2008年02月01日
スキン製作想定外だったこと
スキン作る前に考えてたことと、実際にやってみて分ったことには随分差があります。どういうことが想定外だったかをまとめてみました。
(1)フォトショップは使いにくい
みんなが言うように慣れの問題でした。使いやすいとは思わないけど、慣れてきたので、問題なく使ってます。今他のソフトに変えろと言われると困りますね。でも、市販のマニュアル本はほとんど役に立たなかったんです。自分の目的以外のことがいっぱい載っているから。世の中の他のたいていのことと同じで試行錯誤が一番の早道です。
(2)スキンの顔は思うようになる?
正直言って市販の女性の顔って気に入らなかったんです。自分ならこうするのにとか思ってました。でも、平面を立体に被せるので幾らテンプレートの補助線があっても思うとおりにはいきません。最初は醜くない普通の顔で我慢してだんだんに直していくんですね。シェイプとの関係もあるし。特に難しかったのは眉毛のカーブ。ちょっと上下させると鋭角的に変化しちゃう。
顔全体としてはのっぺりせず、かといって濃すぎないメリハリというポイントを見つけるのが難しいですね。
(3)睫毛は難関
簡単だと勝手に思ってたけど、一番の難関です。テンプレートもバージョンが3種類くらいあるけど、どれ使ってもこの部分は難しいです、というか変わってない。アルファチャンネル使いこなすのが現状の課題。一番目立つとこですもんね。取り敢えず今はスキップ。他に直すとこ一杯あるので。
(4)変なところに変な色が
手足は可動域が大きいので、伸ばしたときの彩色が折り曲げたときに変な場所に出てきちゃいます。色のコントラストを付けすぎないようにすることが大切です。足の指の表側と裏側で指同士の境目がずれていると恰好悪いです。手の指の関節の模様も、思ったよりも変な角度で再現されてしまいます。人間でも手のひらと裏は色が違うので、それを再現するのが細かい作業になりますね。
(5)足の付け根は伸ばされる
股間ってRLでも微妙な部分ですが、SLのスキンでも違った意味で難しいんです。ポイントにより異常に引き伸ばされたりするので、点描で色変えたりすると、縦ジマ模様が出てくるんです。これはテンプレート見てても分らないですね。一色で済ませれば問題ないけど、それでは能がないし。スキンに赤や青の線を入れてみて、それを被せた時の変化の具合から特異点を発見するという方法でやってます。単なる手間の掛かる作業。でも発見すれば解決。
人間の肌って場所によって色が違うので、それを再現しようと思ってたんですけど、そんなことがSLのスキンでは結構なチャレンジになってしまうんですね。市販のものはポイントに絞って念入りにつくり、あとは簡単に済ませるという方法でつくってあるものが多いですね。気持ちは分ります。
Posted by Sophiee Winkler at 13:41│Comments(0)
│スキン&シェイプ