2008年12月06日
面白いセミナー
先日行われたIBMバーチャルセミナーをビデオで視聴しました。テーマは「3Dインターネットの将来」というものです。演者はIBMの担当の人以外には3DiのCTO,デジハリの教授、電通の金融ソリューション部長さんです。みなさんそれぞれ興味深いお話でしたが、とくに3Diとデジハリが面白かったですね。
でも将来の話なのでどうしても抽象的になってしまいます。それでこれに続く参加者の質問と対比するととても面白いというかズレが発生していました。例えば参加者は現在のSLを前提として質問するので、SLがブレークするのは何時になるのかとか、ハード的に敷居が高いのは何とかならないのかとかいうのがあって、これはとても現実的な質問なので各パネリストは明快には答えられないのです。
それから「SLの中での会議と通常のTV会議とはどう違うのか?」という初歩的かつ本質的な質問に対しても、話の土俵を広げて説明をすることはできても、ズバリこうだという答えにはならず、まあ発展途上の技術だからみたいなものになってしまいます。3D会議の利点の一つに「直接相手にアイデンティティーを知られないことの気安さ」が挙げられていましたが、そんな自分の意見にコミットできない人の集まりには意味はありませんね。まあダべリングならいいのかも。
未来の夢や可能性については饒舌に語れても、現在アバターが持っているフラストレーションについては歯切れが悪くなってしまうのは現状のSLやその他のSNS,インターバースの状況をよく表していますね。NekoLinkさんが「SLの将来のブレークの時期」について質問していたのも面白かったです。もちろんご本人なりの読みはあるんですが。
でも時々こんな風に世の中の人、アバターではなくほとんど100%両足がRLにある人で常にSNSやIT技術のことをビジネスとして考えている人たちのお話を聞くのもとても参考になります。