2009年06月23日
リンデン株の取引
16日付けのPEHubというブログにStratimという投資案件の転売取引専門のファンドがリンデンラボの株主の一人からそのほとんどの持ち株を買い取ったというニュースが載っていました。
リンデンラボは2年以上前に拡大のための資金が必要になって、4つのベンチャーキャピタルから合計で1900万US$を調達しました。それらはBenchmark Capital, Catamount Ventures, Globespan Capital Partners,Omidyar Networkです。まあ、20億円くらいのものですか。
今回Stratimが買ったのはこれらのVCからではなくて、ある個人からだそうです。そうなると会長のRosedaleあるいは最近やめたRobinHarper ,あるいはそれ以前の幹部からかも。名前や金額は明らかにされていないので、実際にはたいした数字ではないのかも。
MassivelyのTateru Ninoは、現状ではリンデンラボは大きな投資をしようとはしていないし、株式公開の予定もないので、会社としての動きではないと見ています。
これに付随して昔の記事を漁ったら、07年以前にリンデンラボはその株の10%相当を売ったと当時の幹部が語っていました。金額は5億ドルを超える額だそうです。これが本当なら会社全体の価値は50億ドルということで、日本円では5,000億円ということになってしまいます。どうも怪しいお話です。
そんなに多くのお金を手にできるのなら、幹部はとっくに引退しているはずだからです。このときも誰がその一部の株を手にしたのかについては明らかにされていないので、単なる景気付けの話と見るべきで、今これと同じことを言っても誰からも相手にされないでしょう。
プライベート・イクイティ・ファンドの業界も最近は大きな含み損を抱えて、解散するところも少なくありません。特に華々しい案件もないので、この程度のことが話題になるのですね。