2008年02月19日
スキン製作の総括(その2)
SLMameのブログでスキンづくりについて技術的に解説している記事が幾つかありますが、みんな同じところで躓いていますね。一つはPhotoshopに慣れてない人がなかなかうまく使うことが出来ないというところ、特にレイヤーを駆使してベースに対していろんなエフェクトを加えていくところですね。でも、これはやっているうちに普通に出来るようになっていきます。レイヤーというコンセプト自体は別に難しいものではありません。慣れればとっても便利です。
次の難関は何度か書きましたが、やはり「睫毛」なんです。これはアルファチャンネルというRGBの3色以外の色情報が理解できないといけないんですが、更にアルファチャンネルはPhotoshopの簡易バージョンでは加工、保存、できないので、PhotoshopCSとかの10万円とか15万円くらいする上位ソフトを持っていないとどうしようもありません。
みんなここのところで、何度頑張っても睫毛の端が横に黒く繋がってしまうとか、逆に白っぽくなってしまうということになり、挫折したり、何ヶ月も掛かってしまうらしいです。私もまったくみんなと同じ道を辿り、後は仕上げと睫毛だけというところでしばらく足踏みしていました。
ここを抜けるためには高いソフトを買うか、プリム製の付け睫毛にするかということなんですが、スキンを商品として売っていく場合にはやはりデフォルトでもいいからスキンとして睫毛ができていないといけません。プリム睫毛はシェイプによっては購入者に余分な作業を強いてしまうからなの。
でもここに強い味方があったんです。それはフリー画像レタッチソフトのGIMPです。少し癖のあるインターフェイスですが、アルファチャンネルも取り扱える優れものです。で、私はこれをマスターするのではなくて、Photoshop Elements5.0で作れるところまで作っておいて、顔のテクスチャーの最後の部分でGIMPでデフォルト睫毛が出るように加工して保存するだけに使いました。つまり必要最小限の使い方をしたんですね。
だからGIMPを使った最後の部分はテンプレートの取り込みとか、画像の取り込み、消しゴム、保存といったことを覚えるだけだったので3時間位で抜けられました。でも、出来たときはうれしかった。睫毛に掛かった時間は20日間くらいなので、素人しては普通よりちょと短かったかも。本当は自分のデザインした睫毛にしたかったけど、それは将来の課題ですね。次はテンプレートの合わせ目の問題についてお話します。
Posted by Sophiee Winkler at 13:31│Comments(0)
│スキン&シェイプ