2010年01月13日
ゴーストタウン

最近コンカレントなログイン人数が低下してきたことに関連して、米国ではまたまたSLがゴーストタウン化してきたとか、見捨てられた土地だとかいう部外者の批評が多くなってきたことに対し、MassivelyでTateru Ninoが反論しています。その文章自体はもういい古されたことなので訳しませんが、私の考えを書いてみたいと思います。
多くのゲームや楽しみ、様々な活動というものは「時間」という観点からは、SLと競合するものです。RLで何かをやっていれば、形だけのログインは別にして、SLでは活動できないことになります。多くのGridに登録すればするほど、一つに割ける時間は減ってきます。
だから、SLにログインしている人の数や時間が伸びて行くということは、RLの他の活動から得られるものを上回る何らかのリターンや満足感があるということが前提になっています。だからそれらが低下してくれば、私達がSLに使う時間も減ってくるのが当然なのです。
夜中の4時ごろに街に出てみましょう。多分ほとんど人は歩いていなくて、車もまばらですね。もし地球温暖化とかエコとかいうことを考えないで、街路を煌々と点けていたとしたら、そこはやっぱりSLと同じような見かけのゴーストタウンに見えるでしょうし、ちょっと田舎に行けばSLよりも見捨てられた土地が一杯あることが分かるでしょう。その瞬間は私達はRLから更に夢の国に逃避しているからなんですね。
もし、SLが昼間のRLの都会と同じような賑わいを見せていたとしたら、それこそ大変な問題で、多くの人のRLの生活が破綻しかかっているということになるからです。
私のお店には店員はおらず、私も店番はしていません。たまに気分を変えて駐車場でものづくりやったりしていますが、どんどんお客がくるという状況ではありません。要するに見かけは放棄された店のようにも見えるわけです。
でも具合が悪くて2,3日寝ていても、ちゃんと売り上げは上がっていきます。これがSLの呼吸なんですね。
もちろんずーっと放ったらかしだったら、お客も離れて行ってしまうでしょうね。
だから、実際にSLをマイペースでやっていれば分かるのですが、そうでない人はRLとの比較でものを考えようとするのでちょっとしたことでも大仰に騒ぐのです。何回か言ってますが、私達のRLの生活がSLのなかに再現されているわけではないので、「東部ワールドスクエア」に行って「ゴーストタウンだ!」って叫んでいる人がいたら頭がおかしいと思うのと同じですね。そんなことは気にする必要はないのです。
Posted by Sophiee Winkler at 13:05│Comments(0)
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