2007年09月30日
SLのビジネス(その4)
リンデンラボのThe Land Storeを覗いてみれば、現在のSIMの予約状況がマップになっています。その中には日本人のグループや会社が予約をいれているグリッド(SIM)も少なくないのよ。なかには現状でSIMを数十持っていて、予約を120SIMほど入れている会社もありますね。
これを全部買って、管理料を払うと初期費用で3千万円、年間管理費が6千万円、合わせて9千万円ものお金が掛かります。このリスクを少人数で取ることはできないでしょう。そうすると、もしこのキャパを生かすということになると、どうしてもスポンサーなり、投資家が付いてくれる必要があるわね。
その場合、単に土地を貸したり、売ったりということよりも、そこで何をするか、RLの企業にとってどんなメリットを出すかということになります。RLの遊園地やイベント広場みたいなものを幾つもつくっても何の意味もないですね。RLの企業の看板やCMを流すのもナンセンス。ここで漸くRLとSLをつなぐビジネスシステムと総合的なコンテンツが必要になるの。
大企業はこれくらいのお金は遊び半分で出せるけど、全体的な企画、コーディネート、技術支援を含んだ「丸投げ」できる相手が求められるの。こういう総合サービスが提供できるのは誰かしら?幾つかのグループがありますね。確かにリスクはあるけど、ここまでいかないと、儲けることはできないような気がする。
でも、これって私達が望むことなの?SLを楽しむことかしら?全く違いますね。それはSLをネタに儲けようとしているだけで、SLの可能性を追求していることではないわ。私は、損得抜きでSLに新しいものを作ろうとしている個々のクリエーター達の方がよっぽど偉いと思うの。
でも、一方で個人でわずかのSIMを持って不動産業をやろうとしている人は、悲惨な未来しかないような気がする。それはSLの中の個人を相手にすることだし、大資本と闘うには、彼等が持っていない画期的なアイデアやセンスが必要とされるんだけど、結局はSIMの管理で手一杯になるのが精々ね。これも本来考えていたSLを楽しむということとは関係なくなってしまうんだわ。
こういった状況が改善するとしたら、そえは以前にいったように、爆発的な需要の伸びしかないような気がするの。でも、それは具体的にはどういうものなのかしら?