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プロフィール
Sophiee Winkler
Sophiee Winkler
2007年6月生まれ。MagSLの原宿に住んでて、HARAJUKU PLACE というお店をやってます。景観商品とか小物が中心です。最近はスキンとシェイプに凝っています。
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2010年06月08日

みんなが多重人格?



さて、Woodbury Univ.やEmerald ViewereやGrieferといった一連の問題について外国のSL関連ブログの情報をお伝えして来ました。でも、正直よく分からない部分が少なくないですね。

 世界では日本と比べると不良住民も多いし、どの誰をとっても純真無垢で完全無欠という人はいなくて、必ず個性的な行動や主張の持ち主が登場してきます。それにリンデンラボも絡んでとても複雑な動きになるので、どう解釈していいのか途方に暮れてしまいます。

 さらに色んな団体で人を色分けしてみようとしても、実際には同じ人が複数のグループを掛け持ちしていたり、別アカを複数のメンバーで使っていたりして、単純に正邪を決め付けることができません。だから、ブログを読んでいても分かり難いと感じられている方も多いと思います。

 しかし、その分かり難さに更に深く切り込んでいくヒントになりそうな記事が先日のArphaville Heraldに掲げられていました。なんと、Hreald 紙があのGrieferの総元締め、諸悪の根源みたいな人物へのインタビューに成功したのです。それは、

 Tizzers Foxchase という見掛けは女性のアバターです。そうそう、Modular Systemsのバリアーを破って会員の個人情報を盗んだ人物ですね。最初の大規模なWUの解体以後、WUでは最上級の幹部に属しています。この最初の大規模な追放劇とは2006年の9月16日にPhillip Rosedale(リンデンラボの創始者)により60名のメンバーが永久追放になったあの件です。罪状はGridを度々ダウンさせ、自分達のSimを面白半分に何度も落とし、性交の真似事に耽ったこと等(SimはPG)で、そのため返金なしに土地を取り上げられてしまったのでした。

 以下はHerald の記者のコメントです。

「WUの悪たれ餓鬼どもの罪はGridをクラッシュさせGriefer達に根城を与えたことよりはもう少し深刻で、恐らく彼等がリンデンラボの首脳陣をイラつかせたということが一番大きいだろう。

 最初はこういう始まり方だった。Justice League Unlimitedのメンバーと何人かのリンデンラボの社員がつるんでいて、JLUのWikiにあったGriefing 行為で訴えられた者たちと訴えた者たちの名前をWUの一派であるWrong Hands のメンバーが一般に公開するのに手を貸したのだ。」

 JLUというのは米国のコミックヒーローの扮装で、SLの中のGrieferを摘発する自警団という触れ込みで発足したグループでした。でも、誰に断ってコミックヒーローのコスチュームを身に着けていたのか、かなり怪しげですね。どう考えてもRLの著作権侵害だと思うけど、リンデンは取り締まって来なかった。そして彼等はGrieferの名前を記したデータベースを持っていたのですが、その情報源が一部のリンデンのスタッフだったのです。考えてみれば、リンデンからの情報がない限り、そのようなデータベースは作れません。

 「これに続いてWrong HandsによってEmerald Viewerの開発者の名前が明らかにされた。それはFractured Crystalで別の名をJcool410と名乗っていた。」

うん? これってちょっと変じゃないでしょうか?先日の記事でWUの一派としてこのJcool410が登場してきて、「悪戯は止める気は更々ない。」と述べていましたね。それとFractured Crystalの背後にいる人物が一緒なんですか?まるで多重人格ですね。今の段階では不可解ですが、もう少しHeraldの記事を読み進めましょう。

 「さらに暴露されたスキャンダルはリンデンラボの『ゲームの神様』が悪党グループと一緒になって如何わしい行動し、秘密のデータベースを作り、コミュニティ内の他者をスパイしていたということだ。

 それはこのようにも見ることができる。Wikiの情報が漏れたことはリンデンのガバナンスチームのなかに、ぴったりとしたスパンデックスのユニホームを着るのが好きな連中となあなあになってしまっているメンバーが何人かいるということだ。Fractured Crystalの問題は彼の意図、そしてその如何わしいバックグラウンドがWrong Hands一派によって暴露された、そしてEmerald Viewerの開発者によって行なわれた秘密のデータベース作りとその公表という事件が、リンデンラボの信用を著しく傷つけてしまった。なぜならリンデンラボは今や汚れてしまったEmerald Viewerとその開発者を(理想のパートナーとして)祝福することさえしていたからだ。

 ということで最もありそうな結論は、他の色々な説明がなかったとしても、この二つでWUの大規模Banには十分だということになる。Tizzers Foxchaseは当方の質問に対し巧妙にも次のように答えている。

 『今の時点では何が私たちの追放の最終的な引き金になったのかについては、はっきりとした証拠は思い当たらないのよ。』」

 問題を分かりやすくしようと思ったのに、怪人二十面相のようなFractured Crystalの姿が浮かび上がって来ましたね。そしてやはりリンデン内部の弱いリングの存在も想像通りあるのだとHeraldは考えているのです。さて、どんな展開になるのでしょうか?リンデンラボの中にいる「ゲームの神様」って誰?多分私たちが知らないだけで、こう書けばリンデンとその周辺では具体的な人物名は分かっているはずです。それではまた次回。
  

Posted by Sophiee Winkler at 15:32Comments(0)ビジネス