2011年02月23日
Meshって何(2)

このブログは私がSLの中の出来事やSLに関する他のブログに触発されて、色々考えたことを書いています。でも手に入る情報は限られているので、そこからああでもない、こうでもないと考えるということは、ほとんど妄想に近いものになる場合があります。
さて、Meshが導入されるとどんなことになるのでしょうか? まず、メリットの第一はRLで一般的なポリゴンメッシュをお仕事に使っているような人々、例えば企業のデザイナー、エンジニアのような人達が、自分の慣れ親しんだ技術を使ってSLでもものづくり、趣味や娯楽が追求できるということに気付いて、SLを始めるということが考えられます。
次に、既存のSL住民もさらに複雑なオブジェクトを作れるようになって、SLでの滞在時間が増えたり、自分の才能を伸ばす可能性が広がります。
それからMeshでは一辺64Mの巨大なオブジェクトが作れますから、その面でも表現力がアップされるし、人間は大きなものを作れる場合には、その最大限のものをつくってしまう性質があるので(例えばスカイツリー)、既存のSimでは足りなくなり、土地が売れますね。土地の一区画を賃貸していた人も独立したSimが欲しくなるはずです。
新たな商品やアートが出現し、経済は活発化し、土地が売れます。と、ここまではいいことづくめ。でもデメリットもあるでしょう。
例えばそのようなRLの3次元モデリングのプロが入ってくると、今までの半玄人のような住民は叶わないかもしれません。また、いままで営々と作り貯めてきた商品は、相対的に価値が減ってしまうということにもなるでしょう。
アバターの表現方法が変わったりすると(どうもそんな匂いがする)、私なんかが作ってきたスキンやシェイプも一からやり直すということになるでしょう。自分では精一杯頑張って作ったケトルやストーブもとても陳腐でプリミティブな存在になってしまうかもしれないのです。
技術、技量の幅がとても広がるので。特に技術もなくSLに入ってきた普通の人は、圧倒されてものづくりの意欲が出ないかもしれないですね。つまり、選択の幅が増える一方で、RLの弱肉強食の世界に近づくということになります。
こういった不安は今は普通に使われているスカルプティッド・プリムが導入されたときにもありました。だからこの新技術もやがてはSLに馴染んで、私達は平気な顔で日常を楽しむことができるようになるのかもしれません。
いずれにしても、これによってSLは益々他のGridに差をつけることになるのでしょう。そして何よりも、このポリゴンメッシュ方式のモデリング技術は、技術オタクの集団であるリンデンラボとそれにお金を投資して、何倍ものリターンを目論んでいる経営者層との両方にとって、同床異夢を続けていける新たな共通の拠りどころなのです。
Posted by Sophiee Winkler at
13:02
│Comments(0)