2010年10月23日
メッシュのこと
昨日はIzumoのCaféでみんなとおしゃべり。TontonにMeshのことについて教えてもらいました。
Meshというのは最近リンデンラボが開発、導入を進めつつある新技術で、一言でいうと今までみたいに、プリム式に引っ張ったり伸ばしたりしものの形を加工していたのを、普通の3D表現のようにソフトを使ってポリゴンを自由に組み立てて、それをそのままSLのGridに持ち込めるようにするということらしいのです。
3Dの技術という意味ではこっちの方が普通の考え方でしょうね。だから今SLの外でお仕事でいろいろ3D映像や加工を行っている人、例えば自動車部品やメガネの設計、デザインをしているなんていう人達はこっちの方が親しみやすいわけです。だから新技術というわけでもない。
お蔭様でやたら精密な東京駅とかベルサイユ宮殿なんかができるようになるのでしょうが、それはマーケティング的には今までのセールスポイントがさらに強調されるということです。もちろん質的な変化もともなっているので、これによって新しいユーザー層を取り込めるかどうかが成功の分かれ目になるでしょう。
いずれにしても技術者集団の発想ですので、技術さえ優れていれば利用者を魅了できるという思い込みがあります。 考え方は以前と変わっていないし、それでいったいどうするのというところは抜けているのです。どう使うかは利用者がよろしくというのは、建前としていうのはいいけど、ビジネスとしてのサンプルはちゃんと提示しないとね。
Posted by Sophiee Winkler at 11:19│Comments(0)
│ビジネス
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。