2011年04月28日
熱くて冷たい戦い

Sony がPlayStation 向けのNetwork Game(PSN) でハッカーの侵入に合い、ユーザーの情報を盗まれてしまった問題が拡大しています。7000万アカウントに上るとか。本当にそんなすごい数なのでしょうか?
それで早速米国ではSony Computer Entertainment Americaに対してユーザー情報の流出を防がなかった廉で、集団訴訟が起こされました。
で、問題はリンデンラボもこれには結構焦っているということで、改めてセキュリティの再確認、向上を検討しているのです。「他山の石」というわけですが、こういうことになると機敏なんですね。
焦点はカード情報をどれ位守れるかということと、ガードが甘ければユーザーはカード会社から損失を補填されたとしても、こんどはカード会社とリンデンラボの間の訴訟になるのです。
さて、ハッカーの猛威は留まるところを知りませんが、私はそろそろ国際的なサイバーテロの摘発と処罰のキャンペーンが秘密裏に国家間で実行に移されるのではないかと思っています。放っておくと面白半分に核兵器や防衛機密にアクセスして甚大な被害が生じるかもしれないからです。
まあ、おおっぴらに宣言してやるものでもないので、見えないところで新たな「冷戦」が進行中なのかもしれません。