2008年06月03日
嫌なうわさ
久しぶりにMMORPGの専門ブログのMassivelyを見てみたら、変なことが書いてありました。掻い摘んで言うと、毎年SLのAnniversaryは有志が勝手にお祝いしてきたけど、今年はどうやらリンデンラボが主導権を握ってやるみたいなんだって。このこと自体は別になんでもないけど、何故そうすることにしたのかっていうことで、憶測が憶測を呼ぶんですね。Tateru Ninoを始め、サンフランシスコに住んでるアメリカ人のブロガーは直接リンデンラボの職員やマネジャーにRLで会って話をすることができるので、いかにも本当らしい噂が漏れてくるんです。
今回の憶測は前に私も取り上げたシカゴの下院議員の「SLは子供を性的に危険にさらしている」という主張が背景にあるんだとか。つまり、このやらしい政治家が今SLの揚げ足を取ろうと必死になっているところに、有志がハチャメチャの騒ぎをやらかしたりして、そこにあのオヤジが性的な匂いを嗅ぎ取ったりすると、それでもって更に政治上の問題にしようとするに違いないという不安があるというわけ。
そこでそういうことをやらかす恐れのあるグループを排除するために、リンデンラボの自由になる土地で5周年記念の会をやることを考えているらしいのね。最近はSLを意図的に貶めるようなメディアも出てきて、これとシカゴの下院議員が結果としてはつるんでいる恰好で、リンデンラボは防衛姿勢を取らざるを得ないんだとか。スパイ探しももう始まっているんでしょうね。
で、この反SL勢力が勝利して、リンデンラボのサービスに様々な規制が加えられるかもしれない。例えば、アメリカの法律の効力の及ばない地域にはサービスさせない。つまりアメリカ以外のPCはアクセスできなくなり、アメリカでもユーザーが成人の認証をしなければならなくなる。
可能性は確かに少ないけど、そのような事態が出現したときにはSLにとっては致命的なことになってしまうので、リンデンラボは真剣に憂慮しているんですって。本当にそうなら私たちはある日突然に消滅してしまうわけね。まるで地球が何倍もの大きさの隕石に衝突されたみたいにね。
通常そのような恐れのあるときにはRLでは自分たちの利益を代弁する政治家を雇います。つまり、緊張が存在する場所では武装することが当然になり、否が応でも政治に巻き込まれていくことになるんです。次善の策としては、今のうちにデータセンターを海外に移して、最悪そこで再起することも考えるというのがあります。私はそれを勧めますけど、お金掛かるからやらないでしょう。
私って生まれてからまだ一年経ってないけど、はかない命だったわね。みなさんもお元気で。
Posted by Sophiee Winkler at 13:31│Comments(0)
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