2007年10月26日
SLのビジネス(その15)
以前SLでのビジネスについて色々書いてましたね。でもそれは抽象的な部分が多くて、実際の体験に基づいていないと自分でも思ってたの。間違ってはいないと思うけど、現実のなかで検証されていないので、経営者の立場からするとあまり参考にならなかったかもしれない。
そこで2週間ほど前に思い立って、自分の「写真集」を出すことに決めたの。内容はセクシー&チャーミングということに。ただの画像だと面白くないので外国のスクリプターの作った、一枚ずつページをめくれるブック形式にしたの。
時間も掛かったけど、色んな意味で改めてSLのビジネスというか、RLも含めてビジネスの実際が体験できてとても面白かったし、参考になったのよ。まだ発売して一週間もたってないけど、4冊売れて収益はLD$2,000になりました。土地借りてお店できそう。そこでまだ始めたばかりだけど、色々分ったことをお話して行こうと思いますね。
どんなビジネスでもそうですが、出来上がった商品やサービスは簡単に見えても、その背後で色んな段取りや工夫が必要になるんですね。例えば今回は(1)対象とする顧客層をどの辺におくか、(2)テーマは何か、(3)どの程度の内容にするか、(4)ベースのテクノロジーをどのように作るか、(5)クオリティーをどう確保するか (6)どのように販売するか、(7)どのようにして認知度を上げるか、(8)価格設定 (9)パッケージデザイン、(10)法令(PG)との関係、などについて考える必要がありました。それから、もちろん具体的な商品の内容(画像、大きさ、構成、商品名)が一番大事ですね。
これに対する答えとしては、(1)SLのアバターを対象とし、(2)テーマは「可愛くてセクシー」、(3)RLの写真集に匹敵するセクシー度、(4)本当の写真集みたいにページをめくる形式にするため、基本テクノロジーの外部からの購入、(5)画質向上のためにアバターでありながら、RLで画像のプロである友人をアドバイザーにする、(6)店舗に看板兼販売装置を設置、簡易版デモも設置、(7)ブログで広告 (8)LD$500と高めに設定、(9)セクシーさを強調した画像とブック形式を訴求、(10)PGルールぎりぎりを狙う、ということにしたのよ。
そして、基本のページターニングの技術についてはスクリプターと交渉してフル・パーミッションをもらいました。床において上から見る形式で、なるべく大きく(アバターの慎重の1.5倍くらいの縦の長さ)、商品名は「FASCINATION-All That Sophiee!」としたの。構成は幾つかの衣裳の単位で考えて、「体操服」、「ハローウィンのドレス」、「フレンチ・メイド」、「バニー・ガール」、「温泉」、「ヌード」っていう具合。さて、実際の販売や宣伝活動はどんなことになったのかは、次回以降のお話ね。写真はいっぱいある手で写真集のデモを高速で見ている「観音様」です。この後お買い上げ戴いたの。観音様に道を踏みはずさせてしまった、私は罪びと、ウフフッ。
Posted by Sophiee Winkler at 11:46│Comments(1)
│ビジネス
この記事へのコメント
スカイボックスで見ないと恥ずかしいということがわかったww
Posted by DIO at 2007年10月26日 14:14
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