2010年04月30日
トラブルの裏事情
Alphaville Herald の26日の記事からです。
Woodbury UniversityというGroupが広いSimを有して、SLにおける教育機能の研究や、交流をおこなうという建前で活動していました。しかし、実際にはGriefer(SLにおいて他人の知的財産を盗んだり、嫌がらせをする人のこと)の拠点となっていたのです。
07年の夏にリンデンラボはこのグループの活動を分析した結果、彼等をTOS(サービス規約)違反の廉でBanしました。グループのアカウントは使用できなくなり、土地やL$などの財産も没収されたのと同じになってしまいました。
しかし今年に入ってからWoodbury Univ.のグループは復活を画策し、Loki CliftonというRLのコンサルタントを間に立てて、リンデンラボと交渉を始めたのです。実際リンデンの担当者とミーティングするに先立って10Simも購入を済ませるなどの方法でリンデンに揺さぶりを掛けるなどして、交渉は1月から3月に掛けて順調に推移していました。
その結果リンデン側は「グループの活動が正しく行なわれれば復活は問題ないが、Woodburyというの名称は『Griefer』とそれによる違法行為と同義として一般の人に受け取られるので、それは使わないようにしてもらいたい。」とまで譲歩しつつあったのです。
しかし、Loki Cliftonによれば4月21日になってリンデンは突如交渉を打ち切り、Woodburyのメンバーのアカウントを抹消して、彼等のSimをオフラインにしたのです。
リンデンは例によってこの行為については説明をしていません。交渉そのものがリンデンが譲れない条件を巡り暗礁に乗り上げてしまったのか、あるいは既に稼動していたWoodbury のSimで再び違法行為が確認されたのかもしれません。
Lokiはブツブツ言いながら状況を彼のクライアントであるWoodbury Groupに説明するためにバーバンク行きの汽車に乗らねばならなかったのだそうです。へえ、そんなところにいるなんて、知らなかったわ。インターネットは使えないのでしょうか?不思議な感じ。(最初バンコックって表記してましたが、Woodbury Univ. ってRLのカリフォルニアに実在しているんでした。
昨日、4月29日にはSLのGrid全体で大規模、長時間のトラブルが続き、最盛期にはGridの中に419人しか存在できていなところまで行きましたね。証拠はないけど、タイミングとしてはWoodbury Univ. Groupが報復に出たと考えれば、ピッタリなんですが。
Posted by Sophiee Winkler at 12:47│Comments(3)
│ビジネス
この記事へのコメント
こんにちわ
その様な輩はグループは復活とは言ってもはなから復習目的でしか無かったのでしょうね。
もしかするとそのTackleberry Universityってバンコクというだけに最近増えてるテロなんかの資金をリンデンドルで稼いでるとかそんな事は・・・
まあ難しいでしょうけど、もし昨日の出来事が単なるトラブルじゃなく彼らが関わってたとしたら悪質ですね。
まあ犯人じゃなくても、リンデンに迷惑掛けるのはユーザーの迷惑にもなるのでBANされても仕方ないですね。
その様な輩はグループは復活とは言ってもはなから復習目的でしか無かったのでしょうね。
もしかするとそのTackleberry Universityってバンコクというだけに最近増えてるテロなんかの資金をリンデンドルで稼いでるとかそんな事は・・・
まあ難しいでしょうけど、もし昨日の出来事が単なるトラブルじゃなく彼らが関わってたとしたら悪質ですね。
まあ犯人じゃなくても、リンデンに迷惑掛けるのはユーザーの迷惑にもなるのでBANされても仕方ないですね。
Posted by ぴーちゃん at 2010年04月30日 14:03
ttp://chronicle.com/blogPost/Woodbury-U-Banned-From-Second/23352/
日付があってないですよ。
日付があってないですよ。
Posted by hobo at 2010年04月30日 17:08
済みません、慌てて読んだので二つも間違えてしまいました。Lokiが向かったのはバンコクではなくてバーバンク(カリフォルニア)でした。おかしいなと思ったんだ。それからBanの日付は21日でした。それからWoodbury 3.0という名のSimは08年には出来ていて、そこも拠点になっていたようです。ご指摘どうもありがとう。
Posted by Sophiee Winkler at 2010年04月30日 20:54
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