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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2010年06月16日

ある意味健全

ある意味健全

簡単にいうとNinoはリンデンドルの供給というソースに関連してリンデンラボのバランスシートからが四半期当りUS$150万ずつが削ぎ落ちていっている、一日あたりUS$1万8千に相当しますが、ということを問題視しているのです。

 そこからコスト削減の必要性が出てきて、今回の人員削減になったという解釈ですね。これは企業としてはごく当然のことだし、ときどき人や部署を再編する結果人が減らされ、また新たに採用するということは今までにも繰り返されてきました。注意すべきなのはリンデンラボの収入はこの他にもいろんなソースがあるので、全体としてとてもリンデンが困っているということにはならないということですね。

ところでリンデンラボのビジネスというのはそんなに複雑なことをやっているとは言えません。それなのに一杯部署を作って、マネジャーを雇って、友は友を呼び陣容がどんどん膨れ上がっていくのに任せ、結果として不要な業務を色々やってお金を使い、ユーザーを混乱させたりするという傾向がでていました。だからちょっと雑巾を絞れば水はどんどん出てくるわけです。

 そのいい例はViewer2.0ですね。何かの強い必要性から開発されたというよりも、何かお仕事やっていることを見せないといけないので作ってしまいました。という感じです。使い勝手はEmerald Viewerに劣ります。

米国の会社の技術者のなかには、業者から見積りばかりとっている人が沢山います。やることないと余剰であることが分かってしまうので、取り敢えず何かを「検討している」という姿勢のために業者に資料を出させるわけですね。架空の計画につき合わされているベンダーも堪らないのですが、こっちも確かになんかお仕事をやっているという恰好にはなるわけです。こういう人達はGMやフォードとその周辺にまだまだ一杯いらっしゃいますね。

 だから先日とりあげた「憲兵隊」か何か分からないけれど、ときどき仕事のない人を炙りだしてレイオフし、官僚機構の自己増殖を取り敢えず止めるということが必要になります。その意味では健全な面が多いのですが、またすぐ何かの理由をつけて自己増殖を始めるというのが普通です。日本の場合も事情は同じだけれど、実情が分からないようにするのが上手で組織に深く内向していく傾向にあるので、手直しはよりむずかしいでしょう。

 Chiyo Lindenのレイオフが本当だとして、その原因はやはり私たち日本人コミュニティが元気よく増殖していっていないということが大きいでしょうね。それと彼女はパートタイムなので、取り敢えず頭数を減らすときの標的にされ易い立場です。でもまた復活することもあるのかもしれません。

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Posted by Sophiee Winkler at 13:02│Comments(0)ビジネス
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