2010年06月02日
リンデンプライズ
5月29日のMassivelyの記事では「第2回年間リンデン賞」の最終選考候補10件が発表されています。その中にはSion Chickenも入っています。これについて反対のコメントも幾つか来ています。
http://www.massively.com/2010/05/29/the-virtual-whirl-linden-lab-short-lists-viral-poultry-for-huma/#continued
Patchouli Woollahra
「高く値付けされすぎているニワトリや餌のトウモロコシがどうして選考基準である『SL外での人々の生活を改善した』ことになるのだろうか?RLの農村のよく手入れされた庭と同じくらいの効果しかないと思うけど。」
Tateru Ninoは同じように考えて、リンデンラボに問い合わせたところ非公式な答えとして「SLの中で始められたビジネスの70%以上は結局失敗に終わるのだから、多くの人に受け入れられて続いているだけでも賞賛に値する。」というのが返ってきたということです。
Ninoから見るとSion Chickenは「タマゴっち」のヒヨコがプラスチックの容器から出てきたのとあまり変わらないのだそうです。
賞金はUS$1万ですが、Sion Chickenは十分に儲かっているから別にお金上げなくてもいいのではないかという意見や、いやいや貧乏クリエーターへの補助金というわけではないのだから、貰う資格はあるのだという意見もあります。
私が不思議なのは、Sion Chickenと同じようなペットは自分でスクリプト組めばできると思うのですね。多分私みたいな初級者でもがんばれば2ヶ月くらいで出来るのではないでしょうか?それならば餌代をどんどん取られることもないし、自分がログインしていないときは、チキンを停止させて地域の負荷を下げることもできます。
でも、そうしない人の方が断然多いということなので、ユーザーは子どもか時間のない人が多いのかなと思います。リンデンラボはSion Chickenのニワトリや卵の市場についてはその健全性や信憑性について調査したのでしょうか?どうみてもバブルなんですけどね。
画像はチェーンソーアートの工房のサイトにありました。
http://subana.soreccha.jp/d2009-03.html