デジタルの根性」を久しぶりに見てしまったような物悲しさを覚えました。
画像はRRR社とはどうもあまり関係無さそうなミステリー小説です。”s”の付いているところが違っているでお間違えのないように。
Posted by Sophiee Winkler at 13:20│Comments(0)
│ビジネス
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