2011年03月08日
機械たちの共謀

2/18のCopper Robotの投稿です。
「3年前のこと、僕は事務処理のため夕食後に自分の自宅のオフィスに足を踏み入れた。その日はインターネット接続の調子がずっと変で、結局夜になって始めた仕事も数分で止めた。代わりにほとんどの時間をメンテナンス要員として過ごすことになった。まあ悲劇の主人公を気取っている等とは思われたくないが。
次の朝起きると、インターネットはいつものように申し分なく動いた。でもその後で電子レンジが動かないことに気がついた。実際にはそれは前の晩から動かなくなっていたのだが、僕らはそれに気がついていなかったのだ。昨晩Julieが夕食のスープを温めていたときに電子レンジが止まった。『出来上がりの音が鳴ったかしら?』と彼女は言いい、僕は気がつかなかったと言った。その後で僕らはこの事件を忘れてしまった。しかし次の日に僕が昼食を調理しようとして、それが動かないことに気がついたのだった。
買ってからまだ3年も経っていなかった。それはPanasonic製で、もう僕はPanasonicのものは買わないだろう。それは確かなことだ。
その日僕は散歩に出かけた。雨が強く降っていた。僕は道端の水たまりに足を突っ込んでしまって、片足がずぶ濡れになったが、急いで足を上げたのでまあいいだろう。
僕は(外に出るときは)MotionX-GPSのGPSプログラムを使っている。それは移動の速度と距離をトラックするためだ。それがどうしたことかリセットされて、一分ごとに僕の歩いた距離と速度と平均速度を告げるボイスプロンプトが発せられるようになってしまった。
僕はそれが始まって2分後には頭にきてしまって、雨の激しく当たらない場所を見つけてどうしたら装置を再設定できるのかを考えることにして、装置の電源を切った。
僕は2日前に郵送された包みを受け取った。それはベッドの読書灯に付けるiPhone 用の小さなスピーカーシステムで、寝室でiPhoneを聞けるようにするためのものだ。
僕は灯りを消して寝た。その30分後僕はこの世のものとも思えぬ明るい緑色の光に目を覚まさせられた。その光は読書灯から出てきていた。それはスピーカーシステムの信号入力モニタだった。僕はプラグを引き抜いたので、眠ることができた。
その30分後にiPhoneのメッセージが出た。それはスピーカーシステムがiPhoneへの適合証明を持っていないので、相互に障害が起きる可能性があることを伝えるものだった。iPhoneは読書灯に取り付けてあったので、光が直接僕の目に入ってきたのだった。僕はiPhoneを消した。しかし、それは30分後に点灯してまた同じメッセージを伝えた。1時間後にも同じことが起きた。最後に僕はiPhoneからスピーカーを外すことに気かつくほどに利口になった。
今日は今までのところ出来事というべきものは起きていない。しかし僕はそんなに甘ちゃんではない。僕は武器としてナイフを何本か握りしめて事務所に立て籠もった。万一機械どもが僕に反乱を起こしたときに備えたものだ。僕は銃は信用していない。それは(機械の一種なので)僕を裏切るかもしれないからだ。」