おカタイのが御好き？

５月は米国では税金の申告の時期らしくて、Massively のTateru Ninoもその話題を取り上げて記事にしています。米国では一般の人も原則みんな所得申告しないといけないので、そのためにショッピングモールには税金コンサルタントとかアドバイザーみたいな事務所があります。H&R Block社とかチェーン化してます。今はiPhoneからでもサービスが受けられるのかな？

さて記事自体はあまり面白くなくて、SLに関してどういう税金が発生するのかということを解説しています。大きく分けて所得税とキャピタルゲイン（譲渡益）課税だというのですが、欧州諸国では消費税というのもSLに課税されますね。これはどちらの分類でもないでしょう。スウェーデンとかデンマークなんか２５％もするので、RLでは本当に必要でないものは買わないでしょうね。

Tateru Ninoは取られる税金のことばかり書いていますが、私は所得控除とか税控除のことが気になります。つまりSLやるのだってお金は掛かるので、一方的に消費税を取られたり、あるいはL$をUS$に換金したときに所得税を取られるだけというのはおかしいと思うのです。

PCの購入代金、メンテナンス費用、電気代などがRLで掛かっていますし、SLのなかでもビジネスやバイトやBotsにお金を使えばL＄は減ってしまいます。今のところSLのユーザーはこういう面をあまり気にしていなくて、一方的にお金を取られているのはちょっと人が良すぎるというか、ビジネスの発想が弱いと思うのですが。多分実際にはSLからUS$を引き出しても、当局に気付かれない程度の額なんでしょう。

もし将来税務当局が本腰を入れてSLの所得や譲渡益への課税を厳しく実行するということになると、自分のビジネスを会社形態にして、先ほど述べた投資や経費を差し引くということになりますね。PCなんかは減価償却するわけです。でもこんなことになってしまうのは一部の何千万円も稼ぐビジネスであって、個人ベースではRLの作業が増えてしまうようなことはやらないでしょうね。どんどんSL=RLになっていくというのは勘弁して欲しい。