2010年03月30日
13Simの閉鎖
3月22日に「小さな黒いアヒルのリンゼー」という名のアバター、彼女はSLのVictorianaとTinytorianaと呼ばれる併せて13のSimの「市長」であり経営者なのですが、SLから撤退すると発表しました。住民に配られた通知の概要は以下の通りです。
「ハイ、皆さん。この通知はVictorianaが閉鎖されるというお知らせです。私は2006年の7月以来ずっとSLの住民でした。そして沢山の素晴らしいことが起き、またそれらが去っていったことも経験しました。ただ、過去の1年を振り返ると、リンデンラボのグリッドで生活することの負の側面が、恩恵よりもうんと大きくなったことに気がついてしまったのです。
日常的なログインや取引でのトラブル、インベントリーの滅失、ラグといったことが皆の経験を惨めなものにしています。私は過去12ヶ月だけをとっても、もの凄い量のインベントリーを失ってしまいました。これは誰にとっても楽しいことではないでしょう。Victoriana在住の人々や友人からの報告で、このことは私一人に起きた問題ではないことが分かりました。
皆さんも気がついていると思うけどリンデンラボは先の『メンテナンスのアップデート』の際に、犬コロを騙すみたいに私の許可を取って、私のSimに対する権限を取り上げてしまったのです。つまり、私は土地の様々な設定の修正、修復、改善が(他のメンバー)にはできなくなったのです。(もちろんSimの殆ど全てのものは私が作ったものであることは確かなんだけど。)
何度も何度もConciergeと話をして、Support Chicketで訴えたりしたけれど、14日経ってもリンデンラボはこの問題を解決できなかった。彼等は私の訴えに対して私にコンタクトしてくるという礼儀もわきまえていなかったし、Chicketを「新しい状態」にも適用するという気もなかった。(つまり、そんなことに煩わされたくなかったということね。)
住民の皆には通知を何度か出して最新の状況をお知らせしてきました。だから皆はこの地域の問題を私がほとんどゼロから自分で修復しなければならなかったということはご存知でしょう。
このリンデンラボの腐った鰯のようなどんよりした反応は、このSim群とリンデンラボの先行きの不透明さに対してはっきりとした光を投げかけたものでした。私はこの数週間多くの人々とSLにおける彼等の個人的投資について再評価してみたのです。そして悲しいことにそのうちの多くの人が彼等がSLに投資して手にしたすべてのものを失うことを恐れて、SLをやめることを決めたのでした。
善良な人、そして長くSLをやっている人ほど次回のメンテナンス時に何が起こるのかを恐れて止めてしまうというのは悲しいことです。」
お話はまだまだ続きます。私も実はつい先日自宅に設置してあるアニメスタンドやボールが7つも消えてしまい。何日が後に所有者のインベントリーに戻っていたということがありました。すべてが戻ってきたのかどうかは現在チェック中です。
「すべてを失うのを恐れてSLを止めてしまう。」というのは論理にちょっと飛躍がありますね。インベントリーを外部に保存するソフト、それはリンデンは認めていないけど、別のIPアドレスを使った別アカにまとめて保持させて、それをSecond InventoryなどのソフトでHDに保存することはできます。面倒だけどね。
ここではSLを止めるというのは、持ち物を別グリッドに移してそこで活動を続けるという意味でしょう。でないと、SLを止めただけでは結局自分達の投資が失われてしまうことに変わりはないからです。
サーバーが古くなったり、Simを酷使するとこういうことは起きるのですが、まあもう少し彼女の言い分を聞いてみましょう。
Posted by Sophiee Winkler at 14:25│Comments(1)
│ビジネス
この記事へのコメント
サーバーというのはリンデンがインベントリー保持のために使っているサーバーで、土地のサーバーとは別です。
Posted by Sophiee Winkler at 2010年03月31日 18:54
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