2011年04月25日
突然の増殖

Tateru NinoによればSLの新規登録アカウント数が4月中旬以降急激に伸びているのだそうです。普通一日当たり1万1千から1万2千のアカウントが作られているのですが、最近はこれが1万7千程度にまで増加したのです。
リンデンラボは例によって理由を明らかにしていませんし、Ninoも推測以外の根拠はないと言っています。ただ、Concurrencyは上がっていないので、サインアップしたけれどSLを楽しんでいる訳ではないというのが分かります。
とくに新しいユーザーを惹きつけるものが加わったわけではないので、何か新しい市場やアクセスの方法が開発されたということではないでしょうか?Nino は現在リンデンラボに更なるデータを求めているそうで、もし新しいことが分かれば記事になるでしょう。
以前リンデンラボが一挙に80万ほどのアカウントを消したという出来事がありました。これはSLに関心がなくてもアカウント名をどんどん登録して、それを欲しい人に売るという商売を目論む動きが背後にあったと言われています。このときは登録だけして一度もログインの実績がないアカウントをまとめて抹消したもので、どこからも文句が出ていないので、おそらくアカウント転売のねらいというのは実際にあったのだと思います。
私の乏しい想像力ではやはり今回も同様にアカウント転売を目論んだ人たちがいるのではないかと思います。例えば中国なんかで、SLをあまり知らない人達の間で「SLのアカウントを転売すれば儲かる」という噂が広まったりしたのではないかと思ったりします。
あり得ないけど面白い想像としては、リンデンラボがユーザーを増やそうとして発展途上国でSLでアカウントを作らないと起動しない安いPCを大量に配ったなんていうのはどうでしょうか?安いPCなのでログインはうまくいかないのです。
あるいは私たちの気がつかないうちにブラウザベースでSLができることになり、みんなそれで一杯アカウントを作ったのだけれど、やっぱりうまく働かなくてログインできなかったなんていうのはどうでしょうか?