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Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2009年04月20日

SL内の教育

SL内の教育

「会長インタビュー」がまだ終わっていないのに、こんなものを挟んでしまいました。

リンデンラボはSL内で教育を行なうことをSLとRLを結びつける重要な柱の一つとしています。もちろん教育の方法やメディアに関しては昔からいろんなものが開発されていて、SLを使うことが絶対必要というものはないでしょう。またSLには現状では様々な制約条件があるので、効率性や教育の質といった点で劣る部分もあるのかもしれません。でも、それを上回るメリットがあれば、SL内で教育を受けることは徐々に広がっていくことでしょう。

私は現在SL内のデジタル・アカデメイア(Digital Akademeia)で他の数十名のアバターに混じってSLにおける様々な技術、例えば「ものづくり」、「音声技術」、「ストリーミング」、「マシ二マ」、「商店経営」他の授業を受けています。こちらの方はRLの需要と直結する内容ではありませんが、広い意味で将来SLとRLを結びつける基礎技術の習得を目指すものです。

私がこの学園で授業を受けている目的はもちろん上に述べたことなのですが、それとともに抽象的にSL内の「教育」を頭で考えているのではなくて、教えられる側として、あるいは時には教える側として、実際のダイナミズムを体験しようということも含まれています。その上で将来的に改善すべき点や、本質的な長所短所を認識したいということです。まだ授業は続きますが、今の時点で感じているところをお伝えしておきましょう。

まずメリットとしてはSNSであることからくるもの、距離や場所の制限を超えて教育が行なわれるということですね。もちろん既存の通信教育でもこの点は同じです。それから同時性のメリット、つまり疑問点はその場で質問して解消できるという点です。これも普通のRLの授業や、PCを使った遠隔教育と異なることはありません。しかし、教育メディアとしてこれら二つの要素を同時に持つものは限られています。

次のメリットは3Dであることから来るもの。例えばシミュレーションや、モデルを3Dの物体の動きで表現することが出来る点です。既に一部で病気の検査手順をSL内で医学生に教えるプロジェクトが進行していますが、将来は更に進んで、3次元で表された人体の血管や神経を表示したり、血管カテーテルの操作の訓練や、手術中の事故のシミュレーションも出来るようになるでしょう。3Dによる直感性とその可動性からくるシミュレーション性がSLの大きなメリットです。もちろんRLと比べて極端に少ないコストでそれが出来るということも付け加えられます。

またSL内では他の様々なメディアを使用することもできます。Mobie、YouTubeなどの映像や音声によって繰り返し教育を受けることもできますし、逆にSL内の授業をRLに配信することも可能です。オンデマンドの教育が可能なわけです。

教育そのものにまつわるデメリットというものはあります。例えば大学の大教室での講義に見るような、生徒のレベルの中間くらいに設定された授業です。既に分かっていることをまた聞かされるというのは苦痛ですし、かといって聞いていないと新しい発見も含まれているかもしれません。また下位の生徒にとっても内容が分からないので時間の無駄ということになります。実際に授業によっては生徒のレベルのバラつきが激しく、非常に基礎的なことに戻って教える必要が出てきて、他の生徒は寝てしまいそうになることも多々あります。これはSLに由来する問題ではないので、クラス編成や授業のメニューのフレキシビィリィティで解決する他はありません。

デジアカでは教師はボイス・チャットを使用するのが一般的です。これは教える側としても楽だし、教える効率の向上にはなりますが、記録をとっておかないと。終わってみて印象しか残っていないということにもなりかねません。講義録というものがあればいいんですが、あるいは授業の再生ができればいいのかもしれない。一番いいのは自動で授業のエッセンスが記録され自動配布されるようなプログラムが開発されることでしょう。

今のところ、デジアカの授業は無料だし、講師はすべてボランティアです。明日のSLのブレークのために、草の根の活動として私たちを援助してくださっているのですね。それはとってもありがたいけど、SLにおける「教育」がSLとRLを結びつける柱としてのビジネスの一つに育つためには、受益者がお金を払うというものに育っていかなければいけません。それは教育を受けた成果がお金を生むかどうか、ひいてはSLがRLとの結びつきによってRLの経済価値を生み出すかどうかにかかっているのですね。

SLで「アバター上級」になるとか、「クリエーター特級」になるとかがRLまたはSL内の就職に有利に働くとか、直接ビジネスに応用できて儲けることが出来るといったことになれば、教育の有料化は自然な流れとなっていくでしょう。マスコミや評論家はともすればあれが駄目これが駄目というわけですが、どんなことでも「どうすれば出来るか」という態度で臨んでいくべきだし、一歩進めばまた違った景色が見えてくる、特にメタバースの世界はそうだと思います。

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Posted by Sophiee Winkler at 13:18│Comments(2)ビジネス
この記事へのコメント
否定から何も生まれませんよね!
では^^
Posted by もも at 2009年04月20日 16:43
コメントありがと~
Posted by Sophiee WinklerSophiee Winkler at 2009年04月21日 00:02
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