2009年06月12日
クリエータの実態(2)

クリエーターの実態という題はよくなかったかも。実態を知りたいということですね。具体的にはどんな人たちがSLのなかでものを作っていて、その人たちのRLとSLの力の配分ってどれくらいで、利益がでているのかどうか、なぜSLや他の仮想世界のなかでものをつくっているのか、どれくらいの数の人がいるのか、なんていうことですねこれはどこかに統計があったり、登録があったりして分かるというものでないので、全体像をつかんでいる人はいないでしょう。
そもそも仮想世界のクリエーターってどういう定義なのかが気になります。まあ、何かものをつくっている人ということです。ものにも色々あって、Yuzuru Jewell さんみたいに仮想世界の中でものづくりに使うRokuroとか、Tataraといったソフトウェアをクリエイトしている人たちもいれば、RLの写真をテクスチャー化して売っている人もいます。企業向けに建物の管理やメンテナンスを請け負っている人もいれば、私のようにほとんど自分の楽しみのために小物を作ってお家賃にも満たない収入を得ている人たちも多いでしょう。色んなイベントを企画して他の人を組織してそれを運営している人というのも一種のクリエーターなんでしょう。
このようにクリエーターといってもその範囲はとっても広くて、それを全部数え上げていくことは結構大変です。だから、どういう人がクリエーターでないのかを考えた方が早いのかもしれません。そうすると、仮想世界のなかで他の人とのコミュニケーションを楽しんだり、他の人が用意した様々なアミューズメントを楽しみ、イベントを観覧することに徹している人ということができます。まあ自分お家や家具くらいはつくるでしょうが、大抵は何でももらうか、買ってくる、お金が必要ならキャンプするということですね。RLでは凄腕のクリエーターでも、SLでは一切やらないというポリシーの人もいるはずです。
さて、これらの人達をどのように分類して、その数を掴むのかっていうのはとってもむずかしいでしょうね。デジハリの人なんか分かっているのかしら?まあ、なんでも登録して組織化するというのはお役所の発想みたいで、あまりSL的ではないような気もする。それにどんどん流動しているので、仮にある時点の実態を苦労してつかんだとしても、半年もすれば大分変わっていることでしょう。
それから私の知りたいのは、それぞれのクリエーターが何を考えているのかっていうことですね。何も考えてません、ただ面白いからやってます。面白くなくなったら止めます。RLいそがしいから止めました。なんていう人もいるだろうし。SLの大ブレークを夢見て、今はひたすら耐え忍んでますっていう人もいるでしょう。RLよりもSLで生きていくことに決めて、孤軍奮闘してますっていう人もいますよ。
danbo auerさんていうニワトリのアバターで有名な人がいます。彼の主催する「SL懸賞生活」とか「チャットカフェ」って誰でも知っているでしょうね。この人は仮想世界の中やRLとSLを結んで何か画期的なSNS的コミュニケーションシステムを開発しようと努力されてます。とっても意欲的な試みだけに、その難しさも一通りではなくて、結構苦労だろうなって思います。これはビジネスモデルのクリエーションの一種なのかな?
この辺りのことは一人で考えていてもなかなかわからないので、デジアカの「メタバース概論」なんかで三淵さんに聞いてみたりするのもいいですね。それともどこかに統計とかクリエーター協会とかあるのかしら?NaviSL でクリエーターのコミュニティとかあるのでそれも参考になるかもしれません。あるいは、Classified 広告の丁寧に見て行って一人ひとり拾っていくとかね。で、それが分かったとしてどうするつもりなのか?う~ん、単なる好奇心なんですけどね。SLってRLと比べると断然こういった情報が不足しています。