2009年06月29日
分かるでしょ?

Massivelyによれば、「コミュニティ・スタンダード」の改訂を行なったようです。ようですというのは、別に私のところにはお知らせが来ていないからです。SLの「サービス契約」は二つの文書からできており、一つが「サービス条項(Term of Service)」あるいは「サービス規約」と呼ばれるもので、これは頻繁に改訂されてきました。
突然インベントリーが失われても責任もたないとか、違反者はいつでもアカウントを抹消されてお金も土地も返ってこないとか、主にリンデンの義務を軽くするような規定が読むのが嫌になるほど書いてあるものです。
それからもう一つはこの「コミュニティ・スタンダード」で、二つを合わせて「サービス契約」ということになります。今回改訂されたのは土地のコンテンツのレーティング、つまりZindra大陸などのAdult,それから従来のMature とPGの区別についてです。
しかし、Tateru Ninoは別の点に着目しています。それは今まで散々議論され、それに従ってリンデンラボによって執行されてきた規則が明示されていないということです。それらは、
(1) 銀行業務の制限
(2) 賭博行為の禁止
(3) 小児性愛の制限
(4) トラフィック値の操作(キャンプやBots)
(5) その他
あなたが新人であればこれらの知識はないので、色んな人に聞いたり、自分で調べたりする必要があります。なぜならこれらの暗黙の規則は明示された規則と同様、リンデンラボによって運用され、あなたは警告を与えられたり、Banされたりしてしまうからです。BanというのはSLにログインできないことですが、それが無期限であれば、アカウントが抹消されたのと同じになってしまいます。そしてアカウントが抹消されるということは、アバターの操作もできず、持ち物も、土地も、リンデンドルも利用できなくなってしまうということです。
リンデンの真意はどこにあるのでしょうか?私が思いつくのは、制限を加えたり禁止したりするということは、その存在を認めたことになるので文書化しないということです。なんか中世のキリスト教やバチカンの法王庁の戒律みたいじゃないですか?「文化」は黙示的であるべきで、文書化に馴染まないといいたいのですね。これってカリフォルニアではなくてヨーロッパの文化ですね。やっぱりリンデンとSLの世界って、民主主義じゃなくて中世の封建制社会なんだって、前々からの思い込みが強化されてしまいました。
つまり、「これは誰でも知っていることだし、常識を持った大人なら慮(おもんばか)れるでしょ?」っていう、ちょっと意地悪で古臭いものが、私たちの立っている地面の下を流れているんですね。
Posted by Sophiee Winkler at 13:11│Comments(0)
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